JPS5911453Y2 - 発振用トランジスタの取付構体 - Google Patents

発振用トランジスタの取付構体

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Publication number
JPS5911453Y2
JPS5911453Y2 JP11886579U JP11886579U JPS5911453Y2 JP S5911453 Y2 JPS5911453 Y2 JP S5911453Y2 JP 11886579 U JP11886579 U JP 11886579U JP 11886579 U JP11886579 U JP 11886579U JP S5911453 Y2 JPS5911453 Y2 JP S5911453Y2
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JP
Japan
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transistor
oscillation
bead core
mounting structure
frequency
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JP11886579U
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JPS5636155U (ja
Inventor
一男 加藤
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は高周波発振器におけるトランジスタの実装構
造、特にテ゛イスク形トランジスタと異常発振防止用ビ
ーズコアを併用するUHFチューナの局部発振回路に好
適な発振用トランジスタの取付構体に関する。
UHFチューナの局部発振回路は発振周波数帯の高城側
で温度ドリフトが発生し易いほか、使用するトランジス
タ回路に依存する発振周波数上限値があり、この上限周
波数f8を越える周波数では発振停止する。
また、発振停止する上限周波数f5に近い程温度ドリフ
トも大きくなって安定した発振が得られずテレビ受像機
での安定した受像を阻害する。
ここで上限周波数f5はトランジスタ固有の特性である
F1の大きいものを選定すること、ペースリードインダ
クタンスを小さくすべくリード線を短くして配線するこ
と、更にはベースリード線に異常発振防止用ビーズコア
を使用することで変えられる。
しかし、ビーズコアを使用する場合の従来のトランジス
タ実装構体はプリント板表面側にトランジスタとビーズ
コアを載置し、トランジスタのリード線をビーズコアを
通して裏面側で半田付けするもの、あるいはプリント板
表面のざぐりした部分に置いたビーズコアを通してトラ
ンジスタのリード線を裏面側で半田付けするものであっ
た。
それ故に、不要なリードインダクタンスによる高城側で
の発振停止や不安定さが生ずるほかにプリント板のざぐ
り加工のために面倒且つ複雑な作業が要求されコスト上
昇を招くことにもなっていた。
本考案は上記に鑑み提案されたもの.であり、安定した
発振を所望する使用帯域内で安定して得る改良された高
周波発振用トランジスタの取付構体を提供することにあ
る。
すなわち、本考案の目的は絶縁基板のプリント配線側に
配置したディスク形トランジスタのベースリード線を基
板透孔部に部分的に嵌められたフエライト製大径薄形ビ
ーズコアを貫通させて配線ランドに半田付けして達或さ
れる。
要約すると、テ゛イスク形トランジスタのリード部材に
ビーズコアを装着する高周波発振回路装置であって、ト
ランジスタは絶縁基板のプリント配線側に実装されると
共にビーズコアはトランジスタ近傍に設けた絶縁基板の
透孔部に部分的に収容される状態で配置され、トランジ
スタのリード部材がビーズコアを貫通して所定のプリン
ト配線ランドで半田接続された発振用トランジスタの取
付構体である。
従って、リード部材を最短にして且つビーズコアの異常
発振阻止機能を発揮しつつ発振停止を起す上限周波数f
sを高め、その結果使用帯域内での温度ドリフトの影響
を排除した安定な発振を行なう。
また、絶縁基板の透孔部はプレス抜きの簡単な加工で形
威される。
以下本考案に係る実施例を図面を参照しつつ詳述する。
第1図は本考案に係るトランジスタの取付構体が利用さ
れるUHFチューナの局部発振回路の要部であり、発振
用トランジスタ1のベース用リード線2はフエライト・
ビーズコア3を装着する。
発振回路は、例えば、可変容量素子を含む同調回路によ
り発振周波数が決められる。
更にコンデンサ5〜7や抵抗8〜9を含み、端子10へ
の動作電圧の印加により駆動される。
ここで発振用トランジスタ1は、第2図に示すように、
ベース用リード部材2に挿着されたビーズコア3を備え
ており、絶縁基板11のプリント配線側配線ランド12
に半田13により実装される。
本考案の特徴は絶縁基板11にトランジスタ1の実装位
置に近接し透孔部14が設けられ、この透孔部14にビ
ーズコア3が部分的に収容されることにある。
このビーズコア3の配置構造はトランジスタ1のリード
部材2をこれにビーズコア3を装着しつつ略直線的状態
での半田付けを可能にして半田13とトランジスタ1間
のリードインダクタンスを最小にする。
従って、リードインダクタンスやストレーキャパシタン
スに依って発振停止を引き起す周波数上限値fsの低下
を防ぐ。
周波数上限値f5の低下防止は、結果的に、温度ドリフ
トに伴う受信周波数帯域内での妨害を排除または最小限
に止め良好な受信を得るチューナを提供する。
第3図は、従来及び本考案に係る構造の発振用トランジ
スタ実装構造における温度ドリフトを示している。
すなわち、プリント板の上面にビーズコアとトランジス
タを載置し下面側でそのリード線を半田接続する従来例
では点線15に示すドリフト特性であるのに対し本考案
に係る第2図の取付構体では実線16に示すドリフト特
性を得る。
これら両特性の違いはそれぞれの発振停止する周波数上
限値f,が従来の場合の点17から本考案の点18に推
移することであり、その結果、所望する受信周波数帯域
に対して本考案の構造ではドリフトの影響を実質的に無
にする。
このことはUHFチューナの特性改善に極めて有効であ
り、その実用的効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の前提となる発振回路図、第2図は本考
案に係る発振用トランジスタの取付構体の部分断面図、
及び第3図は本考案に係る構造による温度ドリフト特性
を示す特性図である。 1・・・・・・発振用トランジスタ、2・・・・・・リ
ード部材、3・・・・・・ビーズコア、11・・・・・
・絶縁基板、12・・・・・・配線ランド、13・・・
・・・半田、14・・・・・・透孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テ゛イスク形トランジスタのリード部材にビーズコアを
    挿着した高周波発振回路装置において、前記トランジス
    タは絶縁基板のプリント配線側に、また、前記ビーズコ
    アは絶縁基板の透孔部にその一部を収容してそれぞれ配
    置され、前記リード部材は略直線状にして前記ビーズコ
    アを挿通して所定のプリント配線ランド.,に半田結合
    したことを特徴とする発振用トランジスタの取付構体。
JP11886579U 1979-08-29 1979-08-29 発振用トランジスタの取付構体 Expired JPS5911453Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11886579U JPS5911453Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 発振用トランジスタの取付構体

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JP11886579U JPS5911453Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 発振用トランジスタの取付構体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5636155U JPS5636155U (ja) 1981-04-07
JPS5911453Y2 true JPS5911453Y2 (ja) 1984-04-09

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ID=29351072

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JP11886579U Expired JPS5911453Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 発振用トランジスタの取付構体

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