JPS6023960Y2 - チユ−ナ用トリマ−コンデンサ - Google Patents
チユ−ナ用トリマ−コンデンサInfo
- Publication number
- JPS6023960Y2 JPS6023960Y2 JP868080U JP868080U JPS6023960Y2 JP S6023960 Y2 JPS6023960 Y2 JP S6023960Y2 JP 868080 U JP868080 U JP 868080U JP 868080 U JP868080 U JP 868080U JP S6023960 Y2 JPS6023960 Y2 JP S6023960Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trimmer
- circuit board
- printed circuit
- shield plate
- piece
- Prior art date
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はチューナ用トリマーコンデンサに係り、特にテ
レビジョンなどに用いる電子同調型チューナに使用して
好適なチューナ用トリマーコンデンサに関する。
レビジョンなどに用いる電子同調型チューナに使用して
好適なチューナ用トリマーコンデンサに関する。
テレビジョンに用いる電子同調型チューナにおいては一
般に、プリント基板は金属ケース内に収容されており、
該プリント基板上に実装されたUHF回路部、VHF回
路部又はその他の回路部間はシールド板で仕切られ互い
にシールドされている。
般に、プリント基板は金属ケース内に収容されており、
該プリント基板上に実装されたUHF回路部、VHF回
路部又はその他の回路部間はシールド板で仕切られ互い
にシールドされている。
第1図は従来の電子同調型チューナの内部を示す斜視図
であり、1は金属ケース、2はプリント基板でUHF回
路、VHF回路、その他の回路を構成するトランジスタ
、抵抗等の電子部品、同調素子等が実装されている。
であり、1は金属ケース、2はプリント基板でUHF回
路、VHF回路、その他の回路を構成するトランジスタ
、抵抗等の電子部品、同調素子等が実装されている。
3はプリント基板2上のUHF回路、VHF回路間等を
仕切り、互いに静電的にシールドするシールド板、4は
UHF回路が実装されている小室、5は小室4内に収納
されたライン棒5とプリント基板2間に半田付により接
続されたコンデンサであり、ライン棒5とコンデンサ6
とでUHF回路の1八波長共振器が構成されている。
仕切り、互いに静電的にシールドするシールド板、4は
UHF回路が実装されている小室、5は小室4内に収納
されたライン棒5とプリント基板2間に半田付により接
続されたコンデンサであり、ライン棒5とコンデンサ6
とでUHF回路の1八波長共振器が構成されている。
7はライン棒5の先端に固着された定トリマー片でトリ
マーコンデンサの固定電極を構成している。
マーコンデンサの固定電極を構成している。
8はプリント基板2に立設せられた可動トリマー片でト
リマーコンデンサの可動電極を構成し、足部8aと電極
部8bとを有している。
リマーコンデンサの可動電極を構成し、足部8aと電極
部8bとを有している。
尚、可動トリマー片8の足部8aはプリント基板2に形
成した穴部に挿入され、これによりプリント基板上の銅
箔を介してシールド板に接続されており、一方電極部8
bは固定トリマー片7と対向している。
成した穴部に挿入され、これによりプリント基板上の銅
箔を介してシールド板に接続されており、一方電極部8
bは固定トリマー片7と対向している。
そして、可動トリマー片8を矢印方向に屈曲させて固定
トリマ片7との対向距離を変えれば前記共振器を構成す
るコンデンサ容量が変化し、共振周波数を微調整するこ
とができる。
トリマ片7との対向距離を変えれば前記共振器を構成す
るコンデンサ容量が変化し、共振周波数を微調整するこ
とができる。
ところで、最近チューナの小型化にともなって金属ケー
スが非常に小さくなってきている。
スが非常に小さくなってきている。
しかし前記トリマーコンデンサの容量はケースの小型化
に応じて小さくするわけにはゆかず、このため可動トリ
マー片の大きさが相対的に大きくなり、トリマーコンデ
ンサの容量調整幅すなわち物理的な移動距離が少なくな
って、容量の可変範囲が非常に狭くなってしまう問題が
生じている。
に応じて小さくするわけにはゆかず、このため可動トリ
マー片の大きさが相対的に大きくなり、トリマーコンデ
ンサの容量調整幅すなわち物理的な移動距離が少なくな
って、容量の可変範囲が非常に狭くなってしまう問題が
生じている。
又、上記従来の電子同調型チューナにおいてはシールド
板3と可動トリマー片8の電極部8b間が足部8a及び
プリント基板上の銅箔を介して互いに接続されるため、
抵抗分の増加によりQが低下するという問題があった。
板3と可動トリマー片8の電極部8b間が足部8a及び
プリント基板上の銅箔を介して互いに接続されるため、
抵抗分の増加によりQが低下するという問題があった。
更に、可動トリマー片8は独立した1個の部品として取
扱わなくてはならないので部品管理が煩雑となり、又製
造費や取付費用もさかんでいた。
扱わなくてはならないので部品管理が煩雑となり、又製
造費や取付費用もさかんでいた。
従って、本考案は金属ケースを小さくしても、充分に可
動トリマー片の調整幅をとることができ、しかもQの低
下を防止することができるチューナ用トリマーコンデン
サを提供することを目的とする。
動トリマー片の調整幅をとることができ、しかもQの低
下を防止することができるチューナ用トリマーコンデン
サを提供することを目的とする。
又、本考案は可動トリマー片を独立した1個の部品とし
て取扱う必要のないチューナ用トリマーコンデンサを提
供することを別の目的とする。
て取扱う必要のないチューナ用トリマーコンデンサを提
供することを別の目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に従って詳細に説明する。
第2図は本考案に係るチューナ用トリマーコンデンサの
斜視図、第3図は同一部拡大詳細図であり、従来例と同
一部分には同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
斜視図、第3図は同一部拡大詳細図であり、従来例と同
一部分には同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
13.13’はプリント基板2上のUHF回路、VHF
回路等を仕切り、互いに静電的にシールドするシールド
板で、シールド板13の一部分は外方へ突出せしめられ
て凹部13aが形威されている。
回路等を仕切り、互いに静電的にシールドするシールド
板で、シールド板13の一部分は外方へ突出せしめられ
て凹部13aが形威されている。
尚、13b、13b’(第3図)は足部であり、凹部1
3aの底部13cとプリント基板2の表面間には所定長
りの隙間が形威され、又足部13b’が凹部13aの下
方に形威されている。
3aの底部13cとプリント基板2の表面間には所定長
りの隙間が形威され、又足部13b’が凹部13aの下
方に形威されている。
18はトリマーコンデンサの可動電極を構成する可動ト
リマー片で、電極部18a、18b及び部分的に屈曲せ
しめられた足部18cを有し、電極部18aとfBb間
は間隙部18dにより分離せしめられている。
リマー片で、電極部18a、18b及び部分的に屈曲せ
しめられた足部18cを有し、電極部18aとfBb間
は間隙部18dにより分離せしめられている。
そして、シールド板13の1つの足部1b’と、可動ト
リマー片18の足部18cの1部分18C′は共にプリ
ント基板2に設けた穴(図示せず)に挿入、半田付けさ
れ互いに電気的に接続されると共に、プリント基板上の
アースパターンと接続される。
リマー片18の足部18cの1部分18C′は共にプリ
ント基板2に設けた穴(図示せず)に挿入、半田付けさ
れ互いに電気的に接続されると共に、プリント基板上の
アースパターンと接続される。
さて、本考案においてLJHF回路のlへ波長共振器の
コンデンサ容量を変えるには電極部18a。
コンデンサ容量を変えるには電極部18a。
18bの一方又は双方を矢印方向に適当に湾曲させ、固
定トリマー片7との対向距離を変えればよい。
定トリマー片7との対向距離を変えればよい。
か)る本考案においてはシールド板13の一部を外方へ
突出させて凹部13aを形威し、しかも該凹部の入口に
弯曲可能な如く可動トリマー片18を配設しているから
、該可動トリマー片を凹部13a内方に折り曲げること
ができ、即ち可動トリマー片18の移動範囲を十分にと
ることができ、トリマーコンデンサの可変容量範囲を大
きくすることができる。
突出させて凹部13aを形威し、しかも該凹部の入口に
弯曲可能な如く可動トリマー片18を配設しているから
、該可動トリマー片を凹部13a内方に折り曲げること
ができ、即ち可動トリマー片18の移動範囲を十分にと
ることができ、トリマーコンデンサの可変容量範囲を大
きくすることができる。
又、シールド板13の足部13b’と可動トリマー片1
8の足部18cが共に、プリント基板2に形威した穴部
に挿入し、半田付けされているから、プリント基板上の
銅箔を介さずに同一電位に維持できQの低下はない。
8の足部18cが共に、プリント基板2に形威した穴部
に挿入し、半田付けされているから、プリント基板上の
銅箔を介さずに同一電位に維持できQの低下はない。
更に、凹部13aの底部13cとプリント基板2の表面
間には長さLの隙間が形威されているから、シールド板
を突出される側においては該凹部の下に抵抗等高さの低
い部品を実装でき実装範囲が狭められることもない。
間には長さLの隙間が形威されているから、シールド板
を突出される側においては該凹部の下に抵抗等高さの低
い部品を実装でき実装範囲が狭められることもない。
又、シールド板13には大きな切り溝、窓をあける必要
がなくシールド効果を充分に維持できる。
がなくシールド効果を充分に維持できる。
第4図は本考案に係るチューナ用トリマーコンデンサの
別の実施例を説明する部分斜視図である。
別の実施例を説明する部分斜視図である。
尚、第2図、第3図と同一部分には同一符号を付してい
る。
る。
第4図において第2図、第3図と異なる点はシールド板
13と可動トリマー片18とを打抜き加工等により一枚
の金属板で一体に形威し、しかる後可動トリマー片18
を折り曲げ構成した点である。
13と可動トリマー片18とを打抜き加工等により一枚
の金属板で一体に形威し、しかる後可動トリマー片18
を折り曲げ構成した点である。
この第4図のチューナ用トリマーコンデンサによれば可
動トリマー片18を独立した1個の部品として管理、取
扱う必要がなく、又1回の挿入操作でシールド板と可動
トリマー片の挿入が完了するため取付費用等を低減でき
る。
動トリマー片18を独立した1個の部品として管理、取
扱う必要がなく、又1回の挿入操作でシールド板と可動
トリマー片の挿入が完了するため取付費用等を低減でき
る。
以上、本考案を実施例に従って詳細に説明したが、本考
案は上記実施例の如く1ハ波長共振器に用いられるだけ
でなく、11皺長共振器にも適用できる。
案は上記実施例の如く1ハ波長共振器に用いられるだけ
でなく、11皺長共振器にも適用できる。
又、固定トリマー片をライン棒を固定するものとして説
明したが固定トリマー片は必らずしもライン棒と一体で
なくてもよく、要は可動トリマー片と対向配設されてい
ればよい。
明したが固定トリマー片は必らずしもライン棒と一体で
なくてもよく、要は可動トリマー片と対向配設されてい
ればよい。
以上、本考案によれば金属ケースを小さくして充分に可
動トリマー片の移動距離をとることができ、しかもQの
低下を防止することができる。
動トリマー片の移動距離をとることができ、しかもQの
低下を防止することができる。
又、凹部とプリント基板表面間に隙間があるため、凹部
の下に抵抗等を実装できシールド板が突出せしめられた
側の実装面積が小さくなることもない。
の下に抵抗等を実装できシールド板が突出せしめられた
側の実装面積が小さくなることもない。
更にシールド板には大きな切り溝や窓をあける必要もな
いのでシールド効果を十分に維持できる。
いのでシールド効果を十分に維持できる。
又、シールド板と可動トリマー片と一体に形成したから
、部品管理が容易であり、取付費用も低減せしめること
ができる。
、部品管理が容易であり、取付費用も低減せしめること
ができる。
第1図は従来の電子同調型チューナの一部破断斜視図、
第2図は本考案の実施例を示す一部破断斜視図、第3図
は同一部拡大詳細図、第4図は本考案の別の実施例を示
す一部拡大詳細図である。 1・・・・・・金属ケース、2・・・・・・プリント基
板、3・・・・・・シールド板、4・・・・・・小室、
5・・・・・・ライン棒、6・・・・・・コンデンサ、
7・・・・・・固定トリマー片、8・・・・・・可動ト
リマー片、8a・・・・・・足部、8b・・・・・・電
極部、13. 13’・・・・・・シールド板、13a
・・・・・・凹部、13b、13b’・・・・・・足部
、13c・・・・・・底部、18・・・・・・可動トリ
マー片、18a、18b・・・・・・電極部、18c・
・・・・・足部、18d・・・・・・間隙部。
第2図は本考案の実施例を示す一部破断斜視図、第3図
は同一部拡大詳細図、第4図は本考案の別の実施例を示
す一部拡大詳細図である。 1・・・・・・金属ケース、2・・・・・・プリント基
板、3・・・・・・シールド板、4・・・・・・小室、
5・・・・・・ライン棒、6・・・・・・コンデンサ、
7・・・・・・固定トリマー片、8・・・・・・可動ト
リマー片、8a・・・・・・足部、8b・・・・・・電
極部、13. 13’・・・・・・シールド板、13a
・・・・・・凹部、13b、13b’・・・・・・足部
、13c・・・・・・底部、18・・・・・・可動トリ
マー片、18a、18b・・・・・・電極部、18c・
・・・・・足部、18d・・・・・・間隙部。
Claims (3)
- (1)プリント基板上の各部間を仕切るシールド板の一
部分を突出させることにより凹部を形成し、該凹部の入
口にトリマーコンデンサの可動電極を配設すると共に、
前記シールド板の足部と可動電極の足部とを前記プリン
ト基板に形成した穴に挿入して互いに電気的に接続し前
記可動電極をトリマーコンデンサの固定電極に対して移
動させてコンデンサ容量を変化せしめることを特徴とす
るチューナ用トリマーコンデンサ。 - (2)前記シールド板と可動電極とを一体に構成したこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
のチューナ用トリマーコンデンサ。 - (3)前記凹部の底部とプリント基板との間に隙間を持
たせたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1
)項記載のチューナ用トリマーコンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP868080U JPS6023960Y2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | チユ−ナ用トリマ−コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP868080U JPS6023960Y2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | チユ−ナ用トリマ−コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56110646U JPS56110646U (ja) | 1981-08-27 |
JPS6023960Y2 true JPS6023960Y2 (ja) | 1985-07-17 |
Family
ID=29605350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP868080U Expired JPS6023960Y2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | チユ−ナ用トリマ−コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023960Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59101536U (ja) * | 1982-12-25 | 1984-07-09 | ミツミ電機株式会社 | チユ−ナのシ−ルド板構造 |
-
1980
- 1980-01-28 JP JP868080U patent/JPS6023960Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56110646U (ja) | 1981-08-27 |
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