JPS607466Y2 - チュ−ナ用トリマコンデンサ - Google Patents
チュ−ナ用トリマコンデンサInfo
- Publication number
- JPS607466Y2 JPS607466Y2 JP18316579U JP18316579U JPS607466Y2 JP S607466 Y2 JPS607466 Y2 JP S607466Y2 JP 18316579 U JP18316579 U JP 18316579U JP 18316579 U JP18316579 U JP 18316579U JP S607466 Y2 JPS607466 Y2 JP S607466Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trimmer
- piece
- capacitor
- tuner
- metal case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビジョンなどに用いる電子同調型チューナ
の構造に関する。
の構造に関する。
テレビジョンに用いるＬＪＨＦ電子同調型チューナは、
箱状の金属ケースの中をシールド板で仕切って小室を設
け、これら小室の中にトランジスタや抵抗などの電子部
品を配設するほか、分布定数回路の同調素子を配設する
。
箱状の金属ケースの中をシールド板で仕切って小室を設
け、これら小室の中にトランジスタや抵抗などの電子部
品を配設するほか、分布定数回路の同調素子を配設する
。
第１図は従来型のＵＨＦ電子同調チューナの内部を示す
斜視図であり、図中、１は金属ケース、２は金属ケース
１内を仕切るシールド板、３は金属ケース１とシールド
板２とで形成された小室内に収納されたライン棒、４は
ライン棒３と金属ケース１の底壁１ａ間に接続されたコ
ンデンサでありこのライン棒３とコンデンサ４で１７４
波長共振器を構成している。
斜視図であり、図中、１は金属ケース、２は金属ケース
１内を仕切るシールド板、３は金属ケース１とシールド
板２とで形成された小室内に収納されたライン棒、４は
ライン棒３と金属ケース１の底壁１ａ間に接続されたコ
ンデンサでありこのライン棒３とコンデンサ４で１７４
波長共振器を構成している。
５はライン棒３の先端に固着されたトリマー片、６は底
壁１ａに立設されたトリマー片で、前記トリマー片５と
相対向して配設され、これら２つの対向距離と対向面積
を変えて共振回路を構成するコンデンサ容量を変化させ
、共振周波数を微調整するものである。
壁１ａに立設されたトリマー片で、前記トリマー片５と
相対向して配設され、これら２つの対向距離と対向面積
を変えて共振回路を構成するコンデンサ容量を変化させ
、共振周波数を微調整するものである。
ところで、上述の如きＩＪＨＦ電子チューナのトリマー
コンデンサの一方のトリマー片は、アースとなる金属ケ
ースの底壁１ａに取付けられている。
コンデンサの一方のトリマー片は、アースとなる金属ケ
ースの底壁１ａに取付けられている。
最近、チューナの小型化にともなって、金属ケースも非
常に小さくなって来たが、トリマーの容量をも小さくす
るわけには行かない。
常に小さくなって来たが、トリマーの容量をも小さくす
るわけには行かない。
そこで、トリマー片の大きさが、相対的に大きくなり、
トリマーの調整幅すなわち物理的な移動距離が少なくな
って、容量の可変範囲が非常に狭くなってしまう。
トリマーの調整幅すなわち物理的な移動距離が少なくな
って、容量の可変範囲が非常に狭くなってしまう。
又、トリマー片６は独立した１個の部分として取扱わな
ければならないので、部品管理もたいへんであり、製造
費や取付費用もかさむ。
ければならないので、部品管理もたいへんであり、製造
費や取付費用もかさむ。
本考案は上述の如き従来の欠点を改善する新規な考案で
あり、その目的は、共振回路にトリマーコンデンサを設
けたチューナにおいて、トリマーコンデンサの構造をで
きるだけ簡単にしてトリマーコンデンサの容量変化量を
大きくとることができるような構造を提供することにあ
る。
あり、その目的は、共振回路にトリマーコンデンサを設
けたチューナにおいて、トリマーコンデンサの構造をで
きるだけ簡単にしてトリマーコンデンサの容量変化量を
大きくとることができるような構造を提供することにあ
る。
次に本考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第２図に示す斜視図において、１は金属ケース、２ａ及
び２ｂはシールド板、３はライン棒、４はコンデンサ、
５はトリマー片である。
び２ｂはシールド板、３はライン棒、４はコンデンサ、
５はトリマー片である。
７はシールド板２ｂからトリマー片５方向にＬ字型に切
起されたトリマー片であり、第３図に示すように、先端
７ａを矢印方向に移動させることによってトリマー片５
と７との間隔を変え、トリマーコンデンサの容量を変化
させるものである。
起されたトリマー片であり、第３図に示すように、先端
７ａを矢印方向に移動させることによってトリマー片５
と７との間隔を変え、トリマーコンデンサの容量を変化
させるものである。
第４図は、トリマーコンデンサの別の実施例を示す斜視
図である。
図である。
この実施例は、トリマー片７の根部８に２つの切込み７
ｂ、７ｃを設けてあり、トリマー片７は前記実施例と同
様前後方向（矢印Ａ−Ａ方向）に揺動してトリマー片５
との対向距離を変えることもできるし、それに加えて矢
印Ｂ−Ｂ方向へも回動させて対向面積を変化させること
もできる。
ｂ、７ｃを設けてあり、トリマー片７は前記実施例と同
様前後方向（矢印Ａ−Ａ方向）に揺動してトリマー片５
との対向距離を変えることもできるし、それに加えて矢
印Ｂ−Ｂ方向へも回動させて対向面積を変化させること
もできる。
なお、第２の実施例において、切込みを一方端のみに設
けるような構成をとってもよい。
けるような構成をとってもよい。
第５図は第３の実施例を示す斜視図であり、図中、７ｄ
はトリマー片７に縦方向に設けたスリットである。
はトリマー片７に縦方向に設けたスリットである。
この実施例においてはスリット７ｄにより分割されたト
リマー細片７ｅ、７ｅ・・・を１個又は数個折り曲げて
、トリマー片５と対向する距離を部分的に変更してトリ
マーコンデンサの容量を変化させるもである。
リマー細片７ｅ、７ｅ・・・を１個又は数個折り曲げて
、トリマー片５と対向する距離を部分的に変更してトリ
マーコンデンサの容量を変化させるもである。
なお、第４図に示したトリマー片７にスリット７ｄを設
けるような構造もとることができる。
けるような構造もとることができる。
なお、本考案は上記実施例の如＜Ｉ！４波長共振器に用
いられるだけでなく、１１皺長共振器にも適用できる。
いられるだけでなく、１１皺長共振器にも適用できる。
また、ライン棒に設けられたトリマー片はライン棒と一
体でなくともよく、これを取除くこともできる。
体でなくともよく、これを取除くこともできる。
以上詳細に説明したように、本考案によれば、トリマー
コンデンサを構成する一方のトリマー片を単にシールド
板を切起すだけで構成できるのでトリマー片をシールド
板等に固着する作業の必要がなくなるとともに、構造が
きわめて簡単になり、従来のようにトリマー片を１個の
部品として取扱う必要がないので部品管理も簡単である
。
コンデンサを構成する一方のトリマー片を単にシールド
板を切起すだけで構成できるのでトリマー片をシールド
板等に固着する作業の必要がなくなるとともに、構造が
きわめて簡単になり、従来のようにトリマー片を１個の
部品として取扱う必要がないので部品管理も簡単である
。
しかも、部品の省略によりライン棒に取付けたトリマー
片とシールド板との間の間隔を大きくとることができる
ので、チューナの構造を小さくしてもトリマーコンデン
サの可変容量範囲を大きくとることができ、チューナの
調整が容易になるなど、多くの効果を有するものである
。
片とシールド板との間の間隔を大きくとることができる
ので、チューナの構造を小さくしてもトリマーコンデン
サの可変容量範囲を大きくとることができ、チューナの
調整が容易になるなど、多くの効果を有するものである
。
第１図は従来のチューナを示す一部破断斜視図、第２図
は本考案の一実施例を示す一部破断斜視図、第３図は作
用を説明するためのトリマーの側面図、第４図及び第５
図は他の実施例を示す部分的な斜視図である。 図中、１は金属ケース、２ａ、２ｂはシールド板、３は
ライン棒、４はコンデンサ、５，６．７はトリマー片、
７ｂ及び７ｃは切込み、７ｄはスリット、７ｅはトリマ
ー細片、８は根部である。
は本考案の一実施例を示す一部破断斜視図、第３図は作
用を説明するためのトリマーの側面図、第４図及び第５
図は他の実施例を示す部分的な斜視図である。 図中、１は金属ケース、２ａ、２ｂはシールド板、３は
ライン棒、４はコンデンサ、５，６．７はトリマー片、
７ｂ及び７ｃは切込み、７ｄはスリット、７ｅはトリマ
ー細片、８は根部である。
Claims (1)
- 金属製ケースの内部を仕切るシールド板の一部を切起し
て形成される一方のトリマー片と、このトリマー片に対
向してライン棒の先端に固着される他方のトリマー片と
から構成され、切起されたトリマー片の他方のトリマー
片との距離あるいは対向面積を変化させてコンデンサ容
量を変化せしめることを特徴とするチューナ用トリマー
コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18316579U JPS607466Y2 (ja) | 1979-12-31 | 1979-12-31 | チュ−ナ用トリマコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18316579U JPS607466Y2 (ja) | 1979-12-31 | 1979-12-31 | チュ−ナ用トリマコンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56101640U JPS56101640U (ja) | 1981-08-10 |
| JPS607466Y2 true JPS607466Y2 (ja) | 1985-03-13 |
Family
ID=29693477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18316579U Expired JPS607466Y2 (ja) | 1979-12-31 | 1979-12-31 | チュ−ナ用トリマコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607466Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-31 JP JP18316579U patent/JPS607466Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56101640U (ja) | 1981-08-10 |
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