JPH02185957A - ターミナルの表面処理法 - Google Patents
ターミナルの表面処理法Info
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- JPH02185957A JPH02185957A JP1002871A JP287189A JPH02185957A JP H02185957 A JPH02185957 A JP H02185957A JP 1002871 A JP1002871 A JP 1002871A JP 287189 A JP287189 A JP 287189A JP H02185957 A JPH02185957 A JP H02185957A
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Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
この発明は、ターミナル接点部分の耐食性等を向上させ
るターミナルの表面処理法に関するものである。
るターミナルの表面処理法に関するものである。
（従来の技術）
コネクタ内に収容されるターミナルでは、その接点部分
に耐食性を持たせかつ接触抵抗を低くするため、金等の
貴金属を部分メツキすることが知られている。
に耐食性を持たせかつ接触抵抗を低くするため、金等の
貴金属を部分メツキすることが知られている。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら、ターミナルは銅、銅合金から形成されて
いるので、金等をメツキすると、メツキ金属と素地金属
である銅、銅合金との間で異種金属接触腐食が生しるお
それがあり、そして−旦腐食してしまうと、接触抵抗が
安定せず、信頼性の点で問題があった。
いるので、金等をメツキすると、メツキ金属と素地金属
である銅、銅合金との間で異種金属接触腐食が生しるお
それがあり、そして−旦腐食してしまうと、接触抵抗が
安定せず、信頼性の点で問題があった。
また、メツキを行う場合、有害物質を流さないように排
水処理等が必要である上に、金メツキにはピンホールが
多いため、ターミナル上にメツキする場合には、まずニ
ッケルメッキ等を施し、次いでニッケルメッキ等の上に
金メツキを施さなければならず、非常に手間が係る問題
があった。
水処理等が必要である上に、金メツキにはピンホールが
多いため、ターミナル上にメツキする場合には、まずニ
ッケルメッキ等を施し、次いでニッケルメッキ等の上に
金メツキを施さなければならず、非常に手間が係る問題
があった。
この発明は上記従来技術の問題点を解消するもので、そ
の目的とするところは、耐食性がよく、接触抵抗が安定
して信頼性か得られ、かつ手間がかからないターミナル
の表面処理法を提供することである。
の目的とするところは、耐食性がよく、接触抵抗が安定
して信頼性か得られ、かつ手間がかからないターミナル
の表面処理法を提供することである。
（課題を解決するための手段）
上記目的を達成するためこの発明のターミナルの表面処
理法では、ターミナルの接点部分をレーザー等の加熱手
段により急速加熱して接点部分の表面層を溶融した後に
冷却することにより、接点部分の表面層をアモルファス
化させることを特徴としている。
理法では、ターミナルの接点部分をレーザー等の加熱手
段により急速加熱して接点部分の表面層を溶融した後に
冷却することにより、接点部分の表面層をアモルファス
化させることを特徴としている。
ここで、加熱手段としては、レザーの他に、プラズマや
電子ビーム等が使用される。レーザを使用する場合、タ
ーミナルが銅、調合金製であることから、これら素地金
属が吸収し易いレーザ、例えばＹＡＧレーザ、ＣＯ２レ
ーザ等が好ましい。
電子ビーム等が使用される。レーザを使用する場合、タ
ーミナルが銅、調合金製であることから、これら素地金
属が吸収し易いレーザ、例えばＹＡＧレーザ、ＣＯ２レ
ーザ等が好ましい。
また、溶融した表面層の冷却は、表面層以外の部分、す
なわち接点以外の部分や接点部分の内部等で熱を奪って
冷却する他に、例えば冷却ローラ等で強制的に冷却する
ようにしてもよい。
なわち接点以外の部分や接点部分の内部等で熱を奪って
冷却する他に、例えば冷却ローラ等で強制的に冷却する
ようにしてもよい。
（作用）
アモルファス化させることにより、接点部分の表面層は
耐食性や耐摩耗性が向上する。この場合、表面層を構成
する金属と内部を構成する金属は同じで、結晶化してい
るかいないかの相違であり、異種金属接触腐食が生じる
おそれがなく、長期間使用しても接触抵抗が安定する。
耐食性や耐摩耗性が向上する。この場合、表面層を構成
する金属と内部を構成する金属は同じで、結晶化してい
るかいないかの相違であり、異種金属接触腐食が生じる
おそれがなく、長期間使用しても接触抵抗が安定する。
（実施例）
以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第１図および第２図はコネクタに収容される雄型のター
ミナルにこの発明の表面処理法を適用した実施例を示し
ている。
ミナルにこの発明の表面処理法を適用した実施例を示し
ている。
この実施例では、銅、銅合金板をプレス工程で雄型ター
ミナル１０の展開板形状に打ち抜き、次いで折り曲げ加
工した後に、雄型ターミナル１゜の接点部分１１に加熱
手段であるレーザ３ｏを照射して急速加熱し接点部分１
１の表面層１−１ａを溶融する。そして、レーザ３０の
照射を停止する。
ミナル１０の展開板形状に打ち抜き、次いで折り曲げ加
工した後に、雄型ターミナル１゜の接点部分１１に加熱
手段であるレーザ３ｏを照射して急速加熱し接点部分１
１の表面層１−１ａを溶融する。そして、レーザ３０の
照射を停止する。
これにより、表面層１． ］、 ａの熱が接点部分１１
以外の部分や接点部分１１の内部に奪われて急速冷却さ
れるため、表面層１．１ ａがアモルファス化する。
以外の部分や接点部分１１の内部に奪われて急速冷却さ
れるため、表面層１．１ ａがアモルファス化する。
ここで、接点部分１１の素地金属が銅、銅合金等の銅系
であるため、レーザ３ｏとしては銅系金属が吸収し易い
レーザ、例えばパルスＹＡＧレーザ（出力１００Ｗ〜６
００Ｗ、波長１．０６４μｍ）を使用する。
であるため、レーザ３ｏとしては銅系金属が吸収し易い
レーザ、例えばパルスＹＡＧレーザ（出力１００Ｗ〜６
００Ｗ、波長１．０６４μｍ）を使用する。
また、接点部分１１にニッケル、錫等をメツキを施して
いる場合には、レーザ３０が反射するので、レーザ３０
を吸収し易くするため予めメツキ層上に黒鉛を塗布して
からＣＯ２レーザ（出力ＩＫＷ〜ｌ０ＫＷ、波長１．０
．６μｍ）を照射する。
いる場合には、レーザ３０が反射するので、レーザ３０
を吸収し易くするため予めメツキ層上に黒鉛を塗布して
からＣＯ２レーザ（出力ＩＫＷ〜ｌ０ＫＷ、波長１．０
．６μｍ）を照射する。
このようにして接点部分１１の表面層１１ａをアモルフ
ァス化すると、表面層１１ａの耐食性、耐摩耗性が向上
する。また、表面層１１ａとその内部の金属は共に銅系
であり、結晶化しているかいないかの相違で、金メツキ
を施す場合のように異種金属接触腐食が生じるおそれも
なく、長期間使用しても接触抵抗が安定する。
ァス化すると、表面層１１ａの耐食性、耐摩耗性が向上
する。また、表面層１１ａとその内部の金属は共に銅系
であり、結晶化しているかいないかの相違で、金メツキ
を施す場合のように異種金属接触腐食が生じるおそれも
なく、長期間使用しても接触抵抗が安定する。
第３図および第４図はコネクタに収容される雌型のター
ミナルにこの発明の表面処理法を適用した他の実施例を
示している。
ミナルにこの発明の表面処理法を適用した他の実施例を
示している。
この実施例では、雌型ターミナル２０の接点部分２１が
内部に位置していて、レーザを照射することが非常に困
難なので、第４図に示すように、銅、銅合金等の素地金
属板４０の段階で接点部分２１となる予定部位４１にレ
ーザ３０を照射してアモルファス化する。この後、素地
金属板４０をプレス工程５０で雌型ターミナル２０の展
開板形状に打ち抜き、折り曲げ加工して第３図に示す雌
型ターミナル２０．すなわち接点部分の表面層２１ａを
アモルファス化した雌型ターミナル２０を得る。
内部に位置していて、レーザを照射することが非常に困
難なので、第４図に示すように、銅、銅合金等の素地金
属板４０の段階で接点部分２１となる予定部位４１にレ
ーザ３０を照射してアモルファス化する。この後、素地
金属板４０をプレス工程５０で雌型ターミナル２０の展
開板形状に打ち抜き、折り曲げ加工して第３図に示す雌
型ターミナル２０．すなわち接点部分の表面層２１ａを
アモルファス化した雌型ターミナル２０を得る。
なお、ターミナル１０．２０の接点部分１０．２１にメ
ツキを施す場合には、メツキ処理の後にレーザ３０を照
射する。また、加熱手段としては、レーザ３０以外にプ
ラズマ、電子ビームを使用することが出来る。
ツキを施す場合には、メツキ処理の後にレーザ３０を照
射する。また、加熱手段としては、レーザ３０以外にプ
ラズマ、電子ビームを使用することが出来る。
以上説明したようにこの発明の表面処理法によれば、タ
ーミナルの接点部分をレーザー等の加熱手段により急速
加熱して接点部分の表面層を溶融した後に冷却すること
により、ターミナルの接点部分の表面層をアモルファス
化させるので、異種金属接触腐食が生じるおそれがなく
、接触抵抗が安定して信頼性が得られる。また、メツキ
を施す場合のように排水処理等の問題がないことから手
間がかからない。
ーミナルの接点部分をレーザー等の加熱手段により急速
加熱して接点部分の表面層を溶融した後に冷却すること
により、ターミナルの接点部分の表面層をアモルファス
化させるので、異種金属接触腐食が生じるおそれがなく
、接触抵抗が安定して信頼性が得られる。また、メツキ
を施す場合のように排水処理等の問題がないことから手
間がかからない。
第１図および第２図はこの発明の一実施例を示し、第１
図は雄型ターミナルの部分平面図、第２菌量部分拡大断
面図であり、また第３図および第４図はこの発明の他の
実施例を示し、第３図は雌型ターミナルの部分断面図、
第４図は雌型ターミナルの製造工程の説明図である。 １０．２０・ ・ターミナル １１．２１・・・ ・接点部分 １１ａ、２１ａ・ ・表面層 代１１？、人ブげ月： 三 なｆ 升 和第３１！ｉｉ
！ １０．２０・・・・・ターミナル 第１ 第２ｒｌＡ
図は雄型ターミナルの部分平面図、第２菌量部分拡大断
面図であり、また第３図および第４図はこの発明の他の
実施例を示し、第３図は雌型ターミナルの部分断面図、
第４図は雌型ターミナルの製造工程の説明図である。 １０．２０・ ・ターミナル １１．２１・・・ ・接点部分 １１ａ、２１ａ・ ・表面層 代１１？、人ブげ月： 三 なｆ 升 和第３１！ｉｉ
！ １０．２０・・・・・ターミナル 第１ 第２ｒｌＡ
Claims (1)
- ターミナルの接点部分をレーザー等の加熱手段により
急速加熱して接点部分の表面層を溶融した後に冷却する
ことにより、接点部分の表面層をアモルファス化させる
ことを特徴とするターミナルの表面処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1002871A JPH02185957A (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | ターミナルの表面処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1002871A JPH02185957A (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | ターミナルの表面処理法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02185957A true JPH02185957A (ja) | 1990-07-20 |
Family
ID=11541417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1002871A Pending JPH02185957A (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | ターミナルの表面処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02185957A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107760861A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-03-06 | 天津大学 | 一种用于风力发电机轴承表面的激光重融表面改性装置及方法 |
| CN108238113A (zh) * | 2016-12-26 | 2018-07-03 | 本田技研工业株式会社 | 接合构造体及其制造方法 |
| CN108237326A (zh) * | 2016-12-26 | 2018-07-03 | 本田技研工业株式会社 | 接合构造体及其制造方法 |
| CN111041396A (zh) * | 2019-12-16 | 2020-04-21 | 南昌航空大学 | 一种改善纳米颗粒增强铝基复合材料高温塑性的方法 |
| JP2021057313A (ja) * | 2019-10-02 | 2021-04-08 | 矢崎総業株式会社 | 端子、並びにこれを用いた端子付き電線、及び電気接続部材 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS553979A (en) * | 1978-06-27 | 1980-01-12 | Katsuhiko Miyaji | Method of producing decorative body |
| JPS57200536A (en) * | 1981-06-02 | 1982-12-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Preparation of corrosion resistant structural member |
| JPS583979A (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 耐食・耐エロ−ジヨン性部材の製造方法 |
| JPS61170546A (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-01 | Nippon Denso Co Ltd | 磁歪層形成方法およびその磁歪層を用いたトルクセンサ |
-
1989
- 1989-01-11 JP JP1002871A patent/JPH02185957A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US10486391B2 (en) | 2016-12-26 | 2019-11-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Bonded structure and method for manufacturing the same |
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