JPH03101085A - 圧着端子の熱処理方法および電線との接続方法 - Google Patents
圧着端子の熱処理方法および電線との接続方法Info
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- JPH03101085A JPH03101085A JP23709689A JP23709689A JPH03101085A JP H03101085 A JPH03101085 A JP H03101085A JP 23709689 A JP23709689 A JP 23709689A JP 23709689 A JP23709689 A JP 23709689A JP H03101085 A JPH03101085 A JP H03101085A
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Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電線との密着性をよくし、電気的接続の長期
安定性が得られるようした圧着端子の熱処理方法および
電線との接続方法に関する。
安定性が得られるようした圧着端子の熱処理方法および
電線との接続方法に関する。
（従来の技術〕
圧着端子は、第４図に示すように、ビス穴２をもつ接触
板部１に電線５に対する導体加締片３および絶縁体加締
片４を設けて成り、導体６を導体加締片３の部分に載せ
て端子圧着機により電線５を圧着接続する。
板部１に電線５に対する導体加締片３および絶縁体加締
片４を設けて成り、導体６を導体加締片３の部分に載せ
て端子圧着機により電線５を圧着接続する。
従来の圧着端子は、機械的特性に比べて電気的特性、す
なわち導体６と導体加締片３との接触部の長期信顛性に
欠ける。これは異種金属同士（たとえば銅と黄銅）を大
気中でとくに加熱処理することもなく、圧力だけで接合
させるので、接合界面で良好な接触状態が得られないた
めである。別の理由として、導体加締片３の折曲により
内部ひずみが生じてその残留応力によって経時的に腐食
割れを起こすことがあげられる。電線との密着性をよく
するため、黄銅製の圧着端子に錫メツキを施したり、導
体加締片４にセレーションを設けるなど、その構造や材
質面での検討も行われているが、満足すべき結果が得ら
れない。
なわち導体６と導体加締片３との接触部の長期信顛性に
欠ける。これは異種金属同士（たとえば銅と黄銅）を大
気中でとくに加熱処理することもなく、圧力だけで接合
させるので、接合界面で良好な接触状態が得られないた
めである。別の理由として、導体加締片３の折曲により
内部ひずみが生じてその残留応力によって経時的に腐食
割れを起こすことがあげられる。電線との密着性をよく
するため、黄銅製の圧着端子に錫メツキを施したり、導
体加締片４にセレーションを設けるなど、その構造や材
質面での検討も行われているが、満足すべき結果が得ら
れない。
本発明は上記の問題点に着目してなされたもので、電線
圧着に際して電線との密着性がよく、耐応力腐食割れ性
が向上し、電気的特性を高めることができる圧着端子の
熱処理方法と、電気的および機械的に長期安定性を保持
できる圧着端子と電線との接続方法を提供することを課
題とする。
圧着に際して電線との密着性がよく、耐応力腐食割れ性
が向上し、電気的特性を高めることができる圧着端子の
熱処理方法と、電気的および機械的に長期安定性を保持
できる圧着端子と電線との接続方法を提供することを課
題とする。
前記の課題を達成するため、本発明の圧着端子の熱処理
方法は、請求項（１）に記載のように、圧着端子の電線
と接する部分に高エネルギー密度を有するビームを照射
して焼鈍を行うことを特徴とする。
方法は、請求項（１）に記載のように、圧着端子の電線
と接する部分に高エネルギー密度を有するビームを照射
して焼鈍を行うことを特徴とする。
また、圧着端子と電線との接続方法は、請求項（２）に
記載のように、圧着端子の電線と接する部分に高エネル
ギー密度を有するビームを照射して焼鈍した後、電線を
加締片により圧着することを特徴とする。
記載のように、圧着端子の電線と接する部分に高エネル
ギー密度を有するビームを照射して焼鈍した後、電線を
加締片により圧着することを特徴とする。
高エネルギー密度を有するビームとしては例えば市販の
レーザ発振装置を用い、レーザ発振器から発生したレー
ザ光をミラーで反射させ、さらにこれを収束レンズで集
光したのち、必要な部分に照射すればよい。
レーザ発振装置を用い、レーザ発振器から発生したレー
ザ光をミラーで反射させ、さらにこれを収束レンズで集
光したのち、必要な部分に照射すればよい。
レーザ光の照射方法としては、第１図ａに示すように、
両側の導体加締片３，３間の電線導体が載置される部分
にスポット照射７を行う方法、または前記ミラーとして
回転するポリゴン鏡などを用いて第２図および第３図の
ように、前面照射８あるいは格子状照射９を行う方法が
ある。
両側の導体加締片３，３間の電線導体が載置される部分
にスポット照射７を行う方法、または前記ミラーとして
回転するポリゴン鏡などを用いて第２図および第３図の
ように、前面照射８あるいは格子状照射９を行う方法が
ある。
レーザ光の照射条件は、第１図すに示すように、電線と
接する端子表面層１０を部分的に焼鈍できるように選択
すればよい。レーザ光による焼鈍に必要な温度は素材に
より異なるが、黄銅の場合３００〜８００″Ｃである。
接する端子表面層１０を部分的に焼鈍できるように選択
すればよい。レーザ光による焼鈍に必要な温度は素材に
より異なるが、黄銅の場合３００〜８００″Ｃである。
照射時間は３〜６秒程度の短時間で足りる。
レーザの種類はとくに限定されず、炭酸ガスレーザ、Ｙ
ＡＧレーザ、アルゴンレーザなどの市販の装置を利用す
ることができる。レーザ光の代わりに１ビーム、イオン
ビームなども用いることができる。
ＡＧレーザ、アルゴンレーザなどの市販の装置を利用す
ることができる。レーザ光の代わりに１ビーム、イオン
ビームなども用いることができる。
圧着端子と電線の接続は、上記ビーム照射による焼鈍を
行った端子を用い、これを同じく焼鈍を行った電線と共
に既知の方法で圧着すればよい。
行った端子を用い、これを同じく焼鈍を行った電線と共
に既知の方法で圧着すればよい。
圧着は端子の焼鈍直後に、すなわち端子の焼鈍と圧着を
連続的に行うのが好ましい。
連続的に行うのが好ましい。
なお、圧着端子のビーノ、が照射される部分には、従来
と同様にセレーションを設けておくことにより電線との
密着性がさらによくなる。
と同様にセレーションを設けておくことにより電線との
密着性がさらによくなる。
本発明の熱処理方法によれば、レーザ光などの高エネル
ギー密度を有するビームを照射するので、圧着端子の電
線と接する部分のみを局部的に短時間で昇温させ、焼鈍
を行うことができる。
ギー密度を有するビームを照射するので、圧着端子の電
線と接する部分のみを局部的に短時間で昇温させ、焼鈍
を行うことができる。
これにより、端子表面層の結晶粒を粗大化させると共に
軟化によって電線との密着性を向上させることができる
。
軟化によって電線との密着性を向上させることができる
。
また、第２図のようにビームを導体加締片３に全面照射
した場合には、内部ひずみの除去によって該加締片３の
延性およびバネ限界値の向上によって加工性もよくなり
、さらに耐疲労性、耐応力腐食割れ性の向上により電気
的接続の長期安定性が一層改善される。
した場合には、内部ひずみの除去によって該加締片３の
延性およびバネ限界値の向上によって加工性もよくなり
、さらに耐疲労性、耐応力腐食割れ性の向上により電気
的接続の長期安定性が一層改善される。
従って、本発明の圧着端子と電線との接続方法によれば
、電気的および機械的に長期安定性にすぐれた信頼性の
高い接続を行うことができる。
、電気的および機械的に長期安定性にすぐれた信頼性の
高い接続を行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、高いエネルギー
密度をもつビームの照射により圧着端子の電線と接する
部分のみを改質し、電線との密着性をよくし、電気的お
よび機械的接続の長期安定性を得ることができる。
密度をもつビームの照射により圧着端子の電線と接する
部分のみを改質し、電線との密着性をよくし、電気的お
よび機械的接続の長期安定性を得ることができる。
ビームの照射は、端子と電線の圧着時に並行して短時間
で行うことができる。
で行うことができる。
第１図ａ、ｂは本発明方法の説明図で、ａは圧着端子の
平面図、ｂはその断面図、 第２図および第３図はそれぞれ本発明方法の他の説明図
、 第４図は従来の圧着端子の説明図である。 Ｉ・・・接触板部、３・・・導体加締片、５・・・電線
、６・・・導体。
平面図、ｂはその断面図、 第２図および第３図はそれぞれ本発明方法の他の説明図
、 第４図は従来の圧着端子の説明図である。 Ｉ・・・接触板部、３・・・導体加締片、５・・・電線
、６・・・導体。
Claims (2)
- （１）圧着端子の電線と接する部分に高エネルギー密度
を有するビームを照射して焼鈍を行うことを特徴とする
圧着端子の熱処理方法。 - （２）圧着端子の電線と接する部分に高エネルギー密度
を有するビームを照射して焼鈍した後、電線を加締片に
より圧着することを特徴とする圧着端子と電線との接続
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23709689A JPH03101085A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 圧着端子の熱処理方法および電線との接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23709689A JPH03101085A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 圧着端子の熱処理方法および電線との接続方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03101085A true JPH03101085A (ja) | 1991-04-25 |
Family
ID=17010354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23709689A Pending JPH03101085A (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 圧着端子の熱処理方法および電線との接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03101085A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004053126A1 (de) * | 2004-11-03 | 2006-05-11 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Verbindung eines elektrischen Übertragungselementes mit einem Kontaktelement |
| CN103628010A (zh) * | 2013-12-17 | 2014-03-12 | 江苏大学 | 一种提高铝基复合材料塑性变形能力的光磁耦合方法 |
| CN103643191A (zh) * | 2013-12-17 | 2014-03-19 | 江苏大学 | 一种提高铝材延伸率的预应力微变形方法 |
| JP2014187000A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-10-02 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 端子、端子の製造方法及び電線の終端接続構造体 |
| JP2016046170A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | 古河電気工業株式会社 | 端子、接続構造体、ワイヤーハーネス及び端子の製造方法 |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP23709689A patent/JPH03101085A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004053126A1 (de) * | 2004-11-03 | 2006-05-11 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Verbindung eines elektrischen Übertragungselementes mit einem Kontaktelement |
| JP2014187000A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-10-02 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 端子、端子の製造方法及び電線の終端接続構造体 |
| EP2793312A4 (en) * | 2012-07-27 | 2015-06-03 | Furukawa Electric Co Ltd | CONNECTION, METHOD FOR PRODUCING A CONNECTION AND WIRE CONNECTING STRUCTURE |
| US9246292B2 (en) | 2012-07-27 | 2016-01-26 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Terminal, method of manufacturing terminal, and termination connection structure of electric wire |
| US9768525B2 (en) | 2012-07-27 | 2017-09-19 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Terminal, method of manufacturing terminal, and termination connection structure of electric wire |
| CN103628010A (zh) * | 2013-12-17 | 2014-03-12 | 江苏大学 | 一种提高铝基复合材料塑性变形能力的光磁耦合方法 |
| CN103643191A (zh) * | 2013-12-17 | 2014-03-19 | 江苏大学 | 一种提高铝材延伸率的预应力微变形方法 |
| CN103643191B (zh) * | 2013-12-17 | 2016-01-13 | 江苏大学 | 一种提高铝材延伸率的预应力微变形方法 |
| JP2016046170A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | 古河電気工業株式会社 | 端子、接続構造体、ワイヤーハーネス及び端子の製造方法 |
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