JPH021852A - ホットスタンプ用感光性樹脂凸版材 - Google Patents

ホットスタンプ用感光性樹脂凸版材

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JPH021852A
JPH021852A JP14419188A JP14419188A JPH021852A JP H021852 A JPH021852 A JP H021852A JP 14419188 A JP14419188 A JP 14419188A JP 14419188 A JP14419188 A JP 14419188A JP H021852 A JPH021852 A JP H021852A
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JP
Japan
Prior art keywords
hardness
letterpress
stamping
photosensitive resin
photosetting
Prior art date
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Pending
Application number
JP14419188A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Fujikawa
藤川 淳一
Shigetora Kashio
樫尾 重虎
Noboru Kawabata
川端 昇
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH021852A publication Critical patent/JPH021852A/ja
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ホットスタンプ用として好適に使用される感
光i生側脂凸版材に関するものである。
印刷物の高扱化のために、文字や記号および図形などの
部分を金や銀などで箔押しすることが、広く行なわれて
いる。
この箔押しは、ホットスタンプと呼ばれる次のような方
法で行なわれることが多い。アルミニウムを蒸着したポ
リエステルフィルムの蒸着面、または必要に応じてその
上に着色コートをした上にホットメルト型の接着剤をコ
ートしたスタンピングフォイルを、箔押しされる材料に
接着剤コート面か接するように載せる。ついで、所定の
文字や記@および図形などの凸部をもつスタンプ材を、
使用するスタンピングフォイルの接着剤がメルトする温
度に加熱し、所定の圧力と時間でフォイルに圧着する。
最後にスタンプ材を離すと、凸部に対応した部分の蒸着
層が転写されて箔押しが完成する。
このホットスタンプに使用されるスタンプ材は、100
’C以上の高温と5KQ/cm2以上ノ圧力に耐えな【
プればならない。したがって、金属製の活字や亜鉛や銅
のエツチングで作製される金属版か、専ら使用されてい
る。
しかしながら、活字では多様なデザインに全く適応でき
ない。また、エツチング金属版は、複雑な製版工程が必
要であるために高価であり納期もかかるのが実態である
。ざらに、エツチング廃液による公害を防止するコスト
も過大なものである。
[発明が解決しようとする課題〕 最近、デザインが多様化してショートランの箔押しの要
求が増えたために、活字や金属版材の問頂点がますます
深刻化している。
本発明は、かかる従来技術の現状に鑑み創案されたもの
で、その目的は従来にない高硬度を与える感光性樹脂凸
版材をこの用途に適用することで、容易にかつ低コスト
で箔押し用の凸版を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる本発明の目的は、パーコル硬度訓GYZJ936
て測定した光硬化部の硬度が、80以上であることを特
徴とするホットスタンプ用感光11樹脂凸版材により達
成される。
本発明において使用する感光性)刺脂凸版材は、光硬化
性の感光性樹脂層をスチール、アルミニウムおよびポリ
ニスデルフィルム (ブてなるものである。
感光性樹脂としては、パーコル硬度訓GYZJ936で
測定した光硬化部の硬度が80以上であれば、すべての
ものか使用可能でおる。具体的には、次のようなものが
挙げられる。
ポリアミド、完全ケン化ポリ酢酸ビニル、部分ケン化ポ
リ酢酸ビニル、飽和ポリエステルなどの担体ポリマに光
硬化性化合物を配合した固形の感光性樹脂、またはこれ
らのポリマの側鎖等に不飽和基を導入することによって
感光1件を付与した固形の感光性樹脂、および不飽和ポ
リニスデル、不飽和ポリウレタンなどを主成分とする液
状の感光性樹脂などである。特に、完全ケン化または部
分ケン化ポリ酢酸ビニルは結晶性が高いので、これに光
硬化性化合物を配合した組成物は高硬度の光硬化物を与
えるために、好ましく使用される。
これらの感光性樹脂からなる感光層の厚さ(、上、箔押
しされる材料によって決定されるか、通常(J、Q,3
mmから3mmの範囲である。感光層を宏打ちする基材
としては、スチール、アルミニ・クムおよび銅などの金
属板やポリー丁ステル、ポリアミドおよびポリイミドな
どのプラスチックフィルムが使用できるが、この用途は
100’C以上の高温を長時間かけるので、スチールま
たはアルミニウムが好ましく使用される。しかし、基材
で裏打ちされていない感光性シートの裏面を全面露光し
て底面に光硬化層を作り、この層を基材の代りに使用す
ることも可能でおる。
光硬化部の硬度は、画像露光に必要な露光量の2倍の紫
外線を原則して光硬化反応を十分に行なった後に、23
°Cで相対湿度50%の条件に48時間保管してからバ
ーコル硬度計GYZJ936で測定する。バーコル硬度
計は、米国のパーバーコルマン社(3arber−Co
lman  Co。
)の開発したプラスチック用の硬度計でおる。その原理
は、感光性樹脂版材で通常使用されるシヨアD硬度S]
とほぼ同じであるが、硬質プラスチックの硬度を測定す
る際には誤差が出にくいように工夫されているので、本
発明の版材硬度の測定に適している。
ホットスタンプ用途に使用するためには、光硬化部のバ
ーコル硬度は80以上(シヨアD硬度82以上)が必要
である。バーコル硬度が80未満でおると、スタンピン
グ時に、レリーフが圧力で変形して良好な箔押しが行な
えない。この欠点を解決するために、温度を下げたり圧
力を下げたりすると、蒸着膜の転写性が箸しく悪化する
。このような理由から、光硬化部のバーコル硬度は80
以上でおることが必要である。なJ3、印刷に使用され
る通常の感光性樹脂凸版材のバーコル硬度は70以下で
おり、高硬度が必要とされる母型取り用途でもムコール
硬度76程度のものが使用されている。したがって、本
発明のバーコル硬度80以−Fの感光性樹脂凸版材は、
従来には無い高硬度の版材である。
本発明の感光性樹脂凸版材の製版は印計り用途と同じよ
うに行なわれる。まず、原石から写真法などでネガフィ
ルムを作製する。このフィルムの感光層の表面にロール
や真空で密着する。次いで、超高圧水銀灯、高圧水銀灯
、メタルハライドランプおよびケミカル灯などから紫外
線を所定♀露光して画像露光を行なう。次に、未硬化部
分を現像液中に溶解することによって基材上にレリーフ
を得る。これを乾燥して現像液を除去した後に、画像露
光と同じ程度の露光を仝而に行なって光硬化反応を十分
に行なう。硬度を安定させるために、さらに80℃で3
0分程度の後屹燥を行なうことも有効である。
このようにして1(Iられた版材をホラ1〜ス92プ機
に装着し、使用するスタンピングフォイルに適した温度
に版面を加熱する。次いで、版面がフォイルのフィルム
而に接するようにして所定の圧力と時間で圧着し、版材
を離すとレリーフに対応した箔押しが完成する。これを
繰り返すことにより、短時間に大量の浦押しを行なうこ
とができる。
スタンピング条件は、金属板の場合とほぼ同一で良い。
これは、本発明の版材のバーコル硬度が80以上で、金
属板に近い特性を有しているためである。
[実施例] 以下の実施例で、本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1 担体ポリマとしてケン化度75モル%の部分ケン化ポリ
酢酸ビニルを50重凹部、光硬化性化合物としてグリセ
ロールジメタクレートを48重間部、さらに光増感剤ジ
メチルベンジルケタールを2小母部含有する厚さQ、7
mmの感光層を、厚さQ、3mmのスチールで裏打ちし
た感光性凸版材を作製した。
この版材の一部を超高圧水銀灯で4分間露光し、23°
C1相対湿度50%の条件で48時間保管した。この光
硬化版材の硬度を、バーコル硬度1tGYZJ936で
測定したところ86であった。ショアD硬度計では、測
定値のバラツキが見られたが、平均で88であった。
次に、5ボア級の微細な明朝文字(寸法1.5mm角)
のあるネガフィルムをこの版材の感光層に真空密着し、
超高圧水銀灯で2分間露光した。
次いで、水通水を満たしたブラシ式現像装置で未硬化部
を洗い出して凸版を1ηだ。この版を80’Cで15分
間熱風乾燥した後、同じ超高圧水銀灯で2分間後露光し
た。
上記のようにして得られた版材を、(株)へ7マダイ美
商製のホットスタンプ機(“ホットネーマ”5W−nA
型)に装着した。スタンピングフォイルとして、中温タ
イプ(スタンプ温度140°C)を選び、版面温度が1
40’Cになるようにヒータを設定した。版面温度がコ
ントロールされていることを確認した後に、7Kg/c
m2で1秒間フォイルを上質紙に圧着した。
得られた箔押しサンプルを調べたところ、微細な部分ま
で問題なく転写されていることが分った。
その後、5,000回のスタンピングを行なったか、レ
リーフの割れなどの問題点は発生しなかった。
比較例1 高硬度感光性樹脂凸版材として市販されている東京応化
(抹〉の母型取り用感光性樹脂版“リジロン”MXII
−100(感光層厚さ0.7mm>を、実施例1と同じ
く超高圧水銀灯で4分間露光した。この硬度を実施例1
と同一条件で測定したところ、バーコル硬度76(シヨ
アD硬度7B)であり、実施例1の版材よりもバーコル
硬度が10低いことが分った。
つぎに、実施例1と同じネガフィルムを使用し、同一条
件で製版して凸版を得た。この凸版で、実施例1と同じ
条件でホットスタンピングを行なった。得られた箔押し
サンプルを調べた結果、全体に文字の切れが悪く、微細
な部分には曲り力福*められた。これは、硬度が不足し
ているために、スタンピング時の高温と圧力でレリーフ
が変形したためと考えられる。
実施例2 担体ポリマとしてケン化度99モル%の完全ケン化タイ
プのポリ酢酸ビニル40重量部、光硬化性化合物として
2−ヒドロキシエチルメタクリレートを30重量部とグ
リセロールジメタクリレート25重量部、光増感剤とし
てベンゾフェノンを5fflffi部含有する厚さQ、
4mmの感光層を、厚さ0.2mmのスチール基板上に
設けた版材を作製した。
この版材の一部をケミカル灯で10分間露光した後に、
23℃、相対湿度50%の条件に48時間保存した。こ
のサンプルの硬度をバーコル硬度計GYZJ936で測
定したところ81(ショアD硬度83)でおった。
次に、7ボ10扱の明朝文字(寸法2.0mm角)と寸
法4.Qmm角のゴシック文字のあるネカフィルムを、
この版材の感光層表面に真空密着してケミカル灯で5分
間露光した。この露光板の未硬化部を、水道水を入れた
スプレ式現像装置(水?H50’C1圧力5KO/cm
2 )で洗い出した。これを80’Cで10分間熱風乾
燥した後に同じケミカル灯で5分間後露光した。さらに
80’Cで20分間追7]0乾燥して凸版を冑た。
この凸版を使用して、実施例1と同じ条件でホットスタ
ンピングを行なった。得られた浦押しiナンプルを調べ
た結果、文字の切れも良く品71に問題の無いことがr
i(Eル2された。
比較例2 実施例2で使用した版材の感光層組成にJ3いて、光硬
化性化合物のうちグリセロールジメタクリレートを22
重吊部に減量し、可塑成分としてジエチレングリコール
を3重量部添加した以外は全く同一条件で版材を試作し
た。
この版材のバーコル硬度を実施例2と同一条件で測定し
たところ78(シヨアD硬度81)でめった。次に、実
施例2と同じ条件で製版を行なって凸版を得た。
この凸版を使用して、実施例2と同じ条件でホットスタ
ンピングを行なった。得られた箔押しザンプルを調べた
ところ、明朝文字にかなりの曲り7’)’ uXめられ
た。この結果から、バーコル硬度が80未満であるとホ
ットスタンプ材としては不十分であることが確認された
[発明の効果] 本発明は、上述のごとく特定の高硬度の感光性樹脂凸版
材をホットスタンプ用途に適用したので、金属板に比べ
て容易にかつ短時間で凸版を得ることが可能になった。
このことは、デザインの多様化およびショートラン化に
極めて有効でおる。
これは、金属に近い特性を有するバーコル硬度80以上
の感光性樹脂凸版材を見出し、この用途に適用したこと
により初めて実現したもので必る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バーコル硬度計GYZJ936で測定した光硬化部の硬
    度が、80以上であることを特徴とするホットスタンプ
    用感光性樹脂凸版材。
JP14419188A 1988-06-10 1988-06-10 ホットスタンプ用感光性樹脂凸版材 Pending JPH021852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14419188A JPH021852A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 ホットスタンプ用感光性樹脂凸版材

Applications Claiming Priority (1)

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JP14419188A JPH021852A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 ホットスタンプ用感光性樹脂凸版材

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Publication Number Publication Date
JPH021852A true JPH021852A (ja) 1990-01-08

Family

ID=15356322

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14419188A Pending JPH021852A (ja) 1988-06-10 1988-06-10 ホットスタンプ用感光性樹脂凸版材

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JP (1) JPH021852A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066605A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Asahi Kasei Corp フレキソ印刷用感光性樹脂組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066605A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Asahi Kasei Corp フレキソ印刷用感光性樹脂組成物

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