JPH0218470Y2 - - Google Patents

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JPH0218470Y2
JPH0218470Y2 JP8981388U JP8981388U JPH0218470Y2 JP H0218470 Y2 JPH0218470 Y2 JP H0218470Y2 JP 8981388 U JP8981388 U JP 8981388U JP 8981388 U JP8981388 U JP 8981388U JP H0218470 Y2 JPH0218470 Y2 JP H0218470Y2
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door
wheel
diameter
rail
wheels
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業分野] 本考案は、業務用大型プレハブ冷蔵庫等におけ
る扉の自重を利用した扉密閉装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 実開昭60−176083号公報に開示された自重密閉
装置では、水平なレールを扉の上方において庫本
体に固定し、扉の上端部に装備した左右2個の車
輪をレールに載架し、庫本体側に接近するよう斜
め下向きに形成した左右2個の凹部をレールに設
け、扉の全閉位置において一側の車輪を一方の凹
部に落込ませると共に、他側の車輪を他方の凹部
に落込ませて扉を庫本体に接近させている。
[考案が解決しようとする課題] この従来装置では、大型のフオークリフト車等
を出入可能にするために扉を広く全開させたと
き、一側の車輪が他方の凹部に落込んでしまう
が、扉を持上げて凹部から車輪を脱出させる開放
起動用操作ハンドルの支点金具が庫本体の一側に
しか設けられていないため、扉の過度開放によつ
て他方の凹部に落込んだ一側の車輪を該凹部から
脱出させることは事実上不可能である。
従つて本考案の目的は、一側の車輪が他方の凹
部に落込むことなしに扉を全開操作でき、扉閉鎖
時の起動操作が円滑になされる冷蔵庫扉等の自重
密閉装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と本考案の要旨は、水平なレール2を扉3の上方
において庫本体1に固定し、扉3の上端部に装備
した左右2個の車輪4,5を該レール2に載架
し、庫本体1側に接近するよう斜め下向きに形成
した左右2個の凹部6,7をレール2に設け、扉
3の全閉位置において一側の車輪4を一方の凹部
6に落込ませると共に、他側の車輪5を他方の凹
部7に落込ませて扉3を庫本体1に接近させる冷
蔵庫扉等の自重密閉装置において、一側の車輪4
の胴部周面に当接して該車輪4の落込みを阻止す
る支持壁部8を他方の凹部7の縁部に隣接して設
けたことである。
[作用] この冷蔵庫扉等の自重密閉装置では、レール2
に沿つて左側に閉鎖駆動された扉3が第1図に示
した全閉位置に到達すると、第2図に示したよう
に左側の車輪4がレール2の左方の凹部6に落込
み、右側の車輪が第3図に示したように右方の凹
部7に落込む。そのため、扉3は庫本体1に向つ
て斜め下向きに自重で移動し、扉3の背面に装着
したパツキングやガスケツト等の密封手段20が
出入口部21の周辺部正面22と床面23に密着
することになる。
適当な手段によつて若干持上げるようにして扉
3を開放方向に起動操作すると、第4図に示した
ように左右2個の車輪4,5が左右2個の凹部
6,7から脱出し、扉3は右側に移動する。この
とき、第5図と第6図に示したように車輪4,5
は閉鎖時より所定高さ上昇した位置を占め、密封
手段20は出入口部21の周辺部正面22と床面
23から離れている。
第8図に示したように扉3が出入口部21を広
く開放した全開位置にまで到達するには、左側の
車輪4が右方の凹部7の所を通過する必要がある
が、第7図に示したように該車輪4の胴部周面が
支持壁部8に当接するため、車輪4が凹部7に落
込むことがない。
この扉全開状態では、第9図と第10図に示し
たように左右の車輪4,5はいずれも凹部6,7
に係合しておらず、レール2の本体部分に支持さ
れている。
[実施例] 図示の実施例では、第11図に示したようにレ
ール2の本体部分2a,2bは各パイプ材で構成
され、凹部6を形成した部分2cと凹部7を形成
した部分2dはいずれも角棒材で構成されてい
る。該レール部分2aの左端部と該レール部分2
cは左側のハンガープレート24のV字型アーム
部25に整列して嵌合され、ボルト26によつて
連結固定されている。該レール部分2aの右端部
と該レール部分2d及び該レール部分2bの左端
部は中央のハンガープレート27のV字型アーム
部28に整列して嵌合され、ボルト29によつて
連結固定されている。
該レール部分2bの右端部は右側のハンガープ
レート30のV字型アーム部31に嵌合され、ボ
ルト32によつて固定されている。これたハンガ
ープレート24,27及び30はボルト33によ
つて庫本体1に固着されている。庫本体1の出入
口部21の左側の周辺部正面には支点金具34が
固着され、扉3の左側縁部の正面には起動操作用
レバーハンドル35を固着してある。該支点金具
34にレバーハンドル35の先端ローラ36を押
付けることによつて扉3は若干持上げられ、各車
輪4,5が各凹部6,7から脱出する。
前記レール部分2a,2bが各パイプ材であ
り、前記レール部分2c,2dが角棒材であるた
め、レール2の車輪載架部は直角に交差する前後
の傾斜面9,10によつて縦断面山型に形成さ
れ、縦断面円弧状の凹部6,7は前側傾斜面9に
設けられている。支持壁部8は右側の凹部7の上
側縁部に該傾斜面9と面位置を合致させて該凹部
7の横断方向に突設されている。左側の車輪4は
前後の大径鍔部11,12の間に中径胴部13と
小径胴14部を前後に連設してある。右側の車輪
5は前後の大径鍔部15,16の間に小径胴部1
7と中径胴部18を前後に連設してある。
扉3が全閉位置にあるときには、左側の車輪4
は第2図に示したように前側の大径鍔部11と中
径胴部13が凹部6の円弧面に当接し、後側の大
径鍔部12がレール部分2cの後側傾斜面10に
当接する。また、右側の車輪5は第3図に示した
ように前側の大径鍔部15が凹部7の円弧面に当
接し、後側の大径鍔部16と中径胴部18がレー
ル部分2dの後側傾斜面10に当接し、支持壁部
8が小径胴部17に当接している。
前記レバーハンドル35で扉3を起動操作した
とき、左側の車輪4の大径鍔部12がレール部分
2cの後側傾斜面10に沿つて上昇し、右側の車
輪5の大径鍔部16と中径胴部18がレール部分
2dの後側傾斜面10に沿つて上昇する。
扉3が開放途中にあるときには、第5図に示し
たように左側の車輪4は前側の大径鍔部11と中
径胴部13がレール部分2aの前側傾斜面9に当
接し、後側の大径鍔部12がレール部分2aの後
側傾斜面10に当接する。また、右側の車輪5は
第6図に示したように前側の大径鍔部15がレー
ル部分2bの前側傾斜面9に当接し、後側の大径
鍔部16と中径胴部18がレール部分2bの後側
傾斜面10に当接に当接している。
左側の車輪4がレール部分2dを通過すると
き、第7図に示したように前側の大径鍔部11が
レール部分2dの前側傾斜面9に当接し、中径胴
部13が支持壁部8に当接し、後側の大径鍔部1
2がレール部分2dの後側傾斜面10に当接す
る。
扉3が全開位置にあるときには、左側の車輪4
は第9図に示したように前側の大径鍔部11と中
径胴部13がレール部分2bの前側傾斜面9に当
接し、後側の大径鍔部12がレール部分2bの後
側傾斜面10に当接する。また、右側の車輪5は
第10図に示したように前側の大径鍔部15がレ
ール部分2bの前側傾斜面9に当接し、後側の大
径鍔部16と中径胴部18がレール部分2bの後
側傾斜面10に当接している。
第12図に示したように本実施例では車輪4と
車輪5を同一寸法に形成してあり、左右反転させ
て車軸19に取付けることによつて兼用されるの
でコスト節減が可能である。車輪4,5は適当な
ベアリングを介して車軸19に取付けられ、該車
軸19は螺子軸部37に螺合したナツト38によ
つてブラケツト板39に固着されている。該ブラ
ケツト板39はボルト40によつて扉3の上端面
部に固着されている。前記ハンガープレート2
4,27及び30の各上面板部には、正面カバー
プレート41がビス42によつて固着されてい
る。
床面23には案内ブロツク43と案内プレート
44が固着されており、該案内ブロク43の傾斜
背面45と案内プレート44の間の間隙には扉3
の下端部に固着した規制プレート46が摺動自在
に常時係合しており、該規制プレート46は扉3
が全閉位置に来て扉3が下降するとき、該傾斜背
面45に案内されて斜め下方に移動する。
[考案の効果] 以上のように本考案は、扉3の上方において庫
本体1に固定した水平レール2に斜め下向きの凹
部6,7を設け、扉3の上端部に装備した左右2
個の車輪4,5を該レール2に載架し、扉3の全
閉時に一側の車輪4を一方の凹部6に落込ませ、
他側の車輪5を他方の凹部7に落込ませて扉3を
庫本体1に接近させる自重密閉装置において、一
側の車輪4の胴部周面に当接して該車輪4の落込
みを阻止する支持壁部8を他方の凹部7の縁部に
隣接して設けたものであるから、庫本体1の出入
口部21を全面開放しても一側の車輪が他方の凹
部に落込むことがない。そのため、扉閉鎖時の起
動操作に何等の支障を来すことなしに扉3を十分
広く開放することができ、貨物の出入れを作業性
良く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る冷蔵庫扉等の
自重密閉装置の扉全閉状態の正面図であり、第2
図は第1図のA−A線断面図であり、第3図は第
1図のB−B線断面図である。第4図は該自重密
閉装置の開放起動操作直後の要部正面図であり、
第5図は第4図のC−C線断面図であり、第6図
は第4図のD−D線断面図である。第7図は該自
重密閉装置の扉全開直前における縦断面図であ
る。第8図は該自重密閉装置の扉全開状態の正面
図であり、第9図は第8図のE−E線断面図であ
り、第10図は第8図のF−F線断面図である。
第11図は該自重密閉装置に用いたレールの分解
斜視図であり、第12図は該自重密閉装置に用い
る車輪の縦断面図である。 1……庫本体、2……レール、3……扉、4…
…一側の車輪、5……他側の車輪、6……一方の
凹部、7……他方の凹部、8……支持壁部、9,
10……レールの前後の傾斜面、11,12……
車輪の大径鍔部、13……車輪の中径胴部、14
……車輪の小径胴部、15,16……車輪の大径
鍔部、17……車輪の小径胴部、18……車輪の
中径胴部、19……車軸、20……密封手段、2
1……出入口部、22……周辺部正面、23……
床面、24,27,30……ハンガープレート、
25,28,31……V型アーム部、26,2
9,32……連結用ボルト、33……固着用ボル
ト、34……支点金具、35……起動操作用レバ
ーハンドル、36……先端ローラ、37……螺子
軸部、38……固着用ナツト、39……ブラケツ
ト板、40……取付用ボルト、41……正面カバ
ープレート、42……固着用ビス、43……案内
ブロツク、44……案内プレート、45……傾斜
背面、46……規制プレート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水平なレール2を扉3の上方において庫本体
    1に固定し、扉3の上端部に装備した左右2個
    の車輪4,5を該レール2に載架し、庫本体1
    側に接近するよう斜め下向きに形成した左右2
    個の凹部6,7をレール2に設け、扉3の全閉
    位置において一側の車輪4を一方の凹部6に落
    込ませると共に、他側の車輪5を他方の凹部7
    に落込ませて扉3を庫本体1に接近させる冷蔵
    庫扉等の自重密閉装置において、一側の車輪4
    の胴部周面に当接して該車輪4の落込みを阻止
    する支持壁部8を他方の凹部7の縁部に隣接し
    て設けた冷蔵庫扉等の自重密閉装置。 (2) レール2の車輪載架部を前後の傾斜面9,1
    0によつて縦断面山型に形成し、縦断面円弧状
    の凹部6,7を前側傾斜面9に設け、該傾斜面
    9,10に当接する車輪4の前後の大径鍔部1
    1,12の間に中径胴部13と小径胴14部を
    前後に設け、該中径胴部13を前側傾斜面9に
    当接させ、該傾斜面9,10に当接する車輪5
    の前後の大径鍔部15,16の間に小径胴部1
    7と中径胴部18を前後に設け、該中径胴部1
    7を後側傾斜面10に当接させ、支持壁部8を
    他方の凹部7の上側縁部に該傾斜面9と面位置
    を合致させて該凹部7の横断方向に突設し、該
    支持壁部8に車輪4の中径胴部13を当接させ
    る請求項(1)記載の自重密閉装置。 (3) 車輪4と車輪5を同一寸法に形成し、左右反
    転させて車軸19に取付ける請求項(1)記載の自
    重密閉装置。
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JPH0213982U JPH0213982U (ja) 1990-01-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5448664B2 (ja) * 2009-09-10 2014-03-19 ホシザキ電機株式会社 冷却貯蔵庫の扉装置

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