JP2504503Y2 - 収納装置 - Google Patents
収納装置Info
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- JP2504503Y2 JP2504503Y2 JP9017990U JP9017990U JP2504503Y2 JP 2504503 Y2 JP2504503 Y2 JP 2504503Y2 JP 9017990 U JP9017990 U JP 9017990U JP 9017990 U JP9017990 U JP 9017990U JP 2504503 Y2 JP2504503 Y2 JP 2504503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- safety bar
- switch
- moving
- storage
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、室内において収納箱を移動して使用する収
納装置において、収納箱の移動するスペースの前面開口
を扉で開閉自在に閉塞する場合の収まりを良くするため
の考案に関する。
納装置において、収納箱の移動するスペースの前面開口
を扉で開閉自在に閉塞する場合の収まりを良くするため
の考案に関する。
[従来例の技術] 従来から複数の収納箱を部屋の壁間に配置し、端部に
位置する収納箱を固定とし、残りの収納箱を固定した収
納箱に対して近接離間する方向に電動で移動自在とした
収納装置が知られている。そして、この収納装置におい
ては、収納箱を移動して収納箱との間に人が入れるスペ
ースを形成してこのスペースに人が入って収納箱の側方
開口部から収納箱内に収納物の出し入れを行うようにな
っている。
位置する収納箱を固定とし、残りの収納箱を固定した収
納箱に対して近接離間する方向に電動で移動自在とした
収納装置が知られている。そして、この収納装置におい
ては、収納箱を移動して収納箱との間に人が入れるスペ
ースを形成してこのスペースに人が入って収納箱の側方
開口部から収納箱内に収納物の出し入れを行うようにな
っている。
ところが、収納箱を電動で移動させるものにおいては
上記収納箱と収納箱との間のスペースに人がいたり、物
が存在している場合に収納箱が移動すると、危険である
という問題がある。そこで、従来にあっては、第14図に
示すように移動する収納箱Aの台輪6の移動方向の外面
部から収納箱Aの移動を停止させるスイッチ40から突出
させた支持部46を突設し、このスイッチ40から突出させ
た支持部46に断面リップ付きコ字状をした安全バー43′
を第15図の矢印の方向からはめ込んで安全バー43′を支
持部に支持させると共に安全バー43′の内面をスイッチ
40の操作部46に当接させ、安全バー43′に第14図矢印方
向からの外力が加わると操作部41を押し、スイッチ40を
操作して収納箱Aの移動を停止するようにしていた。
上記収納箱と収納箱との間のスペースに人がいたり、物
が存在している場合に収納箱が移動すると、危険である
という問題がある。そこで、従来にあっては、第14図に
示すように移動する収納箱Aの台輪6の移動方向の外面
部から収納箱Aの移動を停止させるスイッチ40から突出
させた支持部46を突設し、このスイッチ40から突出させ
た支持部46に断面リップ付きコ字状をした安全バー43′
を第15図の矢印の方向からはめ込んで安全バー43′を支
持部に支持させると共に安全バー43′の内面をスイッチ
40の操作部46に当接させ、安全バー43′に第14図矢印方
向からの外力が加わると操作部41を押し、スイッチ40を
操作して収納箱Aの移動を停止するようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記従来例においては安全バー43′に対し
て前方から加わる外力に対しては操作部41を押圧してス
イッチ40を操作するのであるが、安全バー43′に上方か
らの外力が加わると、支持部46に荷重が集中し、操作部
41を介してスイッチ40を操作する操作力とならず、安全
に収納箱Aの走行を停止することができず、また、この
場合、スイッチ40から突出した支持部46に上方からの荷
重が集中して支持部46、ひいては支持部46を突設したス
イッチ40を破損するという問題がある。更に、従来例に
おいては断面リップ付きコ字状の安全バー43′の取り付
けに当たっては第15図のように安全バー43′を横方向か
らはめ込むため、現場で安全バー43′をはめ込むには現
場において第15図における寸法Lの空間が必要であり、
この空間がない所では現場では取り付けたり、交換した
りすることができないという問題がある。
て前方から加わる外力に対しては操作部41を押圧してス
イッチ40を操作するのであるが、安全バー43′に上方か
らの外力が加わると、支持部46に荷重が集中し、操作部
41を介してスイッチ40を操作する操作力とならず、安全
に収納箱Aの走行を停止することができず、また、この
場合、スイッチ40から突出した支持部46に上方からの荷
重が集中して支持部46、ひいては支持部46を突設したス
イッチ40を破損するという問題がある。更に、従来例に
おいては断面リップ付きコ字状の安全バー43′の取り付
けに当たっては第15図のように安全バー43′を横方向か
らはめ込むため、現場で安全バー43′をはめ込むには現
場において第15図における寸法Lの空間が必要であり、
この空間がない所では現場では取り付けたり、交換した
りすることができないという問題がある。
本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考案したもの
であって、その目的とするところは、安全バーの取り付
けが簡単で、しかも、安全バーに横方向からの外力は勿
論、斜め上方からの外力が加わっても確実に操作部を押
してスイッチを操作することができ、また、安全バーに
上方からの外力が加わってもスイッチを破損することが
ない収納装置を提供するにある。
であって、その目的とするところは、安全バーの取り付
けが簡単で、しかも、安全バーに横方向からの外力は勿
論、斜め上方からの外力が加わっても確実に操作部を押
してスイッチを操作することができ、また、安全バーに
上方からの外力が加わってもスイッチを破損することが
ない収納装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の収納装置は、複数の収納箱A、A′のうち少
なくとも一つ以上の収納箱Aを電動により移動自在と
し、移動する収納箱Aの台輪6の移動方向の外面部から
収納箱Aの移動を停止させるスイッチ40の操作部41を突
出させ、この移動する収納箱Aの台輪6の移動方向の外
面部にヒンジ42を介して安全バー43の上端部を回動自在
に取り付けると共に傾斜した状態の安全バー43の背面を
スイッチ40の操作部41の先端部に当接して成るものであ
って、このような構成を採用することで、上記した従来
例の問題点を解決して本考案の目的を達成したものであ
る。
なくとも一つ以上の収納箱Aを電動により移動自在と
し、移動する収納箱Aの台輪6の移動方向の外面部から
収納箱Aの移動を停止させるスイッチ40の操作部41を突
出させ、この移動する収納箱Aの台輪6の移動方向の外
面部にヒンジ42を介して安全バー43の上端部を回動自在
に取り付けると共に傾斜した状態の安全バー43の背面を
スイッチ40の操作部41の先端部に当接して成るものであ
って、このような構成を採用することで、上記した従来
例の問題点を解決して本考案の目的を達成したものであ
る。
[作用] しかして、収納箱Aの移動中において安全バー43に人
や物が当たると、安全バー43によりスイッチ40の操作部
41を押してスイッチ40を操作して収納箱Aの移動を停止
するようになっている。そして、この場合、安全バー43
には横方向からの外力だけでなく斜め上方からの外力に
よっても傾斜した安全バー43が回動して確実に操作部41
を押すようになっている。また、安全バー43に上方から
外力が加わってもヒンジ42に荷重が加わるのみでスイッ
チ40には荷重が加わらず、スイッチ40が破損しないよう
になっている。
や物が当たると、安全バー43によりスイッチ40の操作部
41を押してスイッチ40を操作して収納箱Aの移動を停止
するようになっている。そして、この場合、安全バー43
には横方向からの外力だけでなく斜め上方からの外力に
よっても傾斜した安全バー43が回動して確実に操作部41
を押すようになっている。また、安全バー43に上方から
外力が加わってもヒンジ42に荷重が加わるのみでスイッ
チ40には荷重が加わらず、スイッチ40が破損しないよう
になっている。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
る。
第2図に示すように部屋の壁11間に側方に開口部を有
して内部の収納部に側方から出し入れ自在とした複数の
収納箱A、A′が配置されるが、第1図、第2図に示す
ように両端部に位置する収納箱のうち少なくとも一方の
端部における収納箱としては移動しない収納箱A′が配
置され、それ以外の収納箱は移動自在な収納箱Aとなっ
ている。移動自在な収納箱Aは部屋の床12に敷設したレ
ール1に沿って移動自在となっているものである。移動
しない収納箱A′の前面側の側端部には回動自在に扉30
が取り付けてある。そして、移動自在な収納箱Aを扉30
を取り付けた移動しない収納箱A′と反対側に移動した
状態で扉30を閉じることで、移動しない収納箱A′と移
動自在な収納箱Aとの間の隙間を閉塞するようになって
いる。この場合、扉30を取り付けた移動しない収納箱
A′に隣合う移動自在な収納箱Aの前面部の側端部には
戸当たり部31が設けてあって、扉30を閉じた際に扉30の
端部が当たるようになっている。一方、扉30を開くと、
隙間が露出するので、この隙間に人が入って移動しない
収納箱A′やこの移動しない収納箱A′に対向する移動
自在な収納箱Aの側方開口から収納箱の出し入れを行う
ものである。また、移動自在な収納箱Aを移動して更に
別の収納箱Aの側方開口を露出させてこの部分から収納
箱の出し入れを行うものである。
して内部の収納部に側方から出し入れ自在とした複数の
収納箱A、A′が配置されるが、第1図、第2図に示す
ように両端部に位置する収納箱のうち少なくとも一方の
端部における収納箱としては移動しない収納箱A′が配
置され、それ以外の収納箱は移動自在な収納箱Aとなっ
ている。移動自在な収納箱Aは部屋の床12に敷設したレ
ール1に沿って移動自在となっているものである。移動
しない収納箱A′の前面側の側端部には回動自在に扉30
が取り付けてある。そして、移動自在な収納箱Aを扉30
を取り付けた移動しない収納箱A′と反対側に移動した
状態で扉30を閉じることで、移動しない収納箱A′と移
動自在な収納箱Aとの間の隙間を閉塞するようになって
いる。この場合、扉30を取り付けた移動しない収納箱
A′に隣合う移動自在な収納箱Aの前面部の側端部には
戸当たり部31が設けてあって、扉30を閉じた際に扉30の
端部が当たるようになっている。一方、扉30を開くと、
隙間が露出するので、この隙間に人が入って移動しない
収納箱A′やこの移動しない収納箱A′に対向する移動
自在な収納箱Aの側方開口から収納箱の出し入れを行う
ものである。また、移動自在な収納箱Aを移動して更に
別の収納箱Aの側方開口を露出させてこの部分から収納
箱の出し入れを行うものである。
収納装置の全体の構成は上記のようになっているが、
各部の具体的な構成は下記のようになっている。すなわ
ち、第2図に示すようにレール1は前後にそれぞれ1本
ずつ設けてあり、更に前後のレール1の中間にラック13
が床12に敷設してある。収納箱A、A′は台輪6の上に
収納箱本体5を形成して構成してある。ここで、固定さ
れて移動しない収納箱A′は台輪6を直接床12に配設さ
れるものであるが、移動する収納箱Aは台輪6の下部内
に設けた台車2の車輪10がレール1に移動自在にはめ込
まれるようになっている。ここで、台輪6の上に収納箱
本体5を構成するには、台輪6の上に台輪6とは別に形
成した収納箱本体5を載置して固着してある。第11図の
実施例においては、側板14の上下間に天板15や下桟木16
や裏板17等を架設し、下桟木16を台輪6に載置して固着
することで台輪6の上に収納箱本体5が構成してある。
そして、この収納箱本体5は側方が開口して内部が収納
部となっている。台輪6の外周端縁部には第9図に示す
ように下方に向けて垂下板部4が垂設してある。この台
輪6の垂下板部4は収納箱本体5の前面よりも後方に引
き込んだ位置に位置している。また、台輪6の下面側の
前後左右の4箇所にはそれぞれコ字状をしたナット金具
18が固着してあり、このナット金具18にはナット部7が
設けてある。そして、台輪6にはそれぞれナット部7の
真上に回転ボルト回転操作用の治具を挿入するための孔
9が穿孔してある。台輪6内の下部には台車2が取り付
けられる。この台車2は前後左右の4箇所にそれぞれ車
輪10が回転自在に設けてあり、車輪10の進行方向に隣り
あって水平面で回転するガイド輪19が回転自在に設けて
あり、更に、台車2の中央部には台車2に取り付けたモ
ータ20により回転駆動するピニオン21が設けてある。上
記台車2の前後左右の4箇所にはL字状をした受け金具
22が設けてあり、この受け金具22の下横片の上にそれぞ
れ回転ボルト3の下端部を回転自在に取り付けた受け部
23が固着してある。回転ボルト3の頂面部には図示して
いないがプラス溝、マイナス溝、レンチ角穴等が設けて
ある。台車2に設けた車輪10及びガイド輪19はそれぞれ
2本のレール1に第7図、第8図に示すように走行自在
にはめ込んであり、また、ピニオン21を第6図に示すよ
うにラック13に噛合させてある。そして、台車2の上方
には台輪6が配置され、台車2の前後左右4箇所に設け
た回転ボルト3が台輪6の下面側の前後左右の4箇所に
設けたナット部7に深浅自在に螺合してあり、この場
合、台輪6に設けた垂下板部4により台車2を外側方か
ら覆ってある。しかして、上記のようにレール1に沿っ
て移動自在とした移動側の収納箱Aはモータ20を回転駆
動することでピニオン21がラック13に噛み合いながら回
転駆動することで収納箱Aを移動させることができるも
のである。このとき、車輪10がレール1を走行し、ガイ
ド輪19が水平回転することで横方向の振れを防止しなが
ら収納箱Aを移動することができるものである。
各部の具体的な構成は下記のようになっている。すなわ
ち、第2図に示すようにレール1は前後にそれぞれ1本
ずつ設けてあり、更に前後のレール1の中間にラック13
が床12に敷設してある。収納箱A、A′は台輪6の上に
収納箱本体5を形成して構成してある。ここで、固定さ
れて移動しない収納箱A′は台輪6を直接床12に配設さ
れるものであるが、移動する収納箱Aは台輪6の下部内
に設けた台車2の車輪10がレール1に移動自在にはめ込
まれるようになっている。ここで、台輪6の上に収納箱
本体5を構成するには、台輪6の上に台輪6とは別に形
成した収納箱本体5を載置して固着してある。第11図の
実施例においては、側板14の上下間に天板15や下桟木16
や裏板17等を架設し、下桟木16を台輪6に載置して固着
することで台輪6の上に収納箱本体5が構成してある。
そして、この収納箱本体5は側方が開口して内部が収納
部となっている。台輪6の外周端縁部には第9図に示す
ように下方に向けて垂下板部4が垂設してある。この台
輪6の垂下板部4は収納箱本体5の前面よりも後方に引
き込んだ位置に位置している。また、台輪6の下面側の
前後左右の4箇所にはそれぞれコ字状をしたナット金具
18が固着してあり、このナット金具18にはナット部7が
設けてある。そして、台輪6にはそれぞれナット部7の
真上に回転ボルト回転操作用の治具を挿入するための孔
9が穿孔してある。台輪6内の下部には台車2が取り付
けられる。この台車2は前後左右の4箇所にそれぞれ車
輪10が回転自在に設けてあり、車輪10の進行方向に隣り
あって水平面で回転するガイド輪19が回転自在に設けて
あり、更に、台車2の中央部には台車2に取り付けたモ
ータ20により回転駆動するピニオン21が設けてある。上
記台車2の前後左右の4箇所にはL字状をした受け金具
22が設けてあり、この受け金具22の下横片の上にそれぞ
れ回転ボルト3の下端部を回転自在に取り付けた受け部
23が固着してある。回転ボルト3の頂面部には図示して
いないがプラス溝、マイナス溝、レンチ角穴等が設けて
ある。台車2に設けた車輪10及びガイド輪19はそれぞれ
2本のレール1に第7図、第8図に示すように走行自在
にはめ込んであり、また、ピニオン21を第6図に示すよ
うにラック13に噛合させてある。そして、台車2の上方
には台輪6が配置され、台車2の前後左右4箇所に設け
た回転ボルト3が台輪6の下面側の前後左右の4箇所に
設けたナット部7に深浅自在に螺合してあり、この場
合、台輪6に設けた垂下板部4により台車2を外側方か
ら覆ってある。しかして、上記のようにレール1に沿っ
て移動自在とした移動側の収納箱Aはモータ20を回転駆
動することでピニオン21がラック13に噛み合いながら回
転駆動することで収納箱Aを移動させることができるも
のである。このとき、車輪10がレール1を走行し、ガイ
ド輪19が水平回転することで横方向の振れを防止しなが
ら収納箱Aを移動することができるものである。
移動自在な収納箱Aの台輪6の垂下板部4の移動方向
の外面部側には第3図に示すように収納箱Aの移動を停
止させるためのスイッチ40が取り付けてある。このスイ
ッチ40から突出した操作部41は垂下板部4の外面部から
突出している。また、この操作部41を突出した台輪6の
垂下板部4の収納箱Aの移動方向の外面部にはヒンジ42
を介して横方向に長い安全バー43の上端部を回動自在に
取り付けてある。そして、この安全バー43は傾斜した状
態で安全バー43の背面がスイッチ40の操作部41の先端部
に当接している。ここで、操作部41はバネ45により外方
に押圧されている。
の外面部側には第3図に示すように収納箱Aの移動を停
止させるためのスイッチ40が取り付けてある。このスイ
ッチ40から突出した操作部41は垂下板部4の外面部から
突出している。また、この操作部41を突出した台輪6の
垂下板部4の収納箱Aの移動方向の外面部にはヒンジ42
を介して横方向に長い安全バー43の上端部を回動自在に
取り付けてある。そして、この安全バー43は傾斜した状
態で安全バー43の背面がスイッチ40の操作部41の先端部
に当接している。ここで、操作部41はバネ45により外方
に押圧されている。
しかして、移動する収納箱Aの移動中において安全バ
ー43に人や物が当たると、安全バー43によりスイッチ40
の操作部41を押してスイッチ40を操作して収納箱Aの移
動を停止して安全性を確保するようになっている。そし
て、この場合、安全バー43には横方向からの外力だけで
なく斜め上方からの外力によっても傾斜した安全バー43
が回動して確実に操作部41を押すようになっている。ま
た、安全バー43に上方から外力が加わった場合にはヒン
ジ42に荷重が加わるのみでスイッチ40には荷重が加わら
ず、スイッチ40が破損しないようになっている。
ー43に人や物が当たると、安全バー43によりスイッチ40
の操作部41を押してスイッチ40を操作して収納箱Aの移
動を停止して安全性を確保するようになっている。そし
て、この場合、安全バー43には横方向からの外力だけで
なく斜め上方からの外力によっても傾斜した安全バー43
が回動して確実に操作部41を押すようになっている。ま
た、安全バー43に上方から外力が加わった場合にはヒン
ジ42に荷重が加わるのみでスイッチ40には荷重が加わら
ず、スイッチ40が破損しないようになっている。
安全バー43の取り付けに当たっては第3図(c)の矢
印方向からヒンジ42を垂下板部4にネジ等で取り付ける
ことにより簡単に取り付けことができるものであり、操
作部41の点検等の場合にはヒンジ42を介して安全バー43
を回動することで簡単に点検ができ、また、安全バー43
の交換に当たっても狭いスペースで行えるものである。
なお、ここで、安全バー43を取り付けた後に第13図に示
すようなストッパー部材44をネジ、釘等により着脱自在
に取り付けて安全バー43が一定以上回動しないようにし
て何らかの理由で安全バー43が回動しすぎて起立したま
まの状態を保ち、安全バーが操作部41に当たらない事態
が発生しないようにしてもよい。
印方向からヒンジ42を垂下板部4にネジ等で取り付ける
ことにより簡単に取り付けことができるものであり、操
作部41の点検等の場合にはヒンジ42を介して安全バー43
を回動することで簡単に点検ができ、また、安全バー43
の交換に当たっても狭いスペースで行えるものである。
なお、ここで、安全バー43を取り付けた後に第13図に示
すようなストッパー部材44をネジ、釘等により着脱自在
に取り付けて安全バー43が一定以上回動しないようにし
て何らかの理由で安全バー43が回動しすぎて起立したま
まの状態を保ち、安全バーが操作部41に当たらない事態
が発生しないようにしてもよい。
なお、床12が傾斜していたり、収納箱Aの製造誤差等
により、収納箱Aの高さが異なったり、傾斜したりした
場合には台輪6の前後左右の4箇所に設けた孔9のうち
任意の孔9から回転ボルト操作用のドライバーやレンチ
等の治具を入れて回転ボルト3を回転操作することによ
り調整をするのである。調整が終わると、第11図に示す
下面板24を取り付けて孔9を隠すものである。
により、収納箱Aの高さが異なったり、傾斜したりした
場合には台輪6の前後左右の4箇所に設けた孔9のうち
任意の孔9から回転ボルト操作用のドライバーやレンチ
等の治具を入れて回転ボルト3を回転操作することによ
り調整をするのである。調整が終わると、第11図に示す
下面板24を取り付けて孔9を隠すものである。
なおまた、扉30の裏面には第1図、第2図、第12図
(a)等に示すようにワイヤレス発信器33が設けてあ
り、各移動自在な収納箱Aにはワイヤレス受信器33が設
けてあって、扉30を開いてワイヤレス発信器43を操作し
て各移動自在な収納箱Aに設けたモータ20の駆動制御を
行って移動自在な収納箱Aの移動や移動停止を行うもの
である。収納箱Aへの給電は種々の給電方法が可能であ
るが、例えば第12図(b)のように部屋の壁11に設けた
コンセント35に収納箱Aから導出したカールコード36の
先端のプラグ37を接続し、収納箱Aの移動に伴ってカー
ルコード36を伸縮させるものである。
(a)等に示すようにワイヤレス発信器33が設けてあ
り、各移動自在な収納箱Aにはワイヤレス受信器33が設
けてあって、扉30を開いてワイヤレス発信器43を操作し
て各移動自在な収納箱Aに設けたモータ20の駆動制御を
行って移動自在な収納箱Aの移動や移動停止を行うもの
である。収納箱Aへの給電は種々の給電方法が可能であ
るが、例えば第12図(b)のように部屋の壁11に設けた
コンセント35に収納箱Aから導出したカールコード36の
先端のプラグ37を接続し、収納箱Aの移動に伴ってカー
ルコード36を伸縮させるものである。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように、複数の収納箱のう
ち少なくとも一つ以上の収納箱を電動により移動自在と
し、移動する収納箱の台輪の移動方向の外面部から収納
箱の移動を停止させるスイッチの操作部を突出させ、こ
の移動する収納箱の台輪の移動方向の外面部にヒンジを
介して安全バーの上端部を回動自在に取り付けると共に
傾斜した状態の安全バーの背面をスイッチの操作部の先
端部に当接してあるので、収納箱の移動中において安全
バーに人や物が当たると、安全バーによりスイッチの操
作部を押してスイッチを操作して収納箱の移動を停止す
るものであり、この場合、安全バーには横方向からの外
力だけでなく斜め上方からの外力によっても傾斜した安
全バーが回動して確実に操作部を押し、動作が確実とな
るものである。また、安全バーに上方から外力が加わっ
てもヒンジに荷重が加わるのみでスイッチには荷重が加
わらず、スイッチが破損しないものである。更にヒンジ
で安全バーを取り付けるので、従来のように安全バーの
取り付けに当たって安全バーと同じだけの余分なスペー
スを操作箱の前方に必要でないという利点がある。
ち少なくとも一つ以上の収納箱を電動により移動自在と
し、移動する収納箱の台輪の移動方向の外面部から収納
箱の移動を停止させるスイッチの操作部を突出させ、こ
の移動する収納箱の台輪の移動方向の外面部にヒンジを
介して安全バーの上端部を回動自在に取り付けると共に
傾斜した状態の安全バーの背面をスイッチの操作部の先
端部に当接してあるので、収納箱の移動中において安全
バーに人や物が当たると、安全バーによりスイッチの操
作部を押してスイッチを操作して収納箱の移動を停止す
るものであり、この場合、安全バーには横方向からの外
力だけでなく斜め上方からの外力によっても傾斜した安
全バーが回動して確実に操作部を押し、動作が確実とな
るものである。また、安全バーに上方から外力が加わっ
てもヒンジに荷重が加わるのみでスイッチには荷重が加
わらず、スイッチが破損しないものである。更にヒンジ
で安全バーを取り付けるので、従来のように安全バーの
取り付けに当たって安全バーと同じだけの余分なスペー
スを操作箱の前方に必要でないという利点がある。
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は同上の平
面図、第3図(a)(b)(c)は本考案における安全
バーの取り付け部分の断面図、安全バーを回動して起立
させた状態の断面図及び安全バーの取り付け部分の概略
平面図、第4図は同上の台車の平面図、第5図は同上の
台車に台輪を取り付けた状態における水平断面図、第6
図(a)(b)は同上のラックとピニオンとのかみ合い
部分の正面図及び拡大側面断面図、第7図はレールに車
輪がはめ込んである部分の側面断面図、第8図は同上の
レールにガイド輪をはめ込んである部分の側面断面図、
第9図は同上の台車に台輪を取り付ける状態の縦断面
図、第10図は同上の水平断面図、第11図は収納箱の分解
斜視図、第12図(a)(b)は扉にワイヤレス発信器を
取り付けた例の斜視図及びカールコードで給電する実施
例の側面図、第13図は本考案の安全バーの取り付け部分
の他の実施例の断面図、第14図は従来例の安全バーの取
り付け部分の断面図、第15図は従来例における安全バー
の取り付けを説明するための説明図であって、A、A′
はそれぞれ収納箱、5は収納箱本体、6は台輪、40はス
イッチ、41は操作部、42はヒンジ、43は安全バーであ
る。
面図、第3図(a)(b)(c)は本考案における安全
バーの取り付け部分の断面図、安全バーを回動して起立
させた状態の断面図及び安全バーの取り付け部分の概略
平面図、第4図は同上の台車の平面図、第5図は同上の
台車に台輪を取り付けた状態における水平断面図、第6
図(a)(b)は同上のラックとピニオンとのかみ合い
部分の正面図及び拡大側面断面図、第7図はレールに車
輪がはめ込んである部分の側面断面図、第8図は同上の
レールにガイド輪をはめ込んである部分の側面断面図、
第9図は同上の台車に台輪を取り付ける状態の縦断面
図、第10図は同上の水平断面図、第11図は収納箱の分解
斜視図、第12図(a)(b)は扉にワイヤレス発信器を
取り付けた例の斜視図及びカールコードで給電する実施
例の側面図、第13図は本考案の安全バーの取り付け部分
の他の実施例の断面図、第14図は従来例の安全バーの取
り付け部分の断面図、第15図は従来例における安全バー
の取り付けを説明するための説明図であって、A、A′
はそれぞれ収納箱、5は収納箱本体、6は台輪、40はス
イッチ、41は操作部、42はヒンジ、43は安全バーであ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の収納箱のうち少なくとも一つ以上の
収納箱を電動により移動自在とし、移動する収納箱の台
輪の移動方向の外面部から収納箱の移動を停止させるス
イッチの操作部を突出させ、この移動する収納箱の台輪
の移動方向の外面部にヒンジを介して安全バーの上端部
を回動自在に取り付けると共に傾斜した状態の安全バー
の背面をスイッチの操作部の先端部に当接して成る収納
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9017990U JP2504503Y2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9017990U JP2504503Y2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0446833U JPH0446833U (ja) | 1992-04-21 |
JP2504503Y2 true JP2504503Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=31824703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9017990U Expired - Lifetime JP2504503Y2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504503Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4703241B2 (ja) * | 2004-11-02 | 2011-06-15 | 金剛株式会社 | 免震装置 |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP9017990U patent/JP2504503Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0446833U (ja) | 1992-04-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |