JPH0415691Y2 - - Google Patents

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JPH0415691Y2
JPH0415691Y2 JP1985202100U JP20210085U JPH0415691Y2 JP H0415691 Y2 JPH0415691 Y2 JP H0415691Y2 JP 1985202100 U JP1985202100 U JP 1985202100U JP 20210085 U JP20210085 U JP 20210085U JP H0415691 Y2 JPH0415691 Y2 JP H0415691Y2
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JP
Japan
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pulley
inner frame
frame
grain
outer frame
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JP1985202100U
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JPS62108309U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば精穀用プラントに設備する
エレベータ装置、その他穀類を上方に運ぶために
使用する装置に関するものである。
(従来の技術) 従来このような目的に使用する公知の穀用昇降
機は、第8図、第9図に示す如く上面を開放した
有底状の箱形枠Aの前後両面に軸承Bを上下方向
に調節自在に装嵌した軸承枠Cを多数のボルトD
によつて固着し、箱形枠Aに形成した上下調節用
の長孔Eを通して、前記軸承B,Bにプーリ軸F
を架するとともに、箱形枠A内においてプーリ軸
F上に穀類を運ぶためのバケツト付コンベヤGを
掛けるためのプーリHを取付け、さらにコンベヤ
Gを適度に緊張させるために軸承枠Cにそれぞれ
軸承Bを上下に調節する調節ねじJを設け、また
箱形枠Aの一側には穀類の入口Kを設けたもので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような従来の昇降機によると、故障の際
プーリHを取り出す場合、先ずボルトDを外して
軸承Bを軸承枠Cごと取り外し、プーリHのセツ
トボルトを外してプーリ軸Fを抜き出し、しかる
後、箱形枠Aの上端からプーリHを取り出さなけ
ればならないので、頗る手数と時間とがかかる
し、また、軸承Bの調節ねじJはそれぞれの軸承
枠Cに附設されているので、組立後プーリHの位
置を上下に調節してコンベヤGを適度に緊張させ
るため調節ねじJを螺回して軸承Bを上下方向に
移動させる場合、箱形枠Aの前後にある2個の調
節ねじJ,Jをそれぞれ操作してプーリ軸Fを左
右に傾かないよう水平に調整するのに手数を要
し、しかも箱形枠Aの底部にはコンベヤGのバケ
ツトで掬われない穀粒が残留する等の欠陥があつ
た。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記の点に鑑み改良を施し、床に
据付けた外枠に対して上下位置を調整自在に箱形
の内枠を嵌装し、この内枠は上面を開放状態に保
つとともに、その前面または後面あるいは前後両
面には、プーリ取出用の窓孔を設け、この窓孔部
分にプーリ軸を支える軸承を固着した塞板をボル
ト等を以て取外し自在に取付け、さらに内枠の底
部はプーリと同心円状の弧状底となしてその一側
には、外枠に定着した穀粒入口に対して昇降自在
な穀粒導入部を設け、またこの内枠の上部中央部
には外枠の上部中央部に螺装した上下調節用の1
個の調節ねじを設けたものである。
(作用) このように構成すると、プーリを取り出す必要
が生じた場合、内枠に取付けた塞板を取り外せば
その窓孔から簡単にプーリを取出すことができる
し、また、修理後中央部にある1個の調節ねじを
螺回すれば、外枠に対して内枠を上下に移動でき
る関係上、プーリは傾くことなく常に水平に保つ
たまま上下に位置調整を行い得られ、しかも、内
枠を上下に調節しても穀粒入口は外枠に対して取
付け、内枠の穀粒導入部が上下するので穀粒入口
に連結した穀流通管はそのままで調節の必要がな
く、しかも内枠底部はプーリと同心円状をなした
から、底部への残留穀粒は悉く排出されるもので
ある。
(実施例) 図示の実施例について説明すれば、この装置は
床面に据付けられるように構成した外枠1と、こ
の外枠1内に上下できるように装入された箱形の
内枠2の部分からなる。内枠2は外枠1の左右両
側の柱部分の外側に取付けたガイド板3によつて
左右に動揺することなく垂直に昇降できるように
保持される。
内枠2は第4図、第5図に示す如く上端を開放
した箱形で、その内部のほぼ中央には穀粒を上方
へ運ぶためのバケツトコンベヤ(図には省略)を
掛けるためのプーリ4を軸5によつて回転自在に
設備する。このプーリ4は必要に応じて内枠2の
前面または後面あるいは前後いずれの側からでも
取り出すことができるよう、内枠2の前面または
後面あるいは前後両面にプーリ4の直径より少し
く大きな窓孔6を設け、この窓孔6には前記プー
リ軸 の軸承7を固定した塞板8をその周縁にお
いてボルト9等を以て取り外し自在に内枠2に取
付ける。内枠2の底部10は前記プーリ軸5を中
心としてプーリ4と同心円の弧状に形成するとと
もに、その一側部には穀粒導入部11を突出して
設け、さらに内枠2の上端開放部の中央には、そ
の上下調節ねじ12の下端を回動自在に挿入する
ための受金13を固着したチヤンネル状の部材1
4を架着し、また、内枠2の前面または後面ある
いは前後両面には内枠底部10の内部を掃除する
のに都合がよいように掃除口15を設け、平素は
これを着脱自在の蓋板16を以て覆い、適宜の止
金具17によつて蓋板16を閉鎖状態に保つよう
にする。
外枠1は、第1図、第3図に示す如く上部中央
に前記上下調節ねじ12を螺合するようねじ孔1
8を備えた横梁状の部材19を設け、これに螺合
した前記調節ねじ12の下端を既述の受金13に
遊装して鍔20を取付けるとともに、調節ねじ1
2の上端にはハンドル21を附設し、ハンドル2
1を回わすことによつて外枠1に対して内枠2の
位置を上下に調整することができるように構成
し、調整後は調節ねじ12に螺合したナツト22
を締めつけて調節ねじ12を緊定するように構成
する。また、外枠1の一側部には第6図および第
7図に示す如く内枠2の穀粒導入部11側にコ字
形をなす支持金具23を固定するとともに、この
コ字形の支持金具23と外枠1とに各一端を固着
して穀流通管24を連結した穀粒入口25を備え
た板26を取付け、これに対して内枠2の穀粒導
入部11は、その上面と縦の一側面とを開放し、
外枠1に対して内枠2を上昇させる場合、穀粒導
入部11の前後両面は、コ字形支持金23と板2
6との間隙27,27を通して上昇するようにな
し、さらにこのようにした場合、穀粒導入部11
の開放部分から穀粒がこぼれ落ちないように、こ
の縦の開放部には上端を蝶番28で板26部分に
取付けた回動自在な覆板29を設けるものであ
る。なお、30は外枠1の上部左右に設けた上下
筒抜けの遮板で、その内部にバケツトコンベヤが
通過するように構成したものである。
(考案の効果) この考案は以上の如く構成したから、プーリ4
を取り出す必要が生じた場合、ハンドル21を回
わして内枠2を外枠1に対して少しく上昇させ、
プーリ4とこれに掛けたコンベヤとの間に少しく
弛みをもたせた後、内枠2の一面の塞板8の取付
ボルト9を外して塞板8を取り去れば、その窓孔
6から手が差し込めるので、プーリ4をその軸5
ごと窓孔6から取り出すことができるし、修理後
は窓孔6からプーリ4を挿入した後、塞板8を窓
孔6に嵌めてボルト9を以てこれを固着し、ハン
ドル21を回わして内枠2を少しく下降させてプ
ーリ4とコンベヤとの関係を適度に調整すればよ
いから、作業が簡単で短時間で目的を達すること
ができる。また、プーリ4の上下調節も機体の中
央部にあるハンドル21を操作すれば1個の調節
ねじ12によつてプーリ4を支持する内枠2が垂
直に上下するので、従来の如く各軸承毎の調節ね
じを操作する場合に較べれば、頗る簡単で、かつ
プーリ軸5が前後に傾くようなおそれはなく常に
水平状態を保つて上下するし、内枠5は上下して
も穀粒の入口25は外枠1側に設けられ、内枠2
の穀粒導入部11は入口25に対して上下するの
で、内枠2の位置を上下に調節しても穀流通管2
4はそのままで長さを調節する必要なく、しかも
内枠2の底部10はプーリ4と同心円状に構成し
たから、底部穀粒が残留するおそれがない効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る精穀用昇降機の正面
図。第2図は、その側面図。第3図は、外枠のみ
を示す截断正面図。第4図は、内枠のみを示す截
断正面図。第5図は、内枠のみの平面図。第6図
は、穀粒導入部分の截断正面図。第7図は、同上
部分の平面図。第8図は、従来の精穀用昇降機を
示す正面図。第9図は、その側面図である。 1……外枠、2……内枠、3……ガイド板、4
……プーリ、6……窓孔、8……塞板、11……
穀粒導入部、12……調節ねじ、24……穀流通
管、25……穀粒入口、28……蝶番、29……
覆板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面に据付けるようになした外枠1に対して、
    上下位置を調整自在に箱形の内枠2を装入し、こ
    の内枠2は上面を開放状態に保つとともに、その
    前面または後面あるいは前後両面に内枠内に装架
    したプーリ4の直径より大きなプーリ取出用窓孔
    6を設け、この窓孔部分にプーリ4の軸5を支受
    する軸承7を固着した塞板8をボルト9等を以て
    取外し自在に取付け、さらに内枠2の底部10は
    プーリ4と同心円状の弧状底となしてその一側に
    は外枠1に定着した穀粒入口25に対して昇降自
    在な穀粒導入部11を設け、また、この内枠2の
    上部中央部には外枠1に螺装した上下調節用の1
    個の調節ねじ12を装置した精穀用昇降機。
JP1985202100U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0415691Y2 (ja)

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JP1985202100U JPH0415691Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

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JPS62108309U JPS62108309U (ja) 1987-07-10
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3138510B2 (ja) * 1991-08-08 2001-02-26 三菱長崎機工株式会社 チエーン調節構造を備えたパイプコンベヤ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5329917A (en) * 1976-07-12 1978-03-20 Kali Chemie Pharma Gmbh Production of preparating agent wtht high absorbing propety through intestine containing difficult absorbing heart stimulant

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JPS5329917A (en) * 1976-07-12 1978-03-20 Kali Chemie Pharma Gmbh Production of preparating agent wtht high absorbing propety through intestine containing difficult absorbing heart stimulant

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JPS62108309U (ja) 1987-07-10

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