JPH0334578Y2 - - Google Patents

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JPH0334578Y2
JPH0334578Y2 JP14359585U JP14359585U JPH0334578Y2 JP H0334578 Y2 JPH0334578 Y2 JP H0334578Y2 JP 14359585 U JP14359585 U JP 14359585U JP 14359585 U JP14359585 U JP 14359585U JP H0334578 Y2 JPH0334578 Y2 JP H0334578Y2
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JP
Japan
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ventilation fan
storage case
door
attached
rail
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JP14359585U
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JPS6252837U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、収納ケース内に収納される換気扇の
取り付け・取り外しを容易にした換気扇装置に関
する。
B 考案の概要 収納ケース内に換気扇を収納する換気扇装置に
おいて、 レールとこのレール上を動く可動部材とによつ
て換気扇を移動自在にすると共に、この換気扇の
移動を阻止する一対のストツパーを設け、このス
トツパーの一方を収納ケースに設けられたドアに
取り付けるようにして、 換気扇の収納・取り出しを容易にしたものであ
る。
C 従来の技術 各種装置には電気機器の冷却、通気等のため換
気扇装置が取り付けられる。
かかる換気扇装置の従来例として配電盤に取り
付けられたものが第5図及び第6図に示されてい
る。
第5図において、電気機器35が収納された筐
体1の前部には扉36が設けられている。
この扉36の下部には吸気口37が形成され
又、前記筐体1の天板2には換気扇装置が取り付
けられて、この換気扇装置によつて外気が吸気口
37から吸引されて排気口4から排出され、その
過程で電気機器35が冷却される。
換気扇装置は、第6図において詳しく示され、
筐体1に固定された収納ケース7の上面は、カバ
ー5で覆われこのカバー5は収納ケース7にネジ
6,6にてネジ止めされている。
換気扇10と網板9とは、収納ケース7内に配
置され、収納ケース7に固定された固定金具23
に複数個のボルト38,38で共締めされてい
る。
D 考案が解決しようとする問題点 従つて、換気扇10の交換等のため換気扇10
の取り外しをする場合は、ネジ6,6を外してカ
バー5を取り除き、さらにボルト38,38を外
して換気扇10を取り出さなければならない。ま
た、換気扇10の取り付けをする場合は、この逆
の作業をしなければならず、換気扇10の取り外
し・取り付けが非常に面倒であるという欠点があ
つた。
そこで、本考案は上記欠点を解消し換気扇の取
り外し・取り付けが容易な換気扇装置を提供する
ことを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 かかる目的を達成するための本考案の構成は、
収納ケース内に換気扇を収納する換気扇装置にお
いて、前記収納ケースと前記換気扇とに、一方に
レールを他方にこのレール上を動く可動部材とを
設けて前記換気扇を移動自在とし、この換気扇の
移動方向に換気扇収納用のドアを前記収納ケース
に取り付けると共に、前記換気扇の移動を阻止す
る一対のストツパーを設け、このストツパーの一
方を前記ドアに取り付けたことを特徴とする。
F 作用 換気扇を取り外す場合には、ドアを開けて換気
扇を収納ケースから引き出せばよく、また、換気
扇を取り付ける場合には、レール上に可動部材を
すべらせて換気扇を収納ケース内に挿入しその後
ドアを閉じればよい。
G 実施例 第1図乃至第4図において本考案の一実施例が
示され、この実施例では従来例と同様に換気扇装
置が配電盤に用いられる場合が示されている。
筐体1の下部には図示しない吸気口が設けられ
ていると共に筐体1の天板2には換気扇装置が取
り付けられている。
換気扇装置の排気ケース3は、筐体1外で筐体
1の天板2に固定されている。この排気ケース3
には排気口4が形成されていると共に排気ケース
3の上面開口部はカバー5で被われ、このカバー
5は排気ケース3にネジ6でネジ止めされてい
る。
収納ケース7は、筐体1内で前記排気ケース3
に対応する位置にて筐体1の天板2に固定されて
いる。収納ケース7の下面と上面とは開口してお
り、収納ケース7内と前記排気ケース3内とは、
天板2に形成の孔8を介して連通している。この
収納ケース7内に網板9と換気扇10とが収納さ
れている。
網板9は、筐体1外に排出される空気中のほこ
り、ゴミ等を捕獲するもので、収納ケース7の両
側面に対向して固定された断面コ字状の支持金具
11,11の溝12,12に両端部が係合されて
その着脱がスライド式になつている。
換気扇10と収納ケース7とには一方にレール
13,13が他方にこのレール13,13上を動
く可動部材14,14が設けられて換気扇10が
移動自在に構成されており、この実施例において
は、換気扇10に可動部材14,14が、収納ケ
ース7にレール13,13が設けられている。
可動部材14,14は、ローラや車輪の如くレ
ール13,13上を移動するものであればよく、
この実施例ではキヤスター15,15にて構成さ
れている。
キヤスター15,15は、車輪16と車輪支持
部17とから成り、換気扇10の両側の前端と後
端に換気扇10のフランジ部18に車輪支持部1
7,17がボルト締めされている。
レール13,13は、水平部20とこの水平部
20の端部で立ち上がつた車輪脱落防止用の垂直
部21とから成り、収納ケース7の両側部に取り
付けられている固定金具23,23にそれぞれ固
定されている。そして、このレール13,13
は、前記網板9の支持金具11と同一方向に配置
されて網板9とは同一方向に移動自在となつてお
り、この移動方向に換気扇収納用のドア24が設
けられている。
ドア24は、収納ケース7に蝶番25にて回転
自在に支持され、収納ケース7の開口部26を開
閉するもので、この実施例においては換気扇10
のみならず、網板9の挿入・引き出しをもできる
ようになつている。また、このドア24にはつま
みボルト27,27が設けられ、このつまみボル
ト27,27を90゜回転することによりつまみボ
ルト27,27の先端の係止片29,29が収納
ケース7に係止又はその係止が解かれてドア24
が拘束又は回転可能となる。
一対のストツパー30a,30bは、前記換気
扇10の移動を阻止するもので、一方のストツパ
ー30aは前記ドア24に取り付けられ換気扇1
0のフランジ部18に当接して前方向の移動を規
制している。また、他方のストツパー30bは、
レール13,13に取り付けられ後端のキヤスタ
ー15,15に当接して後方向の移動を規制して
いる。
以下、上記換気扇装置の作用について説明す
る。
換気扇10を取り外す場合には、ドア24のつ
まみボルト27,27を90゜回転し係止片29,
29の係合をはずしてドア24を開く。その際、
ドア24に取り付けのストツパー30aも回転し
換気扇10が前方向に移動可能となり、換気扇1
0を手前に引けばレール13,13上をキヤスタ
ー15,15が移動し換気扇10を収納ケース7
内から引き出すことによつて取り外しができる。
また、換気扇10を取り付ける場合には、開い
たドア24の開口部から換気扇10を収納ケース
7内に入れ、キヤスター15,15をレール1
3,13に乗せ、換気扇10をレール13,13
に固定のストツパー30bに当接するまで挿入す
る。その後、ドア24を閉じつまみボルト27,
27を90゜回転すると、その係止片29,29が
収納ケース7に係止する。と共にドア24に固定
のストツパー30aが換気扇10のフランジ部1
8前部に当接して換気扇10が両方のストツパー
30a,30bで固定されて取り付けが完了す
る。
一方、網板9を取り外す場合には、ドア24の
つまみボルト27,27を回転してドア24を開
き、網板9を引き出せばよい。また、網板9を取
り付ける場合には、その逆に支持金具11,11
の溝12,12に網板9の両端部を入れ網板9を
収納ケース7内に挿入し、その後、ドア24を閉
じてつまみボルト27,27を回転すればよく、
網板9の取り付け・取り外しも容易に行うことが
できる。
また、従来においては換気扇10と網板9のい
ずれか一方を取り外したい場合でも両方を取り外
さなければならなかつたが、この実施例の換気扇
装置においては換気扇10と網板9とを個々に取
り外すことができ作業が容易であるという効果が
ある。
H 考案の効果 以上述べたように本考案によれば、レールとこ
のレール上を動く可動部材とによつて換気扇を移
動自在とすると共にこの換気扇の移動を阻止する
一対のストツパーを設け、このストツパーの一方
を換気扇収納用のドアに取り付けたので、ドアを
開いて換気扇を引き出し、又は、換気扇を収納ケ
ース内に挿入してドアを閉じるだけで換気扇の取
り外し・取り付けができ、取り外し・取り付けが
容易にできるという効果がある。
また、従来と比較してコスト的にも安く、換気
扇の取り外し・取り付けに際しボルト類の着脱を
いつさいしないので安全性が向上するという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図において本考案の実施例が示
され、第1図は換気扇装置の断面図、第2図は第
1図のA−A線断面図、第3図は換気扇の正面
図、第4図は収納ケースの正面図であり、第5図
及び第6図において本考案の従来例が示され、第
5図は換気扇装置の取り付け状態を示す配電盤の
断面図、第6図は換気扇装置の断面図である。 7……収納ケース、10……換気扇、13……
レール、14……可動部材、24……ドア、30
……ストツパー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 収納ケース内に換気扇を収納する換気扇装置に
    おいて、 前記収納ケースと前記換気扇とに、一方にレー
    ルを他方にこのレール上を動く可動部材とを設け
    て前記換気扇を移動自在とし、この換気扇の移動
    方向に換気扇収納用のドアを前記収納ケースに取
    り付けると共に、前記換気扇の移動を阻止する一
    対のストツパーを設け、このストツパーの一方を
    前記ドアに取り付けたことを特徴とする換気扇装
    置。
JP14359585U 1985-09-20 1985-09-20 Expired JPH0334578Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14359585U JPH0334578Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14359585U JPH0334578Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6252837U JPS6252837U (ja) 1987-04-02
JPH0334578Y2 true JPH0334578Y2 (ja) 1991-07-23

Family

ID=31053425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14359585U Expired JPH0334578Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

Country Status (1)

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JP (1) JPH0334578Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6252837U (ja) 1987-04-02

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