JPH02184207A - 閉鎖配電盤の天井走行式ホイスト - Google Patents

閉鎖配電盤の天井走行式ホイスト

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JPH02184207A
JPH02184207A JP1989A JP1989A JPH02184207A JP H02184207 A JPH02184207 A JP H02184207A JP 1989 A JP1989 A JP 1989A JP 1989 A JP1989 A JP 1989A JP H02184207 A JPH02184207 A JP H02184207A
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roller
hoist
force
stopper
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Akira Tsuji
彰 辻
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、閉鎖配電盤の天井走行式ホイストに係り、特
に、落下防止装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、閉鎖配電盤(以下、盤という)には、天井走行式
ホイストが設けられ、遮断器等を吊り下げて、上昇、下
降させ、盤1に収納したり外部に取出すようにしていた
第6図は、この天井走行式ホイストの平面図を示し、第
7図は第6図の側面図を示す。この第6図及び第7図に
おいて、盤1の天井部1aには、前側に前側レール2a
、後側に後側レール2bが取付けられ、これらを前車輪
3aと後車輪3bが走行することによって盤1の左右方
向に移動するホイスト枠3が設けられ、このホイスト枠
3には、ホイストフレーム4aの両側に4箇所ガイドロ
ーラ4b2friUけたホイスト4が前後方向に移動で
きるように取付けられている。
第8図は、このホイスト4の正面図を示し、第9図は第
8図の側面図を示す。この第8図及び第9図において、
ホイスト4はホイストフレーム4aの両側に4箇所設け
たガイドローラ4b1クラツチ式落下防止装置(以下、
クラッチという)5、例えば遮断器(図示しない)のよ
うな電気機器を吊り上げ、巻き下げたり、巻き上げるワ
イヤロー16、このワイヤロー76の下端に連結され、
遮断器(図示しない)の吊金具を把持する吊りフック6
a、回転フック5aを介して上昇、下降の回転力を伝達
するための回転ロッド7a、この回転ロッド7aの先端
に取付けられた傘歯車7、この傘歯車7と90°交叉し
て回転する傘歯車8、この傘歯車8の回転によってワイ
ヤロー16を巻き上げたり巻き下げたりするドラム9と
から構成されている。ざらに、遮断器(図示しない)を
吊り下げた状態を保持するための自動ブレーキ機構10
があり、これは摩擦板を利用したブレーキ機構である。
この自動ブレーキ機構10が第一次の落下防止装置であ
り、クラッチ5はそのバックアップ用としての機能を果
している。
第10図はこのクラッチ5を一部切断した正面図を示し
第11図は第10図のA−A断面図を示す。第10図は
下降(巻き下げ)時のクラッチ5の状態を示し、ホイス
トフレーム4aには、固定歯付圧5bが固定して設けら
れており、可動歯何座5Cが回転ロッド7aの先端に設
けられた受は座7bにに取付けられたスプリング5dに
よって押し上げられ、固定歯付圧5Cと噛み合っており
、もし、上記した自動ブレーキ機構の不具合、故障があ
っても、逆回転しないようになっている。また、受は座
7bは第11図に示すように四角形をしており、回転フ
ック5aの力を可動歯何座5Cに伝達している。
第12図は上昇(巻き上げ)時のクラッチ5の状態を示
しており、操作ハンドル(第7図に符号11で示す)に
よって回転フック5aを下方向に引張り、固定園付座5
b可動歯付座5Cの噛み合いを解消することにより、回
転フック5aを回転させて上記したワイヤロー16を巻
き上げることができる。回転フック5aを下方向への引
張りをやめると、スプリング5dによって可動歯何座5
Cが押し上げられ、固定歯付圧5bと噛み合う。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、従来のクラッチ5は、上昇(巻き上げ
)させる時に回転フック5aを操作ハンドル11によっ
て下方へ引張りながら回転させる必要があり、この引く
力がスプリング5dの力よりも弱くなると、固定歯付圧
5bと可動歯何座5Cがすぐに噛み合ってしまい、上昇
(巻き上げ)作業が中断していた。つまり、2ステツプ
の作業で、かつ、最初の第1ステツプ(回転フック5a
を引張る)を維持しながら次の第2ステツプの作業(回
転)を行う必要があり、作業性が良くなかった。
そこで、本発明の目的は、2ステツプの作業を1ステツ
プの作業に軽減することにより、作業性の向上を図るこ
とができる閉鎖配電盤の天井走行式ホイストを提供する
ことにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、閉鎖配電盤の天井部に設けたレールに案内さ
れて横方向に移動可能なホイスト枠と、このホイスト枠
に案内されて前後方向に移動可能なホイストとから成り
、このホイストには、ワイヤロープに電気機器等を吊り
下げて昇降させるドラム及びこのドラムの手動による駆
動機構に落下防止装置が設けられた閉鎖配電盤の天井走
行式ホイストにおいて、落下防止装置を、駆動機構に一
体に設けたホイールと、このホイールに近接してホイス
トに設けた駆動ローラ、ワイヤロープの下降時に張り側
となる可動ローラ及び弛み側となるテンションローラに
巻き掛けられ、かつホイールに常時接触して駆動力が与
えられる無端ベルトと、ホイストに一端を回転可能に設
けられ、中間に可動ローラを取付け、ワイヤロープの下
降速度が所定値より遅いときには他端がホイールと干渉
しないようにスプリングで引かれているストッパで構成
したものである。
(作 用) 通常の巻き下ろし操作では、可動ローラが無端ベルトの
張り側となっても、ストッパはスプリングで引かれてい
るからホイールと干渉しない。しかし、何らかの理由で
ワイヤロープの下降速度が所定値を超えたときには、無
端ベルトの張力がスプリングの張力より大きくなり、可
動ローラが駆動ベルト側に引かれるので、ストッパがホ
イールと干渉し吊り下げている電気撮器等の落下を防止
する。これにより、巻き下ろし操作時に、操作ハンドル
を下方に引張りながら回転させる必要がなく、操作を容
易にすることができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は本発明の一実施例の要部の正面図を示し、第2図
は第1図の側面図を示す。
第1図及び第2図において、ホイスl−4のホイストフ
レーム4aには、上記した従来と同様に4箇所に設けら
れたガイドローラ4b、下端に吊りフック6aを連結し
たワイヤロー16、このワイヤロー76を巻き込むドラ
ム9、自動ブレーキ機構10.90”交叉して噛み合う
傘歯車7,8を設けると共に、回転フック5aと傘歯車
7を回転ロッド12で一体に連結する。また、この回転
ロッド12の中間(ホイストフレーム4aの外側となる
位置)に一体にホイール13を取付け、このホイール1
3を含め自動ブレーキ機構10のバンクアブ用としての
機能を果たす落下防止装置14を設ける。
第3図はこの落下防止装置14の側面図を示し、第4図
は第3図のA−A断面図を示す。この第3図及び第4図
において、落下防止装@14は、ホイストフレーム4a
にベース15を設け、このベース−15に歯付ローラ1
6a1テンシヨンローラ16b、可動ローラ16cが三
角状に配置して取付けられ、この3個のローラの外周に
無端ベルト16dが巻き掛けられ、この無端ベルト16
dの内側には、歯付ローラ16aの歯に噛み合う歯16
eが設けられている。
この無端ベルト16dは、ホイール13と歯付ローラ1
6aの間に挟み込まれる構成になっており、ホイール1
3の回転によってこれとの摩擦力で回転する。
一方、ベース15にはストッパ17がピン17aを介し
てフリーに回転できるように取付けられ、このストッパ
17の中間部には上記した可動ローラ16Cが取付けら
れており、可動ローラ16cが無端ベルトladにかか
る力によって動くとストッパ17も動く。また、このス
トッパ17は先端を円弧状に形成し、この面はホイール
13と接触したとき摩擦力を生じるようにし、通常の操
作ではホイール13との間に隙間(0,5〜1.0m>
18を維持するようにスプリング19で引張られている
。なお、このスプリング19には、張力調整用のネジ1
9aが設けられている。
次に、上記構成の実施例の作用を説明する。通常の人手
による作業の時、ホイール12が第4図に示すように右
回転(巻き上げ)の時は歯付ローラ16aとテンション
ローラ16bとの間の無端ベルト16dは引張り側とな
り、逆に歯付ローラ16aと可動ローラ16dとの間の
無端ベルト16dは弛み側となるため、可動ローラ16
Cには力がかからず動かない。従って、ストッパ17も
動かないため、ホイール13とストッパ17との間隙1
8を維持する。また、ホイール13が左回転(通常の下
降作業)の時は右回転(巻き上げ)とは逆に歯付ローラ
16aとテンションローラ16bとの間の無端ベルト1
6dは弛み側となり歯付ローラ16aと可動ローラ16
cとの間の無端ベルト16dは引張り側となり、可動ロ
ーラ16c @歯付ローラ16aの方向に引張り上げよ
うとするが、間隙18を維持するようスプリング19で
力のバランスが保たれている。
しかし、自動ブレーキ10の不具合その他の理由により
、吊りフック6aが落下する場合、ホイール13は左回
転となる。この時、ホイール13の回転速度は、人手に
よる下降作業時のホイール13の速度よりも大きくなる
。このため、歯付ローラ16aと可動ローラ16Cとの
間の無端ベルト16dには瞬時に力がかかり、スプリン
グ19による強制力を超えるため、第5図に示すように
可動ローラ16cがB方向に動く。これにつれて、可動
ローラ16cに連結されているストッパ17も動くため
、ホイール13とストッパ1γが干渉する。これにより
、ホイール13とストッパ17との間に摩擦力を生じる
なお、この干渉している状態hXらホイール13を少し
右回転させると、ホイール13とストッパ17の接触が
解消でき、第4図に示すような間隙18を維持する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、通常の人手による
吊り下げ時には、歯付ローラと可動ローラの間は弛み側
となり、可動ローラは動かない。
遮断器等を吊り下げている状態で、自動ブレーキ機構が
動作せず落下しようとする場合、回転速度が速いために
瞬時に歯付ローラの間が引張り側となり、可動ローラが
引張られ同時にストッパも弓張られてホイールと接触し
、ホイールの回転を止めることができる。従って、従来
のような2ステツプを必要とせず、作業性の良い閉鎖配
電盤の天井走行式ホイストを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の要部を示す正面図、第2図
は第1図の側面図、第3図は第2図のA部拡大図、第4
図は第3図のA−A断面図、第5図は本発明の一実施例
の作用を示す説明図、第6図は従来の閉鎖配電盤の天井
走行式ホイストの平面図、第7図は第6図の側面図、第
8図は従来の閉鎖配電盤の天井走行式ホイストの要部正
面図、第9図は第8図の側面図、第10図は第9図のA
部を一部切断して示す拡大図、第11図は第10図のA
−A断面図、第12図は従来の閉鎖配電盤の天井走行式
ホイストの作用を示す説明図である。 1・・・閉鎖配電盤 1a・・・天井部 2a・・・前側レール 2b・・・後側レール 3・・・ホイスト枠 4・・・ホイスト 6・・・ワイヤロープ 9・・・ドラム 10・・・自動ブレーキ機構 13・・・ホイール 14・・・落下防止装置 16a・・・歯付ローラ 16b・・・テンションローラ 16c・・・可動ローラ 16d・・・無端ベルト 17・・・ストッパ 19・・・スプリング 第 T 図 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  第子丸 健 茅 2 図 茅 図 茅 圓 茶 茅 ン 庖 第 図 第 1θ 図 尋 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 閉鎖配電盤の天井部に設けたレールに案内されて横方向
    に移動可能なホイスト枠と、このホイスト枠に案内され
    て前後方向に移動可能なホイストとからなり、このホイ
    ストには、ワイヤロープに電気機器等を吊り下げて昇降
    させるドラム及びこのドラムの手動による駆動機構に落
    下防止装置が設けられている閉配電盤の天井走行式ホイ
    ストにおいて、前記落下防止装置を、前記駆動機構に一
    体に設けたホィールと、このホィールに近接して設けた
    駆動ローラ、前記ワイヤロープの下降時に張り側となる
    可動ローラ及び弛み側となるテンションローラに巻き掛
    けられ、かつ常時前記ホィールに接触して駆動力が与え
    られる無端ベルトと、前記ホイストに一端を回転可能に
    設けられ、中間に前記可動ローラを取付け、前記ワイヤ
    ロープの下降速度が所定値より遅いときには他端が前記
    ホィールに干渉しないようにスペリングでひかれている
    ストッパとで構成したことを特徴とする閉鎖配電盤の天
    井走行式ホイスト。
JP1989A 1989-01-04 1989-01-04 閉鎖配電盤の天井走行式ホイスト Expired - Lifetime JP2647178B2 (ja)

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