JPH0218145B2 - - Google Patents

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JPH0218145B2
JPH0218145B2 JP20063181A JP20063181A JPH0218145B2 JP H0218145 B2 JPH0218145 B2 JP H0218145B2 JP 20063181 A JP20063181 A JP 20063181A JP 20063181 A JP20063181 A JP 20063181A JP H0218145 B2 JPH0218145 B2 JP H0218145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
dried
drying oven
furnace
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20063181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58101764A (ja
Inventor
Iwao Nomura
Masamitsu Odanaka
Masayuki Mitsui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP20063181A priority Critical patent/JPS58101764A/ja
Publication of JPS58101764A publication Critical patent/JPS58101764A/ja
Publication of JPH0218145B2 publication Critical patent/JPH0218145B2/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被乾燥物を連続して処理する、複数
の燃焼室をもつたトンネル型の塗装用乾燥炉の運
転制御方法に関するものであり、とくに塗装用乾
燥炉の起動、停止時における排気損失熱量、炉殻
放散熱量を少なくして省エネルギ化をはかり、し
かも製品の昇温に支障なく製品を乾燥し得る運転
方法に関するものである。
従来、塗装用乾燥炉は形状が一般的にトンネル
型をしており、複数の燃焼室をもつている。その
中へ被乾燥物を台車上に乗せて、フロアコンベヤ
にて索引する方法と、ハンガで吊り、オーバヘツ
ドコンベヤにて搬送する方法が行なわれている。
被乾燥物は搬送装置により連続かつ一定間隔距離
で乾燥炉内に搬入され、所定の温度、時間を得
て、製品化されてゆく。最初に被乾燥物が炉内に
入る場合、乾燥炉の複数の燃焼室が所定の温度に
なつた条件で製品は連続投入を開始される。停止
の場合は最後の被乾燥物が乾燥炉を出た条件で停
止されている。そのため、乾燥炉は一定時間前に
始動され、最終の被乾燥物の通過確認により停止
されている。したがつてトンネル型の複数の燃焼
室をもつた乾燥炉においては、始動時には後部側
燃焼室、停止時には前部側燃焼室に燃焼のむだが
生じていた。また、それを解決するために、複数
の燃焼室を被乾燥物の通過に合わせて、順次始
動、順次停止することは可能であるが、各燃焼室
はバーナの着火時、消火時未燃ガス漏洩の安全確
認を行なうため、燃焼室外に排気運転を行い、一
定時間経過後炉内運転に切替え、燃焼バーナを低
燃焼域から高燃焼域に切替え、定常燃焼させる制
御方式をとることになつている。そのため順次始
動、停止を行なうと、排気運転により既着火部分
の燃焼室に影響を生じ被乾燥物の昇温ならびに炉
内温度維持に良くない影響を与える他、省エネル
ギ面においても十分な効果が出ないという問題が
あつた。
本発明は、上記の従来の塗装用乾燥炉の問題を
解消するために、複数の燃焼室をもつたトンネル
型の塗装用乾燥炉において、始動、停止の際に、
被乾燥物の昇温特性に影響を与えることなく、乾
燥炉燃焼室の順次始動、停止が行なえ、燃料使用
のむだを省き、省エネルギ運転が行なえるように
する運転制御方法を提供することを目的とする。
このため、本発明の塗装用乾燥炉の運転制御方
法においては、塗装用乾燥炉の始動時の着火時に
は複数の燃焼室を一斉に起動し、全ての燃焼室の
排気動作を完了させ、燃焼バーナは低燃焼状態を
維持させ、被乾燥物の搬入状態に合わせ、検知装
置、時限設定器等を組合すことにより、複数の燃
焼室が順次、低燃焼状態から、高燃焼状態への切
替え運転される。また、停止時においては、最終
被乾燥物を確認し、通過順に低燃焼にて運転し、
複数の全ての燃焼室が高燃焼から低燃焼になつた
時点で乾燥炉の停止を行なう様制御される。
なお、低燃焼とはバーナが消火しない最低の燃
焼状態を意味し、高燃焼とはバーナの最大燃焼能
力からコントロール状態にある燃焼状態迄を含
み、低燃焼以外のものを意味する。そして、本発
明の方法が適用される塗装用乾燥炉においては、
複数の燃焼室をもつたトンネル型の塗装用乾燥炉
で使用する燃焼バーナは空燃比制御が行なわれ、
絞り比の比較的大きな機構、たとえば高燃焼、低
燃焼の熱容量比が20:1以上、を有している。
つぎに、本発明の望ましい実施例を図面を参照
しながら説明する。
第1図、第2図は、本発明が適用された塗装用
乾燥炉の縦断面、横断面をフローシートで示して
いる。塗装用乾燥炉は、炉殻1がトンネル型にな
つており、その中をコンベヤ2で台車4に乗つた
被乾燥物3を搬送しながら炉内16で一定時間、
一定温度で乾燥処理し製品化する装置である。塗
装用乾燥炉では、炉内16を一定温度にするた
め、燃焼バーナ5と、送風機6で構成される熱風
発生装置13が複数台設置され、各々発生した熱
風はダクト7を介し、炉内16に送気され、吹出
しダクト11に、吸込みダクト10により構成さ
れた系の熱風循環により、炉内16は一定温度に
確保されている。その中を被乾燥物3が通過する
ことにより、昇温、温度保持が確保される。排気
ダクト8は燃焼バーナ5の着火時および消火時、
炉内16へ未燃ガスを送らないよう安全を確保す
るため送風機6により、いずれか一方が開または
閉なる機構をもつ、連動されたダンパ9を介し
て、一定時間排気されるよう配慮されている。
始動時は複数設置された熱風発生装置13内の
燃焼バーナ5が同時に着火され、ダンパ9により
排気作動を行なつて一定時間排気し、その後熱風
は炉内16の循環に切替わり、低燃焼に維持され
る。燃焼バーナ5はそれぞれの受けもちゾーンへ
の被乾燥物3の通過のタイミングに合わせて低燃
焼から高燃焼に切替わる。複数の熱風発生装置
は、順次炉内16の温度を入口14から出口15
に向つて一定の温度に確保するよう制御される。
炉内16が所定の温度になつてしまえば、被乾燥
物3の負荷量により、燃焼バーナ5の低燃焼、高
燃焼は自動的に制御される。停止時は最終の被乾
燥物3に合わせて、複数熱風発生装置13の燃焼
バーナ5を入口14より出口15に向つて順次高
燃焼より低燃焼へ切替え制御していき、完全に被
乾燥物3が炉内16を出た時点で、燃焼バーナを
停止し、ダンパ9を作動させて排気ダクト8より
排気させる一連の制御をする。
なお、上記の運転制御において、塗装用乾燥炉
に使用される燃焼バーナ5の制御を第3図に従つ
て説明する。始動、停止時における高燃焼、低燃
焼の制御は、被乾燥物3の通過の確認を検知装置
17により行ない、タイマ等の時限装置18に信
号を与えコントロールモータ19でレバー20を
作動させることにより、ガス流入バルブ21を制
御することによつて行なう。コントロールモータ
19は高燃焼20−a、低燃焼20−bの動作を
行なう。燃焼バーナ5は複数付いており、順次行
なわれる低燃焼または高燃焼への切替えは、各々
の熱風発生装置13に取付けた時限装置18の設
定を調整することにより制御できる。また、被乾
燥物の通過に合わせて行なう方法であれば他の制
御方法でも可能である。
以上の通りであるから、本発明の塗装用乾燥炉
の運転制御方法によるときは、始動、停止に際
し、順次始動、停止を行なうようにしたので排気
損失熱量、炉殻放散熱量を減少させることがで
き、省エネルギに大きく寄与することができる。
また、順次始動の前に予じめ各燃焼室を一斉起
動し、排気動作も完了させて低燃焼状態に維持し
ておくようにしたので、従来のように各燃焼室の
順次起動時に排気運転する場合に比べて既着火部
分の燃焼室に悪影響を与えるという問題が解消さ
れ、被乾燥物の昇温特性の確保ならびに炉内温度
維持を容易にはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されている塗装用乾燥炉
の縦断面におけるフローシート図、第2図は第1
図の塗装用乾燥炉の横断面におけるフローシート
図、第3図は第1図の塗装用乾燥炉の燃焼バーナ
に係る部分のフローシート図、である。 1……炉殻、2……コンベヤ、3……被乾燥
物、4……台車、5……燃焼バーナ、6……送風
機、7……ダクト、8……排気ダクト、9……ダ
ンパ、10……吸込みダクト、11,12……吹
出しダクト、13……熱風発生装置、14……炉
入口、15……炉出口、16……炉内、17……
検知装置、18……時限設定器、19……コント
ロールモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塗装用乾燥炉を始動するに際し、複数の燃焼
    室を一斉に起動して排気動作を完了させるととも
    に各燃焼室を低燃焼状態に維持し、被乾燥物の乾
    燥炉への搬入に応じて複数の燃焼室を順次低燃焼
    状態から高燃焼状態に切替運転し、前記塗装用乾
    燥炉の停止に際し、最終被乾燥物を確認し、該最
    終被乾燥物の通過順に複数の燃焼室を高燃焼状態
    から低燃焼状態に切替運転し、複数の全ての燃焼
    室が低燃焼状態になつた時点で塗装用乾燥炉を停
    止させることを特徴とする塗装用乾燥炉の運転制
    御方法。
JP20063181A 1981-12-12 1981-12-12 塗装用乾燥炉の運転制御方法 Granted JPS58101764A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20063181A JPS58101764A (ja) 1981-12-12 1981-12-12 塗装用乾燥炉の運転制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20063181A JPS58101764A (ja) 1981-12-12 1981-12-12 塗装用乾燥炉の運転制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58101764A JPS58101764A (ja) 1983-06-17
JPH0218145B2 true JPH0218145B2 (ja) 1990-04-24

Family

ID=16427586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20063181A Granted JPS58101764A (ja) 1981-12-12 1981-12-12 塗装用乾燥炉の運転制御方法

Country Status (1)

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JP (1) JPS58101764A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58101764A (ja) 1983-06-17

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