JPH02180201A - 巻取りドラムを有するスキーブーツ用ケーブル引張装置 - Google Patents
巻取りドラムを有するスキーブーツ用ケーブル引張装置Info
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- JPH02180201A JPH02180201A JP1290157A JP29015789A JPH02180201A JP H02180201 A JPH02180201 A JP H02180201A JP 1290157 A JP1290157 A JP 1290157A JP 29015789 A JP29015789 A JP 29015789A JP H02180201 A JPH02180201 A JP H02180201A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
- A43C11/00—Other fastenings specially adapted for shoes
- A43C11/16—Fastenings secured by wire, bolts, or the like
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0427—Ski or like boots characterised by type or construction details
- A43B5/0435—Adjustment of the boot to the foot
- A43B5/0443—Adjustment of the boot to the foot to the instep of the foot, e.g. metatarsals; Metatarsal clamping devices
- A43B5/0447—Adjustment of the boot to the foot to the instep of the foot, e.g. metatarsals; Metatarsal clamping devices actuated by flexible means, e.g. cables, straps
- A43B5/0449—Adjustment of the boot to the foot to the instep of the foot, e.g. metatarsals; Metatarsal clamping devices actuated by flexible means, e.g. cables, straps with the actuator being disposed at the rear side of the boot
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
- A43C11/00—Other fastenings specially adapted for shoes
- A43C11/16—Fastenings secured by wire, bolts, or the like
- A43C11/165—Fastenings secured by wire, bolts, or the like characterised by a spool, reel or pulley for winding up cables, laces or straps by rotation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/21—Strap tighteners
- Y10T24/2183—Ski, boot, and shoe fasteners
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明の対象は、スキーブーツ用の巻取りドラムを備え
たケーブル引張装置であって、ハウジング内に、歯を備
え、外部ハンドルによって回転可能な巻取りドラムと、
このドラムが巻取り方向と逆方向に回転することを防止
する逆止め機構とを有しており、この逆止め機構は前記
ハンドルを操作することにより解除可能となっている。
たケーブル引張装置であって、ハウジング内に、歯を備
え、外部ハンドルによって回転可能な巻取りドラムと、
このドラムが巻取り方向と逆方向に回転することを防止
する逆止め機構とを有しており、この逆止め機構は前記
ハンドルを操作することにより解除可能となっている。
[従来の技術]
上記形式の引張装置は西独特許出願筒2,341.65
8号に記載されている。この引張装置は逆止め機構を備
えた巻取り装置を有し、この逆止め機構は、スプリング
の作用に逆らってドラムと共に軸線方向に移動可能なラ
チェツト車で構成され、したがって引張装置のハンドル
上に軸線方向の圧力を加えることによりラチェツト車を
爪から解放させることができる。このドラムを直接駆動
させるには、駆動ノブを比較的大きな直径のものすなわ
ち容積の大きいものにする必要があるが、それでも、ケ
ーブルを十分に引張ることが困難な場合もある。
8号に記載されている。この引張装置は逆止め機構を備
えた巻取り装置を有し、この逆止め機構は、スプリング
の作用に逆らってドラムと共に軸線方向に移動可能なラ
チェツト車で構成され、したがって引張装置のハンドル
上に軸線方向の圧力を加えることによりラチェツト車を
爪から解放させることができる。このドラムを直接駆動
させるには、駆動ノブを比較的大きな直径のものすなわ
ち容積の大きいものにする必要があるが、それでも、ケ
ーブルを十分に引張ることが困難な場合もある。
逆止め機構を備えた引張装置は欧州特許出願第0.05
6,953号にも記載されている。この引張装置におい
ては、逆止め機構はフランジを備えたリブで構成され、
このフランジの端面上に設けられた歯部がスプリングに
取付けられた爪に係合している。゛ハンドルがハブに特
殊な方法で取付けられているため、このハンドルを反時
計廻りに回転させると爪を押し戻すことができる。この
引張装置は非常に多数の部品で構成されており、またそ
の逆止め機構は手でハンドルを回転させなければ解放で
きない。
6,953号にも記載されている。この引張装置におい
ては、逆止め機構はフランジを備えたリブで構成され、
このフランジの端面上に設けられた歯部がスプリングに
取付けられた爪に係合している。゛ハンドルがハブに特
殊な方法で取付けられているため、このハンドルを反時
計廻りに回転させると爪を押し戻すことができる。この
引張装置は非常に多数の部品で構成されており、またそ
の逆止め機構は手でハンドルを回転させなければ解放で
きない。
西独特許出願筒2,900,077号には非常に簡単な
構成の機構が記載されている。ドラムは偏心回転する1
つの星形車に固定されており、この星形車は静止してい
る歯の内側を転がるものであり、これらの構成部品は全
体として偏心セルフロッキング歯車を形成している。し
かしこのドラムをすばやく解放する手段は設けられてい
ない。
構成の機構が記載されている。ドラムは偏心回転する1
つの星形車に固定されており、この星形車は静止してい
る歯の内側を転がるものであり、これらの構成部品は全
体として偏心セルフロッキング歯車を形成している。し
かしこのドラムをすばやく解放する手段は設けられてい
ない。
本発明の目的は、ハンドルに圧力を加えるだけで即座に
ドラムを解放することが可能であると共に、逆止め機構
の部材のうちの1つを使うことにより容易にドラムを回
転させることのできる上記した形式の巻取りドラムを備
えたケーブル引張装置を実現することにある。
ドラムを解放することが可能であると共に、逆止め機構
の部材のうちの1つを使うことにより容易にドラムを回
転させることのできる上記した形式の巻取りドラムを備
えたケーブル引張装置を実現することにある。
本発明に係る巻取りドラムを備えたケーブル引張装置は
以下の構成となっている。
以下の構成となっている。
解除することのできる逆止め機構は一組の可動部材で構
成され、これらの部材のうちの1つは巻取りドラムの歯
部と噛み合い、これらの可動部材のうちの1つは巻取り
ドラムを回転させるために外部から回転させることがで
きるようになっている。
成され、これらの部材のうちの1つは巻取りドラムの歯
部と噛み合い、これらの可動部材のうちの1つは巻取り
ドラムを回転させるために外部から回転させることがで
きるようになっている。
この逆止め機構は通常その逆止め機能が有効に働いてい
るが、これを解除するために巻取りドラムの歯部から逆
止め機構を取り外すことができる。
るが、これを解除するために巻取りドラムの歯部から逆
止め機構を取り外すことができる。
この逆止め機構の解除、すなわちドラムの解放はハンド
ルを押すことにより節単に行なわれる。
ルを押すことにより節単に行なわれる。
この逆止め機構は、従来から知られているどのような機
構によっても構成できる。例えば、ボールもしくはロー
ラ又は1つの爪を有する一方軸継手、あるいはウオーム
と係合するはすば歯車のように逆行不可能な減速ギアに
よって構成することができる。
構によっても構成できる。例えば、ボールもしくはロー
ラ又は1つの爪を有する一方軸継手、あるいはウオーム
と係合するはすば歯車のように逆行不可能な減速ギアに
よって構成することができる。
〔実施例]
第1図に示す引張装置は、金属もしくは合成樹脂材料で
作られた矩形ハウジングlの形状をしており、その内部
には2枚のフランジ3と4を備えたドラム2が取り付け
られ、このドラムには孔6を通ってハウジング1を通過
しているケーブル5の端が固定されている。ドラム2の
上側のフランジ4は歯車7の下に接している。このドラ
ム2と歯車7は一体物として製造してもよい。この構成
の装置には、ハウジングlの壁に嵌め込んだ2本の支軸
8と9が配置されている。歯車7はピニオン10とかみ
合っており、ピニオンはハウジング1を貫通している回
転軸11に固着され、この回転軸はピニオン10を駆動
するためにハンドル12に連結すしている。このピニオ
ン10からは円筒部13が延びており、これによって回
転軸11は同軸状に延長されており、またこの部分によ
って、一方向軸継手機構の構成部材の1つが形成されて
いる。この機構の他の部材14は、ハウジング1の円筒
形突出部15の底部に固着されている。このように固着
するために、部材14の外周面には、この部材が回転し
ないように固定するための軸線方向の溝16が、クリン
プ加工もしくは成形によって設けられている。部材13
はピニオン10およびハンドル12と一体となって軸線
方向に移動可能であり、また、スプリング17によって
高い位置に保持されている。このスプリングは部材13
に設けられた軸線方向の凹部内において、この凹部の底
と円筒形突出部15の底18との間に挟まれて圧縮され
た状態で配置されている。この部材13は円筒形肩部1
9によってその移動が案内される。
作られた矩形ハウジングlの形状をしており、その内部
には2枚のフランジ3と4を備えたドラム2が取り付け
られ、このドラムには孔6を通ってハウジング1を通過
しているケーブル5の端が固定されている。ドラム2の
上側のフランジ4は歯車7の下に接している。このドラ
ム2と歯車7は一体物として製造してもよい。この構成
の装置には、ハウジングlの壁に嵌め込んだ2本の支軸
8と9が配置されている。歯車7はピニオン10とかみ
合っており、ピニオンはハウジング1を貫通している回
転軸11に固着され、この回転軸はピニオン10を駆動
するためにハンドル12に連結すしている。このピニオ
ン10からは円筒部13が延びており、これによって回
転軸11は同軸状に延長されており、またこの部分によ
って、一方向軸継手機構の構成部材の1つが形成されて
いる。この機構の他の部材14は、ハウジング1の円筒
形突出部15の底部に固着されている。このように固着
するために、部材14の外周面には、この部材が回転し
ないように固定するための軸線方向の溝16が、クリン
プ加工もしくは成形によって設けられている。部材13
はピニオン10およびハンドル12と一体となって軸線
方向に移動可能であり、また、スプリング17によって
高い位置に保持されている。このスプリングは部材13
に設けられた軸線方向の凹部内において、この凹部の底
と円筒形突出部15の底18との間に挟まれて圧縮され
た状態で配置されている。この部材13は円筒形肩部1
9によってその移動が案内される。
上記の一方向軸継手機構は既知のいずれの方法によって
も製造することができる。第2図にその一例の一方向軸
継手機構を示す。この機構において、部材13は歯部2
0を備えており、この歯部はローラー22が収容される
空間21を区画している。このような装置はそれ自体よ
く知られているものである。歯部20は、部材13に刻
まれ、軸線方向にこの部材と一体に移動可能なものでも
よいし、あるいはこれとは逆に、歯部20を、軸線方向
には静止している円筒上に刻み、この円筒の内側で、少
なくとも1本のスプラインによって回転しないように一
体とされた部材13を摺動させるようにしたものであっ
ても良い。
も製造することができる。第2図にその一例の一方向軸
継手機構を示す。この機構において、部材13は歯部2
0を備えており、この歯部はローラー22が収容される
空間21を区画している。このような装置はそれ自体よ
く知られているものである。歯部20は、部材13に刻
まれ、軸線方向にこの部材と一体に移動可能なものでも
よいし、あるいはこれとは逆に、歯部20を、軸線方向
には静止している円筒上に刻み、この円筒の内側で、少
なくとも1本のスプラインによって回転しないように一
体とされた部材13を摺動させるようにしたものであっ
ても良い。
ハンドル12を時計廻りに回転すると、ピニオン10は
歯車11を、したがってドラム2を駆動させ、このドラ
ム2の上にケーブル5が巻付けられる。
歯車11を、したがってドラム2を駆動させ、このドラ
ム2の上にケーブル5が巻付けられる。
ドラム2は逆止め機構13/14によって他方に回転し
ないようにされているピニオン10に保持されているの
で、巻付ける方向とは逆の方向には回転できない。
ないようにされているピニオン10に保持されているの
で、巻付ける方向とは逆の方向には回転できない。
しかし、第3図に示すようにハンドル12を押しつける
ことによって、ドラムを瞬間的に解放することができる
。ピニオン10の歯は歯車7の歯からはずれる。ここで
ハンドル12の上に加えられていた圧力がゆるめられる
とたちまち、ピニオン10は再び歯車7と噛み合い、歯
車7は再度巻付は方向と逆方向に固定される。したがっ
てハンドル12上にわずかに圧力を加えることにより、
ケーブル5にかかっている張力をわずかにゆるめること
ができる。
ことによって、ドラムを瞬間的に解放することができる
。ピニオン10の歯は歯車7の歯からはずれる。ここで
ハンドル12の上に加えられていた圧力がゆるめられる
とたちまち、ピニオン10は再び歯車7と噛み合い、歯
車7は再度巻付は方向と逆方向に固定される。したがっ
てハンドル12上にわずかに圧力を加えることにより、
ケーブル5にかかっている張力をわずかにゆるめること
ができる。
巻取り機能と回転駆動もしくは解放機能とは、機械的に
も空間的にも分離されている。このため、ドラム2と歯
車7を収容するハウジングを薄くすることができる。こ
の歯車をピニオン10に較べて相対的に大きな直径とし
ても良く、この結果、ピニオン10の駆動トルクを大き
く減少させることができ、こうすれば、ハンドル12を
小さな直径で薄いものとすることが可能であり、ブーツ
の外部に出る容積をへらすことができる。
も空間的にも分離されている。このため、ドラム2と歯
車7を収容するハウジングを薄くすることができる。こ
の歯車をピニオン10に較べて相対的に大きな直径とし
ても良く、この結果、ピニオン10の駆動トルクを大き
く減少させることができ、こうすれば、ハンドル12を
小さな直径で薄いものとすることが可能であり、ブーツ
の外部に出る容積をへらすことができる。
すでに上記したような逆止め機構の形式に関してばかり
でなく、スプリングの配置や軸線方向に移動可能な部品
の選択に関しても、他の多くの変形が可能である。第4
図は、−例として第2の実施例を示したものである。こ
の第2実施例の部品のほとんどは第1実施例と同じであ
り、同じ参照符号によって示されている。したがって、
以下においては第1実施例と異なるもののみを記述する
。
でなく、スプリングの配置や軸線方向に移動可能な部品
の選択に関しても、他の多くの変形が可能である。第4
図は、−例として第2の実施例を示したものである。こ
の第2実施例の部品のほとんどは第1実施例と同じであ
り、同じ参照符号によって示されている。したがって、
以下においては第1実施例と異なるもののみを記述する
。
回転軸11からは、ピニオンlOの下方に正方形断面を
有する部分23が延長しており、この部分は第2図に示
したものと類似の一方向軸継手機構の中心部材内を摺動
するようになっており、従って、回転軸は中心部材と一
体回転するようになっている。
有する部分23が延長しており、この部分は第2図に示
したものと類似の一方向軸継手機構の中心部材内を摺動
するようになっており、従って、回転軸は中心部材と一
体回転するようになっている。
圧縮状態で動作するスプリング24は、ピニオン10と
一方向軸継手機構の中心部材との間に取り付けられてい
る。このスプリングは、この中心部材上に直接支持され
ていてもよいし、一方向軸継手機構を閉ざしているカバ
ーに支持されていてもよい。
一方向軸継手機構の中心部材との間に取り付けられてい
る。このスプリングは、この中心部材上に直接支持され
ていてもよいし、一方向軸継手機構を閉ざしているカバ
ーに支持されていてもよい。
ドラム2を解放させるために、前記と同様にハンドル1
2に圧力を加えれば、ピニオン10が歯車7から解放さ
れる。
2に圧力を加えれば、ピニオン10が歯車7から解放さ
れる。
第6図から第9図までを参照して、第3の実施例を説明
する。第3の実施例によるケーブル引張装置は、回転軸
26と同軸状に配置され、この回転軸26と一体となる
ように製造されている巻取りドラム25を有し、この回
転軸の端にハンドル27が固着されている。この巻取り
ドラム25は鉢型ハウジング28の中に収められ、その
回転軸26ははすば歯車29を貫通している。この歯車
29は、歯車29と同一平面上に延長しているウオーム
30と噛み合っている。ハウジング28はカバー31に
よって閉じられている。巻取りドラム25の上面には、
ラチェツト歯を備えた歯部32が設けられている。この
歯部は、歯車29の下面上に形成されているこれと噛合
可能な形状の歯部33と噛み合っている。巻付はドラム
25は、ハウジング28の底と巻取りドラム25の中央
の凹部の底との間において圧縮状態となっているスプリ
ング34によって、はすば歯車29に接した状態に保持
されている。ウオーム3oは、ねじ山の切られていない
部分30aを有し、この部分には環状溝35が形成され
ている。この環状溝には1本のピン36が嵌め込まれて
おり、このビンによって、ウオーム30は軸線方向には
固定されているが、回転は可能となっている。ウオーム
3oの一端はハウジング28から突き出ており、そこに
は、ウオームを駆動させるための刻み目もしくはスプラ
イン溝の付けられたノブ37が固着されている。
する。第3の実施例によるケーブル引張装置は、回転軸
26と同軸状に配置され、この回転軸26と一体となる
ように製造されている巻取りドラム25を有し、この回
転軸の端にハンドル27が固着されている。この巻取り
ドラム25は鉢型ハウジング28の中に収められ、その
回転軸26ははすば歯車29を貫通している。この歯車
29は、歯車29と同一平面上に延長しているウオーム
30と噛み合っている。ハウジング28はカバー31に
よって閉じられている。巻取りドラム25の上面には、
ラチェツト歯を備えた歯部32が設けられている。この
歯部は、歯車29の下面上に形成されているこれと噛合
可能な形状の歯部33と噛み合っている。巻付はドラム
25は、ハウジング28の底と巻取りドラム25の中央
の凹部の底との間において圧縮状態となっているスプリ
ング34によって、はすば歯車29に接した状態に保持
されている。ウオーム3oは、ねじ山の切られていない
部分30aを有し、この部分には環状溝35が形成され
ている。この環状溝には1本のピン36が嵌め込まれて
おり、このビンによって、ウオーム30は軸線方向には
固定されているが、回転は可能となっている。ウオーム
3oの一端はハウジング28から突き出ており、そこに
は、ウオームを駆動させるための刻み目もしくはスプラ
イン溝の付けられたノブ37が固着されている。
ハンドル37は、ケーブル5を巻取る方向、すなわち、
第7図の矢印F1の方向に回転させることができる。ハ
ンドルがこの方向に回転すると、巻取りドラムかはすば
歯車29がら離れると同時にスプリング34を圧縮させ
る状態で、巻取りドラム25の歯32ははすば歯車の歯
33上を摺動する。その結果、歯32は歯33の上を乗
り越える。このようにして巻取りドラム25は1つの歯
に対応するステップごとに回転する。このような摺動形
態および歯部32、33によって、歯車29を動かずこ
となしに、巻取りドラム25が他の方向に回転すること
は不可能である。ここで、はすば歯車29の捩れ角およ
びこれに対応するウオーム30の捩れ角が6°未満であ
るので、はすば歯車29とウオーム30によって、逆止
め機構、本例では逆行不可能な減速機が形成される。
第7図の矢印F1の方向に回転させることができる。ハ
ンドルがこの方向に回転すると、巻取りドラムかはすば
歯車29がら離れると同時にスプリング34を圧縮させ
る状態で、巻取りドラム25の歯32ははすば歯車の歯
33上を摺動する。その結果、歯32は歯33の上を乗
り越える。このようにして巻取りドラム25は1つの歯
に対応するステップごとに回転する。このような摺動形
態および歯部32、33によって、歯車29を動かずこ
となしに、巻取りドラム25が他の方向に回転すること
は不可能である。ここで、はすば歯車29の捩れ角およ
びこれに対応するウオーム30の捩れ角が6°未満であ
るので、はすば歯車29とウオーム30によって、逆止
め機構、本例では逆行不可能な減速機が形成される。
ハンドル27によって巻取りドラム25を回転させつづ
けることが不可能あるいは容易ではなくなるほどにケー
ブル5に加わる張力が大きくなったときには、ウオーム
30のノブ37を回転させることによってそれ以上の張
力を得ることができる。このとき、この逆止め機構は機
械的減速装置すなわち倍力装置として用いられる。
けることが不可能あるいは容易ではなくなるほどにケー
ブル5に加わる張力が大きくなったときには、ウオーム
30のノブ37を回転させることによってそれ以上の張
力を得ることができる。このとき、この逆止め機構は機
械的減速装置すなわち倍力装置として用いられる。
ケーブル5の瞬間的な解放は、ハンドル27上に圧力P
を加えることにより得られる。この圧力によりスプリン
グ34が圧縮され、第9図に示すように、歯部32と3
3は互いに解放される。その結果巻取りドラム25は逆
止め機構から解放され、ケーブル5によって自由に動か
すことが可能となる。
を加えることにより得られる。この圧力によりスプリン
グ34が圧縮され、第9図に示すように、歯部32と3
3は互いに解放される。その結果巻取りドラム25は逆
止め機構から解放され、ケーブル5によって自由に動か
すことが可能となる。
この巻取りドラム25の解放は補助レバーによってさら
に容易になる。第10図にそのような別の実施例を示す
。補助レバー38は回転軸39によってカバー31上に
旋回可能に取り付けられている。レバー38を貫通して
いる回転軸26は支持面40を有しており、レバー38
は圧力P1がその端に加えられたとき、この支持面40
上に作用する。
に容易になる。第10図にそのような別の実施例を示す
。補助レバー38は回転軸39によってカバー31上に
旋回可能に取り付けられている。レバー38を貫通して
いる回転軸26は支持面40を有しており、レバー38
は圧力P1がその端に加えられたとき、この支持面40
上に作用する。
本発明に係るケーブル引張装置は様々な方法でブーツ上
に取り付けることができる。第5図にその使用例を示す
。引張装置は、リアーフィッティングブーツの後半上部
41の背に固定されている。
に取り付けることができる。第5図にその使用例を示す
。引張装置は、リアーフィッティングブーツの後半上部
41の背に固定されている。
この装置のハウジング1は、この後半上部の合成樹脂と
後半上部の内側を覆う緩衝材42との間にある空洞に配
置されている。ケーブル5は圧力分散用シート43の上
面を2度にわたって通過し、そのケーブルの端は44に
示す場所でブーツの横方向からブーツのシェルに取り付
けられている。
後半上部の内側を覆う緩衝材42との間にある空洞に配
置されている。ケーブル5は圧力分散用シート43の上
面を2度にわたって通過し、そのケーブルの端は44に
示す場所でブーツの横方向からブーツのシェルに取り付
けられている。
第1図は第1の実施例による引張装置の断面図である。
第2図は第1図に示す引張装置の逆止め機構の斜視図で
ある。 第3図は巻取りドラムが解放された状態を示す第1図に
示す引張装置の部分断面図である。 第4図は第2の実施例の部分断面図である。 第5図はブーツに第1図から第4図までに示す引張装置
を使用した場合の例を示す斜視図である。 第6図は第3の実施例による引張装置を第8図のVl−
Vl線に沿って切断した部分の断面図である。 第7図は第6図に示す引張装置の2つの主要部材を示す
斜視図である。 第8図は第6図の■−■線に沿って切断した部分の断面
図である。 第9図はケーブルが解放された状態を示す第6図に示す
装置の断面図である。 第10図は第3の実施例の異なった変形例を示す断面図
である。 符号の説明 128・・・ハウジング 2.25・・・巻取りドラム 7・・・歯車 10・・・ピニオン II、 23.26・・・回転軸 12、27・・・ハンドル 13・・・回転部材 14・・・静止部材 17、24.34・・・スプリング 29・・・はすば歯車 30・・・ウオーム 32・・・巻取りドラム端面上の歯部 33・・・はすば歯車の端面上の歯部 40・・・支持面。
ある。 第3図は巻取りドラムが解放された状態を示す第1図に
示す引張装置の部分断面図である。 第4図は第2の実施例の部分断面図である。 第5図はブーツに第1図から第4図までに示す引張装置
を使用した場合の例を示す斜視図である。 第6図は第3の実施例による引張装置を第8図のVl−
Vl線に沿って切断した部分の断面図である。 第7図は第6図に示す引張装置の2つの主要部材を示す
斜視図である。 第8図は第6図の■−■線に沿って切断した部分の断面
図である。 第9図はケーブルが解放された状態を示す第6図に示す
装置の断面図である。 第10図は第3の実施例の異なった変形例を示す断面図
である。 符号の説明 128・・・ハウジング 2.25・・・巻取りドラム 7・・・歯車 10・・・ピニオン II、 23.26・・・回転軸 12、27・・・ハンドル 13・・・回転部材 14・・・静止部材 17、24.34・・・スプリング 29・・・はすば歯車 30・・・ウオーム 32・・・巻取りドラム端面上の歯部 33・・・はすば歯車の端面上の歯部 40・・・支持面。
Claims (8)
- (1)ハウジング(1;28)内に、歯部(7;32)
を備えた巻取りドラム(2;25)と反巻取方向への回
転を禁止する逆止め機構(10、13、14;29、3
0)とを有しており、前記歯部は外部ハンドル(12;
27)によって回転可能であり、前記外部ハンドルはス
プリングに逆らって軸線方向に移動可能であり、前記逆
止め機構は前記ハンドルに圧力を加えることにより解除
可能であり、解除可能な前記逆止め機構は一組の移動可
能な部材(10、13、14;29、30)から構成さ
れており、当該移動可能な部材のうちの1つ(10;2
9)は前記巻取りドラムの歯部と噛み合い、また前記移
動可能な部材のうちの1つ(10;30)は前記巻取り
ドラムを駆動させるために外部から回転可能となってい
ることを特徴とする巻取りドラムを有するスキーブーツ
用ケーブル引張装置。 - (2)前記巻取りドラム(2)は前記ハンドル(12)
の回転軸から外れた位置に取付けられており、前記巻取
りドラム(2)の歯部はその外周に形成した歯部であり
、前記巻取りドラム(2)の歯部とかみ合っている前記
移動可能な部材はピニオン(10)であり、当該ピニオ
ンは前記ハンドル(12)の回転軸に固定され、前記ハ
ンドルと共に軸線方向に移動可能であり、また前記ピニ
オン(10)は前記ピニオンと同一の中心軸を有する回
転部材(13)にも固定されており、当該回転部材は当
該回転部材の特定方向への回転を禁止する静止部材(1
4)と係合していることを特徴とする請求項第1項に記
載のケーブル引張装置。 - (3)前記回転部材(13)は前記ピニオンの回転軸の
延長部により形成されて、前記ピニオンおよび前記ハン
ドルと一体となって軸線方向に移動可能であり、前記回
転部材に対して軸線方向にスプリング(17)が作用す
ることを特徴とする請求項第2項に記載のケーブル引張
装置。 - (4)前記ピニオンの回転軸と一体回転する前記回転部
材は当該回転軸(23)上に摺動可能に取り付けられて
おり、圧縮状態で動作するスプリング(24)は前記ピ
ニオンと前記回転部材との間に配置されていることを特
徴とする請求項第2項に記載のケーブル引張装置。 - (5)前記回転部材と前記静止部材は、一方向軸継手を
形成する請求項第3項に記載のケーブル引張装置。 - (6)前記回転部材と前記静止部材は、一方向軸継手を
形成する請求項第4項に記載のケーブル引張装置。 - (7)前記巻取りドラム(25)は前記ハンドル(27
)の回転軸と一体となっており、前記巻取りドラムの歯
部はラチェット歯の形状の歯部(32)であり、前記巻
取りドラムの歯部とかみ合っている前記移動可能な部材
は、ラチェットの歯の形状をした歯部(33)が形成さ
れたはすばを有する歯車(29)であり、当該歯部(3
3)は前記スプリング(34)の作用の下で前記巻取り
ドラムの歯部とかみ合っており、前記はすばは外部から
操作可能なウォーム(30)とかみ合っており、当該ウ
ォームが前記はすば歯車によって駆動されることを禁止
できるように、前記はすばの捩れ角が設定されているこ
とを特徴とする請求項第1項に記載のケーブル引張装置
。 - (8)前記ハンドルの回転軸を軸線方向に前記スプリン
グの作用に逆らって押すために、補助レバー(38)を
有しており、当該補助レバーは前記ハンドルの下を通過
し、また前記ハンドルの支持面(40)上に支持されて
いることを特徴とする請求項第7項に記載のケーブル引
張装置。
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CH4163/88-0 | 1988-11-09 |
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