JPH0218000Y2 - - Google Patents

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JPH0218000Y2
JPH0218000Y2 JP1982189473U JP18947382U JPH0218000Y2 JP H0218000 Y2 JPH0218000 Y2 JP H0218000Y2 JP 1982189473 U JP1982189473 U JP 1982189473U JP 18947382 U JP18947382 U JP 18947382U JP H0218000 Y2 JPH0218000 Y2 JP H0218000Y2
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JP
Japan
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mounting plate
rod
fixing rod
outboard motor
mounting
Prior art date
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JP1982189473U
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English (en)
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JPS5992087U (ja
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ゴムボート本体の船尾に船外機取付
部材を有するゴムボートに関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、船外機を取付ける取付板と固定杆とから
なる船外機取付部材を有するこの種のゴムボート
として、実開昭52−19897号公報のものがある。
このものについて説明すると、ゴムボート本体
の船尾気胴の後面に接着固定した平坦矩形状の固
定具に船外機を取付ける取付板の下部をボルトで
締着して前記取付板を船尾気胴後面に取付支持
し、そして該気胴の上面に接着固定した固定具に
引掛け固定した固定杆の端部を前記取付板の上部
に挿通して後方より蝶ナツト等を別途用いて締着
することにより前記取付板を保持せしめてなるも
のである。
しかし、上記従来技術にあつては上記船外機取
付部材を構成する取付板と固定杆とが一体的に設
けられておらず、取付ける際あるいは取外す際に
は夫々ボルトや蝶ナツトを取外さなければなら
ず、作業性がわるく面倒であり、また取付板と固
定杆及びボルトやナツト等は取外して収納する際
にはバラバラとなるため各部品が紛失する虞れが
高く、また取付板に固定杆を取付けた状態として
おいて部品紛失の防止を図ることも考えられる
が、非常に嵩張り収納性が悪いため、改良の余地
を残していたものである。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、従来技術の有するこの問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、
取付板に固定杆を回動自在に取付けてなる折り畳
可能な船外機取付部材を有するゴムボートを供
し、船外機取付部材の着脱容易化を図り作業性を
向上せしめ、かつ部品紛失の虞れをなくすと共に
収納性を向上せしめることである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案がなした技術
的手段は、船外機を取付ける取付板と、該取付板
の上部に基部を回動自在に取付けた平面略コの字
形の固定杆とからなる船外機取付部材を備え、前
記固定杆にはその横杆部に前記取付板に向けて突
設される突出杆が備えられ、該突出杆をゴムボー
ト本体における船尾気胴の上面に固着されたゴム
製の固定具にボート前方より着脱自在に嵌入する
と共に、前記取付板の下部を前記船尾気胴の後面
に固着されたゴム製の固定具に着脱自在に嵌入
し、そして前記取付板とに固定杆にわたつて側面
路L字状に両者を保持せしめる支持杆を挿脱自在
に架設せしめてなることである。
(作用) 上記せる技術的手段により、固定杆を上方へ回
動せしめた状態でゴムボート本体の船尾気胴の後
面の固定具に取付板の下端を嵌入すると共に、前
記固定杆を前記気胴上面の固定具に向けて回動せ
しめて下降せしめると共にその先端を嵌入する
と、船外機取付部材はゴムボート本体の船尾気胴
に位置決めされ、そして前記取付板と固定杆との
両側面にわたつて支持杆を架設せしめれば、固定
杆は回動不能となり前記船外機取付部材は側面略
L字状に保持され、ゴムボート本体と一体化され
る。
また船外機取付部材をゴムボート本体から取外
す場合、支持杆を取外せば側面略L字状態は解除
され、固定杆は再び回動可能となり取付板及び固
定杆を夫々の固定具より取外すと、前記船外機取
付部材は取付板の上部で固定杆が下方に回動して
二つ折りに折り畳まれ、取付板と固定杆との一体
状態を維持しながらコンパクトに収納できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、本考案のゴムボートは、周知形状のゴム
ボート本体Aと船外機取付部材Bとで構成され、
船外機取付部材Bは、四角形状に形成される木製
の板体1aと、その前面1a′の左右両端に上下方
向に延設される取付杆1b,1bとからなる取付
板1と固定杆2とからなる。
左右取付杆1b,1bは金属製の管材でその下
端部が前記板体1aの下端より適宜長さ突出する
長さを有しており、その突出下端部1b′,1b′は
ゴムボート本体Aの船尾気胴aの後面に固着され
る固定具5,5に着脱自在に嵌着される。
また、左右取付杆1b,1bの上端部には左右
両外側より金属管を略コの字型に屈曲形成した固
定杆2の左右基部が夫々回動自在に取付けられて
いる。
尚、本実施例では上述する如く取付板1を板体
1aと取付杆1bとで構成するものとするが、板
体1aのみで、該板体1aの上端部に固定杆2を
回動自在に取付けるものとしてもよく任意であ
る。
前記固定杆2は下方へ回動した状態で上記取付
杆1bと略同等の長さを有し、その中間部即ち、
横杆部2cには左右縦杆部2a,2bと平行な突
出杆4,4が適宜間隔において2本設けられる。
これら左右突出杆4,4は取付板1の上縁に向
つて適宜長さ突出しており、ゴムボート本体Aの
船尾気胴a上面に固着される固定具6,6に夫々
着脱自在に挿入される。
上記固定具5,6はゴムボート本体Aと同質の
ゴム等で、惰形に形成される台座5a,6aとそ
の上面中央に突設される筒状部5b,6bとから
なり、該筒状部5b,6bには上記取付杆1b,
1b及び固定杆2の突出杆4,4と略同径或いは
若干大径に形成される挿入孔5c,6cが前記台
座5a,6aの長手方向に貫通している。
そして固定具5,6は台座5a,6a裏面に接
着剤を塗布して船尾気胴aの後面及び上面に、上
記左右取付杆1b,1b及び左右突出杆4,4の
位置に対応して夫々2個ずつ貼着固定される。
一方、上記板体1aと左右取付杆1b,1bの
間には金属線を略コの字形状に屈曲形成した支持
杆3が設けられる。
この支持杆3は左右方向の横幅が上記固定杆2
の横幅より若干大径に形成され、その中間部、即
ち横杆部3cが板体1aの前面1a′に水平状に刻
設した溝7内に回転自在に挿着されており、左右
縦杆部3a,3bの先端には内方へ向つて屈曲す
る係止部8,8が夫々形成されている。
この係止部8は上記固定杆2の左右縦杆部2
a,2b外周面に夫々開穿される穴9…の挿入係
止することにより、固定杆2を取付板1に対して
略直角に保持し、船外機取付部材Bを側面略L字
状とする。
尚上記穴9…は図面に示すように適宜間隔をお
いて複数個開設することにより固定杆2の取付け
角度を調整できる。
而して斯るゴムボートは例えばゴムボート本体
Aの気胴にエアーを八分目程度注入し、そして取
付板1の固定杆2を上方へ回動せしめた状態で前
記ゴムボート本体Aの船尾気胴aの後面の固定具
5,5の挿入孔5c,5cに左右取付杆1b,1
bの下端部1b′,1b′を夫々挿入すると共に、前
記固定杆2の左右突出杆4,4を、船尾気胴aの
上面の固定具6,6の挿入孔6c,6cにゴムボ
ート本体Aの前方から夫々挿入した後、支持杆3
の上方へ回動してその左右縦杆部3a,3b先端
の係止部8,8を、固定杆2の左右外周面に開設
した穴9,9に夫々挿入係止し、そして気胴全体
にエアーを十分に充填せしめて膨脹せしめれば、
取付板1が垂直状に上下左右に四点継ぎ状に固定
される。
これにより取付板1は上下左右及びこれと対角
状の斜め方向の動きが阻止されてゴムボート本体
Aと船外機Cとを一体化する。
また逆に、上記支持杆3を固定杆2の穴9より
取外し、固定杆2及び取付杆1bを固定具5,6
より夫々取外すだけで船外機取付部材Bをゴムボ
ート本体Aから取外すことができる。
(考案の効果) 本考案は、上記せる如き取付板に対して固定杆
を回動自在に一体形成すると共に、取付板と固定
杆とにわたつて両者を側面略L字状に保持する支
持杆を架設せしめるため、取付板の下部及び固定
杆の前部をゴムボート本体に固着した固定具に嵌
入するだけでよく、従来の如くゴムボート本体の
固定具への取付板のボルト止め及び固定杆の取付
板のナツト締着等の面倒な作業が不要となり、船
外機取付部材の着脱容易化となり作業性が向上し
使用勝手が良くなる。
また、収納時には折り畳んで取付板と固定杆と
の一体状態を維持しつつコンンパクトに収納で
き、かつ従来の如く、ボルト、ナツト等を取り外
して収納するは場合に生じていたそれらの部品の
紛失もなく、再度取付け時に支障なくスムーズな
作業が図り得るものとなり大変有用かつ実用性の
高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ゴムボートの一実施例を示す要
部平面図、第2図は同一部縦断側面図、第3図は
船外機取付部材の側面図、第4図は同斜視図であ
る。 尚、図中、A……ゴムボート本体、a……気
胴、B……船外機取付部材、1……取付板、2…
…固定杆、3……支持杆、5,6……固定具、9
……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 船外機を取付ける取付板と、該取付板の上部に
    基部を回動自在に取付けた平面略コの字形の固定
    杆とからなる船外機取付部材を備え、前記固定杆
    にはその横杆部に前記取付板に向けて突設される
    突出杆が備えられ、該突出杆をゴムボート本体に
    おける船尾気胴の上面に固着されたゴム製の固定
    具にボート前方より着脱自在に嵌入すると共に、
    前記取付板の下部を前記船尾気胴の後面に固着さ
    れたゴム製の固定具に着脱自在に嵌入し、そし
    て、前記取付板と固定杆とにわたつて側面略L字
    状に両者を保持せしめる支持杆を挿脱自在に架設
    せしめてなることを特徴とするゴムボート。
JP18947382U 1982-12-14 1982-12-14 ゴムボ−ト Granted JPS5992087U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18947382U JPS5992087U (ja) 1982-12-14 1982-12-14 ゴムボ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18947382U JPS5992087U (ja) 1982-12-14 1982-12-14 ゴムボ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5992087U JPS5992087U (ja) 1984-06-22
JPH0218000Y2 true JPH0218000Y2 (ja) 1990-05-21

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ID=30408497

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JP18947382U Granted JPS5992087U (ja) 1982-12-14 1982-12-14 ゴムボ−ト

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621839Y2 (ja) * 1985-04-17 1994-06-08 オカモト株式会社 ゴムボ−ト

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219897B2 (ja) * 1973-07-24 1977-05-31

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735515Y2 (ja) * 1975-07-28 1982-08-05

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JPS5219897B2 (ja) * 1973-07-24 1977-05-31

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JPS5992087U (ja) 1984-06-22

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