JPH0217908A - 固液分離装置の洗浄方法 - Google Patents
固液分離装置の洗浄方法Info
- Publication number
- JPH0217908A JPH0217908A JP63165969A JP16596988A JPH0217908A JP H0217908 A JPH0217908 A JP H0217908A JP 63165969 A JP63165969 A JP 63165969A JP 16596988 A JP16596988 A JP 16596988A JP H0217908 A JPH0217908 A JP H0217908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- filter medium
- filter material
- washing
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005406 washing Methods 0.000 title claims abstract description 30
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 15
- 238000000926 separation method Methods 0.000 title abstract description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 42
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims abstract description 9
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 20
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 4
- 239000011800 void material Substances 0.000 abstract description 5
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 abstract description 4
- 239000004033 plastic Substances 0.000 abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 10
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 24
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 9
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 description 3
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 238000009287 sand filtration Methods 0.000 description 2
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000011001 backwashing Methods 0.000 description 1
- 238000007068 beta-elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005183 environmental health Effects 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 238000011221 initial treatment Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D24/00—Filters comprising loose filtering material, i.e. filtering material without any binder between the individual particles or fibres thereof
- B01D24/02—Filters comprising loose filtering material, i.e. filtering material without any binder between the individual particles or fibres thereof with the filter bed stationary during the filtration
- B01D24/20—Filters comprising loose filtering material, i.e. filtering material without any binder between the individual particles or fibres thereof with the filter bed stationary during the filtration the filtering material being provided in an open container
- B01D24/26—Upward filtration
- B01D24/263—Upward filtration the filtering material being supported by pervious surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D24/00—Filters comprising loose filtering material, i.e. filtering material without any binder between the individual particles or fibres thereof
- B01D24/46—Regenerating the filtering material in the filter
- B01D24/4631—Counter-current flushing, e.g. by air
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D24/00—Filters comprising loose filtering material, i.e. filtering material without any binder between the individual particles or fibres thereof
- B01D24/46—Regenerating the filtering material in the filter
- B01D24/4668—Regenerating the filtering material in the filter by moving the filtering element
- B01D24/4684—Regenerating the filtering material in the filter by moving the filtering element using spray devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2201/00—Details relating to filtering apparatus
- B01D2201/14—Particulate filter materials with a lower density than the liquid mixture to be filtered
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、固形物を含有する廃水の一次処理用に使用
される固液分離装置の洗浄方法に関するものである。
される固液分離装置の洗浄方法に関するものである。
第５図は、砂濾過を中心とする従来の下向流式濾過装置
の洗浄方法を示したものであって、１は砂層２が充填さ
れた槽、３は洗浄水槽、４は洗浄ポンプ、５は表面洗浄
水管、６は逆洗濾管、７〜９は制御バルブ、１０は逆洗
水排出管である。
の洗浄方法を示したものであって、１は砂層２が充填さ
れた槽、３は洗浄水槽、４は洗浄ポンプ、５は表面洗浄
水管、６は逆洗濾管、７〜９は制御バルブ、１０は逆洗
水排出管である。
濾過装置の洗浄に際しては、洗浄ポンプ４を作動させ、
制御バルブ７〜９を制御して、まず、洗浄水槽３内の洗
浄水を汲み上げて、表面洗浄水管５から散水して、砂層
２の表面の洗浄（表洗）を行う。この後に、洗浄水槽３
内の洗浄水を処理水管を兼用した逆洗浸管６から砂槽２
の下部に高圧で注入して砂槽２全体の洗浄（逆洗）を行
って、砂槽２を膨張させて空隙部に捕捉されている浮遊
物質（ＳＳ）を排除し、逆洗水排出管１０から排出する
。なお一部では、水洗を行う前に空気洗浄の併用を行う
ものもある。
制御バルブ７〜９を制御して、まず、洗浄水槽３内の洗
浄水を汲み上げて、表面洗浄水管５から散水して、砂層
２の表面の洗浄（表洗）を行う。この後に、洗浄水槽３
内の洗浄水を処理水管を兼用した逆洗浸管６から砂槽２
の下部に高圧で注入して砂槽２全体の洗浄（逆洗）を行
って、砂槽２を膨張させて空隙部に捕捉されている浮遊
物質（ＳＳ）を排除し、逆洗水排出管１０から排出する
。なお一部では、水洗を行う前に空気洗浄の併用を行う
ものもある。
従来の砂濾過装置の洗浄方法では、表洗および逆洗に多
量の洗浄水を使用しているために運転管理のための経費
が非常に高くつく、また、洗浄水槽や洗浄ポンプ等の付
帯設備が必要で、設備費も高くつく上に、スペース的に
も問題点があった。
量の洗浄水を使用しているために運転管理のための経費
が非常に高くつく、また、洗浄水槽や洗浄ポンプ等の付
帯設備が必要で、設備費も高くつく上に、スペース的に
も問題点があった。
また、砂濾過装置では、浮遊物質（ＳＳ）の捕捉は砂槽
表面近傍に集中して生じ、かつ砂粒間の空隙に捕捉され
るために、上記の水洗程度でもＳＳを排除することが可
能である。
表面近傍に集中して生じ、かつ砂粒間の空隙に捕捉され
るために、上記の水洗程度でもＳＳを排除することが可
能である。
しかし、この発明の出願人が先に出願した固液分離装置
（例えば、特願昭６３−３２８６１号参照）で使用して
いる第４図に示すような濾材１１のように、比重が１．
０以下で、空隙率が７０％以上である小型円筒状プラス
チック濾材では、ＳＳが濾材１１間の空隙のみならず、
濾材１１の円筒内部である空隙部１１ａに相当量捕捉さ
れる。
（例えば、特願昭６３−３２８６１号参照）で使用して
いる第４図に示すような濾材１１のように、比重が１．
０以下で、空隙率が７０％以上である小型円筒状プラス
チック濾材では、ＳＳが濾材１１間の空隙のみならず、
濾材１１の円筒内部である空隙部１１ａに相当量捕捉さ
れる。
しかも、ＳＳが充填槽の表面だけでなく、全層（例えば
１．５〜２ｍ深さ）にわたって高濃度に捕捉されるため
に、上記の水洗程度では、濾材１１の空隙部１１ａ内の
ＳＳを充分排除できない問題点があった。
１．５〜２ｍ深さ）にわたって高濃度に捕捉されるため
に、上記の水洗程度では、濾材１１の空隙部１１ａ内の
ＳＳを充分排除できない問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、ＳＳの排除を充分に行え。
れたもので、ＳＳの排除を充分に行え。
しかも、洗浄水を使用しない固液分離装置の洗浄方法を
提供することを目的としている。
提供することを目的としている。
この発明に係る固液分離装置の洗浄方法は、空洗により
濾材全体を流動状態に保つ。そして、その状態のままで
、濾材全体が水面より露出するまで槽下部より速やかに
排水を行う。
濾材全体を流動状態に保つ。そして、その状態のままで
、濾材全体が水面より露出するまで槽下部より速やかに
排水を行う。
この際、排水速度を０．３ｍ／分以上にするものが好ま
しい。
しい。
この発明における固液分離装置では、空洗によって濾材
全体が流動状態に保たれている間に、濾材の空隙部内に
捕捉されていたＳＳが流出されて浮遊状態となる。そし
て、槽下部よりの速やかなドレインによって、上記浮遊
状態となったＳＳが再び濾材の空隙部内に捕捉されるこ
となく速やかに排除される。
全体が流動状態に保たれている間に、濾材の空隙部内に
捕捉されていたＳＳが流出されて浮遊状態となる。そし
て、槽下部よりの速やかなドレインによって、上記浮遊
状態となったＳＳが再び濾材の空隙部内に捕捉されるこ
となく速やかに排除される。
以下、この発明の一実施例を図面について説明する。
この実施例では、上向流式固液分離装置を示したもので
あって、第１図において、１２は濾材充填層１３、沈澱
ゾーン１５などが設けられた槽であり、上部押え板２２
と濾材支持板１４の間の濾材充填層１３には第４図に示
した濾材１１が必要量充填されている。２２は濾材が浮
上流出しないための上部押え板、１４は濾材充填層１３
の下部を支持する濾材支持板、１５は濾材支持板１４の
下部に設けられた沈澱ゾーン、１６はポンプＰによって
流入水を沈澱ゾーン１５に流入させる流入管、１７は槽
１２の上部から処理水を流出させる流出管である。
あって、第１図において、１２は濾材充填層１３、沈澱
ゾーン１５などが設けられた槽であり、上部押え板２２
と濾材支持板１４の間の濾材充填層１３には第４図に示
した濾材１１が必要量充填されている。２２は濾材が浮
上流出しないための上部押え板、１４は濾材充填層１３
の下部を支持する濾材支持板、１５は濾材支持板１４の
下部に設けられた沈澱ゾーン、１６はポンプＰによって
流入水を沈澱ゾーン１５に流入させる流入管、１７は槽
１２の上部から処理水を流出させる流出管である。
そして、１８はブロワ−Ｂによって濾材支持板１４より
下方の沈澱ゾーン１５に空気を導入する空気導入管、１
９は排水弁２０或いは排水ポンプ（図示せず）を備え、
槽１２の下部より排水を行う排水管である。
下方の沈澱ゾーン１５に空気を導入する空気導入管、１
９は排水弁２０或いは排水ポンプ（図示せず）を備え、
槽１２の下部より排水を行う排水管である。
そして、２１は流入水の濾過工程中濾材充填層１３の下
端と濾材支持板１４の間に形成される空間部であり、こ
の空間部２１の容量Ａと濾材充填層１３の容量Ｂとの比
が１＝１〜１：６の範囲に配設されるように濾材充填層
１３中に濾材１１が必要量充填されている。
端と濾材支持板１４の間に形成される空間部であり、こ
の空間部２１の容量Ａと濾材充填層１３の容量Ｂとの比
が１＝１〜１：６の範囲に配設されるように濾材充填層
１３中に濾材１１が必要量充填されている。
次に、この上向流式固液分離装置の動作を説明する。
第１図は、濾過工程を示したものであって、ポンプＰの
作動により、固形物を含有する廃水である流入水が流入
管１６から沈澱ゾーン１５に流入される。流入水中の固
形物のうち、比較的比重の大きいものは、この沈澱ゾー
ン１５で沈澱分離される。一方、比重の小さい固形物を
含有した流入水は、その後、濾材充填層１３を上向流で
通過する際濾材間の空隙のみならず濾材内部の空隙部に
補促されることにより、２回目の固液分離が行われる。
作動により、固形物を含有する廃水である流入水が流入
管１６から沈澱ゾーン１５に流入される。流入水中の固
形物のうち、比較的比重の大きいものは、この沈澱ゾー
ン１５で沈澱分離される。一方、比重の小さい固形物を
含有した流入水は、その後、濾材充填層１３を上向流で
通過する際濾材間の空隙のみならず濾材内部の空隙部に
補促されることにより、２回目の固液分離が行われる。
そして、処理水は流出管１７より排出される。
この際、濾材１１の比重が１．０以下と非常に軽く、空
隙率も７０％以上と非常に高く、さらに濾材充填層１３
内の濾材１１の充填率を空間部２１の容量Ａと濾材充填
層１３の容量Ｂとの比が１＝１〜１：６の範囲となるよ
うに設定しているため濾材１１は流入水の上向流によっ
て浮上し、上部押え板２２の下で固定床となり、その下
部に空間部２１が形成される。そして、ＳＳは濾材１１
間の空隙のみならず、濾材１１の空隙１１ａ（第４図参
照）内にも高濃度に捕捉される。
隙率も７０％以上と非常に高く、さらに濾材充填層１３
内の濾材１１の充填率を空間部２１の容量Ａと濾材充填
層１３の容量Ｂとの比が１＝１〜１：６の範囲となるよ
うに設定しているため濾材１１は流入水の上向流によっ
て浮上し、上部押え板２２の下で固定床となり、その下
部に空間部２１が形成される。そして、ＳＳは濾材１１
間の空隙のみならず、濾材１１の空隙１１ａ（第４図参
照）内にも高濃度に捕捉される。
第２図および第３図は、洗浄工程を示したものである。
まず、第２図に示すように、ブロワ−Ｂの作動により、
空気導入管１８から沈澱ゾーン１５に空気を導入して、
空洗を行う。（空洗工程）この際、流入水の濾過工程時
に形成される空間部２１の容量Ａと濾材充填層１３の容
量Ｂとの比が、１：１〜１：６の範囲になるように設定
されていることから、その空洗により、比重が１．０以
下の浮上性の濾材１１が濾材支持板１４と上部押え板２
２の間の空間部２１を含めた濾材充填層１３内で十分に
撹拌されるため、完全流動状態となって上部押え板２２
と濾材支持板１４の間を循環移動する。このためこの空
洗により、濾材１１間の空隙のみならず濾材１１の空隙
部１１ａ内に捕捉されていたＳＳが効果的に流出されて
濾材充填層１３内で浮遊状態となる。
空気導入管１８から沈澱ゾーン１５に空気を導入して、
空洗を行う。（空洗工程）この際、流入水の濾過工程時
に形成される空間部２１の容量Ａと濾材充填層１３の容
量Ｂとの比が、１：１〜１：６の範囲になるように設定
されていることから、その空洗により、比重が１．０以
下の浮上性の濾材１１が濾材支持板１４と上部押え板２
２の間の空間部２１を含めた濾材充填層１３内で十分に
撹拌されるため、完全流動状態となって上部押え板２２
と濾材支持板１４の間を循環移動する。このためこの空
洗により、濾材１１間の空隙のみならず濾材１１の空隙
部１１ａ内に捕捉されていたＳＳが効果的に流出されて
濾材充填層１３内で浮遊状態となる。
しかもこの際、沈澱ゾーン１５に導入された空気が濾材
支持板１４を通過して上昇することにより、上記のよう
な濾材１１の洗浄と同時に、濾材支持板１４も洗浄され
て、濾材支持板１４の閉塞が防止される。
支持板１４を通過して上昇することにより、上記のよう
な濾材１１の洗浄と同時に、濾材支持板１４も洗浄され
て、濾材支持板１４の閉塞が防止される。
次に、第３図に示すように、上記ＳＳが濾材充填層１３
内で浮遊状態にある時、排水弁２０を開くか、或いは排
水ポンプ（図示せず）を作動させて、槽１２内全体のＳ
Ｓが浮遊した混合水を槽１２の下部の排水管１９より速
やかに引き抜く。すると、その混合水と一緒にＳＳも槽
１２の下部より速やかに排出される。（排水工程） この排水工程中、槽１２内は下向流濾過状態となるので
、上記混合水の引き抜きにより、濾材１１全体が徐々に
下方へ移動して濾材支持板１４で止まる。
内で浮遊状態にある時、排水弁２０を開くか、或いは排
水ポンプ（図示せず）を作動させて、槽１２内全体のＳ
Ｓが浮遊した混合水を槽１２の下部の排水管１９より速
やかに引き抜く。すると、その混合水と一緒にＳＳも槽
１２の下部より速やかに排出される。（排水工程） この排水工程中、槽１２内は下向流濾過状態となるので
、上記混合水の引き抜きにより、濾材１１全体が徐々に
下方へ移動して濾材支持板１４で止まる。
従って、混合水中に浮遊したＳＳが再び濾材１１の空隙
部１１ａ内に捕捉されないように、かなり速い排水速度
が必要であり、この排水速度はほぼ０．３ｍ／分以上が
必要である。そして、水位が濾材支持板１４以下となっ
て、濾材１１全体が水面より完全に露出するまで、排水
を速やかに行う必要がある。
部１１ａ内に捕捉されないように、かなり速い排水速度
が必要であり、この排水速度はほぼ０．３ｍ／分以上が
必要である。そして、水位が濾材支持板１４以下となっ
て、濾材１１全体が水面より完全に露出するまで、排水
を速やかに行う必要がある。
以上の洗浄工程により、はぼ１００％近いＳＳ排除が可
能となる。
能となる。
なお、上記実施例では、小型円筒状プラスチック濾材を
用いる上面流式固液分離装置を示したが、比重が１．０
以下のプラスチック、ポリエチレン。
用いる上面流式固液分離装置を示したが、比重が１．０
以下のプラスチック、ポリエチレン。
ポリプロピレンなどの各種濾材を用いる固液分離装置の
洗浄方法の全てに有効である。
洗浄方法の全てに有効である。
以上のように、この発明によれば、空洗によって濾材間
の空隙のみならず濾材の空隙部内のＳＳをも流出させて
浮遊状態に保ち、槽下部よりの速やかな排水によって、
その浮遊状態のＳＳを再び濾材の空隙部内に捕捉させる
ことなく排除するようにしたので、空隙率が高く、かつ
いかなる複雑な形状の濾材を用いた場合でもＳＳの排除
を充分に行え、はぼ１００％近いＳＳ排除が可能となっ
た。しかも、洗浄水を使用しないので、大巾な経費節減
が可能であり、洗浄水槽、洗浄ポンプ等の付帯設備も不
要になるので、設備費の節減や小スペース化が可能にな
る効果がある。
の空隙のみならず濾材の空隙部内のＳＳをも流出させて
浮遊状態に保ち、槽下部よりの速やかな排水によって、
その浮遊状態のＳＳを再び濾材の空隙部内に捕捉させる
ことなく排除するようにしたので、空隙率が高く、かつ
いかなる複雑な形状の濾材を用いた場合でもＳＳの排除
を充分に行え、はぼ１００％近いＳＳ排除が可能となっ
た。しかも、洗浄水を使用しないので、大巾な経費節減
が可能であり、洗浄水槽、洗浄ポンプ等の付帯設備も不
要になるので、設備費の節減や小スペース化が可能にな
る効果がある。
第１図はこの発明の一実施例による固液分離装置の濾過
工程における断面図、第２図および第３図は洗浄工程に
おける断面図、第４図は濾材の斜視図、第５図は従来の
濾過装置の断面図である。 １１は濾材、ｌｌａは濾材の空隙部、１２は槽、１３は
濾材充填層、１８は空気導入手段である空気導入管、１
９は排水手段である排水管。 特許出願人 西原環境衛生研究所
工程における断面図、第２図および第３図は洗浄工程に
おける断面図、第４図は濾材の斜視図、第５図は従来の
濾過装置の断面図である。 １１は濾材、ｌｌａは濾材の空隙部、１２は槽、１３は
濾材充填層、１８は空気導入手段である空気導入管、１
９は排水手段である排水管。 特許出願人 西原環境衛生研究所
Claims (2)
- （１）比重が１．０以下で、空隙率の高い濾材が槽内に
充填された固液分離装置の洗浄方法において、空洗によ
り濾材全体を流動状態に保ち、濾材全体が水面より露出
するまで槽下部より速かに排水を行うことを特徴とする
固液分離装置の洗浄方法。 - （２）上記排水速度が０．３ｍ／分以上であることを特
徴とする請求項１記載の固液分離装置の洗浄方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63165969A JPH0217908A (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 固液分離装置の洗浄方法 |
| AU42937/89A AU610764B1 (en) | 1988-07-05 | 1989-10-17 | Solid-liquid separator and process for washing the same |
| EP89310674A EP0423403A1 (en) | 1988-07-05 | 1989-10-17 | Solid-liquid separator and process for washing the same |
| CA002000983A CA2000983C (en) | 1988-07-05 | 1989-10-18 | Solid-liquid separator and process for washing the same |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63165969A JPH0217908A (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 固液分離装置の洗浄方法 |
| CA002000983A CA2000983C (en) | 1988-07-05 | 1989-10-18 | Solid-liquid separator and process for washing the same |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0217908A true JPH0217908A (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=25673770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63165969A Pending JPH0217908A (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 固液分離装置の洗浄方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0423403A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0217908A (ja) |
| AU (1) | AU610764B1 (ja) |
| CA (1) | CA2000983C (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9012703D0 (en) * | 1990-06-07 | 1990-08-01 | Anglian Water Services Ltd | Sewage treatment |
| GB9017172D0 (en) * | 1990-08-06 | 1990-09-19 | Welsh Water Enterprises Ltd | Method of treating liquids and apparatus therefor |
| US5232586A (en) * | 1992-09-25 | 1993-08-03 | Malone Ronald F | Floating media hourglass biofilter |
| US5558763A (en) * | 1993-06-24 | 1996-09-24 | Hitachi Plant Engineering & Construction Co., Ltd. | Sewage treatment system with air jetting means |
| AUPN474795A0 (en) * | 1995-08-11 | 1995-09-07 | Berg Bennett & Associates Pty Limited | Filtration medium |
| MXPA06010876A (es) * | 2004-03-24 | 2007-01-16 | Siemens Water Tech Corp | Sistema de llenado de tanques que incorpora clarificacion por adsorcion y separacion de placas paralelas. |
| EP1893534B1 (en) * | 2005-07-06 | 2011-09-07 | Siemens Industry, Inc. | Improved phosphorus removal system and process |
| WO2012116039A2 (en) * | 2011-02-22 | 2012-08-30 | Suchanek Steven C | Zero-backwash liquid filter |
| WO2013081734A1 (en) * | 2011-11-28 | 2013-06-06 | Ticona Llc | Compacted filter beds comprising non-sintered, buoyant filter media and methods relating thereto |
| WO2018058152A2 (en) * | 2016-09-20 | 2018-03-29 | Continuum Dynamic, Inc. | Nuclear reactor using controlled debris to mitigate eccs strainer pressure head loss |
| RU2749272C2 (ru) * | 2020-02-18 | 2021-06-07 | Юрий Алексеевич Ищенко | Способ интенсификации ресурсосберегающим дельта-фильтрованием технологий водоподготовки |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1363510A (fr) * | 1963-05-29 | 1964-06-12 | Internat Analyzer Company | Procédé et dispositif de filtration |
| AU550452B2 (en) * | 1980-07-22 | 1986-03-20 | Neptune Microfloc Inc. | Upflow filter, its regeneration and use |
| AU1622083A (en) * | 1982-08-02 | 1984-02-09 | Ecodyne Corp. | Regenerating a filter of cellular material |
| FR2555462B1 (fr) * | 1983-11-30 | 1986-05-23 | Gozal David | Procede de concentration d'une suspension de particules microscopiques, dispositif pour la mise en oeuvre de ce procede et applications de celui-ci |
-
1988
- 1988-07-05 JP JP63165969A patent/JPH0217908A/ja active Pending
-
1989
- 1989-10-17 EP EP89310674A patent/EP0423403A1/en not_active Withdrawn
- 1989-10-17 AU AU42937/89A patent/AU610764B1/en not_active Ceased
- 1989-10-18 CA CA002000983A patent/CA2000983C/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0423403A1 (en) | 1991-04-24 |
| CA2000983C (en) | 1995-02-14 |
| CA2000983A1 (en) | 1991-04-18 |
| AU610764B1 (en) | 1991-05-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0318483B2 (ja) | ||
| JPH0217908A (ja) | 固液分離装置の洗浄方法 | |
| JPS6255885B2 (ja) | ||
| JPH0857465A (ja) | 浮遊ろ材を用いた水処理装置の逆洗方法 | |
| US5145589A (en) | Solid-liquid separator and process for washing the same | |
| JPH04215808A (ja) | 砂濾過装置 | |
| JP3436947B2 (ja) | 懸濁液のろ過装置 | |
| JP2706080B2 (ja) | 濾過装置とその洗浄方法 | |
| JP4277589B2 (ja) | 上向流式ろ過装置 | |
| JPS5946105A (ja) | 浮遊固体を含む液体から固体を除去する方法および装置 | |
| JP3790857B2 (ja) | 浮上ろ材を用いたろ過装置及びろ過方法 | |
| JP2002011305A (ja) | スクリーン付ろ過装置 | |
| JPS5920334Y2 (ja) | 連続「ろ」過装置 | |
| JPS59123505A (ja) | 上昇流式「ろ」過機 | |
| KR820000468B1 (ko) | 액체중의 현탁고형분 제거 방법 | |
| JP2004073900A (ja) | 多段式浮上ろ材上向流ろ過装置 | |
| JP3082538B2 (ja) | 精密ろ過装置 | |
| JPH0299109A (ja) | 懸濁性固形物の分離装置 | |
| JP2000061210A (ja) | 加圧式上向流濾過装置及びそれを用いる濾過処理方法 | |
| JPH0634881B2 (ja) | 濾過層の洗浄方法 | |
| JPS6056529B2 (ja) | 濾過法 | |
| JP2000107515A (ja) | 負圧利用による汚水の除濁装置 | |
| JPH11165003A (ja) | ろ過装置のろ材移送方法 | |
| JPH0970593A (ja) | 生物濾過槽 | |
| JPS6218204B2 (ja) |