JPH021781A - 放射性接着剤 - Google Patents
放射性接着剤Info
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- JPH021781A JPH021781A JP14304888A JP14304888A JPH021781A JP H021781 A JPH021781 A JP H021781A JP 14304888 A JP14304888 A JP 14304888A JP 14304888 A JP14304888 A JP 14304888A JP H021781 A JPH021781 A JP H021781A
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Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、接着剤、特に天然放射線を放出する放射性接
着剤に関する。
着剤に関する。
(従来技術)
従来から多量の酸化ニオブ及び酸化イツトリウムを含み
且つ微量の酸化ラジウム及び酸化トリウムを含む天然放
射性鉱物は、食品等の鮮度保持、水の浄化、空気の清浄
化及び殺菌等の効果を有することが知られている。これ
らの主なものとしては、r天然放射性ミネラル鉱物によ
る炊飯器、ジャー、ホットボックス等用ミネラル鮮度保
持脱臭板(特許第846772号)J、r天然放射性鉱
物含有紙ミネラル鮮度保持脱臭剤(特許第712190
号)1、r鮮度保持ケース(登録第1130358号)
1等が挙げられる。
且つ微量の酸化ラジウム及び酸化トリウムを含む天然放
射性鉱物は、食品等の鮮度保持、水の浄化、空気の清浄
化及び殺菌等の効果を有することが知られている。これ
らの主なものとしては、r天然放射性ミネラル鉱物によ
る炊飯器、ジャー、ホットボックス等用ミネラル鮮度保
持脱臭板(特許第846772号)J、r天然放射性鉱
物含有紙ミネラル鮮度保持脱臭剤(特許第712190
号)1、r鮮度保持ケース(登録第1130358号)
1等が挙げられる。
しかしながら、これらはいずれも放射線量が2000力
ウント/ffr近辺と高く密度の高い食品や大量の食品
の鮮度保持等、その用途が限定されるため一般家庭で使
用することができず、割高な製品とならざるを得ない。
ウント/ffr近辺と高く密度の高い食品や大量の食品
の鮮度保持等、その用途が限定されるため一般家庭で使
用することができず、割高な製品とならざるを得ない。
そこで、この天然放射性鉱物の効果を広範囲の用途に適
用することができる安価な製品の開発が望まれるに至っ
た。
用することができる安価な製品の開発が望まれるに至っ
た。
(発明が解決しようとする課題)
本発明者は係る観点から鋭意検討を重ねた結果、各種の
接着剤中に該天然放射性鉱物を含有せしめ、得られた接
着剤を紙、ビニール等のシート状物に塗布することが使
用上汎用性があり好都合であるとの結論に到達し本発明
を完成した。
接着剤中に該天然放射性鉱物を含有せしめ、得られた接
着剤を紙、ビニール等のシート状物に塗布することが使
用上汎用性があり好都合であるとの結論に到達し本発明
を完成した。
従って、本発明の第1の目的は、食品の鮮度維持に有効
な放射性シートの製造や壁紙等の各種化柱材、襖祇或い
はカーペットのバッキング等に使用して天然放射線を広
範囲に放出せしめ、空気の清浄化に寄与することのでき
る接着剤を提供することにある。
な放射性シートの製造や壁紙等の各種化柱材、襖祇或い
はカーペットのバッキング等に使用して天然放射線を広
範囲に放出せしめ、空気の清浄化に寄与することのでき
る接着剤を提供することにある。
本発明の第2の目的は、船底や魚網等に塗布して、それ
らに貝類が付着することを防止することのできる接着剤
を提供することにある。
らに貝類が付着することを防止することのできる接着剤
を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の上記の目的は、多量の酸化ニオブ及び酸化イツ
トリウムを含み且つ微量の酸化ラジウム及び酸化トリウ
ムを含む天然放射性鉱物の微粉を含有する放射性接着剤
によって達成された。
トリウムを含み且つ微量の酸化ラジウム及び酸化トリウ
ムを含む天然放射性鉱物の微粉を含有する放射性接着剤
によって達成された。
本発明に使用される天然放射性鉱物としては例えば鉱石
名フェルグソン石があり、その化学組成は次の通りであ
る。
名フェルグソン石があり、その化学組成は次の通りであ
る。
化11旧叉
酸化ラジウム
酸化トリウム
酸化ニオブ
百分比
5.90
1.29
41.39
酸化タンタル
酸化イツトリウム
酸化セリウム
珪 酸
酸化鉄
酸化アルミニウム
酸化チタニウム
酸化カルシウム
酸化マンガン
3、83
38、 29
0、43
1、64
1、04
0、55
0、19
0、17
0、10
本発明の接着剤は、公知の接着剤の中に微粒に粉砕した
天然放射性鉱物を含有せしめることにより容易に製造す
ることができる。該鉱物の粉粒の程度は特に限定される
ものではないが、接着剤をシートに塗布した後のシート
の表面を滑らかな感じにするためには、500メツシユ
以下の粒度とすることが好ましい。
天然放射性鉱物を含有せしめることにより容易に製造す
ることができる。該鉱物の粉粒の程度は特に限定される
ものではないが、接着剤をシートに塗布した後のシート
の表面を滑らかな感じにするためには、500メツシユ
以下の粒度とすることが好ましい。
本発明で使用する接着剤としては、にかわ、でんぷん等
の天然高分子系接着剤を初め、合成高分子、半合成高分
子を用いた各種の接着剤等の中から任意に選択して使用
することができる。エマルジョンタイプの接着剤に天然
放射性鉱物の粒子を含有せしめると、エマルジョンが破
壊され凝集が起こり易いので、使用直前に該鉱物を添加
混合することが好ましい。
の天然高分子系接着剤を初め、合成高分子、半合成高分
子を用いた各種の接着剤等の中から任意に選択して使用
することができる。エマルジョンタイプの接着剤に天然
放射性鉱物の粒子を含有せしめると、エマルジョンが破
壊され凝集が起こり易いので、使用直前に該鉱物を添加
混合することが好ましい。
従って、本発明の接着剤は、溶液型接着剤のみならず、
エマルジョン系接着剤、感圧粘着剤、水溶性接着剤、重
・縮合型無溶剤接着剤、フィルム状接着剤、ホントメル
ト接着剤等を包含する(日本接着協会編「接着ハンドブ
ック」参照)。
エマルジョン系接着剤、感圧粘着剤、水溶性接着剤、重
・縮合型無溶剤接着剤、フィルム状接着剤、ホントメル
ト接着剤等を包含する(日本接着協会編「接着ハンドブ
ック」参照)。
しかしながら、2種以上のポリマーを混合した接着剤を
用いる場合には、相分離を助長する場合があるので、こ
のような場合には、前記エマルジョン系の場合と同様使
用直前に該鉱物を添加混合することが好ましい。いわゆ
る2成分タイプの場合には、一方の成分の方に予め混練
しておいても良い。
用いる場合には、相分離を助長する場合があるので、こ
のような場合には、前記エマルジョン系の場合と同様使
用直前に該鉱物を添加混合することが好ましい。いわゆ
る2成分タイプの場合には、一方の成分の方に予め混練
しておいても良い。
本発明の放射性接着剤を紙やプラスチックフィルム等の
各種のシートに塗布することにより各種の放射性シート
とすることができる。得られた放射性シートを野菜や果
物等の鮮度保持を目的として使用する場合には、放射性
シートの放射線量を70〜100カウント/n′f(理
研計器■製ガイガーカウンター(モデルS UM−AD
8 )により測定)とする事が好ましい。一方、本発
明の放射性接着剤を壁紙や襖紙その他の化粧材等に使用
したり、カーペットのバッキングに使用する場合には放
射線量が700〜i、oooカウント/n′fとなるよ
うに接着剤の使用量を調節し、又は、接着剤中に含有せ
しめる天然放射性鉱物の含有量を調節することにより、
殺ダニや殺菌効果を有効なものとし、室内の空気の清浄
化を図ることができる。
各種のシートに塗布することにより各種の放射性シート
とすることができる。得られた放射性シートを野菜や果
物等の鮮度保持を目的として使用する場合には、放射性
シートの放射線量を70〜100カウント/n′f(理
研計器■製ガイガーカウンター(モデルS UM−AD
8 )により測定)とする事が好ましい。一方、本発
明の放射性接着剤を壁紙や襖紙その他の化粧材等に使用
したり、カーペットのバッキングに使用する場合には放
射線量が700〜i、oooカウント/n′fとなるよ
うに接着剤の使用量を調節し、又は、接着剤中に含有せ
しめる天然放射性鉱物の含有量を調節することにより、
殺ダニや殺菌効果を有効なものとし、室内の空気の清浄
化を図ることができる。
船底や漁網に施して貝類の付着を防止する場合の放射線
量は700力ウント/ボ以上とすることが好ましい。天
然放射性鉱物として、前記フェルグソン石を使用する場
合には該鉱石を2〜3g/rrfとすることにより70
〜100カウント/ボとすることができる。
量は700力ウント/ボ以上とすることが好ましい。天
然放射性鉱物として、前記フェルグソン石を使用する場
合には該鉱石を2〜3g/rrfとすることにより70
〜100カウント/ボとすることができる。
(作用)
本発明で使用する天然放射性鉱物には、前記した如く種
々の放射性元素の酸化物が含有されており、例えば、酸
化ラジウムからはエマチオン−ラドン(Rn)を、酸化
トリウムからはトリウムエマチオンを放出する。これら
の各放射線が夫々どの程度どのように作用するのかは必
ずしも明確ではないが、食品中の水分子をイオン化する
ことにより食品中の水分の蒸散を防止したり、カビやダ
ニの発生を防止する作用を有する。
々の放射性元素の酸化物が含有されており、例えば、酸
化ラジウムからはエマチオン−ラドン(Rn)を、酸化
トリウムからはトリウムエマチオンを放出する。これら
の各放射線が夫々どの程度どのように作用するのかは必
ずしも明確ではないが、食品中の水分子をイオン化する
ことにより食品中の水分の蒸散を防止したり、カビやダ
ニの発生を防止する作用を有する。
(発明の効果)
本発明の接着剤を塗布したシートの上に単に食品を載置
するのみで食品の鮮度を保持し、防腐の効果も得られる
。従って、特に冷凍できない食品はもとより、冷凍が好
ましくない食品を入れた冷蔵庫等にこのシートを投入す
るだけで、従来以上に食品の鮮度維持が良好となる。
するのみで食品の鮮度を保持し、防腐の効果も得られる
。従って、特に冷凍できない食品はもとより、冷凍が好
ましくない食品を入れた冷蔵庫等にこのシートを投入す
るだけで、従来以上に食品の鮮度維持が良好となる。
又、壁紙や襖紙に使用したり、カーペットのバッキング
に使用することにより室内の空気を清浄化することがで
きる。更に、本発明の接着剤を外側船底や漁網に施した
場合には貝類が船底に付着せず、船の航行に必要なエネ
ルギーを大巾に節約することができ、又、漁網にも貝が
付着しないので定置網に特に有効である。以下、本発明
を実施例によ、って更に詳述するが、本発明はこれによ
って限定されるものではない。
に使用することにより室内の空気を清浄化することがで
きる。更に、本発明の接着剤を外側船底や漁網に施した
場合には貝類が船底に付着せず、船の航行に必要なエネ
ルギーを大巾に節約することができ、又、漁網にも貝が
付着しないので定置網に特に有効である。以下、本発明
を実施例によ、って更に詳述するが、本発明はこれによ
って限定されるものではない。
実施例1゜
市販のでん粉糊50グラムに、500メツシユに粉砕し
たフェルグソン石5gを混練し、水20gを加えて希釈
した。更に得られた接着剤をフェルグソン石が約2 g
/rrrとなるように上質紙に塗布して乾燥した。得ら
れたシートの放射線量を理研計器■製ガイガーカウンタ
ー(モデルSUM−AD8)を用いて測定した所、72
カウント/ホであった。
たフェルグソン石5gを混練し、水20gを加えて希釈
した。更に得られた接着剤をフェルグソン石が約2 g
/rrrとなるように上質紙に塗布して乾燥した。得ら
れたシートの放射線量を理研計器■製ガイガーカウンタ
ー(モデルSUM−AD8)を用いて測定した所、72
カウント/ホであった。
次に、4つの甘夏カンのうち、2つを上記の如くして得
られたシートに載置し、他の2つを、フェルグソン石を
存しない上質紙上に載置し、前者と後者を約1.5mM
して、同一机上に50日間室温で放置した。この結果、
本発明のフェルグソン石を担持したシート上に載置した
甘夏カンには殆ど変化が見られなかったのに対し、フェ
ルグソン石を有しない上質紙上に載置した甘夏カンは茶
色に変色して乾燥し、直径も約2/3に減少した。
られたシートに載置し、他の2つを、フェルグソン石を
存しない上質紙上に載置し、前者と後者を約1.5mM
して、同一机上に50日間室温で放置した。この結果、
本発明のフェルグソン石を担持したシート上に載置した
甘夏カンには殆ど変化が見られなかったのに対し、フェ
ルグソン石を有しない上質紙上に載置した甘夏カンは茶
色に変色して乾燥し、直径も約2/3に減少した。
実施例2゜
市販の壁紙用接着剤50グラムに約600メツシユに粉
砕したフェルグソン石100グラムを混練して本発明の
接着剤とし、直ちに使用して、1ボのベニヤ仮の上に塩
ビ製壁紙を貼付した。実施例1の場合と同様に放射線量
を測定したところ約750カウントであった。得られた
化粧材をジュータンの下に配置し、3ケ月、6ケ月、1
年経過後に、夫々化粧材の上部と周辺とでダニの存在数
を測定したところ、いずれの場合も、上記化粧材の上部
ジュータンからは、周辺の約20%以下のダニが検出さ
れたのみであった。
砕したフェルグソン石100グラムを混練して本発明の
接着剤とし、直ちに使用して、1ボのベニヤ仮の上に塩
ビ製壁紙を貼付した。実施例1の場合と同様に放射線量
を測定したところ約750カウントであった。得られた
化粧材をジュータンの下に配置し、3ケ月、6ケ月、1
年経過後に、夫々化粧材の上部と周辺とでダニの存在数
を測定したところ、いずれの場合も、上記化粧材の上部
ジュータンからは、周辺の約20%以下のダニが検出さ
れたのみであった。
実施例3゜
2成分型エポキシ樹脂系接着剤の一方の成分100グラ
ムに500メツシユに粉砕したフェルグソン石200グ
ラムを添加し、30 ’Cに加温して十分に混練し、次
いでエポキシ接着剤の第2成分100グラムを加えて混
練した。
ムに500メツシユに粉砕したフェルグソン石200グ
ラムを添加し、30 ’Cに加温して十分に混練し、次
いでエポキシ接着剤の第2成分100グラムを加えて混
練した。
この接着剤を廃船となった約5トンの漁船の船底約1ポ
に塗布し乾燥した後、海に浮かべた。放射線量は約15
00カウント/ホであった。1年後に船底を調べた所、
本発明の接着剤を塗布した箇所には貝類が全く付着せず
、その他の箇所には貝類の付着が認められた。
に塗布し乾燥した後、海に浮かべた。放射線量は約15
00カウント/ホであった。1年後に船底を調べた所、
本発明の接着剤を塗布した箇所には貝類が全く付着せず
、その他の箇所には貝類の付着が認められた。
特許出願人 山 1) 博 巳
代 理 人 弁理士
滝田清暉
Claims (2)
- (1)多量の酸化ニオブ及び酸化イットリウムと微量の
酸化ラジウム及び酸化トリウムを含む天然放射性鉱物の
微粉を含有する放射性接着剤。 - (2)天然放射性鉱物がフェルグソン石である請求項1
に記載の放射性接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14304888A JPH021781A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 放射性接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14304888A JPH021781A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 放射性接着剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH021781A true JPH021781A (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=15329696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14304888A Pending JPH021781A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 放射性接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH021781A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6890457B2 (en) * | 2002-09-20 | 2005-05-10 | Toshiyuki Waragai | Adhesive |
JPWO2006075500A1 (ja) * | 2005-01-11 | 2008-06-12 | 東亞合成株式会社 | イットリウム化合物による無機陰イオン交換体およびそれを用いた電子部品封止用樹脂組成物 |
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