JPS6327408A - カビ防止法 - Google Patents

カビ防止法

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JPS6327408A
JPS6327408A JP16788186A JP16788186A JPS6327408A JP S6327408 A JPS6327408 A JP S6327408A JP 16788186 A JP16788186 A JP 16788186A JP 16788186 A JP16788186 A JP 16788186A JP S6327408 A JPS6327408 A JP S6327408A
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JP
Japan
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powder
molds
contamination
mixed
added
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JP16788186A
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English (en)
Inventor
Keisuke Matsuo
慶祐 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANKYO GIKEN KK
Original Assignee
KANKYO GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカビ防止法に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
カビ(糸状菌)は空中、地中、水中などほとんどあらゆ
る場所に生じ、特に澱粉、蛋白質など有機物質の多いと
ころに繁殖しやすく、温度が適当で湿度の高い条件では
旺盛に繁殖する。
このカビは1周知のように種々の物質を分解する酵素を
含んでいるため利用が高まっているが。
その反面、農林水産物の生育、保存、貯蔵、食料品、衣
料品、皮革製品、書物、光学製品、屋内装置品、壁類な
どにおいては、それらに付着、繁殖することにより品質
、品位を低下させたり、病気を発生させるなど有害なも
のである。
たとえば、農作物を例にとると、植物の生育過程でカビ
はベト病、イモチ病、ウドンコ病などを引き起こす有害
な微生物として作用する。このカビは大気に曝された一
般露地栽培では発生率は低いが、汎用のいわゆるハウス
栽培においては、ハウス内が高湿度で太陽の直射光線を
浴びず、通気性も非常に悪いため旺盛に繁殖し、消毒作
業も繁多となるばかりか、収量を大幅に低下させる。ま
た、収穫後出荷、保存する場合にも1袋や箱などの包装
容器で密閉されるが、この場合にも包装容器にカビが持
ち込まれると、狭い空間であるだけに急速に伝播し、短
期間のうちに全部の収容物を変質、腐敗させる。
また、食料品、衣料品、皮革製品、書物、光学製品、屋
内装置品、壁類など生活用品や設備に関しては、近年コ
ンクリートやモルタル系の資材で囲まれることが多く、
これら資材は通気性や日光透過性が無く、外気温との温
度差により結露が起こりやすいため、カビも繁殖しやす
い状況にある。
このようなカビの防止策として、従来種々の方法や手段
が提案あるいは実施されているが、特殊な機器や設備を
必要としたり、人体や動物に悪影響を及ぼす成分を含ん
でいたり、効果の持続性に乏しかったり、取扱いや作業
性が悪かったり施工条件が限られたりするなど一長一短
があり、実用的とはいえなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記のような問題点を解消するために研究して
創案されたもので、その目的とするところは、安価にか
つ無害で確実にカビを防止することができる方法を提供
することにある。
この目的を達成するため本発明は、天然鉱物を利用して
カビの発生、繁殖を防止するようにしたもので、すなわ
ち、原子番号83番以上でかつα放射能型ガス状元素を
含有する天然鉱石を粉末としたものを用い、これをその
まま若しくは液体又は固体材料に添加し、目的物に直接
接触、散布、塗布、混入するかあるいは間接的に接触さ
せるようにしたものである。
〔実 施 例〕
以下本発明を添付図面に基いて説明する。
第1図は本発明を農作物生育過程でのカビ防止に適用し
た実施例を示すもので、1は原子番号83番以上でかつ
α放射能型ガス状元素を含有する天然鉱石の粉末または
微粉末(以下単に粉末または微粉末と称す)である。こ
の天然鉱石とは具体的には、ラドン(原子番号86)を
含有する真珠岩、角閃岩、モナズ石などがあげられる。
たとえば真珠岩は1g当り6.64カウト1トンあたり
6.9ミリキユーリーのラドン含有量である。
ラドンはα粒子のみを放出し、β線やγ線のように組織
や細胞を破壊しない特性があり、上記天然鉱石はこのラ
ドンを含有し、人体や動物に影響のないバックランド程
度調整した量を使用することで効果がある。
前記天然鉱物は、ミル等の機械的手段により粉砕され、
粉末化される。この農作物生育過程でのカビ防止の場合
には、粒度は一般に200メツシュ以上に細かいもの好
ましくは325メツシュ以上のものを用いるのが適当で
ある。
実施に際しては、この微粉末を用液またとえば水に対し
重量比で0.1%以上混入して攪拌し。
ポンプやノズル3を用いて対象植物Aの葉面等に散布す
ればよく、これをたとえば毎月1度など定期的に実施す
ればよい。粉末が微粉であるため。
散布手段を詰らすことかなく、かつまた均一に分散して
葉面等に付着する。
第2図は本発明を農作物収穣後の出荷、保存期間におけ
るカビ防止に適用した実施例を示している。この場合に
も、上記した天然鉱石の粉末1を用いることは同じであ
り、生鮮野菜や果実類を対象とする場合には、生産者か
ら需要者までわたる間に使用される種々の包装材の製造
原料4に前記粉体1を所定量たとえば5〜15wt%添
加してミキシングし、前記ミキシング原料4′によりフ
ィルム、シート、板あるいは袋、箱など所要形状の包装
材5を作り、この包装材5に対象生鮮食品Bを接触させ
る。包装材5としては、紙、布などで代表される繊維状
物、合成樹脂、ゴムあるいはそれらの1種または2種以
上の複合材が挙げられる。
詳述すると、例えば合成樹脂質の包装材とする場合には
、原料ペレット径を細かい粉末状にし、これにたとえば
325メツシュ以上の前記微粉末を添加し、ミキサー等
により混練し、これをインフレーション法等により押出
し、膨張、巻き取りすればよい。これによりα線放射元
素が細かく均一に分散した面状用材が得られる。
成形法は任意であり、前記インフレーション法を含む押
出し成形、ブロー成形、射出成形、圧縮成形、真空成形
など用材の形状、構造に応じた手法を選択すればよい。
前記合成樹脂には勿論発泡樹脂も含まれるものであり、
この場合もビーズを製造する段階で微粉末を添加すれば
よい。
また1紙等のセルローズ系材質の場合には、予めすく前
の段階で分散させるか、湿紙の状態でこれに噴霧等によ
り分散添加させてもよく、この場合にもα線放射元素が
細かく分散した紙製品が得られる。
そして、前記のように得られた包装材5を内装または外
装として生鮮食品Bを接触させるもので。
包装材5がフィルム、シート、板の場合には出荷用ダン
ボール箱6にそれら包装材5を配置し、これと接するよ
うに食品を納めればよい。
また、家庭等にあっては、直接前記包装材5に食品を包
んで保存すればよい。包装材5が袋、箱等の場合にはこ
れに食品を収納すればよい、なお。
この手法は、生鮮食品のほか、パン類、餅類などの加工
食品にも適用されることはいうまでもない。
また、前記のように包装原料4に添加混練したミキシン
グ資料4′を塗工材として、常法により製作した包装材
6′のすくなくとも食品収容面に施してもよい。
また、図示しないが、穀物類の場合には、穀物中に直接
前記微粉体1を混入攪拌してもよい、この場合の混入量
は通常1%以上が効果的である。
第3図は本発明を熱湯で処理する種類の加工多品たとえ
ばシラス、ナマリのカビ防止に適用した実施例を示すも
ので、熱湯7中に前記粉末1を数%混入する。この場合
粉末の粒度は前記第1図、第2図の実施例の場合より大
きくてもよいが、取り出し手段たとえば掬い網の目より
細かいことが適当である。
第4図は本発明を建築物の内装材8たとえば壁紙、障子
紙、8紙に適用した実施例を示すもので、合成樹脂、ゴ
ム系のシートないしフィルムの場合には、先の包装材5
の場合と同様に原料にたとえば325メツシユ以上の微
粉末1を添加混練し、常法により成形加工すればよく、
天然または合成紙の場合には、パルプのこう解時に水に
添加し、あるいは抄紙工程の適当な時期たとえば湿紙ま
たは湿紙段階で微粉末1を分散させるような手法を採用
すればよい、勿論、抄紙後の塗工工程として微粉末1を
表面に層着させてもよいし、ラミネート紙の場合にはす
くなくとも一方の用材に微粉末添加材を使用すればよい
また1本発明は壁本体を構成するモメタル、コンクリー
ト等の可塑材あるいは建材原紙類にも適用し得るもので
あり、この場合には可塑材に微粉末1を添加して混練し
、常法により施工すればよい。
これらのケースにおける微粉末工の添加景も一般に5〜
15wt%程度が適当であり、厚みの薄いものについて
は少なめ(たとえば5〜8%)にする。
なお、本発明は原子番号83番以上でがっα放射能型ガ
ス状元素を含有する天然鉱石の粉末1を必須の物質とす
るが、それ以外の天然鉱物の添加を不可とするものでは
ない。α放射能の放出を阻害しない性質のものを添加す
ることは差し支えない。
たとえば、海緑石の微粉末を添加することも推奨される
。この海緑石は、物理的特性として吸着力の高い多孔質
でしかもミクロン単位の超微粉に砕いても多孔質構造を
喪失せず、たとえば325メツシユ(44μm)に粉砕
しても1gあたり約250イの表面積を有する。また、
成分的ないし化学的特性として、含有するミネラル分成
分の種類が多種が    ′つ豊富(45種程度)で、
しがもその配合率のバランスがよく、特に水溶性可溶け
い酸を33%以上含んでおり、またゲルマニウムを含有
し、がっまた、(−)酸素量であるとともに、微量の電
荷を持つ。
この海緑石を添加する場合も、海緑石を粉砕して少なく
とも200メツシュ以下好ましくは325〜500メツ
シユの微粉末とし、これを前記微粉末1とともに添加使
用すればよく、その比率は(1〜9):  (1〜9)
の範囲である。
本発明は前記のように原子番号83番以上でがつα放射
能型ガス状元素を含有する天然鉱石の粉末1を用いるた
め表面積が大きく、各微粉末から対象物に継続的にα線
が放射されるため、通気性が悪くても、また湿度が高く
てもカビが発生せず。
発生したカビも殺菌作用により死滅する。
本発明者の実地の試験結果を下記に示す。
(1)ナスのハウス栽培(平均湿度70%)において、
325メツシユに調整した真珠岩の微粉末を水112に
対し0.3%添加攪拌し、この混合水を毎月1回の割合
で噴霧器で葉面に散布した。その結果。
カビの発生は皆無であった。
(2)ポリエチレン(PP)のペレット(40メツシユ
)に325メツシユの真珠岩微粉末を5〜15wt%添
加混棟し、これをインフレーション法により厚さ0.8
mの複合フィルムとし、このフィルムをダンボール箱に
装着し、ブロッコリー、アスパラガス、ナス、キュウリ
、三つ葉、トマト、夏蜜柑、バナナ、ホウレン草を包ん
で保存した。その結果。
少なくとも6日間、添加量の多いものは90日間カビが
発生しなかった。
また、あわせて海緑石を15すt%までの範囲で添加し
た場合は、鮮度がきわめて良好に保持された。これは、
食品から放出されるエチレンガス、炭酸ガス、遊離蛋白
等を吸着し、含有するゲルマニウムの触媒作用特に酸素
触媒作用により別の無害物質に代える(たとえば六価ク
ロム→二価クロム)とともに、腐敗の原因仰貿である細
菌類をも吸着滅菌し、イオン交換作用によりPI(を弱
アルカリに調整し、また同時に食品が急激な温度、湿度
の変化により放出する水分をも吸収し、食品からの水分
放出が停止すると水溶性可溶けい酸をはじめ多種の原素
が溶は込んだミネラル水を放出し、さらに海緑石微粉末
が多孔質でこれが用材の内外を遮る表面積の大きな壁と
なるため、熱伝導が低下し1食品の鮮度低下の要因をな
す温度変化も少なくなることによるものである。
ただし、粉末海緑石だけ添加した場合には。
カビの発生が幾分押えられるものの、真珠岩の微粉末の
添加の場合に較べ効果は著しく低減した。
(3)米、麦の貯蔵容器に海緑石と真珠岩を7=3の比
率で混合した微粉末を6%混入攪拌した結果、6力月に
わたりカビの発生が抑えられた。
(4)シラスの加工に際し、湯中に(3)の微粉末を1
wt%添加した結果、3力月にわたりカビが発生しなか
った。
(5)天然パルプと合成パルプの抄紙に合成樹脂フィル
ムをラミネートした壁紙について、325メツシユの(
3)の微粉末を5すt1添加して抄紙し、た、ラミネー
トフィルムも同量の(3)の微粉末を添加して成形し、
この壁紙を湿度70%の実験室側面、天井面中に張った
ところ、梅雨期間中カビが発生しなかった。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明によるときには、有害なカビを確実
に防止することができ、しかも人体に無害で、取扱いが
容易で、各用途に応じ安価に実施することができる等の
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明によるカビ防止法の実施例
を示す説明図である。 1・・・原子番号83番以上でかつα放射能型ガス状元
素を含有する天然鉱石粉末、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原子番号83番以上でかつα放射能型ガス状元素を含有
    する天然鉱石を粉末としたものを用い、これをそのまま
    若しくは液体又は固体材料に添加し、目的物に直接接触
    、散布、塗布、混入するかあるいは間接的に接触させる
    ことを特徴とするカビ防止法。
JP16788186A 1986-07-18 1986-07-18 カビ防止法 Pending JPS6327408A (ja)

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JP16788186A JPS6327408A (ja) 1986-07-18 1986-07-18 カビ防止法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02104798A (ja) * 1988-10-11 1990-04-17 Nippon Foil Mfg Co Ltd 抗菌性紙
JPH02104712A (ja) * 1988-10-11 1990-04-17 Nippon Foil Mfg Co Ltd 抗菌性繊維
CN109065205A (zh) * 2018-08-17 2018-12-21 西南科技大学 一种组合式氡及子体气载放射性污染净化处理系统及处理方法

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JPH02104798A (ja) * 1988-10-11 1990-04-17 Nippon Foil Mfg Co Ltd 抗菌性紙
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