JPH0217803Y2 - - Google Patents

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JPH0217803Y2
JPH0217803Y2 JP1982006853U JP685382U JPH0217803Y2 JP H0217803 Y2 JPH0217803 Y2 JP H0217803Y2 JP 1982006853 U JP1982006853 U JP 1982006853U JP 685382 U JP685382 U JP 685382U JP H0217803 Y2 JPH0217803 Y2 JP H0217803Y2
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JP1982006853U
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、被溶接物のパツト溶接用溝、特に
鋼管等のパツト溶接用溝を研磨するために使用す
る研磨機の角度及び圧着力調整装置に関するもの
である。
一般に、鋼管同志をパツト溶接する場合、双方
の鋼管の接合端部をUカツト又はVカツトして溶
接肉盛が十分良好となるようにされており、又溶
接が良好となるようにUカツト又はVカツト(以
下これらを溶接用溝と称す)部の表面を清浄化す
る目的で研磨され、錆、ゴミ、油、酸化被膜等を
除去している。
従来上記研磨作業は作業員の手作業によりグラ
インダー等を用いて行つているが、これでは作業
員に過度の労働を強いることになると共に非能率
的であつた。
また、従来、コンタクトホイールを被研磨物の
凹凸に追従させるために、研磨ヘツドアームをバ
ランスウエイトで圧接させると共に、スプリング
で圧接させるもの等が特開昭52−114195号公報で
公知であるが、これは、研磨ヘツドアームの角度
調整や圧着力調整を2つのエアシリンダで行わせ
る構造であり、全体の構造が大型複雑で高価とな
る欠点がある。
本考案は上記点を改良し、非常に簡単安価で小
型化し得る研磨機の角度及び圧着力調整装置を提
供するものである。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第1図及び第2図において、1は鋼管等の被研
磨物2は無端式研磨ベルトである。
上記被研磨物1は台3上に位置調整可能に設け
られた1対のターンニングローラ4,4上に載置
され、矢印方向に積極的に回転せしめられる。
無端式研磨ベルト2は研磨ヘツドアーム5に回
転自在に軸承された駆動プーリ6とコンタクトホ
イール7との間に無端状に張設され、その途中
に、テンシヨンプーリ8と、コンクタトホイール
7前後のアイドラーホイール9,9を当接させて
ある。そして、無端式研磨ベルト2は研磨ヘツド
アーム5の回転中心と同軸上に設けられた駆動モ
ータ10にて駆動ベルト11を介して回転駆動さ
れることにより矢印方向に駆動される。
テンシヨンプーリ8は、第3図に示す様に、そ
の中心軸12をスライドブロツク13に回転自在
に架設された支軸14に固定してある。また中心
軸12には角度調整板15を直交させて設けてあ
り、当該角度調整板15の下端とスライドブロツ
ク13との間にスプリング16を圧縮間在させ、
上端にハンドル軸17を螺合させてあり、ハンド
ル軸17を回転させることによりテンシヨンプー
リ8の角度を調整できる。通常テンシヨンプーリ
8は水平に保持され、研磨ベルト2の位置がずれ
ると、位置がずれた反対側を上向きに傾斜させる
ことにより研磨ベルト2の位置を修正することが
できる。スライドブロツク13は研磨ヘツドアー
ム5の上面に起立固定されたスライド軸18,1
8にスライド自在に装着してあり、中心部には螺
子軸19を螺合させてあり、当該螺子軸19の下
端で噛合つている操作ハンドル20を回転させる
と螺子軸19が回転し、スライドブロツク13を
介してテンシヨンプーリ8が上下動して研磨ベル
ト2のテンシヨンが調整される。
コンクタトホイール7は外周面を被研磨物1の
被研磨面1aの溝幅より細いR形状に形成し、そ
の前後のアイドラーホイール9,9の外周面も緩
やかなR形状に形成してあり、コンクタトホイー
ル7にて研磨ベルト2をたるみを生じることなく
略V字形に折曲げ得るようになしてある。
研磨ヘツドアーム5は第4図に示す様に水平な
ブーム21の先端上面にこれと直交方向に設けら
れた二個の軸受43,43にスライド自在に貫通
支持されたスライド軸44,44を内部に架設し
た箱形断面形状のスライド台22上に枢軸23を
介して回転自在に枢着させてある。従つて研磨ヘ
ツドアーム5はブーム21と直交方向に移動可能
となつている。前記枢軸23にはウオームホイー
ル24を固着してあり、当該ウオームホイール2
4にはウオーム25が噛合つている。ウオーム2
5は研磨ヘツドアーム5を貫通しているウオーム
軸25aに一体に回転はするが軸方向にはスライ
ド可能に結合されている。従つて傾斜角度調整ハ
ンドル26を回転させることによりウオーム25
が回転し、ウオームホイール24との噛合関係に
より研磨ヘツドアーム5が枢軸23を中心に回転
し、角度が調整される。尚、スライド台22上に
は枢軸23と同軸上に駆動モータ10が設けられ
ている。
27は研磨ヘツドアーム5内にガイドロツド2
8,28を介して上下動自在に装着されたウオー
ム支持筐であり、ウオーム25を抱持しており、
通常はスプリング29にて研磨ヘツドアーム5の
上端側と適当な間隔を持つた状態で下端側に押付
けられている。ウオーム支持筐27はガイドロツ
ド28,28に遊びをもつた状態で外挿されてお
り、このウオーム支持筐27は、何らかの原因で
コンクタトホイール7を上方に押し上げる力Wが
作用した場合、第5図において実線で示す様にそ
の上部左端縁が研磨ヘツドアーム5の上端に接す
るまでは相対的に移動可能であり、従つて研磨ヘ
ツドアーム5がスプリング29を圧縮し乍ら回動
し、コンクタトホイール7は上方へ移動する。押
上力Wが取除かれると、スプリング29の弾性力
によりウオーム支持筐27と研磨ヘツドアーム5
とは第5図一点鎖線で示す様に相対移動し、コン
クタトホイール7は下方へ移動する。スプリング
29の弾性力はバネ圧調整器30にて調整され
る。
ブーム21は矩形断面の昇降ブロツク31内に
挿入され、ガイドローラ32,32……にて上下
から挾持され、ブーム前後動用駆動モータ33に
て前後動させられる。昇降ブロツク31は門形の
旋回コラム34内に配置され、側面に設けたガイ
ドローラ35,35……を旋回コラム34の前後
面に設けたレール35,35……に装着して上下
動可能になしてあり、旋回コラム34を支持する
支持台37を貫通して起立保持されたブーム昇降
用螺子38にて支持されている。ブーム昇降用螺
子38は支持台37内の一部で螺合しており、ブ
ーム昇降用モータ39にて回転させられると上下
動し、昇降ブロツク31を旋回コラム34に沿つ
て昇降させる。
旋回コラム34は支持台37の上面に回転可能
に支持されており、支持台37に傾動可能に設け
られた位置決めロツク40,40を旋回コラム3
4の下部周縁に形成された切欠部(図示せず)に
係止させて固定することにより旋回コラム34を
固定する。支持台37は台車41上に設置され、
台車41は被研磨物1の長手方向に敷設されたレ
ール42上を移動可能であり、ブレーキ43にて
停止させられる。
そして被研磨物1の研磨動作は、台車41を移
動させてコンクタトホイール7をターンニングロ
ーラ4,4上に載置された被研磨物1の被研磨面
(例えば溶接用溝)1a上に対向させる。この後
ブーム前後動用駆動モータ33及ブーム昇降用モ
ータ39を動作させて被研磨物1の寸法に応じて
ブーム21の前後位置及び上下位置を調整すると
共に傾斜角度調整ハンドル26を回転させて研磨
ヘツドアーム5を適当な角度に調整してウオーム
支持筐27が研磨ヘツドアーム5の上下端から適
当な間隔を保つようにしてコンクタトホイール7
及び研磨ベルト2を被研磨面1aに圧接させる。
この状態で被研磨物1を回転させると同時に駆動
モータ10を動作させて駆動ベルト11及び、駆
動プーリ6を回転させ、研磨ベルト2を回転させ
て被研磨物1aを研磨する。
上記研磨動作時、鋼管等の被研磨物1の被研磨
面1aの断面形状が真円ではなく楕円形状であつ
たり、凹凸があつたりしても、研磨ベルト2を張
設した研磨ヘツドアーム5とウオーム支持筐27
とが相対的に移動可能であり、且つ研磨開始時か
ら上下何れの方向へも回動可能に配置されてお
り、常時スプリング29のて研磨ヘツドアーム5
に枢軸23を中心とする時計方向の回動力が付与
されており、コンクタトホイール7は被研磨面1
aに追従し、これに一定の圧力で接するので被研
磨面1aは確実に研磨される。また被研磨面1a
が長手方向に蛇行していても、研磨ヘツドアーム
5はブーム21の先端に被研磨物1の長手方向ス
ライド自在に支持されたスライド台22上に取付
けられており、コンクタトホイール7の動きに応
じて研磨ヘツドアーム5が長手方向にスライドす
るので十分に研磨することができる。
また研磨途中で研磨ベルト2の位置がずれると
テンシヨンプーリ8を支持しているスライドブロ
ツク13に設けられたハンドル軸17を回転させ
てテンシヨンプーリ8を研磨ベルト2の位置ずれ
を生じた側と反対側が上向きになるように傾斜さ
せる。すると、研磨ベルト2はテンシヨンプーリ
8の傾斜を上方へ昇る方向に移動するので機械を
停止させることなく簡単に位置修正を行なえる。
以上説明したようにこの考案は、研磨ベルトを
無端状に張設した研磨ヘツドアームを、ブーム等
の支持部材に、その略中央部で枢軸を介して被研
磨物への圧着傾斜角度を調整可能に枢着した構造
の研磨機において、上記枢軸を支持部材に回転不
能に固定し、かつ、この枢軸上にウオームホイー
ルを固着し、上記ウオームホイールと噛合するハ
ンドル付きウオームを回転自在に支持したウオー
ム支持筐を、研磨ヘツドアームに、ガイドロツド
を介して上記枢軸の周囲で所定の浮動間隙量だけ
浮動可能に装着し、上記ウオーム支持筐と研磨ヘ
ツドアームとの間に、研磨ヘツドアームを、被研
磨物に圧接させる方向の回転モーメントを付与す
るバネ圧調整可能なスプリングを介在させたか
ら、被研磨物の凹凸に追従させ得ることは勿論、
研磨ヘツドアームの角度調整はウオームを回転さ
せればよく、かつ、また圧着力はスプリングのバ
ネ圧を調整すればよく、特に、枢軸上にウオーム
ホイールを固着し、ウオームをウオーム支持筐を
介して研磨ヘツドアームに所定の浮動間隙量だけ
浮動可能に装着するだけでよく、この種研磨ヘツ
ドアームの角度及び圧着力調整装置として、小型
でしかも非常に簡単な構造の装置を安価に得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る研磨機を説明するため
の全体の側面図、第2図はこの考案の要部側面
図、第3図はテンシヨンプーリの支持部の拡大側
面図、第4図は研磨ヘツドアームの支持構造を示
す要部拡大断面図、第5図は研磨工程における研
磨ヘツドアーム部の側面図であり、実線は研磨ヘ
ツドアームが最上位にある状態一点鎖線は最下位
にある状態を示している。 1……被研磨物、2……研磨ベルト、5……研
磨ヘツドアーム、8……テンシヨンプーリ、21
……ブーム、23……枢軸、24……ウオームホ
イール、25……ウオーム、27……ウオーム支
持筐、29……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 研磨ベルトを無端状に張設した研磨ヘツドアー
    ムを、ブーム等の支持部材に、その略中央部で枢
    軸を介して被研磨物への圧着傾斜角度を調整可能
    に枢着した構造の研磨機において、上記枢軸を支
    持部材に回転不能に固定し、かつ、この枢軸上に
    ウオームホイールを固着し、上記ウオームホイー
    ルと噛合するハンドル付きウオームを回転自在に
    支持したウオーム支持筐を、研磨ヘツドアーム
    に、ガイドロツドを介して上記枢軸の周囲で所定
    の浮動間隙量だけ浮動可能に装着し、上記ウオー
    ム支持筐と研磨ヘツドアームとの間に、研磨ヘツ
    ドアームを、被研磨物に圧接させる方向の回転モ
    ーメントを付与するバネ圧調整可能なスプリング
    を介在させたことを特徴とする研磨機における角
    度及び圧着力調整装置。
JP685382U 1982-01-20 1982-01-20 研磨機における角度及び圧着力調整装置 Granted JPS58110343U (ja)

Priority Applications (1)

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JP685382U JPS58110343U (ja) 1982-01-20 1982-01-20 研磨機における角度及び圧着力調整装置

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JP685382U JPS58110343U (ja) 1982-01-20 1982-01-20 研磨機における角度及び圧着力調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS58110343U JPS58110343U (ja) 1983-07-27
JPH0217803Y2 true JPH0217803Y2 (ja) 1990-05-18

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ID=30019632

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JP685382U Granted JPS58110343U (ja) 1982-01-20 1982-01-20 研磨機における角度及び圧着力調整装置

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60120754U (ja) * 1984-01-26 1985-08-15 辻 建 研磨機の加圧力調整装置
JP4495680B2 (ja) * 2006-01-30 2010-07-07 隆 松井 自動車用タイヤの表面研磨装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52114195A (en) * 1976-03-22 1977-09-24 Sumitomo Metal Ind Ltd Grinding machine for outer surface of tube

Family Cites Families (2)

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Publication number Publication date
JPS58110343U (ja) 1983-07-27

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