JPH02176193A - オイルフリースクリュー真空ポンプのベアリング給油装置 - Google Patents

オイルフリースクリュー真空ポンプのベアリング給油装置

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JPH02176193A
JPH02176193A JP33403788A JP33403788A JPH02176193A JP H02176193 A JPH02176193 A JP H02176193A JP 33403788 A JP33403788 A JP 33403788A JP 33403788 A JP33403788 A JP 33403788A JP H02176193 A JPH02176193 A JP H02176193A
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lubricating
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オイルフリースクリユー真空ポンプの吸入側
ベアリングの給油装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図、第6図は従来のオイルフリースクリユー真空ポ
ンプの全体構成図、第7図、第8図はその吸入側ベアリ
ング給油装置のfP細図であり、以下、これらの図を用
いて従来技術を説明する。オイルフリースクリニー真空
ポンプの本体は、主に1対のかみ合うおすロータ1とめ
すロータ2と、これらを取り囲むケーシング3から構成
さル、両ロータは、両端のベアリング4,5で支えられ
ている。ロータを回転させるモータ(図示・rf)等の
動力源は、増速ギヤ(図示せず)を介してタイミングギ
ヤ6とおすロータ1を回転させる。めすロータ2は、タ
イミングギヤ6にかみ会ったりィミングギャ7とともに
回転し、ロータ同士は接触しないで回転する。
真空室(図示せず)からのガスは吸入口8に吸入され、
吐出口9から大気へ吐出される。真空室およびロータか
み甘い窒間部は高真空となるため、外部からのガスが浸
入しないようロータシャフト1a12aとケーシング8
との間には軸封装置lOを備えている。
ベアリングの給油は、吐出側ベアリング5については、
油ポンプ(図示せず)から給油口11に潤滑油を供給す
ることによりて行う。しかしながら、吸入側ベアリング
46Cついては、スリンガ12によって、潤滑油だめ1
8内の潤滑油をはねかけることにより行っている。これ
は、スリンが12の納められている室は吸入側の高真空
に間近であるため、高真空を保持することを安するが、
この室を高真空に保ちながら給油する油ポンプは、構造
がf1雑で高価になるためである。
第7図、j48図に示すように、円板状のスリンガ12
は締付ナツト20によってロータシャフト2aの吸入側
端t$に取り付けられ、吸入側ベアリング令を固定して
いる。4転時、スリンガ12は第8図の矢印14の方向
に回転する。潤滑油だめ13の油面は、真空ポンプ停止
中は、同図15のように平らであるが、運転すると、油
面はスリンガ12の表面と潤滑油との粘性tlsi察に
よって同図16のように盛り上がる。と同時に油の飛沫
がとび畝り、その一部はケーシング3のベアリング虫よ
り上方に設けられた油受け17にたまり、そこから矢印
18で示す、14路でベアリング4へ供給さルるよりに
なっている。
〔発明が解決しよりとする課題〕
上記従来技術では、次の理由により吸入側ベアリング4
の給油量を十分に確保できなかった。
すなわち、油受け17にはスリンガ12によりとび敗っ
た油の飛沫の一部がたまる程度で、その油tはamであ
り、給油量としては十分でない。
さらに、油受け17から流下した潤滑油が吸入側ベアリ
ング(ころ軸受)4の伝動体に触れても、転動体が高速
回転しているため、スリンガ12側へはねとばされ、転
@面に取り込まれる油量は極めて少ないと考えられる。
本発明の第1の目的は、吸入側ベアリングの上方の油受
けに十分な量の潤滑油を供給し、それによってベアリン
グ給油量を十分に確・保できるようにすることにある。
本発明の第2の目的は、吸入側ベアリングの転勤面に入
る油量の割合を多くシ、そytによってベアリング給油
量を十分に確保できるようにすることにある。
〔課題を解決するだめの+段〕
上記第lの目的を造成するため請求項1記載の発明は、
ロータシャフトの吸入側端部に取り付けらJ’した円板
状スリンガの外縁部の油面計に浸っている部分と油面か
ら回転方向に立ち上った部分を取り囲んで円弧状の潤滑
油通路を形成する油ダクトを設け、上記スリンガの回転
により、I!1滑油を上記油ダクトを介して上方に導き
、吸入側ベアリングに給油するようにしたことを特徴と
する。
さらに上記第2の目的を達成するため請求項2記載の発
明は、上記油ダクトを介して上方に導いた潤滑油を、ケ
ーシングに設けた油受けと潤滑油通路を経て、吸入側ベ
アリングと軸封装置との間の空間へ供給するようにした
ことを特徴とする。
〔作用〕
スリンガが回転すると、スリンガが浸ってhる潤滑油だ
め内の潤滑油は、スリンガ表面との粘性摩擦によって、
油面下の吸入口から油ダクト内に引きずり込まれる。引
きずり込まれた潤滑油によロ油ダクト内の油面が上昇し
、やがて油ダクト内に潤滑油が充満し、油ダクトの上部
の吐出口からケーシングに設けられた油受けに導かれる
。これによって、十分な量の潤滑油を油受けへ供給する
ことができる。
従来は、このような油ダクトを設けていないために、潤
滑油は、スリンガ表面との粘性摩擦によってヘッドを与
えられても、横方向へ拡散してしまい、第8図に示す油
面16が十分に、高くならなかったものである。
さらに、この油受けにたまった潤滑油を、ケー7/グに
設けられfc?4滑油通路を経て、吸入−ベアリングと
軸封装置との間の空間へ供給すると、油受けから供給さ
れた潤滑油の全量がベアリングに流入するため、ベアリ
ングの転−面に十分な量の潤滑油を供給することができ
る。
〔実施例〕
第8図、第4図は本発明の一実施例のオイルフリースク
リユー真空ポンプの全体構成図である。
オイルフリースクリユー真空ポンプとしての基本構成は
第5図、第6図に示した従来例と同一であり、符号1〜
9は第51A、第6図の同一符号を付し九部分に相当す
る部分を示している。おすロータlとめすロータ2の回
転により、真空室(図示せず)からのガスは吸入口8に
吸入され、吐出口9から大気へ吐出される。4転中、高
真空となるロータかみ合い空間部に外部からのガスが浸
入しないようロータシャフト1a、2aとケーシング8
との間には軸封装置としてのビスコシール1gを備えて
いる。
吸入側ベアリング令への給油はスリンガ12とと油ダク
)21によって行われる。運転時に、潤滑油だめ13か
ら油ダクト21を介して上方に導かれた潤滑油は、ケー
シング8に設けられた油受け17と潤滑油通路25を経
て、吸入側ベアリング4とビスコシール19との間の空
間26に供給され、矢印27で示す経路を経て流れる。
スリンガ12とベアリング4の周辺構造の詳細を第1図
、第2図に示す0円板状のスリンガ12は締付はナツト
20によってa−タシャフト2bの吸入側端部に取り付
けられ、ベアリング4を固定している。油ダクト21は
、第2図に示すスリンガ12の左下半分、すなわち、ス
リガ12の外一部の油面15下に浸り九部分と油rkJ
15から回転方向く矢印14の方向〕に立ち上った部分
を取り囲んで円弧状の潤滑油通路を形成している。油ダ
クト21の吸入口22は油面15より下に位置し、吐出
口28は油ダク)21の上部にあって、この吐出口28
からケーシング8に設けられた油受け17に油が注がれ
るようにする。この油ダク)21は図示しない固定手段
によってケーシング8に取り付けられ、そのスリット部
24とスリンガ12の表面との間にスリンガ12のL!
1li1転を妨げない程度の間隙が保たれている。
こりよつな油ダクト21を設けることにより、4転時に
スリンガ12は、瀾消・油だめ13内の潤滑油をスリン
ガの表面と潤滑油と:/)活性摩擦によって吸入口22
から油ダクト21内に引きずり込む。引きずり込まれた
潤滑油は、やがて油ダクト21内に充(14L/ 、吐
出口23からケーシング8に設けられた油受け17に4
)すする。油受け17に一旦たまった潤滑油は、ケーシ
ングBに設けらルた潤滑油通路25を経て、吸入−ベア
リング4とビスコシール19との間の空調j26へ供給
さ几る。ビスコシール19は、その円周側にねじ状の縛
19aが設けら】しており、ロータシャフト2aが回転
すると、Iv4滑油をスリンガ21側へ押しやるポンプ
作用をゼしている。このため、油受け17から供給され
IC潤滑油の全量が矢印27で示す経路を経てベアリン
グ4内を流れ、ベアリング4の転勤面に十分な量の潤滑
油を共材できることになる。
〔発明の幼果〕
本発明によれば、次のような効果が得らzする。
すなわち、スリンガの外縁部を取0囲んで潤滑油を上方
に導く油ガイドを設けたことにより、吸入側ベアリング
の上方の油受けに十分な童の潤滑油を供給することがで
き、さらにこの油受けにたまった潤滑油を吸入側ベアリ
ングと軸封装置との間の空間に供給することにより、供
給されたI!1rlt油の全tをベアリングに一入させ
ることができるので、吸入・−ベアリングの給油量を十
分に確保することができる。その結果、 (1)  ベアリングの温度が下がり、ベアリング寿命
が延びる。
(2)  ベアリングの4耗が少なくなる丸め、ロータ
相互間、ロータ・ケージ/グ間の接触を防止できる。
(3)ヘア1)、ングの摩耗低減により、騒音、振動が
少なくなる。
等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のベアリング給油装置の縦&
I!l′r面図、第2図は第1図のA−A折面図、第8
図は本発明の一実施例のオイルフリースクリユー真窒ボ
/グの一祈一図、i#!4図は同横断面図、第5図は従
来のオイルフリースクリユー真空ポンプの縦11!lf
面図、第6図は同横断面図、第7図は従来のベアリング
給油装置の縦#?面図、第8図は第7図のB矢戊図であ
る。 l・・・おすロータ  2・・・めすロータ  la。 2a・・・ロータシャフト  8・・・ケーシング  
4・・・吸入側ベアリング  5・・・吐出側ベアリン
グ6・・・おす−タイミングギヤ  7・・・めす側タ
イミングギヤ  8・・・吸入口  9・・・吐出口 
 lO・・・軸封−tc濾  11・・・給油口  1
z・・・スリンガ18・・・潤滑油だめ  14・・・
スリンガの回転方向  15・・・停止時の油面  1
6・・・運転時の油面  17・・・油受け  18・
・・潤滑油の供給経路19・・・ビスコシール  20
・・・締付ナツト21・・・油ダク)   22・・・
油ダクト吸入口  23・・・油ダクト吐出口  24
・・・油ダクトのスリット  25・・・潤滑油通路 
 26・・・ベアリング・ビスコ7一ル間の空間  2
7・・・潤滑油の供給経路。 窩 へ、?四つ −N!!4寸ロ!:= −N!4寸さ 第8図 B液内も

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オイルフリースクリュー真空ポンプの吸入側ベアリ
    ングに給油する手段として、ロータシャフトの吸入側端
    部に円板状のスリンガを取り付け、該スリンガの一部を
    潤滑油だめの油面下に浸したものにおいて、上記スリン
    ガの外縁部の油面下に浸っている部分と油面から回転方
    向に立ち上った部分を取り囲んで円弧状の潤滑油通路を
    形成する油ダクトを設け、上記スリンガの回転により、
    潤滑油を上記油ダクトを介して上方に導き、吸入側ベア
    リングに給油するようにしたことを特徴とするオイルフ
    リースクリュー真空ポンプのベアリング給油装置。 2、上記油ダクトを介して上方に導いた潤滑油を、ケー
    シングに設けた油受けと潤滑油通路を経て、吸入側ベア
    リングと軸封装置との間の空間へ供給するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のオイルフリースクリュ
    ー真空ポンプのベアリング給油装置。
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