JPH0217567B2 - - Google Patents

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JPH0217567B2
JPH0217567B2 JP61258551A JP25855186A JPH0217567B2 JP H0217567 B2 JPH0217567 B2 JP H0217567B2 JP 61258551 A JP61258551 A JP 61258551A JP 25855186 A JP25855186 A JP 25855186A JP H0217567 B2 JPH0217567 B2 JP H0217567B2
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unsaturated
resin
acid
epoxy resin
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JP61258551A
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Eiichiro Takyama
Katsuhisa Morita
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Resonac Holdings Corp
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Showa Highpolymer Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、密着性、耐水性、耐薬品性および機
械的強度にすぐれた硬化可能な樹脂組成物に関す
る。 〔従来の技術〕 近年、不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステ
ル樹脂等のごときラジカル硬化型樹脂の用途が拡
大するにつれて、これらのラジカル硬化型樹脂に
要求される性能も益々高度なものになつてきてい
る。例えば熱水貯蔵タンクには、既存のラジカル
硬化型樹脂が有する耐水性や耐薬品性を上廻るも
のが要求されるようになつてきた。 耐水性や耐薬品性は、当然のことながらポリマ
ーの構造に左右され、不飽和ポリエステル樹脂、
ビニルエステル樹脂等のごとき既存のラジカル硬
化型樹脂にあつては、いずれも主鎖ポリマーまた
は主鎖オリゴマーの構成分子にエステル結合を有
し、このエステル結合の濃度が性能を左右する要
因であることが知られている。 従つて、これら既存のラジカル硬化型樹脂の物
性をより以上に向上させようとしても主鎖にエス
テル結合のような、いわば物性を損う因子が存在
する以上、一定レベル以上に物性を向上させるこ
とは事実上無理ということになる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明者等は、既存のラジカル硬化型樹脂が有
する欠点を除去し、より広範囲な用途に対応可能
な硬化型樹脂について種々検討した結果、主鎖に
エステル結合のような物性を損なう因子を含まな
いビニルモノマーの重合により得られたポリマー
を主鎖ポリマーとし、かつその側鎖にエポキシ樹
脂残基を介してアクリロイル基またはメタクリロ
イル基をラジカル硬化による架橋点として有す
る、側鎖不飽和結合型樹脂が有効であることを見
出し、すでに提案した。 しかし、この側鎖不飽和結合型樹脂を単独で使
用した場合は、硬化が緩やかであり、完全硬化に
は比較的長時間を要するという難点を有してい
る。 かかる観点から、本発明者等はさらに検討した
結果、側鎖不飽和結合型樹脂と不飽和アルキツ
ド、および必要に応じて重合性モノマーを配合し
てなる硬化可能な樹脂組成物が前記欠点を解消で
きることを見出し本発明を完成するに至つた。 〔問題点を解決するための手段〕 即ち、本発明は (A) 一般式 〔但し、Aはスチレン、(メタ)アクリル酸
エステル、塩化ビニル、酢酸ビニルおよびアク
リロニトリルからなる群から選ばれたビニルモ
ノマーの少なくとも1種とアクリロイル基また
はメタクリロイル基との共重合体樹脂からなる
主鎖であり、Rは水素またはメチル基であり、
Yは分子中のエポキシ基がカルボキシル基と開
環付加反応によりエステル結合を形成したもの
から該エステル結合を除いたエポキシ樹脂の残
基である〕 で表わされる側鎖不飽和結合型樹脂の5〜95重
量%と (B) α・β―不飽和多塩基酸もしくはその酸無水
物、またはこれと飽和多塩基酸もしくはその酸
無水物との混合物と多価アルコールとをエステ
ル化して得られる不飽和アルキツドの95〜5重
量%を配合してなる硬化可能な樹脂組成物、お
よび (C) 必要に応じて、側鎖不飽和結合型樹脂及び不
飽和アルキツドの混合物100重量部に対しさら
に重合性モノマー10〜60重量部を配合してなる
硬化可能な樹脂組成物に関する。 〔作用〕 本発明において、側鎖不飽和結合型樹脂と不飽
和アルキツドとの配合効果は極めて顕著である。
即ち、側鎖不飽和結合型樹脂は硬化が緩やかであ
り、完全硬化には比較的長時間を要するという難
点を有し、一方、不飽和アルキツドは、耐水性、
耐薬品性および密着性等が充分でないという難点
を有するが、これら両成分の欠陥は高分子量(分
子量約1万以上)の側鎖不飽和結合型樹脂と不飽
和アルキツドとを混合して使用することによつて
完全に解消され、硬化性にすぐれ、かつ密着性、
耐水性および機械的強度の極めてすぐれた硬化可
能な樹脂組成物を与える。 本発明において使用される側鎖不飽和結合型樹
脂は、第1の方法として、(1)エポキシ樹脂のエポ
キシ基1当量に対し、0.1〜0.5当量程度のアクリ
ル酸またはメタクリル酸〔以下(メタ)アクリル
酸と略称する〕を反応させて得られる分子中にア
クリロイル基またはメタクリロイル基〔以下(メ
タ)アクリロイル基と略称する〕とエポキシ基と
を有する不飽和エポキシ樹脂を少くとも一成分と
して含む成分と、(2)ビニルモノマー、とを共重合
させることにより、生成ポリマーの側鎖にエポキ
シ樹脂基を有するポリマー含有反応混合物を造
り、次いで得られた反応混合物中に残存するエポ
キシ基と実質的に当量の(メタ)アクリル酸を加
えて、エポキシ基とカルボキシル基の反応を行つ
て製造される。 また、第2の方法として、(1)(メタ)アクリル
酸とビニルモノマーとを共重合させて得られる側
鎖にカルボキシル基を有するビニル系共重合体
と、(2)エポキシ樹脂のエポキシ基1当量に対して
0.5〜0.9当量の(メタ)アクリル酸を反応させて
得られる分子中に(メタ)アクリロイル基とエポ
キシ基とを有する不飽和エポキシ樹脂とを少なく
とも1成分とする成分とを、ビニル系共重合体中
のカルボキシル基と不飽和エポキシ樹脂中のエポ
キシ基とが実質的に当量になるように反応させる
ことによつても製造可能である。 本発明の第1の方法の(1)で生成する不飽和エポ
キシ樹脂の代表例を示せば次式の(A)のようにな
る: 然るに、エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸と
の等当量比の反応では(A)が100%できるのではな
く、少量でも次のジ(メタ)アクリレートが生成
し、同時に未反応のエポキシ樹脂が残り、次の
(B)、(C)と(A)の混合物が得られる。 これらの成分のうち、(B)のビニルエステルが僅
かでも生成すると、重合時に架橋によるゲル化と
なつて現れ、側鎖不飽和結合型樹脂を製造するこ
とができなくなる。 従つて、ビニルエステル樹脂(B)の生成を防止す
るためには、エポキシ樹脂の使用割合を、(メタ)
アクリル酸と等モルより多くする必要があり、必
然的に本発明に用いる不飽和エポキシ樹脂は前述
した構造(A)と構造(C)の混合物となる。 当初(メタ)アクリル酸との反応にあずからな
い、残存エポキシ樹脂(C)の存在は、用途によつて
は後に(メタ)アクリロイル基を付することによ
り、特性向上に有用なものとなる。 本発明の第1の方法は概略的に示すと次の様に
なる。 (i) 最初に所望量の(メタ)アクリル酸と、(メ
タ)アクリロイル基に対し過剰当量比のエポキ
シ樹脂とを必要な反応触媒、例えば第3級アミ
ン、アミン塩、第4級アンモニウム塩、金属塩
を用い反応させて不飽和エポキシ樹脂(A)を生成
させる。 (ii) 次いで必要な種類と量のビニルモノマーを加
えた後、アゾビスイソブチロニトリルのような
開始剤の存在下で不飽和エポキシ樹脂(A)のアク
リロイル基とビニルモノマーとをラジカル重合
することにより側鎖にエポキシ基を有するポリ
マー含有反応混合物が得られる。 (iii) 更に、必要量の(メタ)アクリル酸を加え、
(ii)の反応混合物中に残存するエポキシ基とカル
ボキシル基の反応を行なわせることにより、目
的とする側鎖ビニルエステル基を有するポリマ
ーを得ることができる。 本発明で用いられるエポキシ樹脂としては特に
制限はない。 例えば、ビスフエノールAのジグリシジルエー
テル型として油化シエル社のエピコート827,
828,834,1001、ダウ社のDER―330,331,
332、チバ社のGY―257、大日本インキ化学社製
のエピクロン#840,850,810、東都化成社製エ
ポトートVD―115,―127、旭化成社製A.E.
R330,331などがあげられる。 ノボラツクのグリシジルエーテル型のエポキシ
樹脂の例には、ダウ社のDEN―431,438が代表
的である。 環状脂肪族型のエポキシ樹脂も文献上には幾つ
もの種類があるが、実際上はユニオン・カーバイ
ト社のERL―4221のみが市販されており、本発
明にもこれが利用可能である。 その他に、特殊エポキシ樹脂として、油化シエ
ル社のYX―4000なる名称で呼ばれているビフエ
ニル型のものも利用し得る。 ビスフエノールAの替りにビスフエノールF及
びビスフエノールSを用いたジグリシジルエーテ
ル型エポキシ樹脂、例えば油化シエル社のエピコ
ート807タイプも使用可能である。 ビスフエノールAにアルキレンオキシドを付加
させ、末端ヒドロキシル基をエピクロロヒドリン
でエポキシ化したタイプもあげられる。 これらのなかで好適なエポキシ樹脂は、ビスフ
エノールとエピクロロヒドリンとから合成された
フエニルグリシジルエーテル型の重付加同族体で
ある。その一般式は例えば下記のように示され
る: (但し、n=0〜5、R1,R2は水素またはメ
チル基である) 本発明に最適な種類は前式でnが0〜3程度の
ものである。 不飽和エポキシ樹脂(A)を合成する際の(メタ)
アクリル酸とエポキシ樹脂の比率は、(メタ)ア
クリル酸1モルに対して(即ちカルボキシル基1
当量に対して)、1分子中に2個または3個以上
のグリシジルエーテル型エポキシ基を有するエポ
キシ樹脂をエポキシ基が2個の場合は1モル以
上、エポキシ基が2個よりも多い場合には1モル
以上用いることにあり、エポキシ基は2当量より
も多いことが必要である。好適にはエポキシ基1
当量当り0.1〜0.5当量の(メタ)アクリル酸が用
いられる。 不飽和エポキシ樹脂と併用してポリマー骨核を
形成するためのビニルモノマーとしては、(メタ)
アクリロイル基と共重合可能な種類であれば、い
ずれのものでも使用できる。 これらの代表例としてはスチレン、α―メチル
スチレン、ビニルトルエン、クロロスチレン、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
n―ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸
3級ブチル、アクリル酸2―エチルヘキシル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸n―ブチル、メタクリル酸イソブチル、メ
タクリル酸3級ブチル、メタクリル酸2―エチル
ヘキシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸
シクロヘキシル、メタクリル酸ベンジル、メタク
リル酸テトラヒドロフルフリル、アクリロニトリ
ル、酢酸ビニル、及び塩化ビニル等が挙げられ
る。共重合は塊重合、溶液重合、パール重合等に
より行なうことができるが、塊重合、溶液重合の
場合にはそのままで次の(メタ)アクリル酸との
反応に用いられる。 パール重合による場合は、生成共重合体をモノ
マーあるいは溶剤に溶解してから、(メタ)アク
リル酸でポリマー中のエポキシ基との反応を行な
うことになる。 不飽和エポキシ樹脂とビニルモノマーの混合物
をラジカル共重合させる際には、既知のラジカル
重合触媒、例えば有機過酸化物、アゾ化合物等を
併用する。 更に、不飽和エポキシ樹脂の(メタ)アクリロ
イル基とビニルモノマーとの割合はビニルモノマ
ーの比率が99モル%〜1モル%となるように巾広
く変化させることができ、用途によつて種々変化
するが、一般的には95モル%〜50モル%の間が適
当である。 共重合反応から得られた側鎖にエポキシ樹脂基
を有するポリマー中に残存するエポキシ基をカル
ボキシル基と反応させるため、該ポリマーに添加
する(メタ)アクリル酸の量は前工程において使
用したエポキシ成分の量によつて異なるが、残存
するエポキシ基を実質上全部反応させる量を使用
することが好ましい。即ち、残存するエポキシ基
1当量に対し(メタ)アクリル酸を0.9〜1.1当
量、好適には0.95〜1.05当量を使用することが好
ましい。 本発明の硬化可能な樹脂を製造する第2の方法
は、(メタ)アクリル酸とビニルモノマーとの共
重合体に、エポキシ樹脂(メタ)アクリル酸を反
応させて得られる不飽和エポキシ樹脂を反応させ
る方法である。 第2の方法で注意すべきは、不飽和エポキシ樹
脂製造に際し、未反応のエポキシ樹脂の残存量を
なるべく少なくする方が好ましい。多量に残存す
るとビニル系共重合体とのエステル化反応のとき
にゲル化が起る原因となる。従つて、(メタ)ア
クリル酸の使用割合は出来るだけエポキシ当量に
近づける必要があるが、不飽和エポキシ樹脂は共
重合反応でなくエステル化反応に用いられるの
で、分子中に1個のエポキシ基を残す必要があ
り、そのためエポキシ樹脂のエポキシ基1当量当
り0.5〜0.9当量の(メタ)アクリル酸を反応させ
れのがよい。 第2の方法では、必然的にジ(メタ)アクリレ
ート樹脂を含むことになるが、元々この樹脂は基
本的な性能がすぐれているため、本発明樹脂の性
能を損うことはない。 本発明の第2の方法を概略的に示すと次の様に
なる。 (イ) 所望量のエポキシ樹脂と、エポキシ樹脂に対
して、0.5〜0.9当量の(メタ)アクリル酸と
を、前記(i)で記載の反応触媒を用いて反応させ
て不飽和エポキシ樹脂を生成させる。ここで使
用されるエポキシ樹脂は第1の方法で述べたも
のが同様に使用される。 (ロ) ビニルモノマーと(メタ)アクリル酸との共
重合体は、通常のラジカル重合の処方に従つて
製造される。ビニルモノマーとしては第1の方
法の所で例示したものが挙げられる。ビニルモ
ノマーの(メタ)アクリル酸への使用割合は99
〜1モル%の範囲で広く変化させることができ
るが、99〜50モル%が適当である。 (ハ) (イ)で生成した不飽和エポキシ樹脂と(ロ)の共重
合体は、エポキシ基とカルボキシル基とが実質
的に当量になるように反応される。反応は第1
の方法と同様である。 本発明において使用される不飽和アルキツド
は、α・β―不飽和多塩基酸もしくはその酸無水
物、またはこれと飽和多塩基酸酸もしくはその酸
無水物との混合物と多価アルコールとをエステル
化して得られるものである。 α・β―不飽和多塩基酸もしくはその酸無水物
としては、無水マレイン酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸等があげられる。 飽和多塩基酸もしくはその酸無水物としては、
無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘ
キサヒドロ無水フタル酸、コハク酸、アジピン
酸、セバシン酸、テトラクロロ無水フタル酸等が
あげられる。 不飽和結合を有してはいるが、α・β―不飽和
多塩基酸のような意味での不飽和酸ではなく、慣
行上飽和酸のように扱われている多塩基酸として
は、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒ
ドロ無水フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロ
無水フタル酸、ヘツト酸等があげられる。 多価アルコールとしては、2〜3価のものが用
いられるが、通常は2価のグリコールが好ましく
用いられる。代表例としては、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、1,4―ブタンジオール、1,6―ヘキ
サンジオール、水素化ビスフエノールA、ビスフ
エノールA―エチレンオキシド付加物、ビスフエ
ノールA―プロピレンオキシド付加物、1,4―
シクロヘキサンジメタノール、トリメチロールプ
ロパン、グリセリン等があげられる。 エステル化は常法に順じて行われる。 不飽和アルキツドの種類は、製品に要求される
物性によつて異なるので一概には決められない。
不飽和アルキツドには、必要に応じて共重合可能
なモノマーを併用することができ、大部分の用途
にはモノマーを併用することが好適であるが、成
形材料や化粧板等の用途には、モノマーを併用し
ない場合もある。共重合可能なモノマーとして
は、スチレン、ビニルトルエン、メタクリル酸メ
チル、ジアリルフタレート等があげられる。 側鎖不飽和結合樹脂と不飽和アルキツドとの混
合割合は、製品に要求される性能によつて異なる
ので一概には決められないが、一般には側鎖不飽
和結合型樹脂5〜95重量%、好ましくは20〜80重
量%と不飽和のアルキツド95〜5重量%、好まし
くは80〜20重量%とからなることが好ましい。こ
の範囲外では、本発明の顕著な効果が得られな
い。 本発明においては、側鎖不飽和結合型樹脂と不
飽和アルキツドからなる組成物に、必要に応じて
さらに重合性モノマーを配合してもよい。 重合性モノマーとしては、スチレン、メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸2
エチルヘキシル、エチレングリコールジアクリレ
ート、ポリエチレングリコールジアクリレート、
エチレングリコールジメタクリレート、ポリエチ
レングリコールジメクリレート、プロピレングリ
コールジアクリレート、ポリプロピレングリコー
ルジアクリレート、プロピレングリコールジメタ
クリレート、ポリプロピレングリコールジメタク
リレート、トリメチロールプロパンジアクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、
トリメチロールプロパンジメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリメタクリレート、ペンタ
エリスリツトトリアクリレート、ペンタエリスリ
ツトテトラアクリレート、ペンタエリスリツトト
リメタクリレート、ペンタエリスリツトテトラメ
タクリレート等があげられ、これらは混合して使
用してもよい。重合性モノマーの配合量は、側鎖
不飽和結合型樹脂と不飽和アルキツドの混合物
100重量部に対して10〜60重量部であることが好
ましい。 本発明の硬化可能な樹脂組成物の硬化は、通常
の公知の方法によつて行なうことができる。 即ち、本発明の硬化可能な樹脂組成物を硬化さ
せるためには、過酸化ベンゾイル、メチルエチル
ケトンパーオキサイド、キユメンハイドロパーオ
キサイド等のごとき有機過酸化物を添加して加熱
硬化させてもよいし、またはベンゾイン、ベンジ
ル、ベンゾフエノン、2―ヒドロキシ―3―ベン
ゾイルプロパン、ベンゾインメチルエーテル等の
ごとき光増感剤を添加して紫外線硬化させてもよ
い。また、前記有機過酸化物とコバルトの有機酸
塩(例えばナフテン酸コバルト)、芳香族3級ア
ミン(例えばジメチルアニリン)等のごとき促進
剤を併用して常温硬化させてもよい。 硬化可能な樹脂組成物には、必要に応じて補強
材、充てん材、着色剤、離型剤等が添加すること
ができる。 〔実施例〕 以下、実施例によつて本発明をさらに詳細に説
明する。 なお、実施例中の「部」および「%」とは、こ
とわりのない限りそれぞれ『重量部』および『重
量%』を意味する。 実施例 1 (1) 側鎖不飽和結合型樹脂(A)の合成 不飽和エポキシ樹脂(a)の製造 撹拌機、ガス導入管付温度計、還流コンデンサ
ー、滴下ロートを備えた1セパラブルフラスコ
にエポキシ樹脂として三菱油化―シエル社のエピ
コート827を360g(1モル)、メタクリル酸43g
(0.5モル)、ベンジルジメチルアミン1.2g、パラ
ベンゾキノン0.08gを仕込み、120〜130℃空気吹
込条件下で3時間反応すると、酸価はほとんどゼ
ロとなり、不飽和エポキシ樹脂(a)が淡赤褐色シラ
ツプ状で得られた。 樹脂(a)は計算上は次の式〔〕が223gと、 遊離のエポキシ樹脂180gとの混合物である。 側鎖エポキシ樹脂(b)の合成 前述と同様の装置にメチルエチルケトン250g、
不飽和エポキシ樹脂(a)173g(0.2モル)、スチレ
ン100g、アゾビスイソブチロニトリル3.5gを仕
込み、窒素気流中75℃でスチレン87g(合計スチ
レン量1.8モル)を滴下した。 6時間後に更にアゾビスイソブチロニトリル2
gを追加し、更に10時間重合した。 重合率が96%になつた時に、ハイドロキノン
0.2gを加えて重合を中止した。 側鎖エポキシ樹脂(b)のメチルエチルケトン溶液
(固形分40%)が淡黄褐色液状で得られた。 GPC分析の結果、分子量約5万の所にピーク
をもつポリマーと、未反応エポキシ樹脂の混合物
であることが確認された。 側鎖不飽和結合型樹脂(A)の合成 前述した側鎖エポキシ樹脂(b)のメチルエチルケ
トン溶液全量にメタクリル酸52g(0.60モル)、
トリフエニルホスフイン0.8gを仕込み、メチル
エチルケトンの沸点で16時間反応すると酸価は
10.4となつたので、スチレンモノマー420gを加
え、400〜450mmHgの減圧下加温してメチルエチ
ルケトンを除去した。 約6時間を要してガスクロマトグラフ分析の結
果、メチルエチルケトンが0.3%となつたので加
温を中止すると、側鎖不飽和結合型樹脂〔A〕が
黄褐色、粘土1.9ポイズで得られた。 (2) 不飽和ポリエステル樹脂(B)の合成 撹拌機、分溜コンデンサー、温度計、ガス導入
管を付した1の四ツ口フラスコに、ビスフエノ
ールA―プロピレンオキシド付加物(プロピレン
オキシドを両末端に1モルづつ付加)350g、フ
マル酸116gを仕込み、窒素ガス気流中210〜220
℃にてエステル化を行なつた。酸価が35.4に達し
た時点でハイドロキノン0.05gを加え、金属製バ
ツトに注入、冷却して黄褐色、融点約80℃の不飽
和アルキツドを得た。 粉砕した不飽和アルキツド300部とスチレン300
部を1の三ツ口フラスコ中で撹拌しながら50〜
60℃に加温、溶解させて黄褐色で粘度が4.7ポイ
ズの不飽和ポリエステル樹脂(B)を得た。 側鎖不飽和結合型樹脂(A)、不飽和ポリエステル
樹脂(B)、またはこれらの混合物100部に対し、そ
れぞれメチルエチルケトンパーオキサイド2部、
ナフテン酸コバルト1部およびジメチルアニリン
0.1部を添加して得られた組成物を300mm×300mm
×3mmの型に注型し、硬化させたものの物性は第
1表に示すごときであつて、本発明の組成物から
得られた注型品の物性は側鎖不飽和結合型樹脂(A)
単独、または不飽和ポリエステル樹脂(B)単独の注
型品の物性よりバランスがとれてすぐれていた。 なお、塗膜硬度は、ガラス板上に組成物をバー
コーターで0.2mmになるように塗装して硬化させ
たものの値である。
【表】 実施例 2 (1) 側鎖不飽和結合型樹脂(C)の合成 不飽和エポキシ樹脂(c)の合成 撹拌機、ガス導入管付温度計、滴下ロート、還
流コンデンサーを備えた2セバラブルフラスコ
にアクリル酸72g(1モル)、ビスフエノール
A228g(1モル)、エポキシ樹脂として旭ダウ社
製の#332を850g(2.5モル)、トリフエニルホス
フイン4g、t―ブチルハイドロキノン0.4gを
仕込み、120〜130℃で4時間反応させると、酸価
8.1で淡黄褐色、軟化点約40℃の樹脂状の不飽和
エポキシ樹脂(c)が得られた。 側鎖エポキシ樹脂(d)の合成 不飽和エポキシ樹脂(c)を600g、アクリル酸エ
チル200g、スチレン260g、アゾビスイソブチロ
ニトリル10g、メチルエチルケトン800gを撹拌
機、還流コンデンサー、温度計、ガス導入管を備
えた3四ツ口フラスコに仕込み、窒素気流中メ
チルエチルケトンの還流下で16時間重合を続ける
と、重合率が94%に達した。 ハイドロキノン0.5gを加えて重合を停止し、
側鎖エポキシ樹脂(d)が濃黄褐色液状で得られた。 側鎖不飽和結合型樹脂(B)の合成 前述した側鎖エポキシ樹脂(d)の全量に、アクリ
ル酸72g(1モル)を加え、トリフエニルホスフ
インを2g追加して、メチルエチルケトンの沸点
で26時間反応させると、酸価は1.4となり、赤外
分析の結果エポキシ基は消失したことが確認され
た。得られた側鎖不飽和結合型樹脂(B)のメチルエ
チルケトン溶液は黄褐色で、粘度は約30ポイズで
あつた。 (2) 不飽和ポリエステル樹脂(D)の合成 撹拌機、分溜コンデンサー、温度計、ガス導入
管を付した1の四ツ口フラスコに、ネオペンチ
ルグリコール230g、イソフタル酸232gを仕込
み、窒素ガス気流下に200〜210℃でエステル化を
行なつた。酸価が21.7に達した時点で、イタコン
酸78gを加え、更に酸価が39.7になるまでエステ
ル化を行ない、温度を150℃に下げた後、ハイド
ロキノン0.08g、トリメチロールプロパントリア
クリレート200g加え、次いでメタクリル酸メチ
ル132gを加え、均一に溶解してガードナー色数
2、粘度24.9ポイズの不飽和ポリエステル樹脂(D)
を合成した。 側鎖不飽和結合型樹脂(C)と不飽和ポリエステル
樹脂(D)を第2表に示す割合で混合した樹脂100部
に対して、光開始剤(チバ社製のイルガキユア
#651)1部を加えた組成物をボンデライト処理
鋼板の両端にマスキングテープを張り塗装後、厚
さ100μのポリエチレンテレフタレートフイルム
を密着させ、ロール脱泡した。塗膜の厚さは、マ
スキングテープの厚みで決まり、この場合約70μ
であつた。 これを出力30kWの紫外線照射装置を用い、ラ
ンプ下20cmを15m/分の速度で通過させ、硬化さ
せた。 得られた塗膜の物性は第2表に示したとおりあ
つて、本発明の樹脂組成物の物性が側鎖不飽和結
合型樹脂(C)単独、または不飽和ポリエステル樹脂
(D)単独の物性より良好なことが認められた。
【表】 実施例 3 (1) 側鎖不飽和結合型樹脂(E)の合成 側鎖カルボン酸重合体(e)の合成 3Lガラスオートクレーブにメタアクリル酸48g
(0.55モル)、スチレンモノマー600g、メチルエ
チルケトン400g、t―ドデシルメルカプタン2
g、アゾビスイソブチロニトリル4gを仕込み、
75℃で15時間重合させた。ハイドロキノン0.2g
を加えて重合を禁止した。スチレンモノマーの重
合率は88%、メタクリル酸重合率は98%であつ
た。 減圧下に60℃でメチルエチルケトンを除去する
ために、スチレンモノマーを添加しつつ蒸発操作
を行なつた。メチルエチルケトンが蒸発留出液中
に0.1重量%以下となる迄除去した。不揮発分約
60重量%の液となつた。 不飽和エポキシ樹脂(f)の合成 1Lガラスオートクレーブにノボラツク型エポキ
シ樹脂DEN―431(ダウケミカル社製)356g(2
エポキシ当量)、メタアクリル酸130g(1.5モ
ル)、ベンヂルジメチルアミン1.2g、パラベンゾ
キノン0.16gを仕込み、110℃で90分反応させた。
酸価は約2となつた。得られた不飽和エポキシ樹
脂(f)の大よその組成は下記の通りであつた。 不飽和エポキシ樹脂 218g ジビニルエステル樹脂 266g メタアクリル酸 2g その他 1g 上記液にスチレンモノマー300gを加えて、次
の反応に供せるようにした。 側鎖不飽和結合型樹脂(E)の合成 スチレンモノマーで希釈した不飽和エポキシ樹
脂液(f)を側鎖カルボン酸重合体(e)の入つている3L
ガラスオートクレーブにスチレンで洗浄し全量を
入れた。トリフエニルホスフイン5g、パラベン
ゾキノン0.54gを加え、120℃で90分反応させた。 スチレンモノマー 880g 側鎖不飽和結合型樹脂 870g ビニルエステル樹脂 266g 上記組成の樹脂液は15.9ポイズ(25℃)の黄褐
色状透明液であつた。 (2) 不飽和ポリエステル樹脂(F)の合成 撹拌機、分溜コンデンサー、ガス導入管、温度
計を付した1の四ツ口フラスコに、プロピレン
グリコール250g、ジメチルテレフタレート291
g、酢酸亜鉛2.5gを仕込み、180〜200℃でメタ
ノールを溜出させながらエステル交換反応を行な
つた。約90c.c.のメタノールが溜去された段階で、
無水マレイン酸147gを添加し、窒素ガス気流中
で190〜200℃でエステル化を続け、酸価が34.4に
達した時点で反応を中止した。温度を150℃に下
げた後、ハイドロキノン0.06g加え、ステンレス
製バツトに注入、冷却した。 得られた不飽和アルキツドは淡黄褐色で軟化点
が約75℃であつた。 不飽和アルキツド100部と酢酸エチル100部を室
温で混合して不飽和ポリエステル樹脂溶液(F)を得
た。 側鎖不飽和結合型樹脂(E)と不飽和ポリエステル
樹脂溶液(F)を第3表の割合で混合した樹脂100部
に対して、チタン白3部、ターシヤリーブチルハ
イドロパーオキサイド0.5部、ナフテン酸コバル
ト0.05部およびシリコン樹脂(信越化学社製、
KF―96 10センチストークス)5ppmを加えた組
成物をボンデライト処理鋼板に0.2mmになるよう
に塗布した後、80℃で30分間、120℃で30分間焼
付けて塗膜を形成させた。 得られた塗膜の物性は、第3表に示したとおり
であつて、本発明の樹脂組成物を使用したものの
物性は側鎖不飽和結合型樹脂(E)単独、または不飽
和ポリエステル樹脂溶液(F)単独で使用したものの
物性よりすぐれていた。
【表】
【表】 置後の塗膜の状況をみる。
〔発明の効果〕 本発明の硬化可能な樹脂組成物は、側鎖末端に
エポキシ樹脂残基を介して(メタ)アクリロイル
基を有する側鎖不飽和結合型樹脂を用いているた
め、耐熱性、耐水性、密着性及び機械的強度にす
ぐれており且つ硬化性も良好であり、塗料、接着
剤、成形材、注型品、FRPなど各種用途に極め
て有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 一般式 〔但し、Aはスチレン、(メタ)アクリル酸
    エステル、塩化ビニル、酢酸ビニルおよびアク
    リロニトリルからなる群から選ばれたビニルモ
    ノマーの少なくとも1種とアクリロイル基また
    はメタクリロイル基との共重合体樹脂からなる
    主鎖であり、Rは水素またはメチル基であり、
    Yは分子中のエポキシ基がカルボキシル基と開
    環付加反応によりエステル結合を形成したもの
    から該エステル結合を除いたエポキシ樹脂の残
    基である〕 で表わされる側鎖不飽和結合型樹脂の5〜95重
    量%と (B) α・β―不飽和多塩基酸もしくはその酸無水
    物、またはこれと飽和多塩基酸もしくはその酸
    無水物との混合物と多価アルコールとをエステ
    ル化して得られる不飽和アルキツドの95〜5重
    量%を配合してなる硬化可能な樹脂組成物。 2 側鎖不飽和結合型樹脂及び不飽和アルキツド
    の混合物100重量部に対しさらに重合性モノマー
    10〜60重量部を配合することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の硬化可能な樹脂組成物。
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