JPH0217562Y2 - - Google Patents

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JPH0217562Y2
JPH0217562Y2 JP18459386U JP18459386U JPH0217562Y2 JP H0217562 Y2 JPH0217562 Y2 JP H0217562Y2 JP 18459386 U JP18459386 U JP 18459386U JP 18459386 U JP18459386 U JP 18459386U JP H0217562 Y2 JPH0217562 Y2 JP H0217562Y2
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piping
sewing machine
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動玉縁縫機において、縫製品ワ
ークの玉縁形成部分にパイピングを施すための装
置に関するものである。
〔従来の技術) 従来、衣服等の縫製品のワークの、例えばポケ
ツト口の玉縁部にパイピングを施すには、まず、
自動玉縁形成装置(玉縁縫機)により、玉縁を形
成したのち、本縫ミシンにおいてパイピングを手
動により挿入しながら手付けにて縫付けを行つて
いた。
第3図a,bに、それぞれ、上記ポケツト口部
の仕上り状態の平面図と、そのb−b線断面図
(各構成部分の区分を明らかにするため、縫目S
部を浮かせた状態で表わす)を示す。Cは身生
地、Wは玉縁部(玉布)、Pは、紐芯を有するパ
イピング部WPはポケツト口である。
また、第5図は、例えば特願昭61−75432号に
従来例として示された自動玉縁形成装置の一例の
概要斜視図、第6図に、そのワーク保持部の拡大
破断図を示す。
詳細は、上記引用文献との重複を避けて、その
概要のみを説明する。
第5図において、1は2本針ミシン、Nは2本
の針、30は玉布(押え)基板、30aはその昇
降体(バインダ)である。GPは、大押え装置で、
一対のクランプ腕23の先端部に構成されてお
り、不図示のクランプ腕反対端部の枢動点を中心
として、ミシンテーブル2上を所定角度上下方向
に揺動することができ、かつ、ユニツトとして全
体がミシンテーブル2上を縫製品の送り方向Wに
往復移動し得る。GPaは、そのワークセツト時の
初期位置を示す。26,26aは、それぞれセン
タメスと片方のコーナメスとを示す。
第6図は、大押え装置GPが、ワーク布を保持
した状態の要部構成拡大破断断面図である。Cは
身生地、Wは玉縁形成用の玉布で、24は一対の
身頃クランプ、25はフラツプベース(受板)、
27は、それぞれ対向して矢印方向に出没可能に
移動し得る一対の折込み板である。
身生地Cは、第3図における初期位置GPaにミ
シンテーブル2上に載置され、その上の所定位置
に玉布Wをセツトし、バインダ30aを下降させ
て玉布基板30により押えたのち、一対の折込み
板27を左右両側から、第4図矢印方向に移動し
て図示のような逆T字形に挾持し、その状態で静
止のバインダ30a、玉布基板30を残したま
ま、ワーク布(身生地)Cと大押え装置GPをミ
シンの針落ち方向に転送して縫製し、玉縁Wを形
成するよう構成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のように、例えばポケツト口等が玉縁Wの
みで形成されているデザイン仕様においては、前
記装置により、自動玉縁形成が行われるが、さら
に進んだパイピング付き仕様のデザインに対して
は、既述のように、上記の状態から本縫ミシンに
おいて、パイピング部を挿入しながら手付け作業
で行つていたため、工程が複雑で、多くの縫製時
間と工数とを要し、しかも作業者の熟練度によつ
てワークの縫製品質が左右されるという欠点があ
つた。
この考案は、以上のような従来の自動玉縁形成
装置の問題点にかんがみてなされたもので、この
種の従来装置にパイピング挿入/保持手段を付加
することにより上述欠点を解消することを目的と
している。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、この考案においては、前記従来例の
ような自動玉縁形成装置の身頃クランプ部もしく
はバインダー装置部等にバイピング挿入/保持装
置を付加することにより前記目的を達成しようと
するものである。
以上のような構成により、自動玉縫機におい
て、縫製品ワーク玉縁形成工程と同時にパイピン
グ挿入/縫付け加工を容易に実施することができ
る。
〔実施例〕
以下に、この考案の実施例に基づいて説明す
る。第1図は、この考案に係るパイピング装置を
組込んだ自動玉縁機の一実施例の要部の斜視図、
第2図は、それぞれの要部の正面図(左半面)
と、パイピングを挿入した、身生地および玉布の
設定状態の正面図(右半面)とを示す説明図であ
る。
(構成) 第1,2図において、2はミシンテーブル、3
は、縫製テーブル、4は、相対する一対のパイピ
ング用身頃クランプで、それぞれ、内向きのコ字
状断面のみぞを有し、各みぞ内部には、パイピン
グガイド5が、取付け板7にそれぞれ一対のボル
ト6を介して、各調節ナツト6aにより、調節可
能に取付けてあり、取付け板7の中央部には、パ
イピング用身頃クランプに固設された各ブラケツ
ト8にそれぞれ取付けられた一対のエヤシリンダ
9のピストンロツド9aによつて、各みぞ内部を
中心線CLに向つて出没自在に摺動することがで
きる。各ブラケツト8には、各ピストンロツド9
aの伸長ストロークを規制するためのストツパナ
ツト12が固設されている。なお、4aは、各パ
イピング用身頃クランプ4の下面の、身生地に対
するすべり止め用ローレツト加工部(これは、従
来例と同様:ゴム板に代えてもよい)また、N
は、各針落ち線を示す。
一方、各パイピング用身頃クランプ4の上面に
は、それぞれ、玉布押込み用の折込み板10が、
各押込み板押え板ばね11により、各身頃クラン
プ4上面に沿つて、中心線CLに対して互に近接
もしくは遠去かるよう、前記従来例における折込
み板27駆動手段(不図示)によつて往復運動し
得るよう構成してある。
(動作) つぎに、以上のような構成における動作を説明
する。まず、相対するパイピング用身頃クランプ
4を上昇/開放した状態において、既製の芯入り
パイピング素材Pを、各パイピングガイド内に、
手操作もしくは、適当なピンセツト等の工具を使
用して挿入する。ついで、縫製テーブル3上に身
生地C(第2図)をセツトしたのち、前記により
挿入された各パイピング素材P上には、玉布W
(芯地Waを含む)をセツトする。
この状態において、各パイピング用身頃クラン
プ4を、身生地C上に下降させると共に、各シリ
ンダ9を作動させて各パイピングガイドを、それ
ぞれ中心線CLに向つて近接させ、しかるのち、
バインダ3aの玉布(押え)基板3aを下降させ
て玉布Wを押えて、各折込み板10を中心CLに
向つて互に近接させると、第2図に示す状態が得
られ、従来例第5図におけると同様に、本実施例
を含む大押え装置GP相当機構のミシンテーブル
2上の所定方向移動によつて、パイピング仕様の
この種の縫製品ワークの玉縁形成を、作業者の熟
練を要することなく、短い時間で容易に均一の縫
製品質を維持して製作することができる。
(他の実施例) なお、以上の実施例においては、パイピング挿
入用のガイドを、身頃クランプに内蔵させたが、
本考案は、これのみに限定されるものでなく、例
えば、第4図に、他の実施例の要部斜視図を示す
ように、第5図におけるバインダ(昇降体)3a
に各圧縮コイルばね40と、ブラケツト41を介
して、一対のパイピングガイド5aを取付けて
も、前記実施例と同様な効果を奏する。動作は前
記第1実施例におけると近似しているため、説明
を省略する。
〔考案の効果〕
以上、説明したように、この考案によれば、従
来形の自動玉縁形成装置にパイピング挿入/保持
手段を付加したことにより、パイピング付き玉縁
仕様のワークを、熟練と工数時間を要することな
く、安定した縫製品質を確保することが可能とな
つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るパイピング装置を組
込んだ自動玉縁形成装置の一実施例の要部斜視
図、第2図は、それぞれその要部の左半面正面
図、各布設定状態の右半面正面図、第3図a,b
は、それぞれ、縫製品ポケツト口部の仕上り状態
の平面図と、そのb−b線断面図、第4図は、こ
の考案の他の実施例の要部斜視図、第5図は、従
来の自動玉縁形成装置の一例の概要斜視図、第6
図は、そのワーク保持部の拡大断面図である。 1……2本針ミシン、P……パイピング、W…
…玉布、4……パイピング身頃クランプ、5……
パイピングガイド、10……折込み板、30……
玉布(押え)基板、30a……昇降体(バイン
ダ)、GP……大押え装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 玉布押え基板を有する昇降体と、それぞれ一
    対の身頃クランプおよび対向引込み式折込み板
    とを有する大押え装置とを備えた2本針ミシン
    用の玉縁形成装置に、パイピング挿入/保持手
    段を付加したことを特徴とする自動玉縁縫機の
    パイピング装置。 (2) 前記パイピング挿入/保持手段は、前記一対
    の身頃クランプに、それぞれパイピングガイド
    を互に出没自在に内蔵させたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自動玉
    縁縫機のパイピング装置。 (3) 前記パイピング挿入/保持手段は、前記昇降
    体の左右に一対のパイピングガイドを、上下方
    向に弾性支持したことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の自動玉縁機のパイ
    ピング装置。
JP18459386U 1986-11-29 1986-11-29 Expired JPH0217562Y2 (ja)

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JP18459386U JPH0217562Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29

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JP18459386U JPH0217562Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29

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Publication Number Publication Date
JPS6391271U JPS6391271U (ja) 1988-06-13
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ID=31132418

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JP2711189B2 (ja) * 1990-07-06 1998-02-10 順明 山井 縁形成縫製体並びにその製作方法及び装置
JP5318487B2 (ja) * 2008-08-01 2013-10-16 Juki株式会社 玉縁縫いミシン

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JPS6391271U (ja) 1988-06-13

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