JPH02173350A - 燃料ポンプユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は燃料ポンプユニットに係り、特定発明ほ燃料タ
ンク内に設置したサブタンクを負圧可能とし、燃料ポン
プによるエンノン−の燃料供給と共に、サブタンク内空
を負圧にして燃料タンクの底部から補給チュ−ブにより
燃料を補給する構成にした燃料ポンプユニットに関する
。またこの特定発明と産業上の利用分野及び構成に欠く
ことができない事項の主要部が同一である第２の発明は
、特定発明と同一の構成にしているの他、サブタンクの
燃料面上昇により弁を上昇して弁口を閉じるカットオフ
バルブをサブタンクに設け、該バルブに連結した吸引チ
ューブをエンジンに接続し、前記したバルブが閉じられ
るよでは、エンノンの吸入行程によりサブタンクの負圧
を増大すると同時に該バルブを経てエンノンに吸引した
サブタンクの燃料〃スをエンジンで燃焼する構成を付加
したものである。

（従来の技術） 内空の負圧を可能にしたサブタンクを使用した燃料タン
クユニットの存在はなく、第５図に示すジェットポンプ
力式、第６図に示す方式の燃料ポンプユニット等が公知
である。

第５図の方式ではサブタンクａにエンジンへの燃料供給
の燃料ポンプｂ、リターンチューブＣを設け、燃料ポン
プのサクションチューブを臨ませた底部に新即時に最初
に燃料を流入させ常時はサブタンクａの燃料が逆流しな
いための逆止弁ｄにより閉塞される補給口Ｃを設け、さ
らに燃料タンクｆの底部に開口する補給チューブ９をサ
ブタンクａ内に挿入してリターンチューブＣに連結し、
リターン燃料の流れにより燃料タンクｒから燃料＝３ を吸引するジ゛エツトポンプ］１を設け、第６図方式で
はサブタンクａにエンジンに燃料を供給する燃料ポンプ
ｂ及びリターンチューブＣを設け、燃料ポンブト少のサ
クションチューブを臨ませた底部に、９！Ａタンク内の
燃料面が下がるとフロート性バルブｄによｌ）開閉され
る補給口ｅを設けたものが存在するが、それらのサブタ
ンクａは何れも負圧可能なものではなく、燃料タンクの
燃料は常にサブタンクに補給されている。

（発明が解決しようとする問題２党・本発明の目的）本
発明の特定発明は、燃料タンクが燃料切れに近付いたと
きに、エンシ゛ンに燃料を供給すル燃料ポンプの燃料供
給を可及的に延長するため、燃料ポンプｔｍ料タンク中
のサブタンクに設ける燃料ポンプユニットにおいて、サ
ブタンクに燃料タンクの燃料を該サブタンクの局部に設
ける迷路を介して常に補給する従来の構成によることな
く、サブタンクの内部が負圧にされると補給チューブに
より燃料タンクの底部から自動的に補給できるようにサ
ブタンクを負圧可能にすると共に、燃料タンクの底部に
補給口を臨ませた補給チューブな負圧可能なサブタンク
に開口し、燃料ポンプによりエンジンに燃料供給を行う
ことによりサブタンク中の燃料を減少すると同時にサブ
タンクの負圧機能により該サブタンクを負圧に傾け、そ
の負圧の継続を以て燃料タンクから補給チューブにより
燃料を補給すること解決しようとする問題魚とし、本発
明の目的とするものである。

また、第２の発明は、サブタンクに燃料が入れてない新
車などにおいて、該サブタンクの燃料面」１昇と共に弁
口を閉じるカットオフバルブをサブタンクに設け、サブ
タンク内のエヤまたは燃料ガスを吸引して内空を負圧に
傾け、サブタンク内空の負圧により燃料タンクからサブ
タンクに燃料を自動的に補給して燃料ポンプによるエン
ジン−の燃料供給を開始させ、空気弁の一種であるカッ
トオフバルブからエンジンに吸い込んだ燃料ガスを該エ
ンジンで燃焼させる構成を特定発明に付加することを目
的とするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記した目的にそれぞれ合致するものであって
、特定発明は燃料タンク中に、該燃料タンクの底部に補
給口を臨ませた補給チューブを内部に開口すると共にエ
ンノンに接続した燃料ポンプを設置し、さらにリターン
チューブを臨ませた負圧可能なサブタンクを設け、燃料
ポンプによるエンノン−・の燃料供給によってサブタン
ク内に負圧を生じさせて補給チューブにより燃料タンク
から燃料補給を生じさせる構成にしたことを特徴とする
燃料ポンプユニットに関するものである。

また＃２の発明は、特定発明と同じに燃料タンク中に、
該燃料タンクの底部に補給口を臨ませた補給チューブを
開口すると共に、エンジンに接続した燃料ポンプを設置
し、さらにリターンチューブを臨ませた負圧可能なサブ
タンクを設け、該サブタンクに燃料面の上昇により弁を
上昇して弁口を閉じるカットオフバルブを設け、該バル
ブに連結した吸引チューブをエンジンに接続し、エンジ
ンの吸入行程によりサブタンクを負圧に傾けて燃料タン
クからサブタンクに燃料補給を生じさせ、かつカットオ
フバルブを経てエンジンに吸引した燃料〃スを該エンジ
ンにより燃焼する構成にしたことを特徴とする燃料ポン
プユニットに関するものである。

（実施例） 第１〜３図は本発明の特定発明及び第２の発明の燃料ポ
ンプユニットを併せて例示したものであって、１は燃料
タンク、３は該燃料タンク１の作業穴２に燃料洩れの無
いように施す密閉蓋であっで、その下面に補給チューブ
５、燃料ポンプ６の燃料供給管７、リターンチューブ８
、カットオフバルブ９に連結した吸引管１０の各挿通部
を密閉蓋３との共同により密閉し、又は単独で密閉して
負圧可能にしたサブタンク４を設ける。補給チューブ５
はサブタンク４の底から突出して、製形のフィルター１
１を燃料タンク１の中央部の底に接触させてなり、サブ
タンク４を燃料タンク１の中心部に取付けることができ
ないときは補給チューブ５のサブタンク４の底部から突
出するほぼ水平屈曲の部分を燃料タンク１の底部の中心
まで延ばしてフィルター１１を取付ける。補給チューブ
５は上端の燃料噴出口をサブタンク４の上端の近くで開
口させているが、特定発明は図示より低い位置にするこ
とができる。

燃料ポンプ６はサブタンク４の内部の底に設けた据付座
１２に底部を固定して、エンジンへの燃料供給管７を密
閉蓋３から外部に突出しでなる。

この燃料ポンプはサクションチューブ１３をサブタンク
４の底部に接近させて設ける。

サブタンク４は約１５０ｍ＋＾＾ｑ以下の負圧により、
補給チューブ５からの燃料補給を可能にする。

リターンチューブ８はエンジン負荷が安定しているとき
燃料ポンプ６による供給量の約７０＝８０％の燃料をサ
ブタンク４に返し、高速走行等の高負荷のとき約２０＝
３１６の燃料をサブタンク４に返す。

リターン燃料には燃料ガスを混合しているから、燃料ポ
ンプ６のサクションチューブ１３の反対側に開口させ〃
ス化分をサブタンク４の液面に」二外させで分離する。

カットオフバルブ９は一種の空気弁であって、第２−３
図に示すように底中心が開放され、−１一端に吸引チュ
ーブ１０が連結された弁筒１４の内部に弁口１６をもつ
弁座板１５を設けると共にバランスばね１７によりサブ
タンク４内の燃料の燃料面Ｐ１の上昇と共に上昇する弁
１８（燃料より比重が大きい）により第２図に示すとお
りに弁口１Ｇを閉じる構成になり、リターンチューブ８
によりリターンされる燃料があっても、第３図のように
燃料面Ｐｌが低いと、弁口１６が開放されたままになる
。

吸引チューブ１０は逆止弁１９を介してエンジンに連結
され、ピストンの燃料吸込行程で、サブタンク４内の空
気又は燃料ガスを吸引して該サブタンク４の内空を負圧
に傾け、或は負圧を増加する。

第４図はカットオフバルブ９の他の実施例を示し、弁筒
１４ａの内部に弁口１６ａをもつ通路１５ａを設けると
共に、サブタンク内の燃料面Ｐ１の上昇と共に比重約１
．４の樹脂製弁１８ａをバランスばね１７ａ、の弾力の
共動の下に−Ｊ二外して弁口１６ａを閉じる、燃料タン
ク１が」二下反転すれば弁１８ａが自重により弁口１６
　ａを閉じる。

（作用） 本発明の特定発明は、カットオフバルブ９を欠くもので
、サブタンク４に図示のように燃料Ｐ１が補給される状
態説明する。燃料ポンプ６が燃料をエンジンに供給すれ
ばその供給量に対応して該タンク４内の燃料Ｐ１が減少
して内空の負圧を増大し補給チューブ５から燃料タンク
１内の燃料を該負圧による圧力差でサブタンク４内に吸
引して燃料Ｐ１を補給する。しかるにリターンチューブ
８により燃料の戻す荒は既述のように一定でないから、
燃料Ｐ１の液面は第２．３図のように浮動する。

しかし燃料ポンプによる燃料供給量からリターン燃料の
リターン量と差引いた容積に相当してサブタンク４の内
空が負圧に傾けられ、はぼそれに対応して燃料Ｐ１を燃
料タンク１から補給チューブ５により補給されることに
なる。

第２の発明はサブタンク４内に」二記のカットオフバル
ブ９を備え、第２図のように燃料Ｐ１の液面の上昇と共
に弁口１６が弁１８により閉じられて吸引チューブ１０
によりエンジンに連通しなくなるが、液面は常に上昇し
ているものでないことは既述のとおりであり、サブタン
ク４の燃料が入っていない新車などでは第３図のように
弁口１６が開いて吸引チューブ１０によりエンジンに連
通しているから、エンジンの空始動をするとピストンの
下降行程によりサブタンク４の内部を負圧に傾けて補給
チューブ５により燃料タンク１の底部から燃料をサブタ
ンク４内に吸込み、該燃料Ｐ１が燃料ポンプ６のサクシ
ョンチューブの高さに達すれば該ポンプ６によりエンジ
ンに燃料を供給し、リターンチューブ８によって燃料の
返りを生ずる。

（効果） 本発明の特定発明はサブタンク４を負圧可能とし、該サ
ブタンクの内部の燃料ポンプによりエンジンに燃料を供
給すると同時に該供給量に相当する負圧を生じさせて補
給チューブにより燃料タンクの燃料Ｐを該サブタンクに
補給する新方式の構成になり、負圧可能なサブタンクに
よりエンジン−の燃料供給及び補給チューブによるサブ
タンク内への燃料補給を施すことができる効果をもつ。

またｔＩｔＪ２の発明は特定発明の構成に、サブタンク
の燃料面の」二昇により弁を」二昇して開口を閉じる一
種の空気弁であるカットオフバルブを付加する構成を加
え、該バルブを吸引チューブによりエンジンに連結し、
弁口が開いている間はエンジンの燃料吸引行程によりサ
ブタンクのエヤ又は燃料ガスを吸引して負圧を助長し、
かつエンジンにより吸引された燃料がスを燃焼させる構
成により、サブタンクに燃料が補給されていない新車な
どに対応させ得ると共にエンジンに吸込まれた気化燃料
を燃焼して外部に排出せず、サブタンクの負圧に対応さ
せて燃料を燃料タンクから補給するものであるため、エ
ンジンが消費した燃料分だけしか補給することがなく、
その補給量は少いから、エンジンの近くを通る間に加熱
されて溶は込んでいた燃料ガスを放出して、放出分が無
くなったリターン燃料が燃料ポンプによりエンジンに送
られる燃料の大半を占めることによって、ベーバーロツ
クを生じ難くする等、負圧可能なサブタンクを使用する
ことによる特有の効果を生ずる。

【図面の簡単な説明】

第１〜３図は本発明の第１実施例を示し、第１図は縦断
正面図、第２．３図は同要部の拡大縦断正面図、第４図
はカットオフバルブ９の他の実施例を示した拡大縦断側
面図である。第５図は従来から使用されているジェット
ポンプ方式の燃料ポンプユニットの縦断拡大正面図、第
６図はその他の従来の方式の燃料ポンプユニットの縦断
拡大正面図である。 １→燃料タンク　３→密ｒ！４蓋　４→サブタンク５→
補給チユーブ　６→燃料ポンプ ８→リターンチユーブ　９→カツトオフパルプ１０→吸
引チユーブ　１８→弁　１９→逆止弁ｐ、ｐ、→燃料 ＠６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）燃料タンク中に、該燃料タンクの底部に補給口を臨
   ませた補給チューブを開口すると共に、エンジンに接続
   した燃料ポンプを設置し、さらにリターンチューブを臨
   ませた、負圧可能なサブタンクを設け、 燃料ポンプによるエンジンへの燃料供給によつてサブタ
   ンク内に負圧を生じさせて補給チューブにより燃料タン
   クから燃料補給を生じさせる構成にしたことを特徴とす
   る燃料ポンプユニット。 ２）燃料タンク中に、該燃料タンクの底部に補給口を臨
   ませた補給チューブを開口すると共に、エンジンに接続
   した燃料ポンプを設置し、さらにリターンチューブを臨
   ませた、負圧可能なサブタンクを設け、 該サブタンクに、燃料面の上昇により弁を上昇して弁口
   を閉じるカツトオフバルブを設け、該バルブに連結した
   吸引チューブをエンジンに接続し、エンジンの吸入行程
   によりサブタンク内空を負圧に傾け、その負圧により燃
   料タンクからサブタンクに燃料補給を生じさせ、かつカ
   ツトオフバルブを経てエンジンに吸引した燃料ガスを該
   エンジンにより燃焼する構成にしたことを特徴とする燃
   料ポンプユニット。