JPH02173351A - 燃料ポンプユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は燃料ポンプユニットに係り、燃料ポンプを設置
して燃料タンク中に設けるサブタンクを負圧可能とし、
サブタンク内の燃料をエンジンに供給するポンプ動作に
より、燃料の供給量に見合う容積を減少して負圧を発生
させて、燃料タンクからサブタンク内に燃料を補給し、
かつサブタンク内の燃料面の上昇と共に弁口を閉じられ
る第１のカッ）、ｌ’７バルブを設け、燃料タンクに設
けられ、エバポチューブを介してキャニスタに、更に該
キャニスタをエンジンに接続してなる第２のカットオ”
７バルブの前記のエバポチューブに前記したサブタンク
の第１のカットオフバルブを連結し、新車等で燃料がサ
ブタンクに供給されていない場合でも、エンジンの空始
動により自動的にサブタンクの内空を負圧にして燃料タ
ンクから燃料を補給できる構成にするものである。

（従来の技術） 内空の負圧を可能にしたサブタンクを使用した燃料ポン
プユニットは従来存在せず、サブタンクに燃料が充填さ
れていない新車に対する燃料充填のため、負圧可能なサ
ブタンクを負圧にする技術は知られていない。

（発明が解決しようとする問題点・本発明の目的）本発
明は、燃料タンクが燃料切れに近付いたときに、エンジ
ンに燃料を供給する燃料ポンプの燃料供給を可及的に延
長するため、燃料ポンプを燃料タンク中のサブタンクに
設ける燃料ポンプユニットにおいて、すでに公知である
燃料タンクのカットオフバルブのエバポチューブに、サ
ブタンクに設けるカットオフバルブを連結することに上
り負圧可能なサブタンクをキャニスタを介してエンジン
に連結し、エンジンの中回転と共にサブタンク内空を負
圧とし、その負圧と共に燃料タンクの燃料をサブタンク
に吸引して補給し、それにより燃料ポンプを以てエンジ
ンへの燃料供給を生じさせるようにすることを本発明が
解決しようとする問題２αとするものであって、負圧可
能なサブタンりを設置すること、及び該タンクに装入す
る燃料ポンプを、サブタンクに燃料がない状態であって
もエンジンの数回の空転によりポンプ作動を可能にする
ことを本発明の］］的とし、この機能ににより新］１１
のサブタンク−の燃料補給を可能にするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記した「１的に合致するものであって燃料タ
ンク中に、該燃料タンクの底部に補給口を臨まぜた補給
チューブを開口すると共に、エンジンに接続した燃料ポ
ンプを設置し、さらにリターンチューブを臨まぜた、負
圧可能なサブタンクを設け、該サブタンクに燃料面１ユ
昇時に弁を上昇して弁口を閉じる第１のカットオフバル
ブを設け、エバポチューブを介してキャニスタに連通し
、更に該キャニスタをエンジンに接続してなる燃料タン
クの第２のカットオフバルブの、前記の工／〜ポチュー
ブに前記の第１のカットオフバルブを連結し、エンジン
の吸込行程において第１のカットオフバルブのエバポチ
ューブ及びキャニスタを経てサブタンク中のガスをエン
ジンに吸引して該サブタンクを負圧に傾け、エンジン−
１の燃料ポンプによる燃料供給と共にサブタンク内の負
圧をさらに増大し、補給チューブにより燃料タンクから
の燃料補給を生じさせる構成にしたことを特徴とする燃
料ポンプユニットに関するものである。

本発明の好適な実施例を次に説明する。

（実施例） 第１〜３図は本発明の実施例を示し、第４図は第１のカ
ットオフバルブの他の実施例を示したものである。

第１〜３図において、１は燃料タンク、３は該燃料タン
ク１の作業穴２に燃料洩れの無いように施す密閉蓋であ
って、その下面に補給チューブ５、燃料ポンプ６の燃料
供給管７、リターンチューブ８、及び第１のカットオフ
バルブ９に連結した吸引チューブ１０の各挿通部を密閉
蓋３との共同により密閉し、又は単独で密閉した負圧可
能なサブタンク４を設ける。補給チューブ５は補給口を
サブタンク４の底から突出して、該補給口に取付けた製
形のフィルター１１を燃料タンク１の中央部の底に接触
させてなり、サブタンク４を燃料タンク１の中心部に取
付けることができないときは補給チューブ５のサブタン
ク４の底部から突出するほぼ水平の部分を燃料タンク１
の底部の中心まで延ばしてフィルター１１を取付ける。

補給チューブ５は上端の燃料噴出口をサブタンク４の上
方部に開口させているが、図示より低い位置にすること
ができる。

燃料ポンプ６はサブタンク４の内部の底に設けた据付座
１２に底部を固定して、エンジンへの燃料供給ＩｆＩ７
を密閉蓋３から外部に突出してなる。

この燃料ポンプ６はサクションチューブ１３をサブタン
ク４の底部に接近させて設ける。

負圧可能なサブタンク４は、約１５０１八ｑ以下の負圧
により、補給チューブ５からの燃料補給を可能にする。

リターンチューブ８は、エンジン負荷が安定していると
き燃料ポンプ６による供給量の約７０〜８０％の燃料を
サブタンク４に返し、高速走行等の高負荷のとき約２０
〜３０％の燃料を返す。リターン燃料中には燃料のガス
化分を混合しているから、リターンチューブを燃料ポン
プ６のサクションチューブ１３の反対側に開口させ、ガ
ス化分をサブタンク４の液面上に上昇して分離する。

第１のカットオフバルブ９は一種の空気弁であって、第
２図に示すように底中心が開放され、上端に吸引チュー
ブ１０が連結された弁筒１４の内部に弁口１６を設けた
弁座板１５を設けると共にバランスばね１７によりサブ
タンク４内の燃料の燃料面Ｐｌの上昇と共に上昇する弁
１８により弁口１６を閉じる構成になり、リターンチュ
ーブ８によりリターンされる燃料があっても、第３図の
ように燃料面Ｐ１が低いと、弁口１６が開放されたまま
になる。

２１は燃料タンクの頂部内面に公知のように取付けた第
２のカットオフバルブであって、第１のカットオフバル
ブ９と同様に燃料タンク１の燃料面の上昇と共に上昇す
る弁２２と、該弁２２により閉じられる弁口２３を有し
、燃料タンク１の外部に突出するエバポチューブ２４に
よってキャニスタ２５に連結し、更にキャニスタ２５が
ら放出された燃料ガスをエンジンの吸込行程により吸引
する連結チューブ２６を設けてなり、サブタンクに設け
る第１のカットオフバルブ９の吸引チューブ１０を前記
したエバポチューブ２４に連結する。

第４図はカットオフバルブ９の他の実施例を示し、弁筒
１４ａの内部に弁口１６ａをもつ通路１５ａを設けると
共に、サブタンク内の燃料面Ｐ１の」二昇と共に比重的
１．４の樹脂製弁１８ａをバランスばね１７ａの弾力の
共動の下に上昇して弁口１６ａを閉じる、燃料タンク１
が」ユ下反転すれば弁１８ａが自重により弁口１６ａを
閉じる。

（作用及び効果） 本発明はサブタンク４の内空を負圧可能にすることと、
第１のカッ）オフバルブ９を該サブタンク４に設けて、
燃料タンク１の第２カツトオフバルブ２１のエバポチュ
ーブ２４に連結し、該チューブ２４及びキャニスタ２５
を介してエンジンに連結して、エンジンの吸込行程でサ
ブタンク４の内空の負圧にする構成により、新車等であ
るがためサブタンクに燃料が補給されていなくても、エ
ンジンを数回回転する中回転によりサブタンク４の内空
を負圧にして補給パイプ５から燃料タンク１の底力の燃
料を吸引補給し、それとともに燃料ポンプ６によりエン
ジン−の燃料供給を開始するもので、サブタンク４が負
圧可能にされ、負圧でなければ内部に燃料を補給できな
い特殊な構成に対応できると共に、燃料がサブタンクの
内部に補給されて燃料ポンプ６のポンプ作動を可能にし
た状態では、燃料ポンプ６がポンプ作動してサブタンク
内の燃料をエンジンに供給することにより、該サブタン
クに負圧を発生して補給パイプ５による燃料の自動補給
を生じさせ得るもので、負圧可能なサブタンク４に燃料
が全く充填されでいない新車状態であっても、燃料がす
でに充填されている日常においても本発明の使用が可能
になり、かつサブタンクの負圧に対応させて燃料を燃料
タンクから補給するものであるため、エンジンが消費し
た燃料分だけしか補給することがなく、その補給量は少
いから、エンジンの近くを通る間に加熱されて溶は込ん
でいた燃料がスを放出しで、放出分が無くなったリター
ン燃料が燃料ポンプによりエンジンに送られる燃料の大
半を占めることによって、ペーパーロックを生じ難くす
る等、負圧可能なサブタンクを使用することによる特有
の効果を生ずる。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明の実施例を示し、第１図は縦断正面図
、第２図は同一部の拡大縦断止面図、第３図はサブタン
ク４の燃料減少時の一例を示した拡大縦断正面図である
。第４図はカットオフバルブの他の実施例を示した縦断
面図である。 １→燃料タンク　３→密閉蓋 ４→サブタンク　５→補給チューブ ６→燃料ポンプ　７→燃料供給管 ８→リターンチユーブ ９→第１のカットオフバルブ １０→吸引チユーブ ２１→第２のカットオフバルブ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）燃料タンク中に、該燃料タンクの底部に補給口を臨
   ませた補給チユーブを開口すると共に、エンジンに接続
   した燃料ポンプを設置し、さらにリターンチユーブを臨
   ませた、負圧可能なサブタンクを設け、該サブタンクに
   燃料面上昇時に弁を上昇して弁口を閉じる第１のカツト
   オフバルブを設け、エバポチユーブを介してキャニスタ
   に連通し、更に該キャニスタをエンジンに接続してなる
   燃料タンクの第２のカツトオフバルブの前記のエバポチ
   ユーブに、前記の第１のカツトオフバルブを連結し、 エンジンの吸込行程において第１のカツトオフバルブ及
   びキャニスタを経てサブタンクの内空を吸引して該サブ
   タンクを負圧に傾け、補給チユーブにより燃料タンクか
   らサブタンクへの燃料補給を生じさせる構成にしたこと
   を特徴とする燃料ポンプユニツト。