JPH02172Y2 - - Google Patents

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JPH02172Y2
JPH02172Y2 JP1982184271U JP18427182U JPH02172Y2 JP H02172 Y2 JPH02172 Y2 JP H02172Y2 JP 1982184271 U JP1982184271 U JP 1982184271U JP 18427182 U JP18427182 U JP 18427182U JP H02172 Y2 JPH02172 Y2 JP H02172Y2
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JP
Japan
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lens
vibrator
acoustic lens
convex curved
case
Prior art date
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JP1982184271U
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JPS5989258U (ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電子走査形超音波検査装置の探触子
に関している。
電子走査形超音波検査装置の探触子、たとえば
リニア電子走査形装置の探触子は、第1図に示す
ように、振動子aを列状に並べ、このアレイの音
波放射面の一方に吸音材bを配置してあると共
に、音波放射面の他方に音響レンズcを配置して
ある。音響レンズはレンズ部dとフラツトな肩部
eとを一体に形成されている。ケースfはレンズ
部のみを露出させてこれらにかぶせられている。
が、このようなものでは、振動子から放射された
音波がケースfの開口を形成する内壁により反射
され、この反射波が受信に際して振動子にキヤツ
チされて、最終イメージに虚像を生じる。
本考案は、このような反射を防ぐことができる
ばかりか、振動子の配列方向に直角な方向の音波
の減衰を最少にして、良質な最終イメージを得る
ことができる、改良された探触子を提供するもの
である。
以下本考案の探触子の一実施例を第2図にした
がつて説明する。
図面において、10は振動子を示している。振
動子は列状に配置されている。振動子の片面は吸
音材11に接着され、そして吸音材はアルミニウ
ムなどの台12に支持されている。音響レンズ1
3は振動子アレイの反射面に、接着剤層14およ
び音響インピーダンスの整合層15を介在して配
置されている。フレキシブル印刷配線板16がこ
のアツセンブリイの一側面に接着テープ21によ
つて固定されている。フレキシブル印刷配線板に
は各振動子にたいする導体を設けられていて、各
導体は振動子に蒸着された電極に接続されてい
る。他方、接地板17がアツセンブリイの反対側
面に配置されている。この接地板は全体を導体金
属によつてつくられていて、振動子のもうひとつ
の電極層に接続されている。
この探触子において、各振動子はアレイを形成
する方向と直角な方向の両端部に斜面10aが形
成されている。該斜面10aは各振動子10両端
部の厚みを接着剤層14との接合部分から端部に
至るに従い先細のテーパ状に狭める、すなわち振
動子両端部の厚みをしだいに薄くすることによつ
て形成されている。音響レンズは公知のこの種の
ものと同様にレンズ部13aを有している。
そして、レンズ部13aの両側に夫々設けられ
た肩部には凸状の曲面13bが設けられている。
その凸状曲面13bはレンズ部の表面に連続する
曲面に形成され、レンズ部の厚みとほぼ同じ厚み
をもたされている。
ケース18は端面を開放された箱形のものであ
る。このケース18には音響レンズ13の凸状曲
面13bが露出するように配置されている。すな
わち振動子アレイと音響レンズと吸音材と台とを
含むアツセンブリイはこのケースの開口部分に、
音響レンズの凸状曲面13bがレンズ部13aと
ともに開口端18aよりも外に突出するように配
置させられている。そして、レンズ13はケース
の開口端に接着剤19によつて固定され、アツセ
ンブリイの残る部分とケースとの間の空間にはシ
リコンゴムなどの充填剤20によつて満されてい
る。
このような探触子では、振動子アレイがフレキ
シブル印刷配線板および接地板を経由して接続さ
れた発振器によつて駆動されると、音波は整合層
およびレンズを通つて放射される。そして、その
エコーはレンズおよび整合層を経て振動子により
キヤツチされ、フレキシブル印刷配線板および接
地板を経て受信器に入力される。この場合音波の
放射に際して、音響レンズ13の各振動子10の
斜面10aと対応する両肩部には凸状曲面13b
が設けられ、その凸状曲面13bがケース18の
開口部より露出しているので、振動子10の斜面
10a側からの超音波が音響レンズ13の凸状斜
面13b側を通り、該凸状斜面13bの外方に放
射されることとなり、従来例のように振動子aか
らの超音波がケースfに当たつて反射されるのを
防止できる。さらに、音波の受発信に際して、音
響レンズは両肩部の凸状曲面13bがレンズ部1
3aに連続して形成されていることにより、凸状
曲面13bがレンズ部とほぼ同一な厚みとなり、
凸状曲面13bにおける音波の減衰がなく、前述
の如き音波が凸状曲面13b部分で反射されるの
を防止できることと相俟つて解像度のたかいイメ
ージを得ることができる。この点、公知の探触子
では、振動子が短柵状のものであつて、振動子の
エツジによる音響レンズの破損を防ぐために、レ
ンズの肩部が振動子の形状に対応して逆L字形断
面に形成されている。そして肩部の接続部分がき
わめて薄くなるので、レンズ全体の厚みを増大し
て強度を得ている。が、本考案による探触子で
は、前述のように、振動子の両端部に斜面10a
を形成し、レンズの肩部にレンズ部連続する凸状
曲面13bを形成してあるので、レンズ全体の厚
みが均一になり、超音波の減衰を小さくすること
ができるものである。
なお、以上述べた実施例において、音響レンズ
13は振動子10の斜面10aに対応する両肩部
に凸状曲面13bが形成されているが、該凸状曲
面13bの代わりとして斜面部、たとえば振動子
の斜面10aに沿うようにほぼ平行な斜面に形成
してもよい。
本考案の探触子は、以上述べた実施例にもある
ように、振動子がその配列方向に直角な方向の両
端部に斜面が形成され、音響レンズが振動子の斜
面に対応する両肩部をこれらの間にあるレンズ部
の延長となるように凸状曲面あるいは斜面部が形
成され、この両端をレンズ部とともに露出させて
ケースに収容してあるので、音響レンズの端部を
通る音波を最少の減衰でかつケースによる反射な
しに通らせることができ、それによつて解像度が
たかくかつ良質の最終イメージを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の探触子における振動子配列方向
に直交する方向の断面図である。第2図は本考案
の探触子における振動子配列方向に直交する方向
の断面図である。 10……振動子、10a……斜面、13……音
響レンズ、13a……レンズ部、13b……端
部、18……ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動子を列状に配列させた振動子アレイと、振
    動子における音波放射面側に設けられ、前棋振動
    子アレイを覆いかつレンズ部の両側に肩部を設け
    た音響レンズと、該音響レンズ及び前記振動子ア
    レイを保持するケースとを有する電子走査形超音
    波検査装置の探触子において、前記各振動子の配
    列方向に直角な方向の音波放射面側の両端部に斜
    面を形成し、前記音響レンズの表面の前記斜面と
    対応する両肩部に、レンズ部に連続させて形成し
    た凸状曲面、またはレンズ部に連続しかつ前記斜
    面部に沿つた平面をなす斜面部の何れか一方を設
    け、音響レンズの前記凸上曲面または前記斜面部
    をケース開口部より露出する位置に配置させたこ
    とを特徴とする電子走査形超音波検査装置の探触
    子。
JP18427182U 1982-12-07 1982-12-07 電子走査形超音波検査装置の探触子 Granted JPS5989258U (ja)

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JP18427182U JPS5989258U (ja) 1982-12-07 1982-12-07 電子走査形超音波検査装置の探触子

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JP18427182U JPS5989258U (ja) 1982-12-07 1982-12-07 電子走査形超音波検査装置の探触子

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Publication Number Publication Date
JPS5989258U JPS5989258U (ja) 1984-06-16
JPH02172Y2 true JPH02172Y2 (ja) 1990-01-05

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ID=30398592

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JP18427182U Granted JPS5989258U (ja) 1982-12-07 1982-12-07 電子走査形超音波検査装置の探触子

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6212870B2 (ja) 2013-01-28 2017-10-18 セイコーエプソン株式会社 超音波デバイス、超音波プローブ、電子機器および超音波画像装置
JP6175780B2 (ja) * 2013-01-28 2017-08-09 セイコーエプソン株式会社 超音波デバイス、超音波プローブ、電子機器および超音波画像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619989B2 (ja) * 1972-07-08 1981-05-11

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924235Y2 (ja) * 1979-07-25 1984-07-18 日本電波工業株式会社 超音波探触子
JPS588242Y2 (ja) * 1979-11-16 1983-02-15 横河電機株式会社 超音波探触子

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5619989B2 (ja) * 1972-07-08 1981-05-11

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JPS5989258U (ja) 1984-06-16

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