JPS6261500A - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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Publication number
JPS6261500A
JPS6261500A JP20059685A JP20059685A JPS6261500A JP S6261500 A JPS6261500 A JP S6261500A JP 20059685 A JP20059685 A JP 20059685A JP 20059685 A JP20059685 A JP 20059685A JP S6261500 A JPS6261500 A JP S6261500A
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JP
Japan
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piezoelectric vibrator
matching layer
matching
ultrasonic probe
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP20059685A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohei Sato
正平 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP20059685A priority Critical patent/JPS6261500A/ja
Publication of JPS6261500A publication Critical patent/JPS6261500A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉   。
本発明は、各種の測定器等に用いられる超音波探触子に
関する。
〈発明の概要〉 本発明による超音波探触子は、−面側に音響吸収体が設
けられた圧電振動子の他面側に設けられる音響整合層を
3層にするとともに、これら3曙のうち前記圧電振動子
に接している層(整合層)をアルミニウムによって構成
し、これにより帯域を広げることができるとともに1外
乱ノイズの影響を受けKくくすることができ、さらにI
OMHz以上の高域超音波周波数で発撮させるもののよ
うに厚さが薄いものでも外部からの衝撃に対して破壊さ
れにくくすることができるようにしたものである。
〈従来の技術〉 各種の測定器等に用いられる超音波探触子は、電圧を印
加されたときに発振する圧電振動子と、この圧電振動子
の裏面に設けられ、この圧電振動子の保持体となる音響
吸収体と、前記圧電振動子の表面に設けられ、この圧電
振動子と被測定物とを音響的にマツチングさせる音響整
合層とを備えて構成されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところでこのような超音波探触子において用いられてい
る従来の音響整合層は、約80μmの厚さを持つガラス
と約30μmの厚さを持つエポキシ樹脂とを重ね合せた
シ、これらのいずれか一方だけを用いたりしたものであ
るため、次に述べるような欠点があった。
(イ)音響整合層が1層または2層であるため、効率良
く帯域を広げることができない。
(ロ) 超音波探触子の前面(表面)をシールドしにく
いため、外乱ノイズの影響を受は易い。
七910 MHz以上の超音波探触子では、圧電振動子
および音響整合層が、共に薄くなるため機械的強度を強
くすることができない。
本発明は上記の点に鑑み、効率良く帯域を広げることが
できるとともに1外乱ノイズの影響を受けK<くするこ
とができ、さらKその機械的強度を強くすることができ
る超音波探触子を提供することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するため本発明による超音波探触子は
、圧電振動子と、この圧電振動子の一面側に形成される
音響整合層と、前記圧電振動子の他面側に形成される音
響吸収体とを備えた超音波探触子において、前記音響整
合層が3層の整合層からなり、かつこれら各整合層のう
ち前記圧電振動子に接している整合層をアルミニウムに
したことを特徴としている。
〈実施例〉 第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図において矢印入方向から見た矢視図である。
これらの図に示す超音波探触子は、浅い領域を検査する
場合には高い周波数で発振させてその分解能を向上させ
、また深い領域を検査する場合には低い周波数で発振さ
せて深部領域を検査し得るように、その帯域を広くした
ものであり、アレイ状に配置された圧電振動子lと、こ
の圧電振動子1の前面(上面)K設けられる音響整合層
11と、この音響整合層11の前面に設けられる音響レ
ンズ8と、前記圧電振動子1の下面に設けられる音響吸
収体9とを備えて構成されている。
各圧電振動子1は、各々縦振動における電気機械結合係
数が0.6〜0.7で、かつ音響インピーダンスが28
〜35 X 10’(MKS)のPZTKよって構成さ
れるものであシ、これら各圧電振動子1の上面および下
面には電極2,3が各々形成されている。
電極2.3は、各々前記圧電振動子1の上面および下面
に金などをスパッタリング形成したり、銀ペーストを焼
付は九υして形成し友ものであシ、複数の間隙10によ
って各圧電振動子1毎に、電気的にも、機械的にも互い
に分離されている。
この場合、この間[10は前記第1整合層5t−前記圧
電振動子1に半田付けした後で、ダイシングリ−によシ
形成される。なお、この間隙10は%振動子を構成した
後、これらをアレー状に配置するようKして形成しても
良い。
また、前記音響整合層11は前記圧電振動子1と被検査
物との間の音響インピーダンスをマツチングさせる等の
機能を持つものであシ、第1整合層5と、第2整合層6
と、第3整合層7とを備えて構成されている。
第1整合層5は第3図を参照して詳細に説明すると前記
圧電振動子IKよって得られる周波数の174波長の厚
さを持つアルミニウムからなる膚であシ、その下面側は
保護層5as半田層5bを介して前記圧電振動子IK接
着されている。
この場合、これら保flilit51L、半田層5bは
この第1整合層5の表面が、通常酸化アルミニウム(A
lzOs)によって覆われ、通常の半田付けでは、この
第1整合層5を前記電極2に接着することができないた
めに設けられるものであシ、次に述べるような工程によ
って形成される。
まず、逆スパッタリングによって第1整合層5の下面に
形成された酸化アルミニウムを除去する。
次いで、前記第1整合層5の下面に半田付けし易く、か
つ酸化しくくい金属(例えば、金、銅あるいはニッケル
等)によって保護膜5aをスパッタリング形成し、この
後この保fll[5aの下面または前記電極2の上面の
少なくともいずれか一方に半田メッキを施す。次いで、
前記電極2の上面に第11i合層5を重ね、これらを加
熱圧着することによって、これら電極2と第1整合層5
の保護層5aとの間に半田層5bを生成させ、この半田
層5bによってこれらを接着する。
また、前記第1整合N5の上には第2整合層6が接着さ
れている。
第2整合層6は、前記第1整合層5とほぼ同じ厚さくl
/4波長の厚さ)を持つ層であシ、タングステン、ある
いは酸化金属の粉末を混入させることにより、その音響
インピーダンスを5.5〜6.5X 10@(MKS 
)の範囲に増大させたエポキシ樹脂等によって構成され
ている。
また、この第2!I合層6上に接着される第3整合層7
は前記第1整合層5とほぼ同じ厚さく174波長の厚さ
)を持つものであり、音響インピーダンスが2.0〜3
.0X10’(MKS)の範囲にあるもの、例えばポリ
エチレンあるいはポリスチレン等によって構成され、そ
の上面には音響レンズ8が接着されている。
また前記音響吸収体9は、前記圧電振動子1の振動を吸
収するためのものであり、フェライトゴム等によって構
成されている。
またこの超音波探触子においては、電極2からリード線
を引き出す場合には、第1整合層5をリード線として兼
用して用い、また電極3からリード線を引き出す場合に
は、リード線4を用いるようになっている。
このようにこの実施例においては、音響整合層11を3
層にし、かつこれら各層のうち圧電振動子lに接着され
る層をアルミニウムによって構成したので、第4図の特
性曲線P3に示す如く11幾合の場合における特性曲線
P1および2Ri整合の場合における特性面11P2に
比べて帯域を広くすることができる。
なおこの場合、横軸は規格化周波数を示し、縦軸は20
 log (受信電圧/送信電圧)を示している。ただ
し、この縦軸の値は、規格化周波数が1.0のときにお
ける11整合層の超音波探触子の201og (受信電
圧/送信電圧)を°O″としたときの相対値である。
またこの実施例においては第1整合層5をアルミニウム
によって構成しているので、この第1整合層5によって
前面(第1図〜第3図においては上面)から入ってぐる
外乱ノイズを防ぐことができ、これによってこの超音波
探触子で受信波を解析したとき画像がみだれないように
することができる0 また、第1整合層5をアルミニウムによって構成してい
るので、従来のもの、つまシガラスや墨ポキシ等を用い
たものよυもその機械的強度を強くすることができる。
これによって10MHz以上で発振させるものなどのよ
りに圧電振動子および音響整合層の厚さが薄いものでも
外部からの価基に強いもOKすることができる。
さらにこの実施例においては、第1整合層5と圧電振動
子1とを半田付けによって接着するようにしているので
、第5図の表に示す如く、従来のもののように樹脂系の
接着剤を使用した場合に比べて第1整合層5の音響イン
ピーダンスにより近くすることができるとともに、第1
整合層5と電極2とを電気的に接続することができるの
で、接着による感度損失や帯域上の損失を極めて少なく
することができる。
また上述した実施例においては、圧電振動子1をアレー
状に配置した超音波探触子金側にとって本発明を説明し
たが、本発明はこのような超音波探触子の他にも圧電振
動子が1つの超音波探触子や、複数の圧電振動子が円環
状に配列された超音波探触子にも適用することができる
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、効率良く帯域を広
げることができるとともに、外乱ノイズの影響を受けに
くくすることができ、さらにその機械的強度を強くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1因は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図の矢印入方向から見た場合の矢視図、第3図は同実
施例の詳細な部分拡大斜視図、第4図は同実施例の効果
を説明するための特性因、第5図は同実施例の他の効果
を説明するための表を示す図である。 1・・・圧電振動子、5〜7・・・整合層、9・・・音
響吸収体、11・・・音響整合層。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧電振動子と、この圧電振動子の一面側に形成さ
    れる音響整合層と、前記圧電振動子の他面側に形成され
    る音響吸収体とを備えた超音波探触子において、前記音
    響整合層が3層の整合層からなり、かつこれら各整合層
    のうち前記圧電振動子に接している整合層をアルミニウ
    ムにしたことを特徴とする超音波探触子。
  2. (2)前記圧電振動子は、複数の振動子がアレー状に配
    置されたものである特許請求の範囲第1項記載の超音波
    探触子。
  3. (3)前記圧電振動子は、1個の振動子である特許請求
    の範囲第1項記載の超音波探触子。
  4. (4)前記各整合層のうち前記圧電振動子に接している
    整合層は、逆スパッタリングによつてその表面の酸化膜
    が除かれたのち、半田付けし易くするための酸化しにく
    い金属膜をスパッタリングして前記圧電振動子に半田付
    けされている特許請求の範囲第1項ないし第3項記載の
    超音波探触子。
JP20059685A 1985-09-12 1985-09-12 超音波探触子 Pending JPS6261500A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04293398A (ja) * 1991-03-22 1992-10-16 Nec Corp 電気音響変換器
JP2009285257A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Fujinon Corp 超音波トランスデューサ及び超音波探触子

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60235600A (ja) * 1984-05-08 1985-11-22 Shimadzu Corp 超音波探触子とその製造方法

Patent Citations (1)

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