JPH02172941A - p―ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法 - Google Patents

p―ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法

Info

Publication number
JPH02172941A
JPH02172941A JP63327147A JP32714788A JPH02172941A JP H02172941 A JPH02172941 A JP H02172941A JP 63327147 A JP63327147 A JP 63327147A JP 32714788 A JP32714788 A JP 32714788A JP H02172941 A JPH02172941 A JP H02172941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydroxybenzaldehyde
methanol
cresol
necessary
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63327147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2697055B2 (ja
Inventor
Akira Takeshita
明 竹下
Toru Tokumaru
徳丸 融
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP63327147A priority Critical patent/JP2697055B2/ja
Publication of JPH02172941A publication Critical patent/JPH02172941A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2697055B2 publication Critical patent/JP2697055B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、p−クレゾール又はp−クレゾール含有混合
物(以下p−クレゾール類という〉を酸素又は酸素含有
ガスで酸化して得られる反応混合物からp−ヒドロキシ
ベンズアルデヒドを分離・$1ml!するp−ヒドロキ
シベンズアルデヒドの製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉 p−ヒドロキシベンズアルデヒドは、有機化学工業にお
ける原料として重要で、染料、医薬品、農薬の製造に広
く使用されている。
従来、p−ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法とし
ては、p−クレゾール類をメタノール中で水酸化す) 
17ウム右よびコバルト化合物を含む触媒の存在下で酸
素または、酸素含有ガスで酸化する方法が知られている
(特開昭55−81832号、特開昭63−26443
5号公報)。またかかる方法による反応混合物からp−
ヒドロキシベンズアルデヒドを分離する方法としては、
p−ヒドロキシベンズアルデヒドをナトリウム塩として
晶析・分離するfiI製方法が知られている(特開昭6
2−22740号公報、特開昭63−216839号公
報)。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしこれ等の方法も未反応クレゾール類や、反応で副
生ずるバラヒドロキシベンジルメチルエーテル、その他
タール状物質などとの分離が悪く、バラヒドロキシベン
ズアルデヒドの回収率が低いことや、純度が低い等の問
題があった。
本発明者らはこれ等の問題点を解決すべく、鋭意研究を
続けた結果、本発明を完成するに至ったものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、p−クレゾール類をメタノール中で水酸化ナ
トリウムおよびコバルト化合物を含む触媒の存在下で酸
素または酸素台をガスで酸化して得られる反応混合物か
らp−ヒドロキシベンズアルデヒドを単離するにあたり
、上記反応混合物に水を加え、必要により濾過し、生じ
た液を加熱してメタノールを溜去し、次いでこの液をp
H=9〜11に中和し、必要により溶媒で抽出後、冷却
してp−ヒドロキシベンズアルデヒドをナトリウム塩の
形で晶析・分離することを特徴とするp −ヒドロキシ
ベンズアルデヒドの製造方法である。
更にまた本発明は、前記により分離したす) IJウム
の結晶を水に溶解し、必要により濾過し、鉱酸で中和し
てp−ヒドロキシベンズアルデヒドを晶析することを特
徴とするp−ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法で
ある。
本発明の前提となるp−クレゾール類の酸化は前記公知
の方法により容易に実施することができる。
本発明において出発原料として用いられるp−クレゾー
ル類は、p−クレゾール又はp−クレゾール含有混合物
であり、該混合物とは、m−クレゾール、0−クレゾー
ル等を含有する合成りレゾールあるいはコールタールよ
り分留されるクレゾール酸類等p−クレゾールを含有す
るクレゾール混合物であっても良いが、混合物を使用す
る場合はp−クレゾール含量が高い程好ましい。たとえ
ば、m/p混合クレゾールを使用する場合はm/p比4
0/60〜0.1・99.9の混合クレゾールを用いる
ことが好ましい。
本発明の分離・精製工程は、反応混合物に水を加える工
程■、必要より濾過する工程■、加熱してメタノールを
溜去する工程■、メタノール溜去後の液を鉱酸でpH−
9〜11に中和する工程■、必要により溶媒で抽出する
工程■、冷却してp−ヒドロキシベンズアルデヒドをナ
トリウム塩の形で晶析させる工程■、晶析した結晶を分
離する工程■、更に所望により分離した結晶を水に溶解
′rる工程■、必要より濾過する工程■、鉱酸により中
和する工程■、冷却してp−ヒドロキシベンズアルデヒ
ドを晶析・分離させる工程■より成っている。
以下、本発明の各工程について詳述する。
先ず、酸化反応混合物に水を加える工程のは、p−クレ
ゾール類に対して0.2〜20重量部、好ましくは1〜
10重量部になるように水を添加する。なお、この際p
−ヒドロキシベンズアルデヒドを晶析・分離した′a液
をこの目的のために使用することもできる。
次に必要により濾過する工程■は、生じた溶液を好まし
くは30〜100℃の温度に加温し、主としてタール成
分、触媒、シニー酸ソーダ等を分離する。この濾過分離
は通常のものが使用でき、濾過に際して、例えば濾過助
材を添加することも可能である。
次にメタノールを溜去する工程■は、通常温度50℃〜
100℃で行うのが好ましく、100℃を超える温度は
収率の低下をもたらすために避けるべきである。
次に中和する工程■は、鉱酸例えば硫酸、塩酸を用いて
pH=9〜11に中和し、クレゾール類、p−ヒドロキ
シベンジルメチルエーテル等を酸析する。中和温度は約
30〜100℃で行なうことが好ましい。
更に必要により行う溶媒抽出工程は、特に酸化反応原料
としてm/p混合クレゾールを用いた場合に、未反応m
−クレゾール等を分離する。該抽出工程で用いられる溶
媒としては、エチレンジクロライド、トリクロルエチレ
ン等の脂肪族のハロゲン化炭化水素類、モノクロルベン
ゼン、ジクロルベンゼン、モノクロルメチルベンゼン等
の芳香族ハロゲン化炭素水素類、メチルイソブチルケト
ン、メチルイソプロピルケトン等の脂肪族ケント類、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳s族s化水素類、n
−プロピルエーテル、イソプロピルエーテル、セカンダ
リ−ブチルエーテル等の脂肪族エーテル類、酢酸メチル
、酢酸エチル、酢酸ブチル等の脂肪酸エステル類を用い
ることができる。
これ等の抽出溶媒は単独又は2種以上を混合して用いる
ことが可能である。抽出溶媒の使用量は前記中和工程に
おける中和マスに対して0.05〜3.0重量倍用いて
実施することが可能であり、抽出回数は溶媒の使用量に
よっても異なるが、1〜4回の範囲で実施することが好
ましい。
抽出温度は無機塩の結晶が析出しない温度及び抽出溶媒
の沸点以下であれば特に制限されるものではないが好ま
しくは30℃〜100℃の範囲が好適である。
又抽出方法は、向流又は並流回分法、向流又は並流連続
法等いずれでも可能である。
次に、p−ヒドロキシベンズアルデヒドのナトリウム塩
の晶析工程■は、液温−20〜50℃の範囲内で、更に
好ましくは、0〜20℃の範囲で行うのが好ましい。
晶析した結晶の分離工程■は、通常の分離機が使用でき
る。所望により稀薄苛性ソーダ水溶液や冷水で洗滌する
ことも結晶の純度向上に効果的である。なお、■の抽出
工程を省略した場合、濾液からm−クレゾールを回収す
ることもできる。
次に、所望工程を実施にあたって、分離した結晶の水へ
の溶解工程■は、前記ナトリウム塩にpクレゾールに対
して約0.2〜20重量部、好ましくは1−10重量部
の水を加える。必要により行う濾過工程■は、前記溶液
を30℃〜100tに加温し、濾過助材として活性炭、
珪藻上等を加えて濾過する。
次に中和工程0は、鉱酸例えば硫酸・塩酸を用いて液の
pHが1〜8、好ましくは3〜7になるよう液性を見な
がら行われる。必要により中和後に活性炭添加処理や濾
過をして脱色することも可能である。
最後にp−ヒドロキシベンズアルデヒドの晶析・分離工
程■は、格別の方法を必要としない。
〈発明の効果〉 本発明の方法によれば、以上の分離・精製工程の結合に
より、酸化反応で生成したp−ヒドロキシベンズアルデ
ヒドをナトリウム塩の形で回収率90.0%以上で、又
p−ヒドロキシベンズアルデヒドを回収率85.0%で
収得することができる。
〈実施例〉 以下、実施例によって本発明を説明するが、本発明は、
これに限定されるものではない。
実施例−1 酸化反応 ガス導入管、温度計及び攪拌機を備えた11のオートク
レーブを用いて、m / p−混合クレゾール(mZp
比=3/7)180.5g、水酸化ナトリウム132.
6g、酢酸コバルト4水塩0゜12g及びメタノール2
81.6gから成る溶液を、75℃及び11000rp
で空気を用いて7kg / cd Gの圧力で酸化した
。10時間後に酸化をやめた。p−クレゾールの変換率
は、99.8%、p−ヒドロキシベンズアルデヒドの生
成収率は80.0%であり、m−クレゾール回収率は9
5゜3%であった。
分離工程 前記酸化反応溶液に水630gを加え、濾過し、液温゛
が100℃に達する迄加熱してメタノールを溜去した。
メタノールの溜去後に残った溶液を35%塩酸でpH1
Oまで中和し、10℃に冷却して、析出したp−ヒドロ
キシベンズアルデヒドのナトリウム塩の結晶を濾取し、
乾燥した。p−ヒドロキシベンズアルデヒドのナトリウ
ム塩2永和物の収量155.9g、純度98.0%であ
った。
次にナトリウム塩を水250gで溶解した。これに35
%塩酸をゆっくり加えて、液のpt−tを6にし、p−
ヒドロキシベンズアルデヒドを遊離させた。これを10
℃に冷却後濾取し、水洗した後乾燥させた。収量98.
6g、純度99.1%であった。
ナトIJウム塩晶析後の濾液にメチルイソブチルケトン
150gを加えて、2回m−クレゾールを抽出すると、
回収収率98.4%であった。
実施例−2 酸化反応 ガス導入管、温度計及び攪拌機を備えた11のオートク
レーブを用いて、純度99.7%のp −クレゾール1
81.0g、水酸化ナトリウム132゜6g、酢酸コバ
ルト4水塩G、12g及びメタノール281.6gから
成る溶液を、75℃及び1000 r pmで空気によ
って7 kg / cIIIG c7)圧力で酸化した
。10時間後に酸化をやめた。p −クレゾールの変換
率は99.7%、p−ヒドロキシベンズアルデヒドの生
成収率は80.5%であった。
分離工程 前記酸化反応溶液に水900gを混合し、液温が100
℃に達する迄加熱してメタノールを溜去した。メタノー
ルの溜去後に残った溶液を35%塩酸でpH1Oまで中
和し、10℃に冷却して、析出したp−ヒドロキシベン
ズアルデヒドのナトリウム塩の結晶を濾取し、乾燥させ
た。p−ヒドロキシベンズアルデヒドナトリウム塩2水
和物の収量223.4g、純度98,5%であった。
次にナトリウム塩を水360gで溶解し、35%塩酸を
ゆっくり加えて、液のpHを6にし、p−ヒドロキシベ
ンズアルデヒドを遊離させた。
これを10℃に冷却後濾取し、水洗した後乾燥させた。
収1141.8g、純度99.2%であった。
実施例−3 酸化反応 ガス導入管、温度計及び攪拌機を備えた12のオートク
レーを用いて、m/p−混合クレゾール(m/I)比=
3/7)180.5g、水酸化ナトリウム132.6g
、酢酸コバルト4水塩0.12g及びメタノール281
.6gから成る溶液を、75℃及び11000rpで空
気によって7kg/calGの圧力で酸化した。10時
間後に酸化をやめた。p−クレゾールの変換率は99.
8%、p−ヒドロキシベンズアルデヒドの生成収率ば8
0゜0%であり、m−クレゾールの回収率は95.3%
であった。
分離工程 前記酸化反応溶液に水630gを加え、濾過し、液温か
100℃に達する迄加熱してメタノールを溜去した。
メタノール溜去後に残った溶液を35%塩酸でpH10
に中和し、これにメチルイソブチルケトン100gを加
えて、3回抽出し、未反応m−クレゾールを回収した。
m−クレゾールの回収率は98.7%であった。
抽出機分液した水溶液を10℃に冷却して、析出したp
−ヒドロキシベンズアルデヒドのナトリウム塩の結晶を
濾取し、乾燥させた。p−ヒドロキシベンズアルデヒド
ナl−IJウム塩塩水水和物収量154.3g、純度9
8.7%であった。
次にナトリウム塩を水252gで溶解した。これに35
%塩酸をゆっくり加えて、液のpHを6にし、p−ヒド
ロキシベンズアルデヒドを遊離させた。これを10℃に
冷却後濾取し、水洗した後乾燥させた。収量98.0g
、純度99.3%であった。
実施例−4 酸化反応 ガス導入管、温度計及び攪拌機を備えた1iのオートク
レーブを用いて、純度99.7%のp−クレゾール18
1.0g、水酸化ナトリウム132.6g、酢酸コバル
ト4水塩0.12g及びメタノール281.6gから成
る溶液を、75℃及び11000rpで空気によって7
kg/cjGの圧力で酸化した。10時間後に酸化をや
めた。p −クレゾールの変換率は99.7%、p−ヒ
ドロキシベンズアルデヒドの生成収率は80,5%であ
った。
分離工程 前記酸化反応溶液に水900gを混合し、液温が100
℃に達する迄加熱してメタノールを層表した。
メタノールの層表後に残った溶液を35%塩酸でpH1
0に中和し、これにメチルイソブチルケトン150gを
加えて、2回抽出し未反応p−クレゾール、p−ヒドロ
キシベンジルメチルエーテル等を回収・除去した。抽出
機分液し、水溶液を10℃に冷却して、析出したp−ヒ
ドロキシベンズアルデヒドのす) IJウム塩の結晶を
濾取し、乾燥した。
p−ヒドロキシベンズアルデヒドナトリウム塩2永和物
の収量221.5g、純度98,8%であった。
次にナトリウム塩を水360gで溶解し、35%塩酸を
ゆっくり加えて、液のpHを6にし、p−ヒドロキシベ
ンズアルデヒドを遊離させた。これを10℃に冷却後濾
取し、水洗した後乾燥させた。
収量140.8g、純度99.5%であった。
(以下余白) 1゜ 2゜ 3゜ 手続補正書(自発) 事件の表示 昭和63年特許願第327147号 発明の名称 p−ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法補正をする
者 事件との関係  特許出願人 連絡先 k (06) 220−34045、補正の対
象 明細書の特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の■ 6、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙のとふり補正する
(2)明細書第3頁第12行及び第14行目にそれぞれ
記載の「パラヒドロキシ・ ・」をそれぞれ「p−ヒド
ロキシ・・・」と補正する。
(3)明細書第6頁第5行目に記載の「p−クレゾール
類」を「p−クレゾール」と補正する。
(5)明細書第9頁第1行〜第2行目に記載の「にp−
クレゾール」を削除する。
ω)明細書同頁第5行目に「に加温し、濾過助材として
」とあるを「に加湿し、脱色材又は濾過助材として」と
補正する。
以  上 別紙 特許請求の範囲 (1]  p−クレゾール類をメタノール中で水酸化ナ
トリウムおよびコバルト化合物を含む触媒の存在下で酸
素または酸素含有ガスで酸化して得られる反応混合物か
らp−ヒドロキシベンズアルデヒドを単離するにあたり
、上記反応混合物に水を加え、必要により濾過し、生じ
た液を加熱してメタノールを層表し、次いでこの液をp
H=9〜11に中和し、必要により溶媒で抽出後、冷却
してp−ヒドロキシベンズアルデヒドをナトリウム塩の
形で晶析・分離することを特徴とするp−ヒドロキシベ
ンズアルデヒドの製造方法。
稔)ユニクレゾール類としてm/p混合クレゾールを使
用し、pH=9〜11に中和後、溶媒抽出処理を行うこ
とを特徴とする請求項1に記載のp−ヒドロキシベンズ
アルデヒドの製造方法。
(3)分離した結晶を水に溶解し、必要により濾過し、
鉱酸で中和してp−ヒドロキシベンズアルデヒドを晶析
・分離することを特徴とする請求項1又は2のいずれか
に記載のp−ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法。
(以下余白)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)p−クレゾール類をメタノール中で水酸化ナトリ
    ウムおよびコバルト化合物を含む触媒の存在下で酸素ま
    たは酸素含有ガスで酸化して得られる反応混合物からp
    −ヒドロキシベンズアルデヒドを単離するにあたり、上
    記反応混合物に水を加え、必要により濾過し、生じた液
    を加熱してメタノールを溜去し、次いでこの液をpH=
    9〜11に中和し、必要により溶媒で抽出後、冷却して
    p−ヒドロキシベンズアルデヒドをナトリウム塩の形で
    晶析・分離することを特徴とするp−ヒドロキシベンズ
    アルデヒドの製造方法。
  2. (2)クレゾール類としてm/p混合クレゾールを使用
    し、pH=9〜11に中和後、溶媒抽出処理を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のp−ヒドロキシベンズア
    ルデヒドの製造方法。
  3. (3)分離した結晶を水に溶解し、必要により濾過し、
    鉱酸で中和してp−ヒドロキシベンズアルデヒドを晶析
    ・分離することを特徴とする請求項1又は2のいずれか
    に記載のp−ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法。
JP63327147A 1988-12-23 1988-12-23 p―ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法 Expired - Lifetime JP2697055B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63327147A JP2697055B2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 p―ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63327147A JP2697055B2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 p―ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02172941A true JPH02172941A (ja) 1990-07-04
JP2697055B2 JP2697055B2 (ja) 1998-01-14

Family

ID=18195837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63327147A Expired - Lifetime JP2697055B2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 p―ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2697055B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111470952A (zh) * 2020-04-30 2020-07-31 厦门中坤化学有限公司 一种采用选择性氧化间对混合甲酚制备高纯间甲酚的方法
CN113831228A (zh) * 2020-06-24 2021-12-24 中国石油化工股份有限公司 对羟基苯甲醛的催化合成方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222740A (ja) * 1985-07-19 1987-01-30 ヘキスト アクチェンゲゼルシャフト p−ヒドロキシベンズアルデヒドの単離法
JPS63301843A (ja) * 1986-12-17 1988-12-08 Sumitomo Chem Co Ltd パラヒドロキシベンズアルデヒドの精製法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222740A (ja) * 1985-07-19 1987-01-30 ヘキスト アクチェンゲゼルシャフト p−ヒドロキシベンズアルデヒドの単離法
JPS63301843A (ja) * 1986-12-17 1988-12-08 Sumitomo Chem Co Ltd パラヒドロキシベンズアルデヒドの精製法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111470952A (zh) * 2020-04-30 2020-07-31 厦门中坤化学有限公司 一种采用选择性氧化间对混合甲酚制备高纯间甲酚的方法
CN113831228A (zh) * 2020-06-24 2021-12-24 中国石油化工股份有限公司 对羟基苯甲醛的催化合成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2697055B2 (ja) 1998-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02172941A (ja) p―ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法
US2393352A (en) Manufacture of fumaric acid
JP2697054B2 (ja) p―ヒドロキシベンズアルデヒドの製造方法
CN113264823B (zh) 提高癸二酸稳定性的方法
JP2697056B2 (ja) p―ヒドロキシベンズアルデヒドの製造法
JPH0248543A (ja) P,p´−ビフェノールの精製方法
JP2001039913A (ja) ビナフトールの精製方法
JPS61106535A (ja) 安息香酸の回収法
JPS6348261A (ja) ビスフエノ−ルスルホン類の精製方法
US1908817A (en) Process for isolating and purifying hydroquinone
JP2618433B2 (ja) 粗4‐アミノフエノールの精製方法
JPS62242644A (ja) アルキルフエノ−ル類の酸化方法
JPH0446253B2 (ja)
JPS6339831A (ja) ジヒドロキシナフタレンの精製方法
JP2874281B2 (ja) ビフェニル―4,4’―ジオールの分離精製方法
JP2899927B2 (ja) 精製テレフタル酸の製造方法
US4562264A (en) Process for the recovery of five-membered ring dicarboxylic acid anhydrides
JPH0267239A (ja) 2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパンの精製法
JPH0217152A (ja) ジフェニルフタレート類の精製方法
JPS5896035A (ja) フロログルシンの精製方法
JPH0327342A (ja) シコニンの製造方法
JPH0764777B2 (ja) パラヒドロキシベンズアルデヒドの精製法
JP2907523B2 (ja) 桂皮酸類の製造方法
JPS63154644A (ja) アシロキシ安息香酸の製造方法
JPS622576B2 (ja)