JPH02172824A - アルカリ又はアンモニウム金属酸塩水溶液の精練方法 - Google Patents

アルカリ又はアンモニウム金属酸塩水溶液の精練方法

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JPH02172824A
JPH02172824A JP1283177A JP28317789A JPH02172824A JP H02172824 A JPH02172824 A JP H02172824A JP 1283177 A JP1283177 A JP 1283177A JP 28317789 A JP28317789 A JP 28317789A JP H02172824 A JPH02172824 A JP H02172824A
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alkali
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ローベルト、クリスマー
Hugo Dr Ortner
フーゴー、オルトナー
Peter Dr Wilhartitz
ペーター、ウイルハルテイツツ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクロム、モリブデン又はタングステンのイソポ
リ陰イオンを含むアルカリ又はアンモニウム金属酸塩水
溶液を適当なp H値に調整することによって陽イオン
及び難溶性水酸化物の形にし、次いで分離する形式のア
ルカリ又はアンモニウム金属酸塩水溶液を不純物から精
練する方法に関する。
〔従来の技術] 不純物を精練処理したクロム、モリブデン又はタングス
テンのイソポリ陰イオンを含むアルカリ及びアンモニウ
ム金属酸塩水溶液は高純度金属のクロム、モリブデン又
はタングステンを得るのに極めて重要である。
選鉱過程において阻止することのできない不純物から有
用な金属又は有用な金属溶液を分離する一連の方法及び
精練技術はすでに堤寓されている。
これらの精練技術の一つは重クロム酸カリウム、パラタ
ングステン酸アンモニウム又はニモリブデン酸アンモニ
ウムのような中間生成物の多重再結晶法である。ドイツ
連邦共和国特許第2722615号明細書には例えばニ
モリブデン酸アンモニウムの多重再結晶法が記載されて
いる。ドイツ連邦共和国特許出願公開第3601304
号明細書には有用な金属を最後にヘキサメチレンテトラ
ミンを添加することによって沈殿させる高純度パラタン
グステン酸アンモニウムの製法が記載されている。
この種の精練技術の欠点は、結晶格子内に一緒に組込ま
れ、その結果排除することの困難な不純物が共沈するこ
とである。
もう一つの重要な精練技術は有機液相への有用金属又は
を用金属化合物の抽出であり、この場合不純物は水相中
に残る。ドイツ連邦共和国特許出願公開第283445
2号明細書には例えばこのようにして高純度のパラタン
グステン酸アンモニウム溶液を製造することが記載され
ている。ドイツ連邦共和国特許第2929952号明細
書によれば、不純化されたタングステン酸アルカリ金属
水溶液から抽出剤としてのトリイソオクチルアミンを用
いてタングステンイオンを抽出する。ドイツ連邦共和国
特許出願公開第2852198号明細書には、この精練
技術により高純度の酸化クロムを獲得する方法が記載さ
れている。
この精練技術の欠点は、液−液抽出ごとに一定の分配平
衡が生じ、これにより不純物の排除可能性が制限される
ことである。従って高純度のを用な金属又は有用な金属
化合物を得るには精練のためにこの処理工程を頻繁に繰
り返さなければならない。
第3の存意義な精練方法は、陰イオン吸収固相又は陰イ
オン交換樹脂によって、有用金属を最終的に陰イオンの
形で水溶液から分離する方法である。ドイツ連邦共和国
特許出願公告第2345673号明細書には、例えば活
性炭を陰イオン吸収固相として使用する高純度の三酸化
モリブデンの製法が記載されている。ドイツ連邦共和国
特許出願公告第2801067号明細書では、純粋なヘ
プタモリブデン酸アンモニウムを製造するために陰イオ
ン交換樹脂を使用している。これらの精練技術では何回
も陰イオン交換工程を行った後更に1回溶液の陽イオン
による後精練を実施する。ドイツ連邦共和国特許出願公
告第2558160号明細書には、陽イオンによる後精
練にキレート形成陽イオン交換樹脂を使用して高純度の
モリブデン酸アンモニウムを得るこの種の精練技術が記
載されている。
この精練方法の欠点は、陰イオン交換工程で有用金属を
保留しなければならないことから、極めて大きな容量の
陰イオン交換媒体を必要とすることである。陽イオン交
換工程は唯一の精練工程としては使用することができな
い、これは陰イオン交換工程に後続してのみ行い得るも
のである。それというのも公知の陽イオン交換樹脂の容
量では、不純物を受は入れるにはあまりにも小さすぎる
からである。さらにこの精練方法では、良好な収量を得
るために経費の嵩む電流比の最適化処理が必要である。
従来公知のすべての精練方法に云えることは、技術的に
費用が嵩み従ってコスト高−となることである、更に公
知方法の利用可能性は、有用金属としてのクロムに対し
てもまたモリブデン及びタングステンに対しても問題を
有する。なぜならこれらの方法は、当該有用金属との関
連において通常著しく異なる処理条件を必要とするから
である。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の課題は、イソポリ陰イオンを含むアルカリ又は
アンモニウム金属酸塩水溶液を適当なpH値に調整する
ことによって陽イオン及び難溶性水酸化物の形にし、次
いで分離することよりなる前記の水溶液を精練するため
の極めて簡単な方法を提供することにある。この場合こ
の方法はこれを著しく変えることなく同じように良好に
、有用金属としてのクロム、モリブデン更にはタングス
テンに対しても使用することができ、またこの場合陽イ
オン及び難溶性水酸化物の形での不純物の分離を濾過又
は陰イオン交換工程の前処理なしに行うことができるよ
うにするものである。
〔課題を解決するための手段] この課題は本発明によれば、不純化溶液に繊維状の陽イ
オン吸収物質を加え、平衡状態になるまで撹拌すること
、及び引続きこの溶液を濾過して不純物の付着した固体
物質を分離し、その際これらの工程を選択的に1回又は
数回繰り返すことによって解決される。
〔作用効果〕
不純化された溶液に繊維状の陽イオン吸収物質を添加す
ることによって、陽イオン及び難溶性水酸化物の形で水
溶液中に存在する不純物を、この物質による陽イオンの
吸収及び難溶性水酸化物の吸着により同時に補集するこ
とを容易に達成することができる。水溶液からの不純物
の分離は、同様に繊維状物質を単に濾別することによっ
て達成される。
この工程を1回実施するだけですでに、その後精練工程
を行うことなく高純度のクロム、モリブデン又はタング
ステンのイソポリ陰イオンを含むアルカリ又はアンモニ
ウム金属酸塩水溶液を得ることができる。これらはその
純度において多くの使用目的に対して十分満足のいくも
のである。特殊な用途にあって純度を更に高めなければ
ならない場合には、この方法工程を1回〜数回繰り返す
ことによってこの目的を達成することができる。この精
練方法の他の利点は、この方法を本質的に変えることな
く、単にpH値を適合させるだけでを用金属としてのク
ロムに対してもまたモリブデン及びタングステンに対し
ても使用することができることである。
この方法の特に有利な実施JIJi様では、繊維状の陽
イオン吸収物質としてキレート形成基を有するセルロー
スを使用する。キレート形成基によってセルロースの極
めて良好な陽イオン吸収作用が達成される0例えばリー
デル・デ・へ−7(Riedelde Hiien)社
のセルロース“ハイファン°’  (lyphan−商
品名)は、本発明方法にとって極めて適切なキレート形
成基含有セルロースである。キレート形成基を含まない
純粋なセルロースも同様に通している。しかしその陽イ
オン吸収作用はキレート形成基を有するセルロースに比
べて極めて僅かであることから、すべての元素に対して
同じ高純度を達成することはできない。
本発明の別の有利な実施態様では、本方法を1段階で実
施するが、その際水溶液のpH値を10〜12.5に調
整し、本方法工程を選択的に繰り返す場合にもこの調整
したpH4fiを維持する。
1段階法としての本方法の実施はP、AI、Nb、■ 
又はTaのような特定の不純物が不純化された溶液中に
存在しないか又は許容量でのみ存在することが分かって
いる場合に特に有利である。
本発明の他の有利な実施態様では本方法を2段階で行う
が、この場合第1段階では水溶液をpH値7.5〜9に
調整し、工程a)〜C)を行った後得られた溶液を第2
段階でpH値11〜12.5に調整し、その後更に繰り
返し工程a)〜C)を実施する。
2段階法としての本方法の使用は、不純物の広範囲の分
離に存効であり、これは溶液中にどのような不純物が存
在するのか明らかでない場合に、或はまた特定の不純物
、特にP、、AI、Nb、V又はTaなどが許容し得な
い量で含まれていることが分かっている場合に有利に使
用される。
クロム酸アルカリ及び重クロム酸アルカリ水溶液の精練
に2段階法を使用する場合には、水溶液を第1段階でp
H値8にまた第2段階でpH値11.5に調整する。
イソポリ陰イオンを含むタングステン酸アルカリ又はタ
ングステン酸アンモニウム水溶液の精練並びにイソポリ
酸陰イオンを含むモリブデン酸アルカリ又はモリブデン
酸アンモニウム水溶液の精練に2段階法を使用する場合
には、水溶液を第1段階でpH値8.5に、また第2段
階でpH値12に調整する。
これらのpH値に調整した場合、繊維状陽イオン吸収物
質としてセルロース“ハイファン゛を使用して、最高の
収量が不純物の分離に際して得られる。
2段階法の他の有利な実施態様では、第1段階で水溶液
に難溶性水酸化物を形成する金属イオンを添加する。そ
の際インジウムを添加することが特に有利であることが
判明した。難溶性水酸化物を生じる金属イオンを意図的
に添加することによって不純物の難溶性水酸化物の形成
が促進され、これにより精練工程は短縮される。
難溶性水酸化物を形成するこの種の金属イオン例えばイ
ンジウムの添加は、1段階法の場合にも有利である。し
かしこの場合、請求項1に記載した工程a)及びb)を
少なくとも1回は繰り返すことが必要である。
[実施例] 本発明を図面及び実施例に基ヴき以下に詳述する。
第1図は、1段階又は2段階精練法のモリブデン酸ナト
リウム溶液、モリブデン酸アンモニウム溶液、タングス
テン酸ナトリウム溶液又はタングステン酸アンモニウム
溶液の精練に対応する系統図である。
1段階法ではNaOH,NH401(又はHCIの添加
によって精練すべき溶液のp H値を12に調整する。
精練すべき溶液を調整しなければならないpH値は、添
加される繊維状陽イオン吸収物質及び分離すべき不純物
によって決定される。最適p H値(これは1段階法で
繊維状陽イオン吸収物質としてセルロース“ハイファン
°°を使用する場合12である)を調整することによっ
て、不純物の分離に際して最大収量を達成することがで
きる。最適pH値を若干外れたpH値での精練も原理的
にはなお可能である。しかしこの場合収量は著しく劣化
する。pH値を調整した後、撹拌しながら溶液に繊維状
陽イオン吸収物質としてのセルロース゛ハイファン′°
並びに硝酸インジウムを添加する。セルロース“ハイフ
ァン°“は、溶液中に陽イオン及び難溶性水酸化物の形
で存在する不純物を吸収及び吸着する。硝酸インジウム
の添加は溶液中における難溶性水酸化物の形成を促進す
る。
撹拌は、溶液と吸収及び吸着された不純物を付着したセ
ルロース”ハイファン°゛とが平衡状態になるまで続け
る。
平衡が生じた後溶液を濾過し、これにより不純物の大部
分を付着したセルロース゛ハイファン□”を分離する。
最後の2工程は分離した不純物の収量を高めるため場合
によっては1回〜数回繰り返す。その際溶液のpH値が
著しく変化している場合には、これを元の調整された値
12に新たに調整することも可能である。
2段階法では、1段階法の場合と同様に経過する第2精
練工程の前に第1精練工程を実施する。
この第1精練工程では精練すべき溶液をNaOH1NH
,OH又はHCIの添加によってpHH値、5に調整し
、その後1段階法と同様にして個々の処理工程を実施す
る。
第2図及び第3図はモリブデン粗物質の選鉱用系統図及
びタングステン粗物質の選鉱用系統図であり、選鉱過程
のそれぞれの帯域で本発明による精練方法を選択的に使
用することができる。
史−1 タングステン100gに相当するタングステン酸ナトリ
ウムの水溶液をHCI又はNaOHでpHH値、5に調
整する。この溶液に撹拌しながらセルロース“ハイファ
ン°゛の水性懸濁液を加える。
その量は、得られたタングステン酸ナトリウム溶液がタ
ングステン100g当たりセルロース1.5〜3gを含
むように調整する。30分間撹拌した後、溶液に硝酸イ
ンジウムを加え(これによりセルロースに対しインジウ
ム1〜2重量%の含有量となる)、更に15分間撹拌す
る。引続き不純化したセルロースを濾別する。タングス
テン酸ナトリウムの得られた清澄な溶液をNaOHでp
HH値1に調整し、新たにタングステン100g当たり
セルロース“ハイファン゛°1.5〜3gを加え、更に
30〜60分間撹拌する。濾過した後p H値をチエツ
クし、溶液にセルロース“ハイファン°。
を加え、30〜60分間撹拌し、濾過する。
精練前と精練後の不純物含有量を比較した結果を第1表
に示す、すべての値はタングステン(W)に対するμg
/g (ppm)で表されている。
元素 処理前 AI  26.5 Ba27.5 Ca  21.3 Co  10.3 Cr  11.9 Cu  21.8 Fe30.5 Mg12.5 Mn  10.8 メーニL−友 処理後  元素 0.5   Ni o、2P <0.1   Sr <0.I   Th <0.01   Ti <0.I   U <0.1.Zn <0.02   Zr 処理前 処理後 28.3  <0.3 10.3  1.5 20.5  0.65 33.1  <0.1 20.3  0.2 3.5  <0.1 0.3<0.01 10.3  <0.05 ■−I モリブデンloogに相当するモリブデン酸ナトリウム
の水溶液をNaOHでpHH値1.5に調整する。この
溶液に撹拌しながらセルロース“ハイファン”の水性懸
濁液を加える。その量は、得られたモリブデン酸ナトリ
ウム溶液がモリブデン100g当たりセルロース1.5
〜3gを含むように設定する。30分間撹拌した後、溶
液に硝酸インジウムを加え(これによりセルロースに対
しインジウム1〜2重量%の含有量となる)、更に15
分間撹拌する。引続き不純化したセルロースを濾別する
。モリブデン酸ナトリウムの得られた清澄な溶液に新た
にモリブデン100g当たりセルロース“ハイファン”
1.5〜3gを加え、更に30〜60分間撹拌し、濾過
する。
精練前と精練後の不純物含有量を比較した結果を第2表
に示す、すべての値はモリブデン(Mo)に対するμg
/g (ppm)で表されている。
男−」L−表 元素 処理前 処理後  元素 処理前 処理後Ba 
 20.3  2    Mn  13.8  <0.
01Ca  61.3  1.5   Ni  19.
2  <0.3Co  11.9  <0.1   S
r  19.8  <0.ICr  21.8  <0
.01   Ta  20.3  1.8Cu  2B
、4  0.6   Ti  15.2  <0.05
Fe  315  <0.I   Zn  0.72 
 <0.01Mg  16.5  <0.02   Z
r  47.5  <0.1±−主 クロム100gに相当するクロム酸ナトリウムの水溶液
をNaOHでpHH値、0に調整する。この溶液に撹拌
しながらセルロース“ハイファン゛の水性懸濁液を加え
る。その量は、得られたクロム酸ナトリウム)容器がク
ロム100g当たりセルロース1.5〜3gを含むよう
に設定する。30分間撹拌した後、溶液に硝酸インジウ
ムを加え(これによりセルロースに対しインジウム1〜
2重量%の含有量となる)、更に15分間撹拌する。引
続き不純化したセルロースを濾別する。クロム酸ナトリ
ウムの得られた清澄な溶液をNaOHでρH(!11.
5に調整し、新たにクロム100g当たりセルロース“
ハイファン゛1.5〜3gを加え、更に30〜60分間
撹拌し、濾過する。精練前と精練後の不純物含有量を比
較した結果を第3表に示す。すべての値はクロム(Cr
)に対するμg/g(ppm)で表されている。
員−主一人 元素 処理前 処理後  元素 処理前 処理後Al 
 10   <0.5   N+  10   <0.
03Ca  10   <0.I   P   30 
  2.5Co  10   <0.I   Pb  
10   <0.5Cu  10   <0.I   
Th  10   <0.IFe  10   <0.
I   Ti  10   0.ILa  10   
<0.5   Zn  10   0.05Mg  1
0   <0.02   Zr  10   <0.O
5Mn  10   0.03
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による1段階又は2段階精練法の系統図
、第2図はモリブデン粗物質の選鉱に関する系統図、第
3回はタングステン粗物質の選鉱に関する系統図である
。 鴨1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)クロム、モリブデン又はタングステンのイソポリ陰
    イオンを含むアルカリ又はアンモニウム金属酸塩水溶液
    を適当なpH値に調整することによって陽イオン及び難
    溶性水酸化物の形にし、次いで分離する形式のアルカリ
    又はアンモニウム金属酸塩水溶液を不純物から精練する
    方法において、 a)不純化溶液に繊維状の陽イオン吸収物質を加え、平
    衡状態になるまで撹拌し、 b)この溶液を濾過して、不純物の付着した固体物質を
    分離し、 c)選択的にa)工程及びb)工程を1回又は数回繰り
    返す ことを特徴とするクロム、モリブデン又はタングステン
    のイソポリ陰イオンを含むアルカリ又はアンモニウム金
    属酸塩水溶液の精練方法。 2)繊維状の陽イオン吸収物質としてキレート形成基を
    有するセルロースを使用し、水溶液をpH値10〜12
    .5に調整することを特徴とする請求項1記載の精練方
    法。 3)方法を1段階で行い、その際水溶液をpH値10〜
    12.5に調整し、調整したpH値をc)工程でも維持
    することを特徴とする請求項2記載の精練方法。 4)方法を2段階で行い、その際第1段階で水溶液をp
    H値7.5〜9に調整し、a)〜c)工程を実施した後
    に得られた溶液を第2段階でpH値11〜12.5に調
    整し、その後更にa)〜c)工程を繰り返して行うこと
    を特徴とする請求項2記載の精練方法。 5)水溶液を第1段階でpH値8に、また第2段階でp
    H値11.5に調整することを特徴とする請求項4記載
    のクロム酸アルカリ及び重クロム酸アルカリ水溶液の精
    練方法。 6)水溶液を第1段階でpH値8.5に、また第2段階
    でpH値12に調整することを特徴とする請求項4記載
    のイソポリ陰イオンを含むタングステン酸アルカリ又は
    タングステン酸アンモニウム水溶液の精練方法。 7)水溶液を第1段階でpH値8.5に、また第2段階
    でpH値12に調整することを特徴とする請求項4記載
    のイソポリ陰イオンを含むモリブデン酸アルカリ又はモ
    リブデン酸アンモニウム水溶液の精練方法。 8)第1段階で水溶液に難溶性水酸化物を形成する僅少
    量の金属イオンを添加することを特徴とする請求項4な
    いし7の1つに記載の精練方法。 9)金属イオンとしてインジウムをセルロースに対して
    1〜2重量%の量で添加することを特徴とする請求項8
    記載の精練方法。
JP1283177A 1988-11-10 1989-11-01 アルカリ又はアンモニウム金属酸塩水溶液の精練方法 Pending JPH02172824A (ja)

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