JPH0217136A - クロロフルオロプロパン類の製法 - Google Patents

クロロフルオロプロパン類の製法

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JPH0217136A
JPH0217136A JP63165957A JP16595788A JPH0217136A JP H0217136 A JPH0217136 A JP H0217136A JP 63165957 A JP63165957 A JP 63165957A JP 16595788 A JP16595788 A JP 16595788A JP H0217136 A JPH0217136 A JP H0217136A
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Shinsuke Morikawa
森川 真介
Shunichi Samejima
鮫島 俊一
Masaru Yoshitake
優 吉武
Shin Tatematsu
伸 立松
Toshihiro Tanuma
敏弘 田沼
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はクロロフルオロプロパン類の製法に関するもの
である。
[従来の技術及び課題] クロロフルオロプロパン類の合成ルートとしては、より
塩素原子の多いクロロフルオロプロパンのフッ素化が原
料の入手等の点で好適である5例えば、1.1.1.3
.3−ペンタクロロ−2,2−ジフルオロプロパン(C
C1zcFtcHc12:  沸点= 174℃)は既
知の入手可能な化合物であり、このものは従来からの触
媒、例えば5bFiC12触媒の存在下に液相で、tな
、活性炭触媒、酸化クロム触媒または酸化アルミニウム
触媒等の存在下で気相でフッ素化できることが知られて
いる。しかしこれらの触媒はフッ素化活性、寿命の点で
必ずしも充分な特性を有していない。
[課題を解決するための手段] 而して、本発明者は酸化アルミニウムを主体に種々の複
合酸化物系触媒を鋭意検討した結果、特定割合の酸化ク
ロム/酸化アルミニウム/酸化マグネシウム系触媒が耐
久性に優れ、かつ触媒の酸塩基性の制御が容易であるた
めフッ化水素供給量に応じて逐次的に塩素がフッ素へ置
換していくことを見いだし、本発明を提供するに至った
ものである。
すなわち、本発明はペンタクロロジフルオロプロパン(
C3HC16F2:  R222)を、酸化物重量基準
で50〜90%の酸化アルミニウムを含有し、且つ酸化
クロムに対し酸化物重量基準で1〜30%の酸化マグネ
シウムを含有する酸化クロム/酸化アルミニウム/酸化
マグネシウム系触媒の存在下で気相においてフッ化水素
によりフッ素化すること乞特徴とするクロロフルオロプ
ロパン類の製法を新規に提供するものである。
以下、本発明の詳細について、実施例とともに説明する
本発明の触媒は酸化アルミニウム50〜90%(酸化物
重量基準、以下同じ)、好ましくは60〜80%を含有
する。酸化マグネシウムは酸化クロムに対して1〜30
%、好ましくは2〜20%の割合で含有される。
本発明の触媒を調製するには、上記3成分を均質に分散
できる方法であればいずれの方法でも採用可能である0
例えば、共沈法、混線法が挙げられる。特に好ま・しく
け、アルミニウム、マグネシウムおよびクロムの塩の水
溶液から水和物を共沈させる方法、あるいは水酸化アル
ミニウムや水酸化クロムのケーキ(含水量50〜85%
)とマグネシウム化合物を、ボールミル、ホモジナイザ
ーなどで混線、摩砕する方法である。水酸化アルミニウ
ムは、硝酸塩、硫酸塩などの無機塩類の水溶液からアン
モニア水、尿素などを用いて沈澱させたもの、アルミニ
ウムイソプロポキシドなどの有機塩類の加水分解により
調製したものなどいずれも採用できる。水酸化クロムは
、Crysを還元して調製したもの、Cr”の塩から沈
澱させたものなどいずれも採用可能である。マグネシウ
ム成分についても同様である。また、酸化アルミニウム
や酸化クロムとマグネシウム化合物を単に混合する方法
も、簡便な方法として例示されるが、均質分散の点では
効果は小さい。
水和物の状態にある触媒は、120〜150℃で乾燥し
た後、通常300〜600℃、好ましくは350〜45
0°Cで焼成するのが好ましい。
本発明においては触媒の活性化を施すのが望ましく、通
常100〜450℃、好ましくは200〜350°Cで
フッ素化処理を施すことにより目的を達成できる。また
、フッ素化反応系内で活性化しても良いし、フッ素化炭
化水素との加熱処理によっても行い得る。
フッ素化反応は気相中室圧もしくは加圧下で、150〜
550°C1特に好ましくは300〜450℃の温度範
囲で行なうことが適当である。
フッ化水素とR−222の割合は大幅に変動させ得る。
しかしながら、通常、化学量論量のフッ化水素を使用し
て塩素原子を置換する。出発物質の全モル数に対して、
化学量論量よりかなり多い量、例えば4モルまたはそれ
以上のフッ化水素を使用し得る。
接触時間は、通常0.1〜300秒、特に好ましくは5
〜30秒である。
触媒活性維持のため、酸素または塩素をR−242に対
して0.1〜10%共存させることが好ましい。
以上の如く、本発明はペンタクロロジフルオロプロパン
(R−222)を気相フッ素化することによりテトラク
ロロジフルオロプロパン(R−223)、トリクロロテ
トラフルオロプロパン(R−224)、ジクロロペンタ
フルオロプロパン(R−225)等のクロロフルオロプ
ロパン類を製造する方法を提供するものである。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を示す。
調製例 1.100gの特級試薬A t (N03) 3・9H
20,125gのCr (N03) 3 ・9 N20
と40gのM g (N03) 2 ・6 N20を2
.5Qの水に溶解し、これと28重量%の水酸化アンモ
ニウムの水溶液2.000gを攪拌しながら、加熱した
49の水に添加して水酸化物の沈殿を得た。これをP別
し、純水による洗浄および乾燥を行なった後、450℃
で5時間焼成して酸化物の粉末を得た。これを打錠成型
機を用いて直径5III11、高さ5mの円筒状に成型
した。こうして得た触媒を反応前にフッ化水素/窒素の
混合ガス気流中、200〜400″Cでフッ素化して活
性化した。
実施例 1 内径2.54cm、長さ100cmのインコネル600
製U字型反応管に調製例で示したように調製したフッ素
化触媒200−を充填した反応管をフッ素化反応器とし
た。350″Cに保持した反応器にガス化させた]、 
1.1.3.3−ペンタクロロ−2,2−ジフルオロプ
ロパンを50m1/分で、酸素を2d/分で、フッ化水
素を100d/分で供給し反応させた0反応物は一78
°Cに冷却したトラップに捕集した。捕集物の酸分を除
去した後、ガス組成をガスクロ及び19F −N MR
を用いて分析した結果を第1表に示す。
第1表 実施例 2 ガス化させた1、 1.1.3.3−ペンタクロロ−2
,2−ジフルオロプロパンを80m1+/分で、酸素を
2−7分で、フッ化水素を80−7分とし、反応温度を
300℃とする他は実施例1と同様の条件で反応を行な
った0反応物は一78℃に冷却したトラップに捕集した
。捕集物の酸分を除去した後、ガス組成を分析した。結
果を第2表に示す。
第2表 第3表 比較例 1 内径2.54cm、長さ100cmのインコネル600
製U字型反応管にCr (NO3) 3・9H20を1
00gだけ2.59の水に溶解させる他は調製例と同様
の条件で調製した触媒200−を充填しフッ素化反応器
とした。これを320″Cに保持し、ガス化させた1、
 1. I、 3.3−ペンタクロロ−2,2−ジフル
オロプロパンを100aQ/分で、酸素を2@g/分で
、フッ化水素を100atQ/分で供給し、反応させた
8反応物は一78゛Cに冷却しなトラップに捕集した。
捕集物の酸分を除去した後、組成を分析した結果を第3
表に示す。
[発明の効果] 本発明は実施例に示した如く、従来入手が困難であった
R−225、R−224およびR−223を、R−22
2を出発原料として高収率で製造し得るという効果を有
する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ペンタクロロジフルオロプロパン(C_3HCl_
    5F_2:R−222)を、酸化物重量基準で50〜9
    0%の酸化アルミニウムを含有し且つ酸化クロムに対し
    酸化物重量基準で1〜30%の酸化マグネシウムを含有
    する酸化クロム/酸化アルミニウム/酸化マグネシウム
    系触媒の存在下で気相においてフッ化水素によりフッ素
    化することを特徴とするクロロフルオロプロパン類の製
    法。 2、フッ素化反応を気相中常圧もしくは加圧下で、15
    0〜550℃の温度範囲で行なう請求項1に記載のフッ
    素化方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02207043A (ja) * 1989-02-06 1990-08-16 Asahi Glass Co Ltd ジフルオロメチレン基を有するプロパンの製造法
CN1036777C (zh) * 1993-08-24 1997-12-24 中国科学院上海有机化学研究所 一种氢氟卤烃和氢氟烃的气相催化生产方法
KR20010083786A (ko) * 2001-04-02 2001-09-03 김권헌 양발바닥 마사지용 발판에 열을 가감토록 담아 만든 한쌍의 작은 조약돌 발판과 이의 제작방법.

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KR20010083786A (ko) * 2001-04-02 2001-09-03 김권헌 양발바닥 마사지용 발판에 열을 가감토록 담아 만든 한쌍의 작은 조약돌 발판과 이의 제작방법.

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