JPH02169564A - 2―クロロ―4―メチルスルホニル―m―キシレン及びその製法 - Google Patents

2―クロロ―4―メチルスルホニル―m―キシレン及びその製法

Info

Publication number
JPH02169564A
JPH02169564A JP32199888A JP32199888A JPH02169564A JP H02169564 A JPH02169564 A JP H02169564A JP 32199888 A JP32199888 A JP 32199888A JP 32199888 A JP32199888 A JP 32199888A JP H02169564 A JPH02169564 A JP H02169564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
xylene
methylsulfonyl
chloro
amino
hydrochloric acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32199888A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Ishikura
石倉 司
Kenji Takeda
武田 憲二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP32199888A priority Critical patent/JPH02169564A/ja
Publication of JPH02169564A publication Critical patent/JPH02169564A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 氷見8JH!2−クロロー4−メチルスルホニル−m−
キシレン及び2−クロロ−4−メfルスルホニルーm−
キシレンの製法に関スる。
従来の技術 2−1’ロロー4−)’fルスルホニルーインフタル酸
は農薬、医薬の原料として重要な化合物(中間体)であ
る。本発明の2−クロロ−4−メチルスルホニル−m−
キシレンは新規な化合物であり、その製法も知られてい
ないが、本発明で原料として用いられる2−アミノ−4
−メチルスルホニル−m−キシレンは英国w許1102
7060号によってその製法が知られている。
発明が解決しようとする課題 農薬、医薬の原料として有用な2−クロロ−4−メチル
スルホニルイソフタル酸の製造の為の化合物(中間体)
の開発が望まれている。
課題を解決するための手段 本発明者らは前記の問題点を解決すべく鋭意研究を重ね
た結果、本発明に至ったものである。
即ち本発明は、2−クロロ−4−メチルスルホニル−m
−キシレン及び2−アミノ−4−メチルスルホニル−円
−キシレンヲシアソ化シ次いで塩酸及び塩化第1銅の存
在下に処理する事を特徴とする2−クロロ−4−メチル
スルホニル−m−キシレンの製法を提供する。
本発明の2−クロロ−4−メチルスルホニル−m−キシ
レンは容易に酸化反応をうけて2−りoo−4)’チル
スルホニルイソフタル酸に誘導される。
本発明の詳細な説明する。
本発明で原料として用いられる2−アミノ−4−メチル
スルホニル−m−キシレンハ前記英国特許に記載の方法
によって製造してもよいが下記のルートによって製造す
ることも可能である。
2−7ミ/4)チルスルホニル−m−*シ亜硝酸ナトリ
ウム、亜硝酸カリウム、亜硝酸リチウム等の亜硝酸塩ま
たはNOxガスまたはニトロシル硫酸等通常のジアゾ化
剤が用いられる。
これらのジアゾ化剤は原料の2−アミノ−4−メチルス
ルホニル−m−キシレンに対しテ通常1〜1,5モル当
量用いられる。またジアゾ化に2ける酸としては、塩酸
、硫酸等の鉱酸または酢酸、ギ酸等の有機酸が用いられ
る。これらの酸は原料の2−アミノ−4−メチルスルホ
ニル−m−キシレンに対して通常2〜3モル当量用いら
れる。また溶媒としては、一般には水が用いられるが不
活性な有機溶媒を用いても良い。
ジアゾ化の温度は通常−30〜50℃、好ましくは一1
0〜20℃である。
またジアゾ化に要する時間は通常5分〜lO時間である
ジアゾ化反応が終了したなら必要に応じて過剰の亜硝酸
イオンをアミドスルホン酸、尿素等で分解してもよい。
ジアゾ化反応が終了したなら生成した2−アミノ−4−
メチルスルホニル−m−キシレンのジアゾニウム塩をそ
の複塩に誘導して反応液から分離することも出来るが通
常はジアゾニウム塩を含む反応液をそのまま次の塩酸と
塩化第1銅の存在下における処理に供する。
2−アミノ−4−メチルスルホニル−m−キシレンのジ
アゾニウム塩の塩酸及び塩化第1銅の存在下における処
理(クロル化)は次のように行われる。
クロル化反応するための塩酸の所要風量は、2−アミノ
−4−メチルスルホニルキシレン1モル当り、通常1〜
10モル倍であり、好ましくは2〜6モル倍である。な
お塩酸はジアゾ化反応を行った反応液中に残っている塩
酸であってもよく必要に応じて塩酸を加えて前記のよう
な量に調整される。
また、溶媒としては、一般には水で充分であるが、不活
性な有機溶媒を単独で又水と共に併用しても良い。
また塩化第1銅の使用量は2−アミノ−4−メチルスル
ホニル−m−キシレフ1七ルl!常0.01〜1.0モ
ル倍であり、好ましくは、0.1〜0,5モル倍である
クロル化の反応温度は通常−30〜110℃、好ましく
は、0〜50℃である。
一般的であるがジアゾニウム塩を含む反応液に塩酸及び
塩化第1銅又はそれらを含む液を加えても良い。クロル
化に要する時間は通常はlO分〜10時間である。生成
した目的物は例えば戸別することによって分離すること
が出来る。
本発明の農法で得られた2−クロル−4−メチルスルホ
ニル−m−キシレンハ、メタノール、エタノール、イン
ゾロビルアルコール等のフルコール類、アセトン、メチ
ルエチルケトン等のケトン類、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、クロルベンゼン等のベンゼン類、ジクロロエタ
ン、トリクロルエチレン、テトラクロルエチレン等のハ
ロゲン化炭化水素類等で再結晶等の精製を行い純度を上
げる事も出来る。
本発明により得られた2−クロロ−4−メチルスルホニ
ル−m−キシレンは、空気酸化マタは電解酸化または過
マンガン酸化等の化学酸化により、容易に2−クロロ−
4−メチルスルホニル−イソフタル酸とする事が出来る
実施例 本発明を実施例によって具体的に説明する。
参考例 テトラクロルエチレン47m1に食塩12gt’加え、
撹拌下クロルスルホン酸80gを20〜30℃、30分
間で滴下し、さらにテトラクロルエチレン42m1を加
えた。さらに2−ニトロ−m−キシレン30.2gを7
5〜80℃で2時間で滴下した。滴下後30分撹拌し、
水125m1中へ反応液を10〜40℃で滴下した。3
0分間撹拌し、テトラクロルエチレン層と水層を分液し
た。水167m1に炭酸ナトリウム34g1亜硫酸水素
ナトリウム21gを溶解させ、得られたテトラクロルエ
チレン層を60〜70℃で1時間で滴下した。60〜7
0℃に2時間さらに90〜95℃に1時間撹拌後分液し
た。次に生成シタ2..4− ジメチル−3−二トロベ
ンゼンスルフィン酸ナトリウムを含む水層に30〜40
℃でヨー化メチル28.4gを滴下し、50〜60℃に
2時間さらに70〜80℃に2時間反応させた。
30℃まで冷却し析出物を濾過、水洗し、乾燥させ、2
−ニトロ−4−メチルスルホニル−m−キシレン26g
(2−ニトロ−m−キシレンに対する収率57%)を得
た。
m、p、  125.2〜126゜3℃ガスクロマトグ
ラフィーによる純度 99.1%上記でえられた2−ニ
トロ−4−メチルスルホニル−m−キシレン22.9g
1メタノ一ル100m1、活性炭2g、塩化第1鉄0.
4gを混合シこれに60%ヒドラジン・ヒトラード水溶
液15gを65〜70℃、30分で滴下した。
5時間還流下撹拌し反応液を濾過し、炉液からメタノー
ルを回収後、トルエン]00m1、水20+ntを80
〜90℃で加え、5℃まで冷却し析出物を濾過、乾燥し
、2−アミノ−4−メチルスルホニル−m−キシレン1
8.0g(2−二トロー4−メーF−ルスルホニルーm
−キシレンに対する収率90%)を得た。
実施例1゜ 2−アミ/−4−メチルスルホニル−m −キシレフ8
.Og、水50m1.35%塩酸16.7gを混合し、
これに40%亜硝酸ナトリウム水溶液6.9gを0〜5
℃に30分で滴下しジアゾ化し2−アミノ−4−メチル
スルホニル−m−キシレンのジアゾニウム塩を含む反応
液をえた。
次に水10m1.35%塩酸8.4g、塩化第1銅2g
からなる液に、上記のジアゾ化反応液を15〜20℃で
2時間で滴下した。15〜20℃にて30分撹拌後、析
出物を濾過、水洗し、m製ノ2− クロル−4−メチル
スルホニル−m−キシレンを得た。これにメチルアルコ
ール30m1を加え70〜75℃に30分撹拌後、5℃
まで冷却し析出物を濾過し、精製2−クロロ−4−メf
ルスルホニルーm−キシレン6.5gを得た(収率74
%) m、p、 118.8〜120.5℃、G−C−98,
7%NMR(CD仏溶媒)δ 2.4 3Hs、  2
.7 3Hs。
3.0 3Hs、 ?、2 1Hd、 7.8 1Hd
M、S、   M  218 応用例 水40m1に2−りT20−4−メチルスルホニル−m
−キシレン2.2g、炭酸水素カリウム4.0gを加え
、60〜70℃とじ、過マンガン酸カリウム8.Ogを
2時間で添加した。
添加後60〜70℃に3時間撹拌した。さらに50〜6
0℃でエタノール3gを30分間で滴下した。析出した
二酸化マンガンを戸別した。
F液を酢酸エチル40m1で3回抽出し、酢酸エチルを
留去し、2.1gの2−クロロ−4−メチルスルホニル
−イソフタル酸を得た。(収率75%) L、C,純度 96% 発明の効果 本発明により新規な2−クロロ−4−メチルスルホニル
−m−キシレンが収率良く得られるよう忙なった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2−クロロ−4−メチルスルホニル−m−キシレ
  2. (2)2−アミノ−4−メチルスルホニル−m−キシレ
    ンをジアゾ化し次いで塩酸及び塩化第1銅の存在下に処
    理する事を特徴とする2−クロロ−4−メチルスルホニ
    ル−m−キシレンの製法
JP32199888A 1988-12-22 1988-12-22 2―クロロ―4―メチルスルホニル―m―キシレン及びその製法 Pending JPH02169564A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32199888A JPH02169564A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 2―クロロ―4―メチルスルホニル―m―キシレン及びその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32199888A JPH02169564A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 2―クロロ―4―メチルスルホニル―m―キシレン及びその製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02169564A true JPH02169564A (ja) 1990-06-29

Family

ID=18138785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32199888A Pending JPH02169564A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 2―クロロ―4―メチルスルホニル―m―キシレン及びその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02169564A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5189224A (en) * 1990-10-19 1993-02-23 Nissan Chemical Industries Ltd. Method for preparing 4-alkylsulfonyl-2-chloro-m-xylene

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5189224A (en) * 1990-10-19 1993-02-23 Nissan Chemical Industries Ltd. Method for preparing 4-alkylsulfonyl-2-chloro-m-xylene
US5296634A (en) * 1990-10-19 1994-03-22 Nissan Chemical Industries Ltd. Method for preparing 4-alkylsulfonyl-2-chloro-m-xylene

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60172984A (ja) 1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕−ピリミジン−2−スルホニルクロライドの製造法
JP3166215B2 (ja) 1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロリドの製造方法
JPH0150704B2 (ja)
JPH02169564A (ja) 2―クロロ―4―メチルスルホニル―m―キシレン及びその製法
JP3882547B2 (ja) 4−フタロニトリル誘導体の製造方法
Ballester et al. Inert carbon free radicals. 6. Perchloro-2-phenyldiphenylmethyl (PODM), a new radical of the perchlorodiphenylmethyl series, and products therefrom
JPS5914036B2 (ja) リフアマイシンsv誘導体の新規製造法
JP4105821B2 (ja) ジアゾ化合物
JPS62283942A (ja) 4−ブロモ−2,5−ジクロロフエノ−ルの製造法
JP4550522B2 (ja) 6−クロロ−2−ナフタレンスルホン酸の製造方法
JPS63174963A (ja) 2−ヒドロキシナフタリン−6−カルボニトリル化合物の製造方法
JP3965787B2 (ja) 2−クロロ−5−ヒドロキシピリジンの製造方法
JPH0399065A (ja) イミダゾール系化合物の製造方法
JPS63216861A (ja) 4−ハイドロオキシインドリン類の製造法
JPS6039264B2 (ja) 3‐アミノ‐2‐ヒドロキシ‐4‐p‐ヒドロキシフエニルブタノイルロイシン、その誘導体の製造法
JPS61109771A (ja) ピラゾ−ル誘導体およびその製法
JPS6229544A (ja) フロロフエノ−ル類の製造法
JP2001316324A (ja) アリールカルボン酸化合物およびアリールアルデヒド化合物の製造方法
JPS61238774A (ja) 1‐ジアゾ‐2‐ナフトール‐4‐スルホン酸の製造方法
JPS61161256A (ja) 5−アミノ−2−クロロベンゼンチオ−ルおよびその製造法
JPH0925261A (ja) フタロニトリル誘導体の新規な製造法
JPH0578544B2 (ja)
JP2003026646A (ja) 4−ブロモフタロニトリルの製造方法
JPH0527625B2 (ja)
JPS63303958A (ja) 2−アミノ−4,6−ジクロル−5−アルキルフェノ−ルの製造法