JPH0216825B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0216825B2
JPH0216825B2 JP58215081A JP21508183A JPH0216825B2 JP H0216825 B2 JPH0216825 B2 JP H0216825B2 JP 58215081 A JP58215081 A JP 58215081A JP 21508183 A JP21508183 A JP 21508183A JP H0216825 B2 JPH0216825 B2 JP H0216825B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
hanging
plate
anchor
dovetail groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58215081A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60109441A (ja
Inventor
Masaki Iwamoto
Yoshihiro Suetani
Osamu Ida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Naka Technical Laboratory Co Ltd filed Critical Naka Technical Laboratory Co Ltd
Priority to JP21508183A priority Critical patent/JPS60109441A/ja
Publication of JPS60109441A publication Critical patent/JPS60109441A/ja
Publication of JPH0216825B2 publication Critical patent/JPH0216825B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、建物の天井等から種々の品物を吊下
する際に使用する吊りアンカーに関する。
従来、建物の天井等から種々の品物を吊下する
際に使用される吊りアンカーに関しては、例え
ば、実公昭8−11079号公報に記載されているよ
うに、下方に向かい両側壁を適宜に搾り、下端両
側に内方に向かう突縁を備えた下向き溝に、前後
両端辺は真直に両側辺を傾斜面に形成し、溝の断
面形状と相似形を有する頭部を、溝の長手方向に
沿つて挿入し、約90゜の回動操作により固着させ
るものがあつた。しかし、この吊りアンカーでは
頭部を溝に挿入し、回動することにより固着させ
るため、頭部の厚さを溝の開口部の幅より小さく
しなければならず、頭部の肉厚が十分なものとし
難かつた。その結果として、溝の側面との当接部
分の荷重面積が制限され、吊り強度が十分得られ
なかつた。また、大荷重をかけたとき、小さい面
積に大きな荷重が集中するため、単位当りの荷重
がコンクリート等を破壊に至らしめるほどに大き
くなり、大荷重の物品を吊下するのに問題があつ
た。
本発明は、このような従来の問題点を解決する
ことを目的とする。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図において、1は吊りアンカー2を固定す
るコンクリート等の基部、3は該基部1に埋設さ
れるステンレス等の鋼板を示すものであつて、該
鋼板3は折曲して下方に向けて開口部4を有する
蟻溝5が複数条形成されている。
吊りアンカー2は、これを上記基部1に形成さ
れた蟻溝5の側壁5a,5aに固定する際、その
両者間に補強板13が自動的に介在されるように
なされている。すなわち、弾性を有する薄肉鉄板
等を断面略コ字状に、かつ開放端部を拡開するよ
うに形成した板材12の上端縁に補強板13を固
着して補強具11を構成し、この板材底部に開口
された孔12aには上記開口部4の溝幅寸法より
幅狭の傾斜面を対向する二面に形成した正面視逆
台形状の頭部を有してその全長に亙りねじが刻設
されたアンカー本体2aが挿通されている。アン
カー本体2aの下端部には適宜の支持手段、例え
ば、天井の桟を固定する補助具10やナツト2c
が取付けられるようになつている。
第1図は、本発明に係る吊りアンカー2を用い
て天井部に天井パネル(図示せず)を支持するた
めの桟8を吊下して配設する場合の実施例を示す
ものであつて、この場合、棒状に形成されたアン
カー本体2aの全長にはねじが刻設され、該ねじ
が支持手段9を形成している。したがつて、上記
桟8は、アンカー本体2aのねじに螺着された補
助具10に、その各々の端部を固定するだけで天
井部に配設することができる。
第2図は、本発明の装着構造を示す断面図であ
つて、この吊りアンカー2を基部に装着するに
は、先ず第2図aに示すように、上記板材12を
弾性的に撓ませて蟻溝5の開口部4から挿入させ
ると第2図bに示すように、板材12はその復元
力により拡開し、蟻溝5の側壁5a,5aに当接
し、この後アンカー本体2aを更に上方に押し上
げて頭部6を90゜回動(第2図c)させて第2図
dの状態にし、更にアンカー本体2aを下方に引
くと、上記頭部6の傾斜面7,7が補強具11の
補強板13を側方に押圧し、該傾斜面7,7が補
強板13を介して蟻溝5の側壁5a,5aに当接
した状態で固定される。
本発明は、このように頭部の傾斜面と蟻溝の側
壁とを補強板を介して当接させるようにしたの
で、頭部から伝達される荷重は補強板により分散
されたのち、蟻溝の側壁にかかるようになり、側
壁の負担が減じられ、その変形、破損を防止する
ことができる。しかも、この吊りアンカーの補強
具は弾性力を有する板材でできているので、アン
カー本体を蟻溝の開口部から挿入し、更に上方に
押し上げたときに、板材がその復元力により開放
端部を拡開し、蟻溝の側壁に補強板が自動的に当
接し、その結果、頭部の回動操作が容易になると
ともに、補強板が確実に側壁と頭部との間に介装
され、簡単に吊りアンカーを蟻溝に固定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視説明図、第
2図はその装着構造を示す断面図である。 1……コンクリート等の基部、2……吊りアン
カー、5……蟻溝、5a……側壁、6……頭部、
7……傾斜面、11……補強具、12……板材、
13……補強板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 下方に向けて開口部を有する蟻溝の側壁に当
    接し、断面略コ字状で開放端部を拡開して形成し
    た板材の上端縁に補強板が固着されている補強具
    を有する正面視逆台形状の頭部を設け、その下端
    部に適宜の支持手段を形成してなる吊りアンカ
    ー。
JP21508183A 1983-11-17 1983-11-17 吊りアンカ− Granted JPS60109441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21508183A JPS60109441A (ja) 1983-11-17 1983-11-17 吊りアンカ−

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JP21508183A JPS60109441A (ja) 1983-11-17 1983-11-17 吊りアンカ−

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Publication Number Publication Date
JPS60109441A JPS60109441A (ja) 1985-06-14
JPH0216825B2 true JPH0216825B2 (ja) 1990-04-18

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ID=16666434

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21508183A Granted JPS60109441A (ja) 1983-11-17 1983-11-17 吊りアンカ−

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JP (1) JPS60109441A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516738A (ja) * 1991-02-12 1993-01-26 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用サイドモール

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60109441A (ja) 1985-06-14

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