JPH02168038A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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Publication number
JPH02168038A
JPH02168038A JP25553489A JP25553489A JPH02168038A JP H02168038 A JPH02168038 A JP H02168038A JP 25553489 A JP25553489 A JP 25553489A JP 25553489 A JP25553489 A JP 25553489A JP H02168038 A JPH02168038 A JP H02168038A
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JP
Japan
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piston
damping force
valve
oil
piston rod
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Pending
Application number
JP25553489A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ashiba
正博 足羽
Masayuki Tamaru
田丸 昌幸
Hiroshi Chikuma
寛 筑間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02168038A publication Critical patent/JPH02168038A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/48Arrangements for providing different damping effects at different parts of the stroke
    • F16F9/486Arrangements for providing different damping effects at different parts of the stroke comprising a pin or stem co-operating with an aperture, e.g. a cylinder-mounted stem co-operating with a hollow piston rod

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ピストンのストローク位置によって減衰力を
変えることのできるメータリングピン式油圧緩衝器に関
する。
(従来の技術) メータリングピン式油圧緩衝器はピストンのストローク
位置、すなわち車両の高・低車高時に応じて減衰力を変
えることができるものである。そして、このメータリン
グピン式油圧緩衝器において、車両の高・低車高時たけ
てなく伸長時と短縮時のオリフィスによる減衰力特性を
変化させて減衰力の設定の自由度を拡大したものか実開
昭61−57246号公報で提案されている。
第13図にこの油圧緩衝器を示して以下に説明する。
lは油液か封入された二重シリングで、内側シリンダl
内にはPri動可能にピストン2か嵌挿して該内側シリ
ンダl内を二重に画成している(以下、第13図中上側
の室を上室3.下側の室を下室4とする)。ピストン2
は、ピストンロッド5に、開口端を該ピストン2側に臨
ませた有底筒状の固定具6によって固定されている。ピ
ストン2に、上室3と下室4とを連通ずる伸び細通路7
と縮み細通路8か形成され、伸び細通路7の下室4側に
はピストンロッド5の伸長行程において減衰力を発生す
るディスクバルブ9か設けられ、縮み細通路8の上室3
側にはピストンロッド5の短縮行程において減衰力を発
生するディスクバルブ10か設けられている。
前記ピストンロッド5には軸芯方向に向かって延びる挿
入孔+1が形成され、該挿入孔11を前記ピストンロッ
ドの下端面から下室4に開口すると共に該挿入孔11を
ピストンロッド5の周壁に形成された連通孔12によっ
て上室3に連通させている。これら挿入孔11と連通孔
12とで上室3と下室4とを連通するバイパス通路1コ
を構成している。そして、前記挿入孔11にメータリン
グピン14を、前記固定具6の底部に対して遊嵌状態を
もって貫通させ、該メータリングピン14の外径を、中
央部のテーパ部を境に前記ピストンロッド5の伸長方向
側を小径部14aとし、ピストンロッド5の短縮方向側
を大径部14bとしている。前記ピストンロッド5の下
端面と前記固定具6の内庭部6aとの間に空所15を形
成し。
前記固定具6の内底部6aに弁体16を離着座可能に設
け、該弁体16が固定具6の内底部6aに着座したとき
にはバイパス通路13が非常に小さな通路面積て連通ず
る状態となり、離座したときにはバイパス通路13か比
較的大きな通路面積で連通ずる状態となる。
上述の構成によれば、荷物の積載等による車両の低車高
時には、第13図に示すように、ピストンロッド5か短
縮して弁体16かメータリングピンHの大径部14bに
位置する。このとき、ピストンロッド5の伸長行程ては
上室3の油液かピストンロッド5の伸長に伴なって連通
孔12によりピストンロッド5内の挿入孔11内に流入
し、その油液に基づく油圧は弁体16を固定具6の内底
部6aに着座させる。このため、弁体16の内周とメー
タリングピンI4の外周とのクリアラアンスか通路を構
成し、この通路面積の小さな通路により、上室3の油液
は絞られて下室4へ流れて、第14図のL線に示すよう
に、立ち上がりの急なオリフィス特性の減衰力を発生す
る。
なお、第14図のhd!Lは伸長行程てのディスクバル
ブ9により発生するバルブ特性の減衰力を示す。
一方、ピストンロッド5の短縮行程では、下室4の油液
か、メータリングピン14と固定A6の底部とのクリア
ランスから固定A6の内部に流入し、その油液に基づく
油圧は、弁体16を固定具6の内底部6aから離間させ
るにのため、メータリングピン14の外周と弁体15の
内周とのクリアランスの他に、弁体16の外周と固定具
6の内周との間に通路面積の比較的大きな油液通路を構
成し、この油液通路を介して下室4の油液は1室3へ流
れることになる。これにより、第14図の81線に示す
ように立ち上がりの緩やかなオリフィス特性の減衰力を
発生する。なお第14図の82線は短縮行程てのディス
クハルツ10により発生するバルブ特性の減衰力を示す
また、第14図中破線は、弁体16を備えていない一般
的なメータソングビン大油圧wtWn器の低車高時の短
縮行程における減衰力特性を示す。
(発明か解決しようとする課題) 上記従来例ては、低車高時においてピストンロッドの伸
長行程における減衰力特性と短線行程における減衰力特
性とを異ならせることがてきるものであるか、この場合
、減衰力特性のオリフィス特性のみ変えるものてあって
、減衰力のOf変範囲か狭く減衰力特性の設定か十分に
行なえない。そのため、車両に応じてより最適な減衰力
特性を有する油圧緩衝器を提供てきないという問題点か
あった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたちのて減
衰力の可変範囲を広くした油圧緩衝器を得ることを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の上記目的を達成するための固有の構成は次のと
おりである。
油液が封入されたシリンダに挿入されたピストンロッド
の先端側に軸方向に並べて取り付けた2つのピストンを
それぞれシリンダに摺動自在に嵌挿し 該ピストンのいずれか一方に、該ピストンの伸長方向お
よび短縮方向の摺動時にそれぞれ減衰力を発生するオリ
フィス部およびバルブ機構からなる減衰力発生機構を設
け、 他方のピストンに、該ピストンの伸長方向または短縮方
向の摺動時に減衰力を発生するオリフィス部およびバル
ブ機構からなる減衰力発生機構を設け、 一端が前記シリンダの底部に固定されかつ軸方向に大径
部と小径部とが形成されたメータリングピンを、前記ピ
ストンロッドの軸方向に形成されかつ該ピストンロッド
の先端部に開口する挿入孔に挿入し、 前記他方のピストンによって仕切られた両側の室を連通
するバイパス通路を、前記ピストン口・ントと前記メー
タリンクビンとの相対的な位置関係において前記大径部
により前記両側の室の連通を制限するように、前記挿入
孔を含んで構成してなることを特徴とするものである。
また、油液か封入されたシリンダに挿入されたピストン
ロッドの先端側に増り付けたピストンを該シリンダに摺
動自在に嵌挿し、 該ピストンに、該ピストンの伸長方向および短縮方向の
摺動時にそれぞれ減衰力を発生するオリフィス部および
バルブ機構からなる減衰力発生機構を設け、 一端か前記シリンダの底部にIM定されか−)軸方向に
大径部と小径部か形成されたメータリンクビンを、 i
ii記ピストンロッドの軸方向に形成されかつ該ピスト
ンロッドの先端部に開口する1Φ人孔に挿入し 前記ピストンによって仕切られた両側の室を連通ずるバ
イパス通路を、前記ピストンロッドとIγj記メータリ
ングピンとの相対的な位置関係において前記大径部によ
り前記両側の室の連通を制限するように、前記挿入孔を
含んで構成し、 該バイパス通路に、該バイパス通路内の油圧に応して減
衰力を発生するオリフィス部およびバルブ機構からなる
減衰力発生機構を接続してなることを特徴とするもので
ある。
(作用) 2つのピストンを軸方向に並べて配置したものては、メ
ータリングピンの小径部によりハイバス通路が開いてい
るときには、バイパス通路が一方のピストンをバイパス
しているため、他方のピストンに設町すられている減衰
力発生機構によりのみ減衰力か発生され、大径部により
バイパス通路の連通が制限されているときには。
両方のピストンに設けられているそれぞれの減衰力発生
機構により発生する減衰力を合成した減衰力が発生され
る。すなわち、バイパス通路か開いている場合には、1
つの減衰力発生機構により小さな減衰力を発生し、バイ
パス通路の連通か制限されている場合には、油液か2つ
のピストンの減衰力発生機構を直列的に流れて合成した
大きな減衰力を発生する。
また、バイパス通路に減衰力発生機構を接続したものて
は、バイパス通路が開いているときには、ピストンに設
けられている減衰力発生機構により減衰力か発生される
とともに、バイパス通路に接続されている減衰力発生機
構でも減衰力を発生され、バイパス通路の連通が制限さ
れているときには、ピストンに設けられている減衰力発
生機構のみにより減衰力が発生される。すなわち、バイ
パス通路か開いている場合には、油液がピストンの減衰
力発生機構およびバイパス通路に接続された減衰力発生
機構を並列的に流れてそれぞれによる小さな減衰力を発
生し、バイパス通路か閉じている場合には、1つの減衰
力発生機構による大きな減衰力を発生する。
このようにして、ピストンのストローク位置に応じてオ
リフィス特性の減衰力たけてなくバルフ特性の減衰力も
変えることができる。
(実施例) 以下1本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は、本発明の第1の実施例を示すも
のてあり、17はシリンダて、内側シリンダ17aと外
側シリンダ17bとがらなり、内側シリンダ17aには
油液か封入されている。
18、l’lは内側シリンダ17aに摺動自在に嵌挿さ
れた第1および第2ピストンで、内側シリンタ17a内
は各ピストン18.1!lにより3つの室に区画されて
いる(以下、上側の室から上室20.中室21.下室2
2とする)。また、それぞれのピストン18.19に形
成された中央孔をピストンロッド23か貫通していて、
下方に位こする第2ピストン19から下方に突出したピ
ストンロッド23の先端部はピストンナツト24の凹所
にねじ込まれている。該ナツト24はピストンロッド2
3の段部23dと協働してピストン18.19を固定す
る。25は第1および第2ピストン18.19間に取付
けられたスペーサである。
それぞれのピストン18.19には伸び連通路18a、
19aと縮み連通18b、+9bとが形成され、また各
ピストン18.19の上下両端面には環状溝18c、1
8d、19c、19dが形成され、伸び連通路18a。
19aの流出口は下側の環状溝18d、19dに開口し
、縮み偏速通路18b、19bの流出口は上側の環状溝
18c、19cに開口している。各ピストン18.19
の上下両端面には内岡部か固定されてディスクバルブ2
6.27,28.29か配置されている。
ディスクバルブ26.27,28.29は複数の板体を
改ね合わせた積層板からなり、各ピストン18.19の
下側に位置するディスクバルブ27.29の外周縁部に
は第2図に示すように周方向に配列された複数の切欠き
からなるオリフィス部30)1  (ディスクバルブ2
7に形成されたオリフィス部を30とし、ディスクバル
ブ29に形成されたオリフィス部を31とする)か形成
され、このオリフィス部:lO,31を介して環状溝1
8d、19dとシリンダ17内部とが常時連通されてい
る。各ディスクバルブ26.27,28.29は各通路
18a、18b。
19a、19b内の油液の流れによってたわまされて減
衰力を発生し、オリフィス部30.31はオリフィス部
30.31を通る油液の流れを絞ることにより減衰力を
発生する。なお、ディスクハルツ26.27およびオリ
フィス部30により第1ピストン18の減衰力発生機構
を構成し、ディスクバルブ28,298よqオリフィス
部31により第2ピストン19の減衰力発生機構を構成
する。
ピストンナツト24の凹所の底部には内孔24aか形成
され、さらに凹所内にはシート弁32か内底部24bに
離着座自在に設けられ、シート弁32の外周には離座時
にピストンナツト24の凹所内周との間て絞り通路を構
成する間隙か設けられている。シート弁32には後述す
るメータリングピン33か貫通する内孔32aか形成さ
れている。
スペーサ25は円筒部材からなり、ピストンロッド23
か上下両壁を貫通している。25aはスペーサ25の周
壁に形成された流入孔である。
ピストンロッド23には軸方向にのびる挿入孔23aか
形成され、該挿入孔23aはピストンナツト24の凹所
に開口している。23bはピストンロッド23の周壁に
形成された連通孔て、スペーサ25の内部に位置してい
る。これら挿入孔23a、連通孔23b、流入孔25a
および後述するメータリングピン33とシート弁32の
内孔32aとの間隙とで中室21と下室22を連通する
バイパス通路34か構成される。
メータリングピン33は、その基部かシリンダ17の底
部に固定されかつピストンナツト24の内孔24aおよ
びシート弁32の内孔32aを貫通して挿入孔23aに
挿入されている。このメータリンクビン33は中央のテ
ーパ部[cを境にピストンロッド23の伸長方向側を小
径部33aとし、ピストンロッド23の短縮方向側を大
径部3]bとしである。
シリンダ17の内側シリンダ17aにはその下端部にボ
トムキャップ35か嵌着され、その内側シリンダ17の
上端部にはロットガイド36か嵌着されている。外側シ
リンダ17bには、その下端部内周にペースキャップ3
7の外周か嵌着されており、ペースキャップ37の内周
は前記内側シリンダ17aの下端部外周に嵌合されてい
る。外側シリンダ+7bの上端部内周にはキャップ38
の外周かtK着されており、そのキャップ38の内周は
前記ロットガイド36に嵌合されている。内側シリンダ
17aと外側シリンダ17b°とは、その間にリザーバ
室39を形成しており、そのリザーバ室39には比較的
圧力の高いガス(5〜15気圧程気圧上油液とが封入さ
れている。内側シリンタ+7a内の油液とリザーバ室3
9内の油液とは、内側シリンダ17a下端部に設けられ
た絞り通路17cによって連通されている。
40ないし43はワッシャて、ワッシャ40はピストン
ロッド23の段部23aと第1ピストン18との間に位
置し、ワッシャ41はスペーサ25の上側に位置し、ワ
ッシャ42はスペーサ25の下側に位置し、ワッシャ4
3は第2ピストン19とピストンナツト24との間に位
置している。
つぎに、上記構成の油圧緩衝器に係る作用を説明する。
まず、車両の低車高時の場合について説明する。なお、
低車高時には、ピストンナツト24がメータリングピン
33の大径部13bに位置している。
ピストンロッド23の伸長行程におけるピストン速度の
低速域では、上室20内の油液か第1ピストン18に設
けられたオリフィス部30を通って中室21に流入し、
中室21からバイパス通路34を通ってピストンナツト
24の凹所に至り、シート弁32をピストンナツト24
の内底部24bに着座させて、シート弁32の内孔32
aとメータリングピン33の大径部33bとの僅かな間
隙から下室22に流出するとともに、中室21から第2
ピストン19に;:ツけられたオリフィス部31から下
室Z2にも流出する。これらの油液の流れによって第3
図の01線に示す立ち上がりの急なオリフィス特性の減
衰力が発生される。
つぎにピストンロッド23の伸長行程におけるピストン
速度の高速域ては、油液か第1ピストン18の伸び側通
路18aに入りディスクバルブ27をたわませて減衰力
を発生させ中室21に流入する。流入した油液はバイパ
ス通路34かシート弁32により小さな通路面積しか開
いていないため、中室21から油液か第2ピストン19
の伸び側通路+9aに入りディスクバルブ29をたわま
せて減衰力を発生させ下室22に流出する。この油液の
流れによって第3[Aの02線に示すハルツ特性の減衰
力か発生される。
ピストンロッド2コの短縮行程におけるピストン速度の
低速域では、ピストンナツト24の内孔24aとメータ
リングピン33との間隙から凹所内に流入してシート弁
32を離座させてシート弁32の外周とピストンナツト
24の凹所内“周との間の間隙からもバイパス通路34
に流入し、バイパス通路34から中室21に流出すると
ともに、下室22内の油液は第2ピストン19に設けら
れたオリフィス部31をも通って中室21に流入する。
また、油液は中室21からgSlピストン18に設けら
れたオリフィス部30を通って上室20に流出する。こ
の油液の流れによって第3図の01線に示す立ち上がり
の緩やかなオリフィス特性の減衰力か発生される。
ピストンロッド23の短縮行程におけるピストン速度の
高速域では、シート弁32は開弁するかシート弁32の
外周とピストンナツト24の凹所内周との間の間隙は絞
り通路となっていてそれほど大きな通路面積ではないた
め、はとんどの油液か下室22からwIJ2ピストン1
9の縮み側進路19bに入りディスクバルブ28をたわ
ませて減衰力を発生させ中室21に流入する。流入した
油液は中室21から第1ピストン18の縮み側進路18
bに入りディスクバルブ26をたわませて減衰力を発生
させ上室20に流出する。この油液の流れによって第3
図の02線に示すバルブ特性の減衰力か発生される。
また、車両の高車高時てば、ピストンナツト24かメー
タリングピン33の小径部33aに位置するため、バイ
パス通路34により下室22と中室21とが連通した状
態となり、伸長行程および短縮行程におけるピストン速
度の低速域では第1ピストン18に設けられたオリフィ
ス部30のみて第3図のり、、 d、線に示すオリフィ
ス特性の減衰力か発生され、ピストン速度の高速域では
第2ピストン19の各通路19a、19bにはほとんど
油液か流入せず、油液は第1ピストン18に設けられた
ディスクバルブ26.27をたわませ減衰力か発生され
ることになり、第3図のDt、 d2線に示すバルブ特
性の減衰力か発生される。なお、第3図中破線は、従来
の油圧緩衝器においてメータリングピンの大径部がピス
トンナツトに位置しているときの減衰力特性を示す。
第3図から明らかなように、ピストン速度の高速域にお
いて、高車高時にはバイパス通路34を油液か通るため
、第1ピストン18に設けられたディスクバルブ26.
27によってのみ小さなバルブ特性(第3図の0□線、
d2線)の減衰力が発生され、低車高時にはバイパス通
路34を油液かほとんど通らないため、第2ピストン1
9および第1ピストン18の両方のディスクバルブ27
.29および26.28によって発生される減衰力を合
成した大きなバルブ特性(第3図のC2線、02線)の
減衰力が発生される。
以上詳細に説明したように、第1の実施例ては、伸長行
程と短縮行程とにおけるそれぞれのオリフィス特性の減
衰力たけてなく車両の車高によってバルブ特性の減衰力
を変えることがてきる。
つぎに、第2の実施例を第4図および第5図を用いて説
明する。第2の実施例は、第1の実施例に対し、バイパ
ス通路34の位置およびシート弁32を設けない点か異
なるもので、第1の実施例と同一または相当する部材に
は同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
ピストンロッド23における第1ピストン18の1側に
挿入孔2’laと上室を連通する連通孔23cか形成さ
れ、第1ピストン18と第2ピストンI9との間に挿入
孔23aと中室21とを連通させる連通孔23bか形成
されていて、これら連通孔23b。
23cと挿入孔23aとて上室20と中室21とを連通
ずるバイパス通路44か構成される。メータリングピン
45は、軸方向て中間部か小径部4Saとなり、その両
側が大径部45b、4Scとなっており、大径部45b
、45cがピストンロッド23の挿入孔23aに摺動自
在に嵌挿されている。そのため、小径部45aが前記連
通孔23b、2:lcの両方に対応したときにバイパス
通路44が開けられて上室20と中室21とが連通状態
となり、少なくともいずれか一方の連通孔23b、23
cか大径部45b、4Scに対応Lノだときにはバイパ
ス通路44か閉しられて連通が遮断された状態となる。
下室22とリザーバ室39とはボトム側で絞り4Gと逆
止弁47とで連通されており、逆止弁47はリザーバ室
39から下室22への油液の流動のみを許容する。この
構成とすれば、第1の実施例のように単に絞り通路17
cを設けたものよりも絞りを小さくてきてリザーバ室3
9内のガスの圧力を低く設定することができる。
以上の構成の油圧緩衝器に係る作用を説明する。
中間車品持には、i4図に示すように、メータリングピ
ン45の小径部45aか上室2υ偶の連通孔23cと中
室21側の連通孔23bの両方に対応するため、バイパ
ス通路44が開いて王室2oと中室21とが連通した状
態となっている。そのため第1ピストン18の各通路1
8a、18bには油液か流れず、伸長行程および短縮行
程の両行程において、ピストン速度の低速域では第2ピ
ストン19に設けられたオリフィス部31とバイパス通
路44を油液か流れることによって第5図のε、線およ
びCI&9に示すオリフィス特性の減衰力か発生され、
ピストン速度の高速域ては、第2ピストン19に設けら
れたディスクバルブ2B、29かたわまされることによ
って第5I2IのF2線およびe2線に示すハルツ特性
の減衰力か発生される。
高車高時または低車高待には、いずれかの連通孔23b
、23cかメータリングピン45のいずれかの大径部4
Sb、4Scに位置するため、バイパス通路44か閉し
られる。そのため、伸長行程におけるピストン速度の低
速域では第1ピストン18および第2ピストン19のそ
れぞれに設けられたオリフィス部:lO,31を油液か
流れて各オリフィス部30.:11により発生される減
衰力を合成したオリフィス特性の減衰力を発生し、ピス
トン速度の高速域ては第1ピストン18および第2ピス
トン19のそれぞれに設けられたディスクバルブ27.
29かたわまされて発生される減衰力を合成したバルブ
特性の減衰力か発生されることになる。なお、このとき
の減衰力特性を第5図のFl−F2  Fimに示すか
、これは、第2ピストン19に設けられたディスクバル
ブ29により発生される減衰力(EI  F2線に示す
減衰力特性)と第1ピストン18に設けられたディスク
バルブ27により発生される減衰力(二点鎖線のG、−
G、線に示す減衰力特性)を加算したものとなる。
また、短縮行程において、ピストン速度の低速域ては第
1ピストン18および第2ピストン19のそれぞれのオ
リフィス部30.31により発生される減衰力およびボ
トム部に設けられた絞り46により発生される減衰力を
合成したオリフィス特性の減衰力か発生され、ピストン
速度の高速域では第1ピストン18および第2ピストン
19のそれぞれに設けられたディスクバルブ26.28
により発生される減衰力およびボトム部に設けられた絞
り46により発生される減衰力を合成したバルブ特性の
減衰力か発生されることになる。
このときの減衰力特性を第5図のflf2f3線に示す
か、これも伸長行程と同様に、第2ピストン19に設け
られたディスクバルブ28により発生される減衰力(e
、−e、線に示す減衰力特性)と第1ピストン18に設
けられたディスクバルブ26および絞り46により発生
される減衰力(二点鎖線のg+  ga線に示す減衰力
特性)を加算したものとなる。
この第2の実施例ては、ピストン18.19のストロー
ク位置によって、2つのピストン18.19に設けた減
衰力発生機構か適宜選択され、ピストン19に設けた1
つの減衰力発生機構を油液か流れる場合には通常の減衰
力か得られ、ピストン18.19に設けられた2つの減
衰力発生機構をそれぞれ油液が流れる場合には合成され
た大きな減衰力を得ることがてきる。
なお、第2の実施例において、バイパス通路44により
バイパスされるピストン18には、伸長および短縮の両
方向において減衰力を発生するように、両側にディスク
バルブ25,27を設けたか、バイパスされるピストン
I8のいずれか一側にディスクバルブを設け、他側にチ
エツク弁を設け、伸長または短縮の一方向のみ減衰力を
変化させるようにしてもよい、また、このことは第1の
実施例においても同様である。
つづいて、第3の実施例を第6図および第7図を用いて
説明する。なお1本実施例も第1の実施例に対して異な
る部分のみ詳細に説明し。
第1の実施例と同一または相出する部材には同一の符号
を付して詳細な説明は省略する。
本実施例では、第1の実施例の第1ピストン18の代り
に筒状の規制体48および仕切部材49がピストンロッ
ド23に取付けられている。規制体48は、底部48a
と筒状の周壁48bとがらなるコツプ状の部材であり、
ピストンロッド23か底部48aftx通している。規
制体48内には仕切部材49が設けられており、仕切部
材49によって内部に中室21が構成されていて、中室
21内にはスペーサ25が設けられている。そして、第
1の実施例と同様に、中室21は、スペーサ25の流入
孔25aおよびピストンロッド23の連通孔23bによ
りピストンロッド23の挿入孔23aと連通されている
仕切部材49には、伸び測道路49aと縮み測道49b
とが形成されていて、上下両端面には環状のディスクバ
ルブ50.51が配設されている。
このディスクバルブso、stは複数の板体な重ね合わ
せた積層板からなり、仕切部材49の下側に位置するデ
ィスクバルブ51の外周縁部には第1の実施例と同様に
複数の切欠きからなるオリフィス部(図示せず)か形成
され、このオリフィス部を介して上室20と中室21と
が連通されている。これらディスクバルブ50.51お
よびオリフィス部により減衰力発生機構か構成される。
なお、ピストン19に設けられたディスクバルブ28.
29の開弁圧力Pt+、P+は、それぞれ仕切部材49
に設けられたディスクバルブ50.51の開弁圧力’t
+ paより高く設定されている(P+>P*。
pl>pt)e 以上の構成の油圧緩衝器にかかる作用を説明する。
まず、車両の低車高時の場合について説明する。ピスト
ンロッド23の伸長行程におけるピストン速度の低速域
では、上室20内の油液がピストン19に設けられたオ
リフィス部31(第2図に図示)を通って下室22に流
入するとともに、上室20内の油液は仕切部材49に設
けられたオリフィス部を通り、バイパス通路コ4を通っ
てピストンナツト24の凹所に至り、シート弁32をピ
ストンナツト24の内底部24bに前座させて、シート
弁32の内孔32aとメータリングピン33の大径部3
3bとの僅かな間隙から下室22に流出する。
この油液の流れによって第7図のHI線に示す立ち上が
りの急なオリフィス特性の減衰力が発生される。
つぎにピストン速度の高速域では、バイパス通路34は
シート弁32とメータリングピン33との僅かな間隙し
か開いていないため、油液かピストン19の伸び測道路
19aに入りディスクバルブ29を下方にたわませて下
室22に流出する。この油液の流れによって第7図のH
2線に示すバルブ特性の減衰力が発生される。
ピストンロッド23のm縮行程におけるピストン速度の
低速域では、下室22内の油液が、ピストンナツト24
の内底部24bからシート弁32を離座させてシート弁
32の外周とピストンナツト24の凹所内周との間の間
隙からもバイパス通路34を通り中室21に流入し、仕
切部材49のオリフィス部を通って上室20に流出する
(たたし、シート弁32の内外周の流路面積の合計は仕
切部材49のオリフィス部の流路面積よりも小さい)。
また、下室22内の油液はピストン19のオリフィス部
31を通って上室20に流出する。この油液の流れによ
ってht線に示す立ち上かりの緩やかなオリフィス特性
の減衰力か発生される。
短縮行程におけるピストン速度の高速域では、シート弁
32は開弁するかそれほど大きな通路面積ではないため
、はとんどの油液かピストン19の縮み測道路19bに
入りディスクバルブ28をたわませて上室20に流出す
る。この流れによって第7図のh2線に示すバルブ特性
の減衰力か発生される。
つづいて、車両の高車高時には、ピストンナツト24に
メータリングピン33の小径部33aが位置するため、
バイパス通路34が連通された状態となる。そのため、
ピストン速度の低速時には、伸長行程および短縮行程の
いずれの行程の場合にも、仕切部材49に設けられたオ
リフィス部によって第7図のI、線、11線に示すオリ
フィス特性の減衰力か発生される。
また、伸長行程におけるピストン速度の高速域では、上
室20内の油圧(仕切部材49の伸び側進路内の油圧)
かP、に達すると、仕切部材49に設けられたディスク
バルブ51かたわんて油液か中室21およびバイパス通
路34を通って下室22に流出し、このときの油液の流
れにより第7図の12線に示すバルブ特性の減衰力か発
生される。
さらに上室20内の油圧が上昇してPlに達すると、ピ
ストン19に設けられたディスクハルツ29もたわんで
油液が下室22に流出し、このときの前記仕切部材49
を通る油液の流れおよびピストン19を通る油液の流れ
により第7図の1.線に示すバルブ特性の減衰力か発生
される。
短縮行程におけるピストン速度の高速域では、下室22
内の油圧かp2に達すると、バイパス通路34から中室
21側に流入し、中室21から仕切部材49の縮み測道
路49bに流入して、ディスクバルブ50をたわませて
上室20に流出し、このときの油液の流れにより12線
に示すバルブ特性の減衰力か発生される。さらに、下室
22内の油圧か上昇してplに達すると、ピストンI9
に設けられたディスクバルブ28もたわんて油液が上室
20に流出し、このときの仕切部材49を通る油液の流
れおよびピストン19を通る油液の流れにより第7図の
13線に示すハルツ特性の減衰力が発生される。
なお、伸長行程および短縮行程のいずれの場合も、仕切
部材49およびピストン19の両方のディスクハルツ2
9と51.28と50かたわむと流れる流量か多くなる
ため、勾配の小さなバルブ特性(h線、13線)となる
このように、ピストン速度の高速域ては、低車高時にバ
イパス通路34を油液かほとんど通らないため、ピスト
ン19に設けられたディスクバルブ28.29によって
大きなバルブ特性の減衰力か発生され、高車高時にはバ
イパス通路34を油液か通るため、ピストン19および
仕切部材49の両方に設けられたディスクハルツ28,
29,50.51によって小さなバルブ特性の減衰力が
発生される。
つづいて、第4の実施例を第8図を用いて説明する0本
実施例は、第1の実施例に対し、第2ピストン19の代
りに筒状の規制体48かピストンロッド23に取付けら
れており、規制体48および、規制体48内部の各部材
は第3の実施例に対して一部向きか逆なたけであるため
第3の実施例と同一または相邑する部材には同一の符号
を付して説明は省略する。
ピストンロッド23の上室20側には連通孔23cか形
成されており、この連通孔23cと中室21側の連通孔
23bと挿入孔23aとて上室20と中室21とを連通
するバイパス通路52か構成される。
メータリングピン53は、中間部か小径部53aでその
両側の大径部53b、53cとなっており、大径部53
b、5:lcはピストンロッド23の挿入孔23aに摺
動自在に嵌挿されている。そのため、小径部53aか前
記連通孔23b、23cの両方に対応したときにバイパ
ス通路52か開き、少なくともいずれか一方の連通孔2
3b、21cか大径部53b、53cに対応したときに
はバイパス通路52か閉じた状態となる。
以上の構成の油圧緩衝器にかかる作用を説明する。なお
、減衰力特性は第3の実施例とほぼ回しであるため、第
7図を用いて説明する。
まず、車両の高・低車高時の場合について説明する。ピ
ストンロッド23の伸長行程および短縮行程の両行程に
おけるピストン速度の低速域ては、バイパス通路52か
閉しられるため、油液かピストン18に設けられたオリ
フィス部30(第2図に図示)を通って上室20から下
室22に流出または下室22から上室20に流出して、
この油液の流れによって第7図の11.線、 J+線に
示すオリフィス特性の減衰力が発生される。
ピストンロッド23の伸長行程および短縮行程の両行程
におけるピストン速度の高速域では。
油液がピストン18の通路18a 、 18bに入りデ
ィスクバルブ26.27をたわませて下室22または上
室20に流出して、この油液の流れによって第7図のH
2線、j2線に示すバルブ特性の減衰力か発生される。
車両の中車高時には、バイパス通路52か開くため、ピ
ストンロッド23の短縮行程におけるピストン速度の低
速域では、下室22の油液が仕切部材49に設けられた
オリフィス部からバイパス通路52を通って上室20に
流出するとともに、ピストン18に設けられたオリフィ
ス部30により上室20に流出し、伸長行程におけるピ
ストン速度の低速域では、上室20の油液がバイパス通
路52から仕切部材49に設けられたオリフィス部を通
りT122に流出するとともに、ピストン18に設けら
れたオリフィス部30により下室22に流出する。これ
らの油液の流れによって第7図のI。
線+ jl線に示すオリフィス特性が得られる。
車両の中車高時の伸長行程でのピストン速度の高速域に
おいては、上室20内の油液かバイパス通路52を通っ
て仕切部材49に設けられたディスクバルブ51をたわ
ませて下室22に流出するとともに、油液かピストン1
8に設けられたディスクバルブ27もたわませて下室2
2に流出する。このとき、第3の実施例と同様に、仕切
部材49に設けたディスクバルブ51の開弁圧力P2を
ピストンに設けたディスクバルブ27の開弁圧力Plよ
り小さく設定しておけば、上室20内の油圧かP2に達
すると仕切部材49に設けたディスクバルブ51か先に
たわんて第7図の12線に示すバルブ特性の減衰力を発
生し1次に、上室20内の油圧かP。
に達すると仕切部材49に設けたディスクバルブ51と
ピストン18に設けたディスクバルブ27が両方たわん
で第7図のIff線に示すバルブ特性の減衰力が発生さ
れる。このとき、両方のディスクバルブ27.51がた
わむと流れる流量か多くなるため、勾配の小さなバルブ
特性となる。
車両の中車高時の短縮行程てのピストン速度の高速域に
おいては、油液が仕切部材49に設けられたディスクバ
ルブ50をたわませてバイパス通路52を通って上室2
0に流出するとともに、油液がピストン18の通路18
bにも入ってディスクバルブ26をたわませて上室20
にも流出する。このとき、第3の実施例と同様に、仕切
部材49に設けたディスクバルブ50の開弁圧力p2を
ピストン18に設けたディスクバルブ26の開弁圧力p
1より小さく設定しておけば、下室22内の油圧がp2
に達すると仕切部材49に設けたディスクバルブ50か
先にたわんで第7図の12線に示すバルブ特性の減衰力
を発生し、次に、下室22内の油圧かp、に達すると仕
切部材49に設けたディスクバルブ50とピストン18
に設けたディスクバルブ28が両方たわんで第7図のi
ユ線に示すバルブ特性の減衰力か発生される。
つぎに、第5の実施例を第9図ないし第11図を用いて
説明する0本実施例は、上記第2の実施例に対して、第
2ピストンの部分およびスペーサ25の形状を変更した
ものてあり、第2の実施例と同一または相当する部材に
は同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
ピストン18の下側には通路部材54とディスクバルブ
55を支持する支持部材56か設けられている。通路部
材54は、バイパス通路52と支持部材56に形成され
ている通路56aとを連通するためのものであり、支持
部材56は、下側の面にディスクバルブ55を当接させ
て支持するものである。なお、通路部材54には内側と
下室22側とを小さな通路面積で連通ずるオリフィス孔
54aか形成されている。
また、ピストン18に設けられているディスクバルブ2
6.27の開弁圧力はそれぞれP+、 P+に設定され
ており、支持部材56に設けられているディスクバルブ
55の開弁圧力P2はピストン18に設けられているデ
ィスクバルブ27の開弁圧力P。
よりも小さく設定されている。
以上の構成の油圧緩衝器に係る作用を説明する。
低および高車高時には、第9図に示すようにバイパス通
路44が閉じた状態となるため、伸長行程および短縮行
程において、ピストン速度の低速時には、ピストン18
のオリフィス部30により上室20から下室22または
下室22から上室20に油液が流れて第11図のKt&
a、に+Mに示すオリフィス特性の減衰力を発生し、高
速時にはピストン18に設けられたディスクバルブ26
.27をたわませて油液が流れて第11図のに2線、 
kz線に示すバルブ特性の減衰力が発生される。
中間車高時には、バイパス通路44か開いた状態となる
ため、短縮行程および伸長行程におけるピストン速度の
低速域では、通路部材54のオリフィス孔54aおよび
ピストン18に設けられたオリフィス部30の両方を流
れる油液によって第11図のし1線、ρ、線に示すオリ
フィス特性の減衰力か発生される。また、伸長行程にお
けるピストン速度の高速域では、上室20内の油圧かP
2に達すると、支持部材56に支持されているディスク
バルブ55かたわんて第11図のし2線に示すハルツ特
性の減衰力を発生し、上室20内の油圧がPIに達する
と、支持部材55に支持されているディスクバルブ55
とピストン18に設けられたディスクバルブ27の両方
かたわんで第11図のし、線に示すバルブ特性の減衰力
か発生される。短縮行程におけるピストン速度の高速域
ては、下室22内の油圧かp、に達すると、ピストン1
8のディスクハルツz6かたわんて12に示すハルツ特
性の減衰力が発生される。
なお、前記第5の実施例においては、ピストン18に設
けられたディスクハルツ27の開弁圧Plより支持部材
57に設けられたディスクバルブ55の開弁圧P2か小
さい場合について示したか、逆に、ピストンI8に設け
られたディスクバルブ27の開弁圧P1より支持部材5
7に設けられたディスクバルブ55の開弁圧P2を大き
くしてもよい。
すなわち、低および高車高時には、バイパス通路44か
閉じた状態となるため、伸長行程および短縮行程におい
て、ピストン速度の低速時には、ピストン18のオリフ
ィス部30により上室20から下室22または下室22
から上室2oに油液か流れて第12図のN、線+ nl
線に示すオリフィス特性の減衰力を発生し、高速時には
ピストン18に設けられたディスクバルブ26.27を
たわませて油液か流れて第12図のN2線+12線に示
すバルブ特性の減衰力か発生される。
中間車高時には、バイパス通路44か開いた状態となる
ため、短縮行程および伸長行程におけるピストン速度の
低速域ては、通路部材54のオリフィス孔54aおよび
ピストン18に設けられたオリフィス部30の両方を流
れる油液によって第12図のM、線、1.線に示すオリ
フィス特性の減衰力か発生される。また、伸長行程にお
けるピストン速度の高速域ては、上室20内の油圧か2
1に達すると、ピストン18に設けられたディスクバル
ブ27かたわんて第12図の■2線に示すバルブ特性の
減衰力を発生し、上室20内の油圧かP、に達すると、
支持部材56に支持されているディスクバルブ55とピ
ストン18に設けられたディスクバルブ27の両方かた
わんて第12図のm3線に示すハルツ特性の減衰力か発
生される。短縮行程におけるピストン速度の高速域ては
、下室22内の油圧かplに達すると、ピストン18の
ディスクバルブ26かたわんでs2に示すバルブ特性の
減衰力か発生される。
なお、先に述べた第4の実施例においても同様にディス
クバルブ25.27の開弁圧力Pl +p1より仕切部
材49に設けられたディスクバルブ50.51の開弁圧
Pz、pzを大きくしてもよい。
この場合、中間車高時の短縮行程において、ピストン速
度の高速域で、下室22内の油圧かp。
に達するとピストンI8に設けたディスクバルブ25か
先にたわんで第12図のm2線に示すバルブ特性の減衰
力を発生し、次に、下室22内の油圧かp2に達すると
ピストン18に設けたディスクハルツ28か両方たわん
て第121210′)m、線に示すハルツ特性の減衰力
かさらに発生されることになる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明は、メータリングピン
な用いて、ピストンのストローク位置に応じてオリフィ
ス部およびバルブ機構からなる1つの減衰力機構または
2つの減衰力発生all構を選択的に使用して減衰力が
発生されるようにしたため、オリフィス特性およびバル
ブ特性の減衰力の設定の自由度を拡大することができる
。そのため、車両に応じて最適な減衰力を発生させる油
圧緩衝器を提供することができる。
特に、上記2つの減衰力発生機構を直列的に作用させる
ものでは、減衰力か合成されるため大きな減衰力特性を
得ることができ、また、2つの減衰力発生機構を並列的
に作用させるものでは、折れ線的で、ピストン速度の高
速域での減衰力を抑えられるような減衰力特性を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の油圧緩衝器の第1の実施例の縦断面
図。 第2図は、第1図の一部拡大図。 第3図は、第1図に示した油圧緩衝器の減衰力特性を示
す図。 第4図は、本発明の油圧緩衝器の第2の実施例の縦断面
図、 第5図は、第4図に示した油圧緩衝器の減衰力特性を示
す図、 第6図は、本発明の油圧緩衝器のt!43の実施例の縦
断面図、 第7図は、第6図に示した油圧緩衝器の減衰力特性を示
す図。 第8図は、本発明の油圧緩衝器の第4の実施例を示す縦
断面図、 第9図は、本発明の油圧緩衝器の第5の実施例を示す縦
断面図。 第1O図は、第9図の要部拡大図。 第11jJは、第9図に示した油圧緩衝器の減衰力特性
を示す図、 第12図は、第4および第5の実施例においてディスク
バルブの開弁圧力の設定を変更した場合の減衰力特性を
示す図、 第13図は、従来の油圧緩衝器の一例を示す縦断面図、 第14図は、第13図に示した油圧緩衝器の減衰力特性
を示す図である。 17・・・シリンダ    18.19・・・ピストン
2G、21.22・・・室    23・・・ピストン
ロッド2コa・・・挿入孔 26.27.28.29・・・ディスクバルブコ0,3
1・・・オリフィス部 33・・・メータリングピン 34・・・バイパス通路
第1図 特許出願人     トキコ株式会社 (ほか2名) 第 図 矧5 ご 筒4 図 嬉 医 溶 図 爾11 医 第12図 第13図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油液が封入されたシリンダに挿入されたピストン
    ロッドの先端側に軸方向に並べて取り付けた2つのピス
    トンをそれぞれシリンダに摺動自在に嵌挿し、 該ピストンのいずれか一方に、該ピストン の伸長方向および短縮方向の摺動時にそれぞれ減衰力を
    発生するオリフィス部およびバルブ機構からなる減衰力
    発生機構を設け、 他方のピストンに、該ピストンの伸長方向 または短縮方向の摺動時に減衰力を発生するオリフィス
    部およびバルブ機構からなる減衰力発生機構を設け、 一端が前記シリンダの底部に固定されかつ 軸方向に大径部と小径部とが形成されたメータリングピ
    ンを、前記ピストンロッドの軸方向に形成されかつ該ピ
    ストンロッドの先端部に開口する挿入孔に挿入し、 前記他方のピストンによって仕切られた両 側の室を連通するハイバス通路を、前記ピストンロッド
    と前記メータリングピンとの相対的な位置関係において
    前記大径部により前記両側の室の連通を制限するように
    、前記挿入孔を含んで構成してなることを特徴とする油
    圧緩衝器。
  2. (2)油液が封入されたシリンダに挿入されたピストン
    ロッドの先端側に取り付けたピストンを該シリンダに摺
    動自在に嵌挿し、 該ピストンに、該ピストンの伸長方向およ び短縮方向の摺動時にそれぞれ減衰力を発生するオリフ
    ィス部およびバルブ機構からなる減衰力発生機構を設け
    、 一端が前記シリンダの底部に固定されかつ 軸方向に大径部と小径部が形成されたメータリングピン
    を、前記ピストンロッドの軸方向に形成されかつ該ピス
    トンロッドの先端部に開口する挿入孔に挿入し、 前記ピストンによって仕切られた両側の室 を連通するバイパス通路を、前記ピストン ロッドと前記メータリングピンとの相対的な位置関係に
    おいて前記大径部により前記両側の室の連通を制限する
    ように、前記挿入孔を含んで構成し、 該バイパス通路に、該バイパス通路内の油 圧に応じて減衰力を発生するオリフィス部およびバルブ
    機構からなる減衰力発生機構を接続してなることを特徴
    とする油圧緩衝器。
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