JPH02167001A - 整畦機における畦叩き装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は畦造成、修復作業等に用いられる整畦機におけ
る畦叩き装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来この種の整畦機における畦叩き装置としては、特開
昭５１−１４１２１２号公報、実公昭５１−４７７８５
号公報、実開昭５３−１０２４１１号公報、実開昭５３
−２０３１６号公報等が知られている。

これらの構造にあっては、走行機体の後部に連結機構に
より機枠を連結し、機枠に土盛ロータを設け、走行機体
を旧畦に沿って走行させ、土盛ロータで圃場中の泥土を
旧畦上に盛り上げ、この盛土を固定的な畦塗板で撫で付
けるか、若しくは進行方向面縁を蝶着した畦塗板で、そ
の後縁により押し付けるか、又は、スキ体で旧畦際の泥
土を旧畦上に乗せ、この乗上を叩き体のクランク動作で
叩き付けるように構成したものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、これらの従来構造の場合、土盛効率、畦
叩挙動等において満足されたものではなく、強固な畦を
得ることができないという不都合があった。

また、上記従来構造、特に土盛構造、盛土塗付構造、叩
き構造等を個々に各従来構造毎に検討すると各従来構造
の１塗装置のいずれもその各構造の組合わせに一長一短
が存在し、この結果最適な畦を得に難く、実用性に劣る
という不都合な面を有している。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はこれらの不都合を解消することを目的とするも
ので、その要旨は、走行機体に連結機構により機枠を連
結し、該機枠に旧畦上に土を跳ね上げる回転ロータを設
け、該回転ロータの上方及び畦上方にカバ部材を設け、
回転ロータの進行方向後方１）γ置に畦上面及び畦斜面
に合わせた縦断面一ハ、形状の畦叩体を設け、該畦叩体
を往復叩動作させる畦叩機構を設け、畦叩体の内面に離
泥体を設け、機枠に叩き反力を受ける安定部材を設けて
構成したことを特徴とする整畦機におけろ畦叩き装置に
ある。

〔作用〕

走行機体を畦に沿って走行すると、回転ロータよ旧畦上
に泥土を盛り上げ、カバ部材は回転ロータ上方決び畦上
方への泥土の外方飛散を防止し、その盛土を畦叩機構に
よる畦叩体の往復畦叩動作によって叩き締め固める。

この場合、離泥体は畦叩体への泥土付着を防止し、かつ
安定部材は畦叩体による叩き反力を受け、機枠振動を抑
える。

〔実施例〕

第１，２図は本発明は適用した整畦機における畦叩き装
置の最適な実施例を示すもので、１はトラクタたる走行
機体であって、それには連結機構２によって機枠３が昇
降自在に連結されている。

この連結機構２は油圧アーム４、上部リンク５、吊上リ
ンク６、下部リンク７で成り、左右の下部リンク７と上
部リンク５の先端の３点で機枠３を支持し、油圧アーム
４の揺動で機枠３を昇降自在になるようにしたらある。

８は主軸であって、機枠３に回転自在に横設され、走行
機体１の動力取出１１ｈ９により自在継手１０を介して
回転される。

１１は回転ロータで、それはロータｎと掻上刃１３とで
成り、回転軸線が畦１４方向となるように機枠３に横架
され、前記主軸８によりチェーン郷を介して回転される
。

１６はカバ部材であって、回転ロータ１１の上方及び畦
１４上方に位置して機枠３に設けられる。

このカバ部材１６の１側に垂下カバ部材１７を設け、庇
上カバ部材１７を取付カバ１７　ａと昇降カバ１７　ｂ
とで形成し、昇降カバ１７　ｂが畦上の起伏に応じて昇
降走行するように構成されている。

迅は畦叩体であって、それは畦上面を叩く上板部材１８
　ａと畦斜面を叩く側板部材＋８ｂとで畦に合わけた縦
断面ハ形状に形成され、機枠３の後部に２本の揺ＩＩリ
ンク１９を枢首突設し、揺動リンク１９の先端部を取付
アーム２０の中程に枢召連結し、取付アーム２０の中程
に畦叩体１８を設けている。

２１は畦叩機構であって、機枠３の後部にクランク体ｎ
を設け、クランク体ｎの主軸８より動力伝達し、クラン
ク体四と取付アーム２０の上部とを押動リンクｎで連結
して成る。

Ｕは畦叩体Ｂ内面に貼設したスボンノ等の雅泥体である
。

５は叩き反力を受ける安定部材であって、この場合、カ
バ部材１６の゛後面に回転ロータ１１の土跳ね上げ跡に
位置するように保持筒Ｚを縦設し、保持筒那に支持体ｎ
を昇降自在に嵌挿し、支持体ｎの上端部に螺子部Ｚを設
け、螺子部器に回動ハンドル四を有する雄蝶千杆３０を
螺着し、支持棒刀の下部両側に突板３１を設け、突板３
１に調節ボルト羽を設け、支持体Ｈに安定部材５を設け
、回動ハンドル四の回動により支持体Ｉを上下調節自在
にすると共に、調節ボルト３２によって安定部材６を左
右に振ることができるようにし、反力を確実に受ける角
度にできるようにしている。

本実施例は上記構成であるから、走行機体１を旧畦に沿
って走行し、主軸８を回転すると、一方では回転ロータ
１１の掻上刃１３は圃場泥土を掻上げて旧畦上に連続的
に跳ね上げ、回転跳ね上げ作用のため効率的な盛土がで
き、カバ部材１６によって回転ロータ１１上方及び畦上
方さらには畦側方への泥土の外方飛散が防止でき、より
盛土効率が向上でき、それと共に他方ではクランク体ｎ
が回転し、押動リンクｎを介して畦叩体部は揺動リンク
１９により揺動運動し、前記盛土を叩き締め固め、畦叩
体凪は縦断面ハ形状のため畦上面と畦斜面とを同時に叩
き締め、旧畦及び地中と、当該畦叩体迅で盛土をはさみ
込んで締め固め、Ｍ泥体ムは泥土の付着を防止して、か
っ、安定部材５は圃場土中に突入しているテこめ畦叩体
止の叩き反力を受け、機枠３の振動を抑制し、このため
強く盛土を締め固めでき、離泥体スによって泥土付着が
抑制でき、強固な畦を得ることができる。

〔発明の効果〕

本発明は上述の如く、走行機体を旧畦に沿って走行する
と、一方では回転ロータは圃場泥土を跳ね上げて旧畦上
に連続的に盛り上げ、回転跳ね上げ作用のため効率的な
盛土ができ、カバ部材によって泥土の外方飛散が防止で
き、より盛土効率が向上でき、それと共に他方では畦叩
機構が駆動し、畦叩体は往復畦叩連動し、前記盛土を叩
き締め固め、畦叩体は縦断面コ形状のため畦上面と畦斜
面とを同時に叩き締め、旧畦及び地中と、当該畦叩体で
盛土をはさみ込んで締め固め、離泥体は畦叩体の泥土付
着を確実に防止し、このため強く盛土を締め固めでき、
強固な畦を得ることができ、これによってはじめて良好
な畦の造成、修復が可能となり、かつ、安定部材は圃場
土中に突入しているため畦叩体の叩き反力を受け、機枠
の振動を抑制し、このため強く盛土を締め固めでき、離
泥体によって泥土付着が抑制でき、強固な畦を得ること
ができる。

以上、所期の目的を充分達成することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は全体斜
視図、第２図は要部の後面図、第３図は部分断面図であ
る。 １・・走行機体、２・・連結機構、３・・機枠、１１・
・回転ロータ、１４・・畦、１６・・カバｌｉｔ、ｔ、
迅・・畦叩体、２１・・畦叩機構、２４・・離泥体、５
・・安定部材。 平成１年４月２８日 出願人　　皆　　川　　　　　功 同　　　　　飯　　　　岡　　　　　　　　　殻代理人
　　吉　　井　　昭　　栄 １み卸 手続補正書（自発） 特許　平１−１１０６３３号手続補正書明　　　　細　
　　　書 平成 ５月２７日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行機体に連結機構により機枠を連結し、該機枠に旧畦
   上に土を跳ね上げる回転ロータを設け、該回転ロータの
   上方及び畦上方にカバ部材を設け、回転ロータの進行方
   向後方位置に畦上面及び畦斜面に合わせた縦断面■形状
   の畦叩体を設け、該畦叩体を往復叩動作させる畦叩機構
   を設け、畦叩体の内面に離泥体を設け、機枠に叩き反力
   を受ける安定部材を設けて構成したことを特徴とする整
   畦機における畦叩き装置。