JPH02163242A - 画像形成装置のシート材検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は、静電複写機、プリンタなどにおける、原稿
など、シート材の給排紙検知装置に関するものである。

（従来技術と解決すべき課題） 画像形成装置内に裁置した原稿を所定方向に搬送しなが
ら順次露光し、その光像をトナー像を形成する手段によ
って、別途搬送される紙などの転写材に転写するように
構成した周知の画像形成装置において、該画像形成装置
を上半部と下半部とに分割形成するとともに、該上半部
を下半部に対して回動開閉するように構成し、前記原稿
搬送路部分を装置の上半部に配置した構成のものがすで
に提案されている。

このような構成にすることによって、上半部を開放して
、原稿搬送路部分を操作者が直接見えるようにできるの
で、ジャム処理などには有利である。

上記のような構成の画像形成装置においては、原稿の存
否を直接検知するセンサ部材と、これに応動する。たと
えばフォトインタラプタなどを原稿搬送路近傍適所、換
言すると装置の上半部に配設し、該フォトインタラプタ
からの信号応動してたとえば装置を停止させるなどの処
理を実行するドライブ機構を装置の下半部に配置するの
が普通である、 このため、フォトインタラプタなどの出力を駆動部に伝
達するための配線を上下両半部にまたがって配設する必
要があり、この場合、該配線部分は、規格あるいは配線
が装置外部に露出することによって美感を損ねたり、配
線を損傷したりすることを回避するため、装置上半部を
開閉回動する枢着部分のヒンジを通して配設しである。

しかしながら、ヒンジ部は機械的に相対運動する部材を
結合して構成しであるから、このような部分に配線の一
部を収納した構成にしても、開閉のたびごとに配線に、
ねじりや曲げなどの作用が加わることを阻止することは
困難で、配線の劣化、断線などのおそれを免かれること
は事実上されめて困難である。

本発明はこのような問題に対処すべくなされたものであ
って、上述のような画像形成装置において、上下両半部
にわたるような配線をなくすことによって前記のような
問題を解消し、長期にわたって安定した作動を得られる
とともに、ユニット化にも便利な画像形成装置を提供す
ることを目的とするものである。

（２）発明の構成 （課題を解決する技術手段、その作用）Ｌ記の目的を達
成するため１本発明は、画像形成装置本体の一部を開放
して、その一方の側に原稿等のシート材の搬送路が形成
されるように構成した画像形成装置において、前記搬送
路の存在する側に、シート材の存否を機械的に検知する
検知部材を配設し、他方の側に、該検知部材の作動に応
動して信号を出力する部材を配設してなることを特徴と
するものである。

このように構成することによって１分割形成したことに
よる検知機構に含まれる配線を損傷するおそれがなく、
そのユニット化が容易になる。

（実施例の説明） 第１図は本発明の実施例を示す画像形成装置の概略側面
図であって、該装ＮＢの上枠部Ｂ１が、枢着点Ｃを中心
として、図示のように回動するものとする。

上記上枠Ｂｌには原稿を搬送する通路が形成されている
ものとし、これに沿って１図示の装置では、搬送される
原稿によって作動する２個のセンサアームｌ、？、該セ
ンサアームに従動するアクチュエータ３，４が配設して
あり、下枠Ｂ２には、前記アクチュエータ３．４と協働
するフォトインタラプタ５．６がそれぞれ配設しである
。

第２図は上枠Ｂｌを閉塞して装置を作動状態においたと
ころを示すもので、原稿が存在しないときには、不図示
のばねＫより、あるいは各部材の自重、重心位置を適当
に設定するなど適宜の手段によって、センサアーム、ア
クチュエータおよびフォトインタラプタは５同図左方の
それのような関係配置となっている。

図示右方から原稿Ｐが矢印Ａ方向に進行してセンサアー
ム１に衝突すると、これによって該アームが図示反時計
方向に回動してアクチュエータ３を変位させ、これがフ
ォトインタラプタ５の発光部と受光部と間に進入してビ
ームを遮断するので原稿の到来を検知できる。

原稿がさらに左方に進行してセンサアーム２に当接する
と上記と同様の仕方で当該位置に原稿が到達したことを
知ることができる。

原稿がセンサアームｌあるいは同２の位置を過ぎると、
センサアームｌ、２は旧位に復してフォトインタラプタ
５．６も常態に戻ることになる。

なお、図示の装置においては、２個の検知手段を配した
場合を例示したが、たとえばジャム検知の場合、検知手
段は比較的ジャムの発生しやすい個所に適宜配設するこ
とが望ましく、その数にはとくに制限はない。

第３図は本発明の他の実施例を示すもので、前記実施例
のものと対応する部分には同一の符号を付して示してあ
り、それらについての説明は省略する。

このｔ、Ｈにおいては、上枠Ｂｌにはセンサアーム１，
２のみが配設してあり、これらアームによって作動する
アクチュエータ３，４は、フォトインタラプタ５，６と
ともに下枠Ｂ２に配設しである。

このような構成によっても、前述の場合と同様の作用を
奏し得ることは直ちに理解できるところであろう。

第４図は、検知部材としてリードスイッチを利用するこ
とが出来ることを示すもので、到来する原稿によって直
接あるいは間接的に図示双方矢印のように変位するアー
ム７にマグネット９を装着し、該アーム７が、原稿の存
在を検知して図示下方に移動したときに、前記マグネッ
トに対向する位置にリードスイッチ８を配設してなるも
のである。

第５図は、検知部材としてマイクロスイッチを用いた場
合を示し、原稿の到来を検知して、アーム１０が図示下
方に変位したときに、これがマイクロスイッチ１１を作
動させるように構成しである。

これら第４図、第５図々示のものが前述の各実施例のも
のと同様の機能を奏することは容易に理解できるところ
であろう。

さらにまた、以上、本体部分を上下分割開閉することが
でき、その上半部に原稿搬送部分が存在する画像形成装
置について説明したが、このように分割開閉可能な画像
形成装置において５上半部を開放することによって、転
写材の搬送路が露出するようなものが提案されており１
本発明が、このような画像形成装置にも適用できること
は論をまたないところである。

（３）発明の詳細 な説明したように、本発明によるときは、必要に応じて
本体を上下２部分に分割開放することのできる画像形成
装置における、原稿などシート状部材の搬送を検知する
にあたり、検知装置の構成に必要な配線を分割した部分
の双方にまたがって配設することを要しないので、配線
の損傷などのおそれがなく、長期にわたって安定した作
動を期待できるとともに、検知手段のユニット化にも有
効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す要部断面図、第２図は同
上の作用を示す要部の拡大図、第３図は他の実施例を示
す要部断面図、第４図、第５図は検知部分の他の構成を
示す図である。 ｌ、２−・−センサアーム、３．４１１拳・アクチュエ
ータ、５．６・中−フォトインタラプタ。 ８・争・リードスイッチ、１１Ｉ−・マスクロスイッチ
。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像形成装置本体の一部を開放して、その一方の
   側に原稿等のシート材の搬送路が形成されるように構成
   した画像形成装置において、前記搬送路の存在する側に
   、シート材の存否を機械的に検知する検知部材を配設し
   、他方の側に、該検知部材の作動に応動して信号を出力
   する部材を配設してなる画像形成装置のシート材検知装
   置。
2. （２）シート材が原稿である特許請求の範囲第１項記載
   のシート材検知装置。
3. （３）シート材が転写材である特許請求の範囲第１項記
   載のシート材検知装置。