JPH04292353A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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Publication number
JPH04292353A
JPH04292353A JP3080731A JP8073191A JPH04292353A JP H04292353 A JPH04292353 A JP H04292353A JP 3080731 A JP3080731 A JP 3080731A JP 8073191 A JP8073191 A JP 8073191A JP H04292353 A JPH04292353 A JP H04292353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
sheet
signal
opening
recording paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP3080731A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Watabe
英昭 渡部
Otoya Kosugiyama
小杉山 乙矢
Makoto Shikada
鹿田 真
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3080731A priority Critical patent/JPH04292353A/ja
Publication of JPH04292353A publication Critical patent/JPH04292353A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00717Detection of physical properties
    • G03G2215/00721Detection of physical properties of sheet position

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機・印刷機・レー
ザービームプリンタ・輪転式カメラ等の画像形成装置、
原稿自動給送装置(ADF装置・RDF装置)、シート
加工機等のシート扱い装置において、シート(記録紙・
原稿・被加工紙など)を所定の経路に沿って搬送させる
シート搬送装置に関する。
【0002】より詳しくは、シート搬送の正常・異常を
検出して装置を所定に制御する等のためにシート搬送経
路を搬送されるシートを検知する手段と、ジャムシート
の取り出しや装置内点検等をするために装置を開放する
開閉カバー部を有しているシート搬送装置に関する。
【0003】
【従来の技術】便宜上、図12に示した画像形成装置の
一例について説明する。本例は転写式電子写真プロセス
利用のレーザービームプリンタである。
【0004】1はプリンタ本体機筺、2はプリンタ本体
内に着脱交換自在のプロセスカートリッジであり、本例
では回転ドラム型の電子写真感光体3と、帯電器4と、
現像器6と、クリーニング器8の4つのプロセス機器を
包含させてなる。
【0005】感光体3は矢示の時計方向に所定の周速度
(プロセススピード)をもって回転駆動され、帯電器3
による一次帯電、レーザースキャナ5による目的画像情
報のレーザービーム走査露光L(5aはレーザービーム
反射ミラー)、現像器6による現像の工程を順次に受け
て周面に目的画像情報に対応したトナー像が形成される
【0006】一方、給紙カセット9から給紙ローラ10
と分離摩擦部材11とにより記録紙(シート)Sが1枚
宛分離給送され、レジストローラ対12を介して感光体
3と転写用帯電器7との間に所定のタイミングで給送さ
れ、その給送記録紙Sに感光体3側の形成担持トナー像
が順次に転写されていく。トナー像転写を受けた記録紙
は感光体3面から分離されて搬送ガイド13を通って定
着器14へ導入され、該定着器14でトナー像定着を受
け、搬送ローラ対17・18で排紙口19を通して機外
へ出力される。転写後の感光体3はクリーニング器8で
清掃されて繰り返して作像に供される。
【0007】定着器14は本例のものは互いに圧接させ
た熱ローラ15と加圧ローラ16からなる定着ローラ対
を主体とするもので、その圧接ニップ部を記録紙が通る
ことでトナー像が熱と圧力で定着化される。
【0008】20は定着ローラ対15・16と搬送ロー
ラ対17・18との間において記録紙の有無を検知する
シート検知手段である。このシート検知手段20は定着
ローラ対15・16を通った記録紙の先端通過・後端通
過を検知して搬送記録紙を検知し、その検知信号が不図
示のコントローラ(制御部)へ入力する。
【0009】コントローラは例えばプリントスタート信
号或いは給紙開始信号時点から所定の時間が経過するま
での間に上記のシート検知手段20からの搬送記録紙の
先端通過検知信号及び後端通過検知信号の入力を受けた
ときは記録紙が正常に搬送されていると判断する。一方
上記の所定時間が経過してもシート検知手段20からの
先端通過検知信号の入力を受けなかったり、その入力を
受けてもその後の後端通過検知信号の入力を所定時間内
に受けなかったときは搬送記録紙にジャムが発生したも
のと判断してその時点でプリンタの駆動手段を停止させ
ると共に、不図示のプリンタ操作部の警告表示手段にジ
ャム発生を報知する。その報知によりオペレータはジャ
ム紙の除去作業をする。
【0010】そのジャム紙の除去処理や、定着器等のメ
ンテナンスなどを行なえるように、本例のプリンタは排
紙口19を含むプリンタ後面板21を装置開閉カバーと
してそれをヒンジ軸22を中心に実線示の起立たたみ込
み状態から2点鎖線示の開き倒し状態にすることで定着
器14内を開放状態にできるようになっている。
【0011】この場合、ジャム発生の場合は上記のよう
にシート検知手段によるジャム検知信号により装置本体
は駆動停止状態にさせるが、ジャム時以外のときも定着
器のメンテナンスなどのために装置開閉カバー21が開
かれたときもカバー開閉検知手段によりカバー開き信号
で装置本体の駆動を停止(禁止)状態にさせて安全確保
の制御がなされる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記においてシート検
知手段とカバー開閉検知手段は個々別々に具備させると
、それだけ部品数が増加し、また装置の組立工数も増加
することになり、コストアップとなる。
【0013】本発明は兼用検知手段で上記のシート検知
とカバー開閉検知の2つの検知を行なわせ、かつその兼
用検知手段を簡単で信頼性のある構成とすることで、上
記の問題点を除去することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート搬送経
路を搬送されるシートを検知する手段と、装置内開放用
の開閉カバーを有しているシート搬送装置であり、前記
のシート検知手段は信号発生器と該信号発生器と組とな
る作用部材との一方の部材を搬送されるシートに関与さ
せて他方の部材に対する作用状態と非作用状態とに変化
させることで搬送シート材の検知を行なわせ、上記一方
の部材を装置の前記開閉カバーの開閉により直接的に他
方の部材に対する非作用状態と作用状態とに変化させる
ようにしたことを特徴とするシート搬送装置、である。
【0015】
【作用】装置の開閉カバーが閉じられている状態におい
ては、信号発生器と該信号発生器と組となる作用部材と
がシート検知手段として機能する作用状態に保持されて
シート検知手段として機能し、一方の部材に搬送される
シートが関与することで他方の部材に対する作用状態と
非作用状態とを生じてその両状態の変化信号により搬送
シート材の検知がなされる。
【0016】そして装置の開閉カバーが開かれたときは
、そのカバーの開きにより上記一方の部材が他方の部材
に対して非作用状態に変化することによりその変化信号
によりカバーが開かれたことが検知される。
【0017】カバーが閉じられるとその閉じにより一方
の部材が他方の部材に対して作用状態に復帰変化するこ
とでその変化信号によりカバーが閉じられたことが検知
されるとともに、その両部材がシート検知手段として機
能する状態に復帰する。
【0018】つまり、シート検知とカバー開閉検知の2
つの検知が共通の検知手段でなされる。そしてその共通
の検知手段は信号発生器と該信号発生器と組となる作用
部材との実質2つの部材だけで構成されるから部品点数
が少なて簡単な構成であり、組立工数も少なくて装置の
低コスト化ができ、しかも微妙な調整がいらず装置動作
の信頼性を高くすることができる。
【0019】
【実施例】■下の各実施例1〜4において図中の15・
16、17・18、19・21は夫々前述図12のプリ
ンタの定着ローラ対15・16、搬送ローラ対17・1
8、排紙口19を有する装置開閉カバーに対応する構成
部材である。
【0020】<実施例1>(図1〜図3)図1はシート
検知兼カバー開閉検知手段部分30の斜視図、図2は側
面図、図3はカバーが開かれている状態時の側面図であ
る。
【0021】31は装置本体側の不図示の不動部材に取
付け支持させたフオトインタラプタである。
【0022】32は不図示の軸受部材に回動自由に軸受
させた軸部材、33・34はこの軸部材32に一体に設
けた下向きのセンサアームと上向きのセンサフラグ、3
5は同じく該軸部材32の一端側に一体に設けた横向き
の突当てアームである。上記の互いに一体の軸部材32
・センサアーム33・センサフラグ34・突当てアーム
35をアクチュエータ36と総称する。
【0023】突当てアーム35の先端部は装置開閉カバ
ー21が閉じ状態にあるとき該カバー21に一体に設け
た突当て斜面カム37の斜面に受止め支持されている(
図1・図2)。この状態においてセンサアーム33の下
端は定着ローラ対15・16と搬送ローラ対17・18
との間において記録紙の搬送通過路内に位置しており、
センサフラグ34はフォトインタラプタ31の光源と受
光素子間の光路中に位置して光路を遮断(遮光)した位
置にある。従ってフォトインタラプタ31からコントロ
ーラへの信号はOFF信号となっている。
【0024】記録紙Sは定着ローラ対15・16の圧接
ニップ部を通って搬送ローラ対17・18へ向う途中で
その先端が下向きのセンサアーム33の下端部に当って
これを軸部材32を中心に時計方向に蹴り上げることで
アクチュエータ36が図2の2点鎖線示のように時計方
向に回動する。このアクチュエータ36の時計方向への
回動姿勢は記録紙Sの後端がセンサアーム33の下端を
通過するまでセンサアーム33の下端が記録紙上面に接
していることで保持される。そしてアクチュエータ36
の時計方向への回動によりセンサフラグ34がフォトイ
ンタラプタ31の光路外へ逃げ回動して光路が開放され
ることでフォトインタラプタ31からコントローラへの
信号はOFF信号からON信号になる。突当てアーム3
5は斜面カム37から上方へ回動した角度姿勢となる。
【0025】搬送記録紙Sが搬送ローラ対17・18に
引き継がれて記録紙Sの排出が進み、記録紙Sの後端が
センサアーム33の下端を通過し終るとセンサアーム3
3の搬送記録紙による蹴り上げが解除されるのでアクチ
ュエータ36は反時計方向に復元回動して突当てアーム
35の先端が斜面カム37に受止め支持された実線示の
元の角度姿勢に復帰する。これによりセンサフラグ34
がフォトインタラプタ31の光路中に位置して光路が遮
断されコントローラへの信号がON信号からOFF信号
になる。
【0026】上記フォトインタラプタ31からコントロ
ーラへのOFF信号からON信号の入力、及びON信号
からOFF信号の入力がプリントスタート信号或いは給
紙開始信号時点から所定の時間が経過するまでの間にな
されているときはコントローラは記録紙搬送が正常にな
されたものと判断する。
【0027】しかし上記の所定時間が経過するまでの間
にフォトインタラプタ31からコントローラへのON信
号入力がないときや、ON信号が入力してもその後所定
の時間経過してもOFF信号の入力がなくON信号が続
くときはコントローラは定着ローラ対15・16の記録
紙入口側や定着ローラ対15・16と搬送ローラ対17
・18との間で記録紙がジャムしているものと判断して
その時点でプリンタの駆動手段を停止させると共に、不
図示のプリント操作部の警告表示手段にジャム発生を報
知する。オペレータは装置カバー21を開いて定着器内
を開放しジャム紙の除去を行なう。
【0028】上記のジャム発生時でなくとも、定着器の
メンテナンスなどのためにカバー21が開かれたときは
、そのカバー21の開きと共に斜面カム37がアクチュ
エータ36の突当てアーム35の先端部から逃げ移動し
てアクチュエータ36は図3のように突当てアーム35
がストッパ38に受止められるまで時計方向に回動する
。これによりセンサフラグ34がフォトインタラプタ3
1の光路外へ回動して光路が開放されることでコントロ
ーラへON信号が入力する。このON信号の入力により
コントローラはカバー21が開かれたと判断し、装置駆
動系を停止状態に保持させる。
【0029】ジャム処理後やメンテナンス終了後にカバ
ー21を再び閉じると、突当てアーム35が突当て斜面
カム37に当接するためアクチュエータ36が反時計方
向へ回動されて図1・図2の状態、即ちセンサフラグ3
4がフォトインタラプタ31の光路を遮断した回動角状
態に復帰する。これによりフォトインタラプタ31から
コントローラへはOFF信号が入力してコントローラは
カバー21が閉じられたと判断し、装置を作動可能状態
に復帰させる。
【0030】以上のように兼用検知手段31・36でシ
ート検知とカバー開閉検知の2つの検知がなされる。そ
してその兼用検知手段は本実施例ではフォトインタラプ
タ31とアクチュエータ36の2部材の簡単な構成のも
のであり、また開閉カバーに一体的に形成された突当て
斜面カム37に直接にアクチュエータ36の突当てアー
ム部35を突当てて所定位置に位置決めさせたことでフ
ォトインタラプタ31とアクチュエータ36のセンサフ
ラグ部34との相対位置ズレをなくすことができ動作を
確実なものにできる。従って部品点数が少なく、組立工
数も減少させることができコストダウンできると共に、
信頼性もある。
【0031】<実施例2>(図4〜図6)図4はシート
検知兼カバー開閉検知手段部分30の斜視図、図5は側
面図、図6はカバーを開かれた状態時の側面図である。
【0032】本実施例においてはカバー21は上辺側に
設けたヒンジ軸22を中心に開閉回動される。フォトイ
ンタラプタ31は搬送ローラ対17・18とカバー21
との間において装置本体側の不図示の不動部材に取り付
けて支持させてある。39はセンサフラグであり、カバ
ー21の裏面に一体に設けた軸受アーム40・40間に
揺動自由に軸受支持させてある。41はセンサフラグ3
9に一体とした軸部である。42は記録紙ガイドである
【0033】カバー21が閉じ状態にあるときは、セン
サフラグ39は搬送ローラ対17・18とカバー21と
の間において図5のように記録紙の搬送通過路内に垂下
しており、かつ記録紙ガイド42の先端縁に当って受け
止められて位置決めされ静止しており、その下端部がフ
ォトインタラプタ31の光路中に位置して光路を遮断し
ている。従ってフォトインタラプタ31からコントロー
ラへの信号はOFF信号となっている。
【0034】記録紙Sが搬送ローラ対17・18から排
紙口19を通して排出されるときその先端がセンサフラ
グ39に当って該フラグ39を軸部41を中心に蹴り上
げ、フラグ39は図5の2点鎖線示にように反時計方向
に回動する。このフラグ39の反時計方向への回動姿勢
はフラグ39の下端を記録紙の後端が通過するまでフラ
グ下端が記録紙上面に接していることで保持される。そ
してこのフラグ39の反時計方向への回動によりフラグ
39がフォトインタラプタ31の光路外へ逃げることで
フォトインタラプタ31からコントローラへの信号はO
FF信号からON信号になる。
【0035】フラグ39の下端を搬送記録紙の後端が通
過するとフラグ39は自重で戻り回動して図5の実線示
の記録紙ガイド42の先端縁で受止められた元の垂下静
止姿勢に復帰する。これによりそのセンサフラグ39で
フォトインタラプタ31の光路が遮断されてコントロー
ラへの信号がON信号からOFF信号になる。
【0036】上記のフォトインタラプタ31からコント
ローラへ入力されるON信号・OFF信号と所定時間と
の対比により実施例1と同様に記録紙搬送の正常・異常
の判断がコントローラでなされる。
【0037】カバー21が開かれたときは図6のように
センサフラグ39がカバー21と一緒に引き上げられて
フォトインタラプタ31から離れるのでフォトインタラ
プタ31の光路が開放されコントローラにON信号が入
力する。これによりコントローラはカバー21が開かれ
たと判断する。カバー21を再び閉じるとフラグ39が
フォトインタラプタ31の位置に戻り移動して光路を遮
断した図4の実線示の状態に復帰するので、コントロー
ラにOFF信号が入力してコントローラはカバー21が
閉じられたと判断する。
【0038】本実施例もフォトインタラプタ31とセン
サフラグ39の2つの部材だけの簡単な構成の兼用検知
手段31・39でシート検知とカバー開閉検知の2つの
検知がなされる。またセンサフラグ39を記録紙ガイド
42の先端縁に受止めさせて位置決めさせたことで簡単
な構成で良好な位置決め精度が得られる。
【0039】<実施例3>(図7〜図9)図7はシート
検知兼カバー開閉検知手段部30の斜視図、図8は側面
図、図9はカバーが開かれた状態時の側面図である。
【0040】本実施例においてはカバー21は上辺側に
設けたヒンジ軸22を中心に開閉回動される。搬送ロー
ラ対(17・18)は省略してある。フォトインタラプ
タ31は記録紙通過路外に装置本体側に不図示の不動部
材に取り付けて支持させてある。
【0041】43はアクチュエータとしてのポリエステ
ルフィルム等の弾力性を有するフィルム材である。この
フィルム材は上辺側を装置本体側の不動部材45に固定
して自由状態においてカバー21の下辺側に向かう斜め
下向きの姿勢(図9の実線示)に取付け支持させてある
【0042】カバー21が閉じられている状態(図8)
においては、該カバー21の内面側に一体に内方へ突出
させて設けてある突出板44の先端縁が上記斜め配設の
フィルム材43の中間部に押圧接触してその接触部から
下辺側のフィルム材部分43aがフィルム材43の弾力
性に抗して下向きにくの字にたわんだ状態に保持される
。この状態においてフィルム材の下辺部は記録紙通過路
中に位置している。また該フィルム材43の下辺部の一
端側に折曲げ形成したフラグ部43bが前記フォトイン
タラプタ31の光路中に位置し、該フラグ部43bを黒
色塗装(遮光処理)してあることで光路が遮断されてい
る。従ってフォトインタラプタ31からコントローラへ
の信号はOFF信号となっている。
【0043】定着ローラ対15・16を通った搬送記録
紙Sの先端が記録紙通過路中に位置しているフィルム材
43の下辺部に当ることで突出板部44の接触部から下
辺側の下向きフィルム材部分43aが押されて弾力性に
抗して図8の2点鎖線示のようにカバー21の方向にた
わみを生じて押し上げられ、記録紙はそのフィルム材部
分43aの下を通って排紙口19側へ搬送されていく。 上記のフィルム材部分43aのたわみ状態は記録紙の後
端が通過するまで保持される。そして該フィルム材部分
43aの上記のたわみによりフラグ部分43bがフォト
インタラプタ31から逃げ移動して光路が開放され、コ
ントローラへの信号はOFF信号からON信号になる。
【0044】フィルム材部分43aの下を搬送記録紙の
後端が通過すると、該フィルム材部分43aが自身に弾
力性で実線示の下向き状態に復元する。これによりフラ
グ部43bが再びフォトインタラプタ31の光路に戻っ
て光路が遮断され、コントローラへの信号がON信号か
らOFF信号になる。
【0045】上記のフォトインタラプタ31からコント
ローラへの入力されるON信号・OFF信号と所定時間
との対比により実施例1と同様に記録紙搬送の正常・異
常の判断がコントローラでなされる。
【0046】カバー21が開かれたときは、カバー21
側の突出板44によるフィルム材43の押圧接触が解除
されることでフィルム材43は図9の実線示のように自
身の弾力性により全体にカバー21に向かって斜め下向
き姿勢になる。これによりフラグ部分43bがフォトイ
ンタラプタ31から逃げ移動して光路が開放され、コン
トローラにON信号が入力する。そのON信号でコント
ローラはカバー21が開かれたと判断する。
【0047】カバー21を再び閉じると、フィルム材4
3が突出板44の押圧接触で再び図8のたわみ状態に戻
され、フラグ部43bがフォトインタラプタ31の光路
内に位置して光路が遮断され、コントローラにOFF信
号が入力してコントローラはカバー21が閉じられたと
判断する。
【0048】本実施例もフォトインタラプタ31とアク
チュエータとしてのフィルム材43の2つの部材だけの
簡単な構成の兼用検知手段31・43でシート検知とカ
バー開閉検知の2つの検知がなされる。またフォトイン
タラプタ31に対するフラグ部43aの位置決め精度も
良好に得られる。
【0049】<実施例4>(図10・図11)図10は
カバー21の閉じ状態時の側面図、図11はカバー21
の開き状態時の側面図である。本実施例においてはカバ
ー21は下辺側に設けたヒンジ軸22を中心に開閉回動
される。搬送ローラ対(17・18)は省略してある。
【0050】46はアクチュエータとしての、ポリエス
テルフィルム等の弾力性を有するフィルム材である。こ
のフィルム材は上辺側を装置本体側の不動部材48に固
定して自由状態においてカバー21の下辺側に向かう斜
め下向きの姿勢(図10の実線示)に取付け支持させて
ある。47は該フィルム材46の面にはり付けて取付け
たひずみゲージである。
【0051】カバー21が閉じられている状態(図10
)においては、該斜め下向き配設のフィルム材46は自
由状態にあり、その下辺部は記録紙通過路中に位置して
いる。またこの状態においてはひずみゲージ47により
検出されるフィルム材46のたわみ量は実質的に零であ
る。コントローラにはひずみゲージ47からフィルム材
46のたわみ量−零に対応する信号が入力する。
【0052】図10の状態において、定着ローラ対15
・16を通った搬送記録紙はその先端がフィルム材46
の下辺部に突き当り、フィルム材46がその弾力性に抗
してカバー21方向に2点鎖線示のようにたわみ、記録
紙はそのたわみがフィルム材46の下を通過して排出口
19から排出されていく。フィルム材46の上記のたわ
みは記録紙の後端がフィルム材46の下を通過するまで
保持される。そしてフィルム材46の上記のたわみをひ
ずみゲージ47が検知してそのたわみ量(たわみ量−大
)に対応する信号がコントローラへ入力し、コントロー
ラは記録紙が通過中であると判断する。
【0053】搬送記録紙の後端がフィルム材46の下端
を通過すると、フィルム材46は自身の弾力性により図
10の実線示のたわみのない状態に復元し、ひずみゲー
ジ47からコントローラへフィルム材46のたわみ量−
零に対応する信号が入力する。これによりコントローラ
で記録紙の後端通過が認識される。
【0054】上記のひずみゲージ47からコントローラ
へ入力するたわみ量−零に対応する信号と、たわみ量−
大に対応する信号と、所定時間との対比により記録紙の
搬送時の正常・異常が判断される。
【0055】カバー21が開かれると、カバー21に一
体に設けた突出板48がフィルム材46の下辺部に接触
してフィルム材46を図11の実線示のように大きくす
くい上げて支持した状態にし、フィルム材46が記録紙
通過時におけるたわみ量(図10の2点鎖線示)よりも
数倍の大きさでたわめられた状態になる。そのためひず
みゲージ47からコントローラに対してその大きなフィ
ルム材たわみ量に対応する信号が入力してコントローラ
はカバー21が開かれたと判断する。
【0056】カバー21を再び閉じると、フィルム材4
6の突出板48によるすくい上げ支持が解除され、フィ
ルム材46が図10のたわみのない実線示の状態に復元
し、ひずみゲージ47からコントローラへの信号は大き
なフィルム材たわみ量に対応する信号からたわみ量−零
に対応する信号に変化する。これによりコントローラは
カバー21が閉じられたと判断する。
【0057】本実施例もひずみゲージ47とアクチュエ
ータとしてのフィルム材46の2つの部材だけの簡単な
構成の兼用検知手段46・47でシート検知とカバー開
閉検知の2つの検知がなされる。また本実施例の場合は
センサであるひずみゲージ47とアクチュエータである
フィルム材46との相対位置のズレという誤差要因は全
くなく、動作が確実である。
【0058】なお以上の実施例はプリンタの定着器部に
おける記録紙(シート)搬送の検知と該定着器部の開閉
カバーの開閉検知の場合であるが、本発明はその他、例
えば複写機・印刷機・輪転式カメラ等の画像形成装置、
原稿自動給送装置(ADF装置・RDF装置)、シート
加工機等のシート扱い装置におけるシート搬送装置とし
て有効に活用できる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明に依れば、兼用検知
手段でシート検知とカバー開閉検知の2つの検知を行な
わせることができ、かつその兼用検知手段の構成は部品
点数が少なくて簡単な構成であり、組立工数も少なくて
装置の低コスト化ができ、しかも微妙な調整がいらず装
置動作の信頼性を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  第1実施例装置の要部の斜視図
【図2】 
 その側面図
【図3】  カバー開き状態時の側面図
【図4】  第
2実施例装置の要部の斜視図
【図5】  その側面図
【図6】  カバー開き状態時の側面図
【図7】  第
3実施例装置の要部の斜視図
【図8】  その側面図
【図9】  カバー開き状態時の側面図
【図10】  
第4実施例装置のカバー閉じ状態時の側面図
【図11】  カバー開き状態時の側面図
【図12】 
 画像形成装置の位置例の構成略図
【符号の説明】
15・16  定着ローラ対 17・18  搬送ローラ対 19    排紙口 21    装置開閉カバー 31    フォトインタラプタ 36    アクチュエータ 43・46    フィルム材 47    ひずみゲージ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート搬送経路を搬送されるシートを検知
    する手段と、装置内開放用の開閉カバーを有しているシ
    ート搬送装置であり、前記のシート検知手段は信号発生
    器と該信号発生器と組となる作用部材との一方の部材を
    搬送されるシートに関与させて他方の部材に対する作用
    状態と非作用状態とに変化させることで搬送シート材の
    検知を行なわせ、上記一方の部材を装置の前記開閉カバ
    ーの開閉により直接的に他方の部材に対する非作用状態
    と作用状態とに変化させるようにしたことを特徴とする
    シート搬送装置。
JP3080731A 1991-03-19 1991-03-19 シート搬送装置 Pending JPH04292353A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7188837B2 (en) * 2004-02-27 2007-03-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Media detection
JP2010179983A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、および画像形成プログラム
JP2011051698A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Brother Industries Ltd 画像記録装置
JP2011191630A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置

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