JPH02162474A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

Info

Publication number
JPH02162474A
JPH02162474A JP31649788A JP31649788A JPH02162474A JP H02162474 A JPH02162474 A JP H02162474A JP 31649788 A JP31649788 A JP 31649788A JP 31649788 A JP31649788 A JP 31649788A JP H02162474 A JPH02162474 A JP H02162474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
processing
input
output
picture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31649788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2967519B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Kimura
木村 裕行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP63316497A priority Critical patent/JP2967519B2/ja
Publication of JPH02162474A publication Critical patent/JPH02162474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2967519B2 publication Critical patent/JP2967519B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像入力手段より画像を入力し処理を行う画
像処理装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、画像処理装置(例えば、原稿画像を入力して、こ
れにボスタリゼーション、画像合成等の画像処理を施し
て、カラープリンターに出力するような装置)は、第2
図に示すような構成になっていた。
以下、従来例の画像処理装置の構成を第2図で示すブロ
ック図を参照して、述べる。
図示するように、1はカラースキャナの様な画像入力装
置であり、ここで読み込まれた画像は入力制御装置2を
介して処理装置3に送られる。
処理装置3に送られた画像は、−度ハードディスりの様
な記憶装置4に収納される。5はモニタTVの様な表示
装置であり、処理メニューや処理パラメータの決定、処
理前後、及び途中の画像の表示に用いられる。51は表
示装置5内部にある表示用のフレームメモリである。6
はデジタイザのような座標入力装置であり、表示装置5
に表示された!A埋メニューの選択・処理パラメータの
変更に用いられる。7は出力制御装置、そして、8はカ
ラーインクジェットプリンタの様な出力装置であり、処
理装置3で処理された画像の出力に用いられる。
次に、従来例の画像処理装置の処理を第3図で示すフロ
ーチャートに従い、以下に説明する。
まず、画像入力装置1に原稿となる画像情報をセットす
る(ステップ5lot)0次に画像入力装置1を作動さ
せて、原稿の画像情報を読みとる(ステップ5102)
。この読取りの解像度は、最後の出力装置8の出力に必
要な解像度で行われる。そして、読み取った画像情報は
入力制御装置2・処理装置3を介して記憶装置4に収納
される(ステップ5103)。次に、デジタイザの様な
座標入力装置6を用いて処理に必要なパラメータの設定
を行う(ステップ5104)、なお、この最初のパラメ
ータの設定は、オペレータが座標入力装置6を用いて対
話的に決定するのではなく、予め定められた値を用いる
様にしてもよい。
次に、処理装置3は、このパラメータに従って記憶装置
4に収納されている画像情報を読みだして処理を行い、
結果を再び記憶装置4に収納する(ステップ5105)
。そして、処理装置3は、記憶装置4から処理画像を読
みだして、表示装置5に表示できる大きさまで縮小して
から表示装置5内部の表示用フレームメモリ51に転送
する。
(ステップ310B)。オペレータが表示装置5の画像
を見て、この処理の結果に満足しなかった場合は、座標
入力装置6を用いてパラメータの値の変更を行い(ステ
ップ5107.3108)、処理をステップ5105に
戻し、再度変更されたパラメータ値での処理を行う。一
方、処理の結果に満足した場合には、記憶装置4に収納
された処理画像を出力制御装置7・出力装置8に送出し
て処理画像の出力を行う(ステップ5109)。
このようにして、全ての処理が完成する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の画像処理装置では、出力に必要な
画像データ全部を画像入力装置1で一度に読み込んで記
憶装置4に収納するために、記憶装置4は膨大な記憶容
量を必要とした。例えば、はぼA4サイズの200mm
X280mmの画像を1apel (16画素/ 1 
m m )で読み込んだ場合、1画素に3byte (
レッド(R)、グリ−:/(G)、ブルー(B)の情報
に各1 byte=8bit)必要であるとすれば、全
画素では43Mbyteもの容量になってしまうために
、記憶装置4として大型のものが必要となり、その結果
、画像処理装置が高価になってしまうという欠点があっ
た。
また、表示装置5ではこのような大容量の画像を全て表
示することができないので、処理装置3で表示の為に縮
小画像を作成し、これを表示装置5内部の表示用フレー
ムメモリ51に転送するというようにしていた。そのた
めに、この縮小処理の時間だけ画像の表示が遅くなって
しまい、処理の作業性が著しく悪いという欠点もあった
このように従来例では、1つの処理装置が出力に必要な
画像情報を一度に全て読み込み、これを処理して処理結
果のチエツクと出力装置への出力に用いられているため
に、処理に時間がかかり、オペレータとの対話的な処理
を行う場合に、その作業効率が悪いと共に、大きな記憶
装置や縮小のための処理機能が必要となり、また、縮小
処理による画像の劣化も発生し、処理装置が大型化する
といった欠点があった。
本発明は、上記課題を解決するために成されたもので、
小型・安価で操作性に優れ、また画像の劣化の少ない画
像処理装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、
以下の構成を備える。即ち、 画像入力手段より画像を人力し処理を行う画像処理装置
において、処理内容に応じ前記画像人力手段より入力す
る画像情報を制御する第1の制御手段と、該第1の制御
手段より前記画像情報を制御する制御情報を入力して画
像入力及び出力制御を行う第2の制御手段とを備える。
また、好ましくは、入力手段には読取位置検出手段と、
倍率変更手段とを備えることを特徴とする。
[作用] 以上の構成において、第1の制御手段では処理内容に応
じて画像入力手段を制御し、その制御情報を第2の制御
手段に出力する。そして、第2の制御手段では、第1の
制御手段より人力した制御情報に従って画像入力及び出
力制御を行うように動作する。
[実施例] く第1の実施例〉 以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な一実施例
を詳細に説明する。
〈装置の説明 (第1図)〉 第1図は、本発明に係る第1の実施例の構成を示すブロ
ック図である。なお、第2図の従来例と同じ機能の部分
は同一番号で示してあり、ここでの説明は、従来例と異
なる部分のみとする。
まず、31は本実施例での処理装置Aであり、入力制御
装置2に対して必要画像位置の読取りの指示を行い、画
像入力装置1より指示座標位置の読取りを行わせること
ができる。この指示により画像人力装置1では指定され
た位置の画像を読み出して、その画像情報を入力制御装
置2を介して処理装置A(31)に送る。そして、処理
装置A(31)では、内部に設けたラインバッファ34
を活用しながら、送られてきた画像情報を、予め設定さ
れた処理内容で画像処理を行い、処理結果を出力制御装
置7を介して出力装置8に送出し、処理画像を出力する
次に、32は本実施例での処理装置Bであり、人力制御
装置2に表示装置5で表示できる解像度を指示し、画像
入力装置1より画像入力装置1の読取り可能領域全体の
画像情報を読み込む。表示装置5の解像度は、一般的な
モニタTVの場合640X4130画素程度なので、こ
のメモリ容量は、0.9Mbyte (640x480
X3)と小容量でよい。この為に本実施例では、従来例
でのハードディスクの様な記憶装置4は必要なく、処理
装置B(32)内部のフレームメモリ33で入力画像を
記憶しておくことができる。処理装置B(32)は、こ
のフレームメモリ33内に収納された画像を座標入力装
置6からの指示に従って処理を行い、結果を表示装置5
に送る。このようにして処理を完成させた後、処理装置
B(32)は、処理の指示と処理に必要なパラメータを
処理装置tA(31)に送るようになっている。
本実施例での処理装置A(31)と処理装置B(32)
との違いは、処理装置A(31)が入力制御装置2に対
して画像の読取位置を指示して、その指定位置の画像情
報を読み出しながら処理を進めるのに対し、処理装置B
(32)では、予め定められたフォーマットで入力制御
装置2・画像入力装置1から画像を読み込み、これをフ
レームメモリ33に収納し、ここから画像データを読み
出しながら処理を行う点にある。また、処理装置A(3
1)が処理した内容をそのまま出力制御装置7に送出し
て、出力装置8で出力させるのに対し、処理装置B(3
2)では、処理結果を再度フレームメモリ33に収納し
て、処理画像はここから表示装置5に送られて処理パラ
メータのチエツクに用いられる点である。このように、
画像入出力装置1を直接アクセスして原稿画像を入力・
処理・出力する処理装置A(31)と、−度フレームメ
モリ33に収納された画像を処理して、表示装置5に表
示する処理装置B(32)の2つの処理装置を持つこと
によって、それぞれのデータの入出力の扱い方が簡潔に
なり、画像処理装置として最適化が図れるので、処理効
率が向上するのである。
く処理の説明 (第4図)〉 次に、本実施例における画像処理装置の処理を第4図で
示す概略フローチャートに従って以下に説明する。
まず、ステップS1において、画像入力装置1に原稿画
像をセットする。ここで、第5図に示す図が画像入力装
置1の斜視図であり、この原稿台14上に2枚の原稿画
像11.12を原稿面を下にしてセットしておく。次に
、ステップS2では処理装置B(32)の指示により原
稿画像全体を読み込み、この画像情報に基づいてオペレ
ータと対話的に処理のパラメータを決定していく。こう
して処理に必要な情報が決定すると、ステップS3にお
いて、この処理情報は処理装置B(32)から処理装置
A(31)に渡される。次に、ステップS4で処理装置
A(31)が画像入力装置1・出力制御装置7にアクセ
スしながら、原稿画像を入力し、その入力した画像情報
を指示された処理条件で処理を行い、その処理結果を出
力制御装置7を介して出力装置8に出力する。そして、
以上の処理により画像処理は完了する。
く合成処理の説明 (第5図〜第12図)〉次に、2枚
の原稿画像を透過させて合成処理を行う場合で、例えば
、水中を写した画像(後述の第6図の11)と、城を写
した背景画像(後述の第6図の12)があり、水中にあ
る竜宮城を写したような画像(後述の第8図の13)を
合成する処理を、以下に説明する。
第10図は、上述した処理装置B(32)の処理内容の
詳細フローチャートである。
まず、ステップ5201において、画像入力装置1を作
動させて読取可能領域全体(第5図の原稿台14全体の
領域)を表示装置5に表示可能な解像度で読み込み、ス
テップ5202で入力制御装置2を介して処理装置B(
32)内部のフレームメモリ33に収納する。次に、ス
テップ5203で第6図に示すように、フレームメモリ
33内に収納された2枚の原稿画像11.12を表示装
置5に表示する。この表示方法はフレームメモリ33に
収納されている画像サイズと、表示可能な画像サイズが
同じなので、フレームメモリ33の中の2枚の原稿画像
のデータを、表示装置5に転送するだけでよい、このた
め、表示装置5へ画像転送を行う度に画像を縮小しなく
てはならなかった従来例に比べて、処理をきわめて高速
に行うことができる。
次に、ステップ5204では、透過させる画像11(水
中の画像)から必要なサイズを切り出すために、第6図
に示すようなディジタイザ(座標入力装置6)のスタイ
ラスペン61を用いて表示装置S上のカーソル62を勅
かし、必要な矩形領域63の対角の2点を指示する。次
のステップ5205では、第7図に示すように、先の切
り出しに用いた矩形と同一サイズの矩形領域64が表わ
れるので、これを背景画像12(城の画像)の希望する
位置に移動させることによって、背景画像12の切り出
し領域を決定することができる。
そして、この2つの矩形領域の切り出しが行われると、
ステップ5206において、処理装置B(32)に予め
設定されていた合成の割合を代入し、ステップ5207
で透過合成の処理を行う。
ここでの処理は、透過させる画像11のある画素(Xi
、Yl)のある色(R,G、Bのどれか)の値をa、こ
れに対応する背景画像12の画素(X2.Y2)の対応
する色の値を51そして、設定されている合成の割合を
Cとすると(但し、O≦C≦1)、処理される画像に対
する画素の色の値dを次式の演算で求める処理である。
d=aXc+bX (i−c) なお、透過させる画像11の画素(Xl。
yi)と、これに対する背景画像12の画素(X2.Y
2)との関係は、次式を計算することにより求められる
。但し、(XDI、YDI)は原稿画像11の左上の点
、(XD3.YD3)は原稿画像12の左上の点である
X2=XD3+ (Xi−XDI) Y2=YD3+ (Yl−YDI) ここで行われる計算の量は、表示装置5の表示画面のサ
イズの半分以下(表示画面の中に2つの矩形領域がある
為)なので、従来例での処理に比へてきわめて少なくて
すみ、結果として、高速な処理が可能となり、操作の作
業性もきわめて向上する。
ここで用いられる処理は、処理する画像サイズが表示装
置5の画面サイズ以下と限られており、また、データの
アクセスも入出力装置や、ハードディスクの様な記憶装
置を介さないので、転送スピードが問題になることはな
い。このため処理装置Bは、処理内容に応じた専用ハー
ドを用いることもできるし、表示画素サイズに対応した
並列処理プロセッサを用いることも可能である。この様
な専用ハードや、並列処理プロセッサを用いることによ
り、処理のスピードが一段と速くなり、対話的な操作の
作業性を一段と向上させることができる。
このようにして、矩形領域内の全ての画素に対してデフ
ォルト値の合成割合で計算を行うと、ステップ5208
では得られた透過合成画素13を表示装置5に表示する
。この時同時に、第8図の合成の割合を示す操作レバー
51、出力サイズを決定するスケール52、そして、処
理の完了を指示する[OK]ボタン53も表示される。
この表示13により、オペレータが合成の割合が不満で
あれば、スタイラスペン(第6図の61)で操作レバー
51を動かして、任意の合成の割合を選択することがで
きる(ステップ5209)。
ここで、操作レバー51が動かされた場合は、ステップ
5210において、新たな合成の割合を設定し、ステッ
プ5207に処理を戻して、指示された合成の割合で再
度計算を行う。このようにすることで、オペレータが対
話的に処理のレベルを決められるようになり、作業性が
きわめて向上する。
次に、合成の割合が決定すると、出力する画像サイズを
変更するか否かをステップ5211で判断し、変更する
場合には、ステップ5212で合成画像13の下に付け
られたスケール52をスタイラスペン(第6図の61)
で伸ばしたり、縮めたりすることで行われる。第9図(
a)は、スケール52の初期状態を示す図であり、この
状態からスケール52の1点を押したまま、右に動かす
と、スケールのその目盛りが右に引っ張られて単位長さ
が長くなり、結果として、矩形領域の大きさは小さくな
る(第9図(b))。逆に、スケール52の1点を押し
たまま左に動かすと、スケールのその目盛りは圧縮され
て単位長さは短くなり、結果として、矩形領域の大きさ
は大きくなる(第9図(C))。
このようにして、合成の割合の決定が全て完了すると、
ステップ5213で処理終了を判断し、オペレータによ
る[OK]ボタン5が押されるとこれによって、オペレ
ータが装置と対話的に行う作業を完了する。処理装置B
(32)は[OK]の指示を受は取ると、第4図のステ
ップS3で示したように、処理装置A(31)に処理に
必要な情報を、送出する。この透過合成処理で必要な処
理情報とは、2つの矩形領域の座標値と合成の割合と出
力サイズである。
次に、処理装置A(31)の詳細な処理内容を第11図
で示すフローチャートに従って、以下に説明する。
まず、ステップ5301で処理装置A(31)は、処理
装置B(32)から受信したパラメータから画像人力装
置1の読取倍率と2つの原稿画像11.12の読取領域
を求める。ここで、第7図に示すように、表示装置5上
の原稿画像11の矩形領域を(XDI、YDI)から(
XD2゜YO2)までとし、また同様に、原稿画像12
の矩形領域を(XD3.YO3)から(XD4゜YO4
)までとする。そして、表示装置5の横方向の表示画素
数をLD、画像入力装置1の横方向の読取可能なサイズ
をLR(mm)(第5図に示す)、パラメータとして送
られてきた出力サイズをLO(mm)とする。この場合
、読取倍率M、画像入力装置1の読取領域(XRI、Y
RI)、(XR2,YR2)、及び(XR3,YR3)
、(XR4,YR4)は、次式で求められる。
以下余白 M=LDXLO+((XD2−XDI)  XLR)X
R1=XD  1  x  LR+LDYR1=YD 
 1  x  LR+LDXR2=XD2xLR+LD YR2冨YD2xLR+LD XR3=XD3xLR+LD YR3=YD3xLR+LD XR4=XD4xLR+LD YR4=YD4xLR+LD 次に、画像入力装置1の作動を説明する前に、第12図
を基に画像入力装置1の要部概略の説明を行う、14は
第5図に示した原稿台であり、この上に原稿11.12
が置かれている。101は原稿照明用のハロゲンランプ
であり、102゜103、及び104は反射ミラーであ
り、105は結像用のズームレンズである。これらは、
原稿の画像を後述のラインセンサ上に結像させる役目を
果たしている。106は結像用レンズ105の結像倍率
を変えるためのモータとギヤ列からなる倍率変換機構で
ある。112はRGBのカラーフィルタであり、113
はカラーフィルタ112のRGBを切り換えるフィルタ
切換機構である。
113のフィルタ切換機構が作動して、ラインセンサ1
07の前のフィルタ112がR,G、Bと切換えること
によって3原色の読取が行われる。
107はCODの様なラインセンサとその駆動回路であ
り、原稿を読み取ってA/D変換を行い、入力制御装置
2に画像情報を送っている。109はハロゲンランプ1
01と反射ミラー102を矢印110方向に副走査させ
る駆動機構である。
このとき、反射ミラー103,104も不図示の機構に
より矢印110方向に移動可能であるが、原稿から結像
用ズームレンズまでの距離が常に一定になるようにハロ
ゲンランプ101、反射ミラー102に対して動く距離
が半分になるようになっている。なお、この機構に関し
ては公知であり、ここでの詳細な説明は省略する。11
1は駆動機構109に取り付けられたロータリエンコー
ダの様な位置検出装置であり、画像の読取位置検出に用
いられている。
次に、第11図のステップ5302に戻って、説明を続
ける。ステップ5302では、処理装置A(31)は、
上述した計算式で求めた読取倍率Mを人力制御装置2に
送出し、入力制御装置2がこの読取倍率Mから結像用レ
ンズ105のズームリングの移動量を求め、これを画像
入力装置1に送って倍率変更機構106を駆動する。そ
して、その結果、結像用レンズ105は指定された読取
倍率Mに設定される。
次に、処理装置A(31)は2枚の原fAtx。
12の画像情報を用いて処理を開始する。まず、ステッ
プ5303において、透過させる画像11の端部(XR
I、YRI)から、予め定められた数ライン分の画像を
読み込む様に入力制御装置2に指示する。入力制御装置
2は、画像人力装置1の位置検出装置111が、透過さ
せる画像11の端部(XRI、YRI)の位置を検知す
るまで、駆動装置109を動かす。そして、画像読取位
置が透過される端部に到達すれば、その位置から、次式
に示されるステップS毎に、所定ライン数の画像領域を
読み込む。
S=MXPI十PO 但し、PIは入力装置1の分解能(dat/mm)PO
は出力装置8の解像度(dot/mm)そして、ステッ
プ5304で読みとった画像情報を入力した処理装置A
(31)は、次のステップ5305において、処理装置
A(31)内のラインバッファ34に収納する。
次に、ステップ5306において、今読み込んだ透過さ
せる画像11の領域に対応する背景画像12の領域(X
R3,YR3)から所定ライン分の読み込みを、再度入
力制御装置2に指示する。
この指示により入力制御装置2は、画像人力装置1の位
置検出装置111が背景画像12の端部(XR3,YR
3)を示す位置にくるまで、駆動装置109を動かして
、画像読取位置が背景画像の端部に到達すれば、その位
置から、上述のステップS毎に所定ライン数の画像領域
を読み込み、この結果を処理装置A(31)に送る(ス
テップ5307)、次に、ステップ5308において、
処理装置A(31)は、送られた背景画像12の画像情
報と、ラインバッファ34に貯えた透過させる画像11
の画像情報とを処理装置B(32)から送られてきた合
成の割合を用いて、透過合成の処理を行う。なお、この
処理は、処理装置B(32)で行った処理とまったく同
一である。
そして、ステップ5309では、このlA31結果を出
力制御装置7に送出すると、出力制御装置7によって出
力装置8に出力される。
ラインバッファ34に貯えられた透過させる画像11の
全ての画素に関して、透過合成の計算と出力装置への転
送が終わると、ステップ5310で全ての領域の処理が
終了したかを判断し、終了していなければステップ53
11に処理を進め、透過させる画像11の次の数ライン
分の画像情報を読み込むように、入力制御装置2に指示
する。
そして、ステップ5304に処理を戻し、上述の処理を
繰り返す。一方、ステップ5310でこのような処理を
繰り返し、全ての領域を処理したのであれば透過合成処
理を終了する。
上述したように、透過させる画像11の数ライン分を読
み込んでラインバッファ34に貯え、同様に、これに対
応する背景画像12を読み込んで透過合成処理を行い、
この結果を出力制御装置7・出力装置8に送ることを繰
り返すことで指定された画像領域の全ての画素に対して
透過合成処理を行って出力することができる。
上述した如く本実施例では、入力装置1からのデータ入
力、出力装置8へのデータ出力の制御、及び数ライン分
のバッファのデータ処理を行うライン処理を最適にする
ような処理装置Aを作成することで、高速な処理が可能
になる。
また、処理装置Bが表示装置5の解像度に対応する画素
サイズで内部の処理条件及び出力サイズを決定し、処理
装置Aがこの情報を基に再度出力に必要な画素サイズで
画像の読み込みを行いながら処理を行って出力を行うの
で、最初に、全ての画像情報を読み込んでこれを一度記
憶装置に記憶させておく方法に比べ、記憶装置の容量が
きわめて少なくてすむといったメリットがある。また、
最初に全ての画像情報を読み込む場合は、表示装置に出
力する度に画像を縮小させなくてはならないが、本実施
例の方法では、このような処理は必要なく、処理が高速
になる。さらに、最初に全ての画像情報を読み込むと、
処理のパラメータを変更する度に全ての画像情報の計算
をしなおす必要があるので処理に時間がかかり、対話的
な処理が不可能であるのに比べて、本実施例の方法では
、表示装置に表示するのに必要なサイズの画像だけ処理
すれば良いので、処理時間は短く、対話的に処理パラメ
ータを変更することができる。また、出力サイズを処理
の中で決定するので、最初に、適当な解像度で読んでか
ら、画像を間引いたり、補間を行ったりする必要がない
ので、この演算に必要な特別な処理装置も必要なくなる
し、間引きや補間によって生じる画像の劣化も少なく高
画質の処理が可能となる。
上述した実施例では2枚の画像の透過合成処理に関して
説明したが、もちろん本発明はこの処理に限ったもので
はなく、ボスタリゼーション。
モザイク変換、切り抜き合成処理ate、のあらゆる画
像処理に用いることができる。
また、本実施例では、カラー画像の例を用いて説明を行
ったが、モノクロ画像を用いても同様な効果を得ること
ができる。
さらに、本実施例では、2枚の画像の合成の大きさを同
じにしたが、異なる大きさでもかまわないようにするこ
とができる。
く第2の実施例〉 次に、第13図は、異なる大きさの原稿画像を透過合成
する場合における処理装置B(32)の処理フローであ
る。上述した第1の実施例と同じ内容の部分は同一のス
テップSナンバーを付けているので処理内容の異なる部
分のみ説明する。
ステップ5204で透過させる画像11の必要画像領域
を矩形に切りとった後、第1の実施例では、同じ大きさ
の矩形カーソルが出て背景領域を切りとったが、この実
施例でのステップ5205は背景領域においても矩形領
域の対角の2点を指示することによって、背景画像の切
りとりが行われる。但し、2点目を指示するときには、
矩形領域の縦横比が透過させる画像の縦横比と一致する
ように点の位置が制限される。次に、ステップ5214
において、背景画像の変倍率MOが計算される。これは
、 MO= (XD4−XD3)+ (XD2−XDI)の
計算式が用いられる(ここで用いているXDIからXD
4までの値は、第1の実施例で説明した矩形領域の座標
値を指す)。その後、ステップ5207において、先は
ど求めた変倍率MOを用いて透過させる画像の点(Xi
、Yl)に対応する背景画像の点(X2.Y2)の計算
が次式のように行われる。
以下余白 X2=  INT(XD3+  (Xi−XDI)XM
O+O,5) Y2−  INT(YD3+  (Yl−YDI)XM
O+0. 5) (但し INTは切捨てによる整数化のことである)こ
の式によって求められた背景画像の座標値(X2.Y2
)の色の値すを用いて第1の実施例で説明した透過合成
の演算が行われる。なお、ここで用いた計算式は、ニア
レストネイバー法を用いているが、この他に、パイリニ
ア法、スプライン補間法などがありこれらの方法でもか
まわない。これらの方法に関しては公知の技術であるの
でここでの説明は省略する。
以上説明した部分以外は、第1の実施例と同じ処理が行
われて、処理装置Bの処理が完了する。
ここにおいて、処理装置Bには画像変倍の機能が必要に
なるが、変倍の必要な画像サイズは、表示装置の画像サ
イズの半分以下なので処理スピードが問題になることも
ないし、また、画像が小さいので変倍による画質劣化も
余り目だたない。
次に、第2の実施例である処理装置A(31)の処理内
容を第14で示すフローチャートを参照して、以下に説
明する。なお、第1の実施例と同じ処理の部分は、同じ
ステップナンバーを付け、処理内容の異なる部分のみを
説明する。
まず、ステップ5301では、第1の実施例と異なり、
結像倍率は透過させる画像用M1と背景画像用M2の両
方を求める。
M1=LDXLO ÷((XD 2−XD 1 ) X LR)M2=M1
÷MO そして、第1の実施例にあったズームレンズの倍率の設
定ステップ5302は、この実施例ではなくなっており
、その代わりに透過される画像の読み込みステップ53
04の前に倍率M1を設定するステップ5312と、背
景画像の読み込みステップ5307の前に倍率M2を設
定するステップ5313がそれぞれ追加されている。
なお、ステップ5304での透過させる画像の読み込み
は、倍率M1に対応したステップS1で行われ、ステッ
プ5307の背景画像の読み込みは倍率M2に対応した
ステップS2で行われる。
そして、それらは次式で求められる。
S1=M1xPI+PO S2=M2xPI+PO 以上説明した部分以外は、第1の実施例と同じ処理が行
われて、処理装置Aの処理が完了する。
この様に、処理装置Aでは結像倍率と読取ピッチを変え
て画像を読み込むことで、画像を読み込み後の処理と変
倍処理機構が不要になり、変倍処理による画像劣化がな
く、高品位の出力画像を作り出すことかできる。
さらに、2枚の原稿画像のサイズが異なる場合にも、処
理装置Bは変倍処理によって画像サイズの調整をおいこ
なりのに対して、処理装置Aでは入力装置を制御してレ
ンズの倍率と読取ピッチを変更して画像サイズの調整を
行なっている。この結果、出力画像は変倍処理による画
像劣化のない高品位なものとなる。この様に2つの処理
装置がそれぞれの処理がやりやすい方法、処理スピード
が早い方法、出力画質が良くなる方法で最適化されてお
り、1つの処理装置で全ての処理を行っていた従来の装
置に比べて処理スピード・出力画質・操作性等に優れて
いる。
[発明の効果] 以上説明したように、小型・安価で、操作性に優れ、ま
た、画像処理による画像の劣化を少なくするという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例における構成を示すブロック図、 第2図は従来例の構成を示すブロック図、第3図は従来
例における処理手順を示すフローチャート、 第4図は第1の実施例における概略処理を示すフローチ
ャート、 第5図は入力装置の外観を示す斜視図、第6図は表示装
置と座標入力装置の外観を示す斜視図、 第7図、第8図、及び第9図は透過合成処理を説明する
ための図、 第10図は第1の実施例における処理装置Bの処理を示
すフローチャート、 第11図は第1の実施例における処理装置Aの処理を示
すフローチャート、 第12図は画像入力装置の概略構成を説明する図、 第13図は第2の実施例の処理装置Bの処理を示すフロ
ーチャート、 第14図は第2の実施例の処理装置への処理を示すフロ
ーチャートである。 図中、1・・・画像入力装置、2・・・入力制御装置、
31・・・処理装置A132・・・処理装置B、5・・
・表示装置、6・・・座標入力装置、7・・・出力制御
装置、8・・・出力装置である。 第2図 第4 図 第7図 第8図 12(裏面) 11(裏面) 第5図 第6 図 (a) (C) 第9図 第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像入力手段より画像を入力し処理を行う画像処
    理装置において、 処理内容に応じ前記画像入力手段より入力する画像情報
    を制御する第1の制御手段と、 該第1の制御手段より前記画像情報を制御する制御情報
    を入力して画像入力及び出力制御を行う第2の制御手段
    とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. (2)前記入力手段には読取位置検出手段と、倍率変更
    手段とを備えることを特徴とする請求項第1項に記載の
    画像処理装置。
JP63316497A 1988-12-16 1988-12-16 画像処理方法 Expired - Fee Related JP2967519B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63316497A JP2967519B2 (ja) 1988-12-16 1988-12-16 画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63316497A JP2967519B2 (ja) 1988-12-16 1988-12-16 画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02162474A true JPH02162474A (ja) 1990-06-22
JP2967519B2 JP2967519B2 (ja) 1999-10-25

Family

ID=18077760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63316497A Expired - Fee Related JP2967519B2 (ja) 1988-12-16 1988-12-16 画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2967519B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63182781A (ja) * 1987-01-26 1988-07-28 Canon Inc 画像処理装置
JPS63265368A (ja) * 1987-04-23 1988-11-01 Canon Inc 画像処理装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63182781A (ja) * 1987-01-26 1988-07-28 Canon Inc 画像処理装置
JPS63265368A (ja) * 1987-04-23 1988-11-01 Canon Inc 画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2967519B2 (ja) 1999-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3206060B2 (ja) 画像編集装置
JP2005005768A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JPH02162474A (ja) 画像処理方法
JPH0594521A (ja) 画像処理装置及びこれを有するシステム
JPH0698149A (ja) 画像処理装置の編集指示表示方式
JPS59104855A (ja) 画像入出力装置における入力原画のトリミング範囲指定方式
JPH05284331A (ja) 画像形成装置
JP2840307B2 (ja) 複写装置
JP2827064B2 (ja) 画像処理装置
JPH0863140A (ja) 画像処理装置
JPH0546718A (ja) 画像編集装置
JP2982149B2 (ja) 画像処理方法
JP2537192B2 (ja) 画像再生装置
JPH10143645A (ja) 画像読取装置及び記録媒体
JP3269389B2 (ja) 表示装置
JPH02252563A (ja) 画像記録装置
JP3463893B2 (ja) 画像処理装置
JP2810399B2 (ja) 画像読取装置
JP2857162B2 (ja) 画像読み取り装置
JP2561981Y2 (ja) 画像読取装置
JPH08204944A (ja) 画像処理装置および複写機
JPH0799555A (ja) ビデオスキャナ装置
JPH04270557A (ja) 縮小変換画像の表示方法
JPS5860371A (ja) 画像処理方法
JPH10327316A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070820

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080820

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees