JPH02162232A - スライドカートリッジ収容装置 - Google Patents

スライドカートリッジ収容装置

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JPH02162232A
JPH02162232A JP31717688A JP31717688A JPH02162232A JP H02162232 A JPH02162232 A JP H02162232A JP 31717688 A JP31717688 A JP 31717688A JP 31717688 A JP31717688 A JP 31717688A JP H02162232 A JPH02162232 A JP H02162232A
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JP
Japan
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slide
cartridge
slide cartridge
mounting direction
chemical analysis
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JP31717688A
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English (en)
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Izumi Seto
瀬戸 泉
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、化学分析装置内において、被検査液が点着さ
れる化学分析スライドを複数枚収容したスライドカート
リッジを着脱自在に保持するスライドカートリッジ収容
装置に関するものである。
(従来の技術) 被検査液の中の特定の化学成分を定性的もしくは定量的
に分析することは様々な産業分野において一般的に行な
われている操作である。特に血液や尿等、生物体液中の
化学成分または有形成分を定量分析することは臨床生化
学分野において極めて重要である。
近年、被検査液の小滴を点着供給するだけでこの被検査
液中に含まれている特定の化学成分または有形成分を定
量分析することのできるドライタイプの化学分析スライ
ドが開発され(特公昭53−21877号、特開昭55
−184358号等)実用化されている。これらの化学
分析スライドを用いると従来の湿式分析法に比して簡単
且つ迅速に試料液の分析を行なうことができるため、そ
の使用は特に数多くの被検査液を分析する必要のある医
療機関、研究所等において好ましいものである。
このような化学分析スライドを用いて被検査液中の化学
成分等の分析を行なうには、被検査液を化学分析スライ
ドに計量点着させた後、これをインキュベータ(恒温機
)内で所定時間恒温保持(インキュベーション)して呈
色反応(色素生成反応)させ、次いで被検査液中の成分
と化学分析スライドの試薬層に含まれる試薬との組み合
わせにより予め選定された波長を含む測定用照射光をこ
の化学分析スライドに照射してその反射光学濃度を測定
するもので、これにより、上記化学成分等の定量的な分
析を行なう。あるいは、被検査液を化学分析スライドに
計量点着させた後、前記化学分析スライドに電極を接触
させ、化学反応により発生した電圧を測定することによ
り、化学成分等の定量的な分析を行なうものが知られて
いる。
この場合、上述の医療機関、研究所等における分析では
、数多くの被検査液の分析を行なう必要があり、この分
析を自動的に且つ連続的に行なえるようにするのが望ま
しい。このようなことから、上記化学分析スライドを用
いて自動的に且つ連続的に被検査液の分析を行なえるよ
うにした化学分析装置について種々の提案がなされてい
る(たとえば特開昭58−77746号)。
上記化学分析スライドは、通常カートリッジ内に複数枚
積み重ねられて収納され、このスライドカートリッジは
化学分析装置内のスライドカートリッジ収容装置に装填
される。スライドカートリッジにはその上端部または下
端部に内部の化学分析スライドを1枚づつ取り出すため
のスライド排出用スリットが形成されており、またスラ
イドカートリッジ収容装置内には、カートリッジ内の化
学分析スライドを押圧して上記スライド排出用スリット
から化学分析スライドを1枚ずつ排出させる排出手段が
設けられており、カートリッジ内の化学分析スライドは
最上位または最下位のものから順にカートリッジから押
し出されて、前記被検査液の点着位置に向けて供給され
る。
(発明が解決しようとする課題) ところで上記化学分析装置においては複数本のスライド
カートリッジに収納された化学分析スライドを連続して
用いる場合がある。しかしながら、従来のスライドカー
トリッジ収容装置にはスライドカートリッジが1本しか
装填できないため、装置に装填されたスライドカートリ
・ツジが完全に空になってからこれを取り出して次のカ
ートリ・ソジを装填しなければならず、カートリッジの
入れ替えのためにスライドの供給が中断されるといった
不都合がある。また入れ替えによる中断を最小限に抑え
るためには、先に装填されたカートリッジが空になった
直後に新たなカートリッジを装填しなければならず、カ
ートリッジの入れ替え作業が面倒なものになるといった
開局も生じる。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、化
学分析スライドの連続的な供給を可能とし、またカート
リッジの入れ替え作業も容易なスライドカートリッジ収
容装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明のスライドカートリッジ収容装置は、所定の回転
軸を中心として回転可能であり、スライドカートリッジ
を保持するカートリッジ保持部が前記回転軸について対
称に2つ形成されてなる回転保持部材を有し、該回転保
持手段を180°ずつ回転させて、前記2つのカートリ
ッジ保持部内に保持された前記2つのスライドカートリ
ッジを交互に前述した排出手段に近接した排出位置に位
置させることを特徴とするものである。
(作  用) 上記スライドカートリッジ収容装置においては、2つの
カートリッジ保持部が設けられ、両カートリッジ保持部
内のカートリッジが交互に化学分析スライドの排出位置
に配されるようになっているので、一方のカートリッジ
保持部内のスライドカートリッジから化学分析スライド
の取出しを行なっている間に他方のカートリッジ保持部
のスライドカートリッジを出し入れすることができる。
従ってスライドの排出を行なっていないカートリッジ保
持部内に常に新たなカートリ・ソジを装填しておき、任
意の枚数の化学分析スライドを連続して供給することが
できるとともに、スライドカートリッジの出し入れのタ
イミングの自由度を高めることができる。なお、2つの
カートリッジ保持部を交互にスライドの排出位置に配設
するためには、両カートリッジ保持部を直線方向に並べ
てこれらのカートリッジ保持部を上記直線方向に往復移
動させることも考えられるが、その場合には上記直線方
向にカートリッジ保持部3つ分の大きさが必要となり、
収容装置全体が大型化してしまう。これに対して2つの
カートリッジ保持部を回転軸に対して対称に配設し、回
転移動により両カートリッジ保持部を交互にスライド排
出位置に配するようにすれば、装置全体をコンパクトに
することができる。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図は本発明の一実施例によるスライドカートリッジ
収容装置を備えた生化学分析装置の斜視図である。
図示の生化学分析装置は、ケース10上に吸引点着手段
30を有し、また内部にスライドカートリッジ収容装置
100、インキュベータ20およびスライド挿入・排出
手段40を備えている。また、本装置には、測定中にお
ける測定データ表示等を行なうデイスプレィ部14、こ
の表示等の操作のための操作キー15、および記録用の
磁気ディスク挿入部13が設けられている。
本生化学分析装置において用いられる化学分析スライド
、1は、第2図に示すように、被検査液を滴下させる円
孔を有する枠la内に支持体、試薬層、展開層をこの順
に積層してなる乾式多層フィルム1bが配されてなるも
のであり、上記スライドカートリッジ収容装置100は
、上記化学分析スライド1を上下方向に複数枚積み重ね
て収納してなる2本のスライドカートリッジ2を着脱可
能に収容するものであり、排出手段である押出しレバー
103により、スライドカートリッジ2内の化学分析ス
ライド1が1枚ずつ押し出されるようになっている。、
すなわち、上記スライド力ヘートリッジ2は、第3図(
a)に示すように、圧縮コイルバネ3:;より上方に付
勢された支持台4上に複数の化学分析スライド1を載置
させてなるものであり、互いに対向する2側面の上端部
にはスライド排出用スリット2aと押出しレバー進入用
スリット2bがそれぞれ形成されている。押出しレバー
進入用スリット2bから進入した押出しレバー103は
カートリッジ内の最上位の化学分析スライド1を押し、
この化学分析スライド1は、スライド排出用スリット2
aからスライドカートリッジ収容装置100外に排出さ
れる。本スライドカートリッジ2のように下方から化学
分析スライドを押し上げつつ、最上位に配されたスライ
ドを順に取り出すようにすれば、スライドの枚数が少な
くなってきても、スライドが崩れたりすることがなく、
スライドの排出を最後まで確実に行なうことができる。
第3図(b)はスライドカートリッジ2からすべての化
学分析スライドの取出しが終了した状態を示すものであ
り、このように空になったスライドカートリッジ2はス
ライドカートリッジ収容装置100から取り出される。
上記スライドカートリッジ2から排出された化学分析ス
ライド1は、1枚ずつスライドカートリッジ収容装置に
隣接するカブリ測定部16へ押し出されるようになって
いる。このカブリ測定部16は、被検査液が点着される
前の化学分析スライド1の前記フィルムtbの反射濃度
(カブリ濃度)の測定を行ない、その結果に応じてスラ
イド1の良否の判別をし、またカブリ濃度に応じて呈色
反応後のスライド1の濃度測定値の補正を行なうために
設けられている。また、このカブリ測定部16の右方に
は、化学分析スライドの反射濃度を求める上で基準とな
る濃度を測定するための基準白板W、基準黒板Bか配さ
れている。
上記カブリ測定部1Bの右側方には、インキュベータ2
0が位置し、このインキュベータ20は、カブリ測定部
16内の化学分析スライドと同一平面上に、複数の化学
分析スライドを一例に並べて保持するようになっている
。またこのインキュベータ20は、内部が所定の温度(
−例として37℃)に温調された温調室70内に収容さ
れており、その前方にはインキュベータ20内から排出
される使用済みの化学分析スライド1を受は取る受は皿
29が配されている。ま、た、インキュベータ20の下
方には、その下面に対向して横方向(矢印A方向)に移
動自在とされた測光用ヘッド50が配されている。なお
この測光用ヘッド50は、第4図に示すように温調室7
0の底板上面に固定されたレール51に組み合わされ、
例えばリニアモータ等の駆動手段(図示せず)の駆動力
により、上記の方向に移動する。上記レール51は前記
カブリ測定部1Bの下方にまで延ばされており、測光用
ヘッド50は上記カブリ測定部1Bの下方まで移動可能
となっており、該測定部18にある化学分析スライド1
と対向できるようになっている。
一方、インキュベータ20の後方には、矢印入方向に移
動自在とされたスライド挿入・排出手段40が配されて
いる。このスライド挿入・排出手段40は、第4図に示
すように、温調室70内において固定されたレール49
に組み合わされ、例えばリニアモータ等の駆動手段(図
示せず)の駆動力により、上記の方向に移動するもので
、インキュベータ20のみならず、カブリ測定部16に
対向する位置(第1図に一点鎖線で示す位置)まで移動
可能となっている。このため、カブリn1定部1Bから
該測定部内に設けられた押出手段により押し出された化
学分析スライド1を、上記−点鎖線位置に移動した挿入
・排出手段40によって受は取ることができる。
なお、スライド挿入・排出手段40は、温調室70内に
おいて矢印入方向に移動可能となっている。
スライド挿入・排出手段40の後方には、吸引点着手段
30が配されている。この吸引点着手段30は、基盤3
1上を横方向(矢印A方向)に移動可能であり、横方向
に2列に並べて試料カップ3B、3B、・・・3Gおよ
びチップ35.35、・・・35を保持する試料台34
を有する。また該吸引点着手段30のピペット32は、
基盤31に対して上下(矢印B方向)および前後(矢印
C方向)に移動可能とされ、このように移動じてその先
端にチップ35を取り付けるとともに該チップ35内に
試料カップ3B内の被検査液を所定量だけ吸入し、次い
で点着部19で挿入・排出手段40上のスライド1のフ
ィルムlb上に上記被検査液を滴下供給する。なおこの
場合、各試料カップ毎にチップを交換し、試料カップ3
6中の被検査液が混ざらないようにしている。
このようにして被検査液が滴下供給された化学分析スラ
イド1は、前述のスライド挿入・排出手段40によって
前記インキュベータ20内の収納室21内へ挿入される
。以下、このスライド挿入・排出手段40とインキュベ
ータ20のスライド保持構造について、第4図を参照し
て説明する。スライド挿入・排出手段40は、レール4
9上を横方向(矢印A方向)に移動する支持ブロック4
1aと、この支持ブロック41a上に置かれた支持プレ
ート41とからなる。支持プレート41は、化学分析ス
ライド1を受容する保持部45と、この保持部45の両
端に形成された段部43.43と、この段部の先端に形
成された1対のくさび状挿入部43a、43aと、保持
部45の先端に形成されたスライド排出突起42とを有
してなる。このスライド挿入・排出手段40がレール4
9上を横方向に移動して点着部19内の位置に来ると、
保持部45に保持された化学分析スライド1のフィルム
1bは点着部19の開口19aと対向し、この開口19
aを通して点着器30のピペット32からフィルムlb
上へ被検査液の滴下供給がなされる。
次いで、フィルム挿入・排出手段40は再びレール49
上を移動し、化学分析スライド1を収納保持する収納室
21と対向する位置に止まる。支持プレート41は支持
ブロック41a上を前後(矢印C方向)に移動自在であ
り、この移動により支持プレート41に保持された化学
分析スライド1はインキュベータ20の収納室21内に
挿入される。
インキュベータ20は、読取り用開口21aを有し挿入
された化学分析スラ、イド1を支持する支持部材24と
、この支持部材24と対向し上下に移動可能な抑圧部材
22と、この抑圧部材22を下方に付勢するスプリング
23と、押圧部材22を移動可能に支持する本体部材2
5と、収納室21の人ロ開ロ21a部分に取り付けられ
たストッパ用板バネ26とからなる。
以下、収納室21内に、既に読取りが完了した化学分析
スライド1が収納保持されていて、これを挿入・排出手
段40上の新しい化学分析スライド1と交換する場合の
、該手段40とインキュベータ20の作動について説明
する。収納室2I内の化学分析スライド1は、スプリン
グ23の付勢力により支持部材24と押圧部材22との
間に挟持されている。支持プレート41が前方(第4図
の左方)へ移動すると、まず(さび状挿入部43aが上
記両部材22.24との間に入り込み、抑圧部材22を
上方に押し上げ化学分析スライド1の挾持を解く。次い
で、スライド排出突起42が収納室21内の化学分析ス
ライド1の後端と当接し、このスライド1を前方へ押し
、最終的に該スライド1を、温調室70の開ロア0cを
通して受は皿29内へ排出する。このとき、支持プレー
ト41の保持部45に保持されている新たな化学分析ス
ライド1は収納室21内の所定位置に位置し、ここで、
支持プレー)41の保持部45後端に形成された1対の
四部(図示せず)内にストッパ用板バネ2Bが入り込む
。次いで、支持プレート41を後方へ引き戻すと、スト
ッパ用板バネ28が化学分析スライド1の後端面に当接
してその移動を阻止するので、支持プレート41のみが
戻り、スライド1は収納室21内で支持部材24と押圧
部材22により挾持される。
以上のように構成された化学分析装置の作動を順を追っ
て説明と、まず、スライドカートリッジ収容装置LQO
に装填されたカートリッジ2内に重ねて収納された化学
分析スライド1のうちの最上位のスライド1が前記押出
しレバー103により押し出され、カブリ測定部内に収
納される。続いてall光用ヘッド50がカブリ4−1
定部lGと対向する位置に移動し、被検査液が点着され
る前のスライド1のカブリ測定が行なわれ、さらにこの
測光用ヘッド50は基準白板Wおよび基準黒板Bと対向
し、それらの反射濃度をそれぞれ測定する。この測定結
果は、化学分析スライド1の反射濃度を求める上でのU
wS度として利用される。
上記カブリ測定がなされると、化学分析スライド1はカ
ブリlI′PI足部1Bから押し出され、第1図の一点
鎖線位置に移動しているスライド挿入・排出手段40の
保持部45上に移載される。次いで、スライド挿入・排
出手段40はレール49上を右方に移動し、点着器30
のピペット32と対向する点着位置へ移動する。ここで
、ピペット32により前述のようにして試料カップ3B
内の被検査液が、挿入・排出手段40に保持された化学
分析スライド1のフィルム1b上に滴下供給される。
この後、スライド挿入・排出手段40はレール49上を
横方向(矢印A方向)に移動し、先に述べたようにして
インキュベータ20内の収納室21内へ化学分析スライ
ド1が挿入される。インキュベータ内において化学分析
スライド1は所定の温度で恒温保持(インキュベーショ
ン)される。この恒温保持後化学分析スライド1には、
収納室21の下方に移動した測光用ヘッド50から読取
り用開口21aを介して測定光が照射され、その反射光
量が7#1定される。これにより該スライド1のフィル
ム1bの反射光学濃度が測定され、該フィルム1b上に
滴下された被検査液が定量分析される。この測定が完了
すると化学分析スライド1は、スライド挿入・排出手段
40により収納室21から受は皿29内に排出される。
以下、上記操作を繰り返すことにより、数多くの化学分
析スライドによる化学分析を自動的かつ連続的に行なう
ことができる。なお、上記受は皿29を、紙、ビニール
等の安価な材料からなる使い捨てのものとすれば、操作
者が受は皿にたまった使用済のスライドを受は皿ごと捨
てることができるので、作業性を向上させる上で望まし
い。
ところで、上述した生化学分析装置内に設けられたスラ
イドカートリッジ収容装置100は、前記スライドカー
トリッジ2を2つ同時に収容可能となっており、かかる
収容装置からは任意の枚数の化学分析スライドを連続し
て取り出すことができる。以下、このスライドカートリ
ッジ収容装置100の構造について説明する。
スライドカートリッジ収容装置lOOは、第5図に示す
ように、回転軸Xを中心として回転可能でありこの回転
軸について対称に2つのカートリッジ保持部(第1のカ
ートリッジ保持部101および第2のカートリッジ保持
部102 ”)が形成されてなる回転保持部材110を
備えている。上記第1および第2のカートリッジ保持部
101 、102はそれぞれスライドカートリッジ2を
1つずつ保持するものであり、各保持部の壁面の、各ス
ライドカートリッジ2の前記スライド排出用スリット2
aと重なり合う位置には、スライドの排出を許すスライ
ド排出用開口104が、前記押出しレバー進入用スリッ
ト2bと重なり合う位置には押出しレバー103の進入
を許す押出しレバー進入用開口105がそれぞれ形成さ
れている。上記各カートリッジ保持部101 、102
内にそれぞれスライドカートリッジ2を収容した回転保
持部材110は、前記回転軸Xを中心として180 ’
ずつ回転することにより、前記第1のカートリッジ保持
部101および第2のカートリッジ保持部102を交互
に前記押出しレバー103と対向するスライド排出位置
に配設する。このようにスライドカートリッジ収容装置
に2本のスライドカートリッジを同時に収容可能とし、
第1および第2のカートリッジ保持部内に保持されたス
ライドカートリッジを回転移動により順番にスライド排
出位置に配設するようにすれば、一方のスライドカート
リッジから化学分析スライドの取出しを行なっている間
に他方のスライドカートリッジの交換を行なうことがで
きる。従って一方のスライドカートリッジ2が空になっ
た場合には回転保持部材110を180°回転させるだ
けで新たなスライドカートリッジをスライド排出位置に
配設することができるので、スライドの連続的な供給が
可能になる。また空になったスライドカートリッジの新
たなスライドカートリッジとの交換は、スライド取出し
中のカートリッジからスライドの取出しが終了するまで
に行なわれればよいので、作業者は常に時間的余裕をも
ってスライドカートリッジの交換を行なうことができる
さらに、本実施例のスライドカートリッジ収容装置は、
上記スライドカートリッジ2のカートリッジ保持部10
1 、102への装填および取出しを、それぞれスライ
ドカートリッジの上面を押すだけで行なうことができる
構造を有している。すなわち、上記スライドカートリッ
ジ2の、カートリッジ保持部101 、102への装入
方向と平行な一側面上には、その上部には2本の突条5
,6が、その下部には1本の突条7が上記装入方向と平
行な方向に延びて形成されている。これとともに、上記
各カートリッジ保持部101 、102の、上記スライ
ドカートリッジの上記突条が形成された面と対向する内
壁面には、中心部toeaを中心としてフリーに回転可
能であるとともに、その長平方向の互いに対向する2端
部に凹部106b、 1oneが形成されてなる板状の
ストッパ10Bが取り付けられている。
さらに各カートリッジ保持部101 、102の底面上
にはそれぞれバネを内蔵したバネ部材107が設けられ
ている。以下、第6図を参照して、かかるカートリッジ
保持部101 、102に対するスライドカートリッジ
2の脱着について説明する。
スライドカートリッジ2が上方から押圧されてカートリ
ッジ保持部内に進入する際には、第6図(a)に示すよ
うに、前記バネ部材107は伸張した位置にあり、また
前記ストッパlOBは2つの凹部108b、 106e
をそれぞれ上下方向に向けた位置にある。また、スライ
ドカートリッジ2が進入する際に、該カートリッジの下
部の突条7は、上述のように凹部108b、 108c
を上下方向に向けた位置にあるストッパ10Bと接触す
ることなくその側方を通過する。また上記2本の突条5
,6のうち、左側の突条5は上述した位置にあるストッ
パ106と上下方向に重なり合う位置にあり、スライド
カートリッジ2がさらに押圧されて第6図(b)に示す
ように下降すると、この突条5がストッパ1OIsの凹
部108bに当接してストッパ100を反時計回り方向
に回転させる。スライドカートリッジ2は、上記のよう
にストッパ10Bを回転させつつ図示のようにバネ部材
107を最も押縮めた位置において下降を停止する。続
いて第6図(b)に示す状態においてスライドカートリ
ッジ2への押圧力を解除すると、第6図(C)に示すよ
うにスライドカートリッジ2はバネ部材107の付勢力
により上方に押し上げられる。その際に上記突条7は下
方から前記凹部106Cに当接してストヅバ10Bを反
時計回り方向に回転させ、四部10[1cの端部が突条
7に当接することにより、スライドカートリッジ2は図
示の位置に係止される。すなわち、第6図(C)に示す
位置が、スライドカートリッジ2のカートリッジ保持部
内における保持位置となり、この位置においてスライド
カートリッジ2内からは前述したように化学分析スライ
ドの取出しが行なわれる。また第6図(a)に示す状態
から第6図(C)に示す状態までは、スライドカートリ
ッジ2を上方から押し込んだ後直ちにこれを放すことに
より達成されるので、スライドカートリッジ2は、いわ
ばワンタッチでカートリッジ保持部内に装填される。
一方、空になったスライドカートリッジをカートリッジ
保持部から取り出す際には、再びスライドカートリッジ
2を下方に押圧すれば、第6図(d)に示すように、2
本の突条5,6が共にストッパ106に当接した位置に
おいてスライドカートリッジは下降を停止する。この下
降停止位置においてスライドカートリッジ2への押圧力
を解除すると、第6図(e)に示すように、スライドカ
ートリッジ2はバネ部材107の付勢力により上方に押
し上げられる。その際に上記突条7は下方からストッパ
10Bに当接しつつこれを反時計回り方向に回転させ、
ストッパ10Bが2つの凹部IQ8b。
lHcを再び上下方向に向けた状態において、スライド
カートリッジ2はカートリッジ保持部から上方に突出し
、ストッパ10Bに接触することなく上方に引き抜かれ
ることのできる状態となる。第6図(c)に示す状態か
ら第6図(e)に示す状態までは、スライドカートリッ
ジ2を上方から押し込んだ後直ちにこれを放すことによ
り達成されるので、スライドカートリッジはいわばワン
タッチでカートリッジ保持部外に突出して取出し可能な
状態となる。
このように本実施例においては、スライドカートリッジ
の一側面に突条が設けられ、カートリッジ保持部にこの
突条と係合可能なストッパと付勢手段とが設けられてい
ることにより、スライドカートリッジの脱着を極めて簡
単な操作により行なうことができる。なお、本発明のス
ライドカートリッジ収容装置のスライドカートリッジの
脱着機構は上述した機構に限定されるものではなく、任
意のロック機構およびロック解除機構に置き換えること
ができる。また、スライドカートリッジは、必ずしも最
下位のスライドから順に取り出しを行なわれるものであ
る必要はなく、最下位のスライドから順に押し出されて
排出されるものであってもよい。その場合には押出しレ
バー等の排出手段はカートリッジ保持部の下端部に対向
しうる位置に配設されればよい。
上述の実施例では、生化学分析装置を用いて本発明を説
明したが、この実施例に限らず、一般の化学分析装置に
適用できることはいうまでもない。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明のスライドカートリ
ッジ収容装置によれば、カートリッジ保持部を2つ設け
、両保持部内のカートリッジを交互にスライド排出位置
に配設可能にしたので、化学分析スライドの連続的な供
給が可能になる。これとともに本装置によれば、空にな
ったスライドカートリッジは他方のカートリッジからス
ライドが取り出されている間に新たなカートリッジと交
換されればよいので、スライドカートリッジの出し入れ
のタイミングの自由度を高めることができる。さらに、
両カートリッジ保持部は回転移動により順次スライド排
出位置に位置せしめられるので、スライドカートリッジ
収容装置全体の大きさを最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるスライドカートリッジ
収容装置を備えた生化学分析装置の斜視図、 第2図は化学分析スライドの斜視図、 第3図(a)、  (b)図はスライドカートリッジの
断面図、 第4図は上記生化学分析装置の断面図、第5図は上記ス
ライドカートリッジとスライドカートリッジ収容装置の
斜視図、 第6図(a)、 ’(b)、  (c)、  (d)、
  (e)は、スライドカートリッジのカートリッジ保
持部に対する装填、取出しを説明するための概略図であ
る。 1・・・化学分析スライド 2・・・スライドカートリッジ 5、6.7・・・突    条 100・・・スライドカートリッジ収容装置101・・
・第1のカートリッジ保持部102・・・第2のカート
リッジ保持部103・・・押出しレバー 10B ・・・ス  ト  ツ  パ 106b、 1one・・・凹 部 107・・・バネ部材 第3図 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)被検査液が点着される分析スライドを複数枚積み重
    ねて収納してなるスライドカートリッジを着脱自在に保
    持し、該スライドカートリッジに形成されたスライド排
    出用スリットから前記化学分析スライドを1枚ずつ排出
    させる排出手段を備えたスライドカートリッジ収容装置
    において、 所定の回転軸を中心として回転可能であり、前記スライ
    ドカートリッジを保持するカートリッジ保持部が前記回
    転軸について対称に2つ形成されてなる回転保持部材を
    有し、該回転保持手段を180゜ずつ回転させて、前記
    2つのカートリッジ保持部内に保持された前記2つのス
    ライドカートリッジを交互に前記排出手段に近接した排
    出位置に位置させることを特徴とするスライドカートリ
    ッジ収容装置。 2)前記スライドカートリッジの前記カートリッジ保持
    部への装着方向と平行な一側面上の該装着方向先方部分
    に該装着方向に延びた1本の突条が形成されるとともに
    、前記一側端面上の前記装着方向後方部分に該装着方向
    に延び互いに略対向した2本の突条が形成されてなり、
    前記カートリッジ保持部内の、前記スライドカートリッ
    ジの装着方向先端面と対向する内壁面に、該スライドカ
    ートリッジを装着方向と反対方向に付勢する付勢手段が
    設けられるとともに、前記カートリッジ保持部の前記ス
    ライドカートリッジの一側端面と対向する内壁面上に、
    中央部の一点を中心としてフリーに回転可能であり、そ
    の長手方向における互いに対向する2側端に一対の凹部
    が形成されてなる板状のストッパが取り付けられてなり
    、該ストッパがその長手方向を前記スライドカートリッ
    ジの装着方向と平行に向けて配された際に、該装着方向
    において前記2本の突条と前記1本の突条のうち前記2
    本の突条の方とのみ重なり合い、その位置から回転せし
    められた際に該装着方向において前記2本の突条の他方
    および前記1本の突条と重なりうるものであり、前記付
    勢手段が、前記スライドカートリッジの装着時に、前記
    2本の突条の一方が前記ストッパに当接するのに先立っ
    て前記先端面により押圧されうる位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のスライドカートリッジ
    収容装置。
JP31717688A 1988-12-15 1988-12-15 スライドカートリッジ収容装置 Pending JPH02162232A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008096177A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Toyobo Co Ltd 標本用プレート供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008096177A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Toyobo Co Ltd 標本用プレート供給装置

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