JPS6342451A - 化学分析装置 - Google Patents
化学分析装置Info
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- JPS6342451A JPS6342451A JP18618486A JP18618486A JPS6342451A JP S6342451 A JPS6342451 A JP S6342451A JP 18618486 A JP18618486 A JP 18618486A JP 18618486 A JP18618486 A JP 18618486A JP S6342451 A JPS6342451 A JP S6342451A
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- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、試薬層を有する化学分析スライドに被測定物
質を作用させて所定時間恒温保持した後、その呈色度合
(色素生成度合)を光学的に測定して被測定物質を定量
分析する化学分析装置に関するものである。
質を作用させて所定時間恒温保持した後、その呈色度合
(色素生成度合)を光学的に測定して被測定物質を定量
分析する化学分析装置に関するものである。
(従来の技術)
従来より種々の産業分野において、液体試料中の特定の
化学成分を定量的に分析することが広く行なわれている
。特に血液や尿等、生物体液中の化学成分または有形成
分を定量分析することは、生化学分野および臨床分野に
おいて極めてIf!要である。
化学成分を定量的に分析することが広く行なわれている
。特に血液や尿等、生物体液中の化学成分または有形成
分を定量分析することは、生化学分野および臨床分野に
おいて極めてIf!要である。
ところで近年、小滴の試料液を点着供給するだけで、該
試料液中に含まれている特定の化学成分または何形成分
を定量分析することができるドライタイプの化学分析ス
ライドが開発され、実用化されている(特公昭53−2
1677号、特開昭55−164356号には、この化
学分析スライドの一例が示されている)。この化学分析
スライドを用いると、従来の湿式分析法に比べて簡易か
つ迅速に試料液の分析を行なうことができるので、該ス
ライドは数多くの試料を分析づる必要のある医療機関、
研究所等において特に好適に利用されている。
試料液中に含まれている特定の化学成分または何形成分
を定量分析することができるドライタイプの化学分析ス
ライドが開発され、実用化されている(特公昭53−2
1677号、特開昭55−164356号には、この化
学分析スライドの一例が示されている)。この化学分析
スライドを用いると、従来の湿式分析法に比べて簡易か
つ迅速に試料液の分析を行なうことができるので、該ス
ライドは数多くの試料を分析づる必要のある医療機関、
研究所等において特に好適に利用されている。
上記の化学分析スライドを用いて試料液中の化学成分等
の分析を行なうには、計量された所定間の試料液を化学
分析スライドに付r1さぜた後、これをインキュベータ
(恒温器〉内で所定時間恒温保持(インキュベーション
)して呈色反応(色素生成反応)させ、次いで被測定物
質と化学分析スライドの試薬層に含まれる試薬との組合
わけに応じて予め選定された波長を含む測定光をこのス
ライドに照射して、その反射光学濃度を測定する。
の分析を行なうには、計量された所定間の試料液を化学
分析スライドに付r1さぜた後、これをインキュベータ
(恒温器〉内で所定時間恒温保持(インキュベーション
)して呈色反応(色素生成反応)させ、次いで被測定物
質と化学分析スライドの試薬層に含まれる試薬との組合
わけに応じて予め選定された波長を含む測定光をこのス
ライドに照射して、その反射光学濃度を測定する。
これにより、上記化学成分等の被測定物質が定量分析さ
れる。
れる。
上述のようにして被測定物質の定量分析を行なう化学分
析装置は従来より種々提案されているが、−船釣には上
記恒温保持を行なうためのスライド収納室を備えたイン
キュベータが設けられる。そしてインキュベータ内の温
度が、例えばヒータと温度センサとヒータ作動制御回路
等からなる湿度調節手段によって、所定温度に維持され
る。またこのようなインキュベータが設けられる場合は
通常、上記スライド収納室に読取り用開口が設けられ、
化学分析スライドの試薬層に測定光を照射してその反射
光学a度を測定する読取りヘッド4よ、上記開口を介し
て収納室内のスライドの試薬層に対向するように形成さ
れる。
析装置は従来より種々提案されているが、−船釣には上
記恒温保持を行なうためのスライド収納室を備えたイン
キュベータが設けられる。そしてインキュベータ内の温
度が、例えばヒータと温度センサとヒータ作動制御回路
等からなる湿度調節手段によって、所定温度に維持され
る。またこのようなインキュベータが設けられる場合は
通常、上記スライド収納室に読取り用開口が設けられ、
化学分析スライドの試薬層に測定光を照射してその反射
光学a度を測定する読取りヘッド4よ、上記開口を介し
て収納室内のスライドの試薬層に対向するように形成さ
れる。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが上記のようなインキュベータを備えた化学分析
装置にあっては、スライド収納室に形成された読取り用
開口を通って空気が移動しやす(Xので、恒温保持の際
にスライド収納室内の温度が変動しやすい。こうなると
当然ながら化学分析スライドの温度も変動し、所定の恒
温保持条件を満たさなくなるので、定量分析の精度が悪
化してしまう。
装置にあっては、スライド収納室に形成された読取り用
開口を通って空気が移動しやす(Xので、恒温保持の際
にスライド収納室内の温度が変動しやすい。こうなると
当然ながら化学分析スライドの温度も変動し、所定の恒
温保持条件を満たさなくなるので、定量分析の精度が悪
化してしまう。
そこで本発明は、インキュベータのスライド収納室内の
温度を所定温度に正確に維持することができる化学分析
装置を淀供することを目的とするものである。
温度を所定温度に正確に維持することができる化学分析
装置を淀供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の化学分析装置は、前述したような読取り用開口
が設置プられたスライド収納室を有するインキュベータ
と、読取りヘッドとを備えた化学分析装置において、 上記インキュベータを温調室内に収納し、そしてインキ
ュベータに取り付けられたヒータおよび温度センサを備
え、上記収納室内の温度を所定温度に維持する第1湿度
調節手段と、上記温調室内に配されたヒータおよび温度
センサを備え、この温調室内の温度を前記所定温度に維
持する第2湿度調節手段とを設(ブたことを特徴とする
ものである。
が設置プられたスライド収納室を有するインキュベータ
と、読取りヘッドとを備えた化学分析装置において、 上記インキュベータを温調室内に収納し、そしてインキ
ュベータに取り付けられたヒータおよび温度センサを備
え、上記収納室内の温度を所定温度に維持する第1湿度
調節手段と、上記温調室内に配されたヒータおよび温度
センサを備え、この温調室内の温度を前記所定温度に維
持する第2湿度調節手段とを設(ブたことを特徴とする
ものである。
(作 用)
上記の構成においては、第2湿度調節手段により温調室
内の温度が所定温度に維持されるようになるから、スラ
イド収納室内外で大きな温度差が生じることがない。し
たがってスライド収納室の読取り用開口を通って空気が
移動するようなことがあっても、該収納室内の’A +
U変化は全く無いかあるいは有ってち僅少であり、この
温度変化は上記第1湿度調節手段によって速やかに解消
されうる。このようにいわば2重の温度WAmがなされ
ることにより、スライド収納室内の化学分析スライドは
極めて精度良く所定温度に保たれるようになる。
内の温度が所定温度に維持されるようになるから、スラ
イド収納室内外で大きな温度差が生じることがない。し
たがってスライド収納室の読取り用開口を通って空気が
移動するようなことがあっても、該収納室内の’A +
U変化は全く無いかあるいは有ってち僅少であり、この
温度変化は上記第1湿度調節手段によって速やかに解消
されうる。このようにいわば2重の温度WAmがなされ
ることにより、スライド収納室内の化学分析スライドは
極めて精度良く所定温度に保たれるようになる。
(実 施 例)
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
する。
第2図は本発明の一実施例による化学分析装置を示すも
のであり、第3図はこの装置のケースを省いて主要部分
を示す平面図、また第4図は第3図に示す■−■線に沿
って本装置を見た状態を示す正面図である。図示される
ようにこの化学分析MWは、ケース10上にカートリッ
ジ装填部11、点着PJ30を有し、また内部にインキ
ュベータ20およびスライド挿入・排出手段40等を備
えている。なお、第2図に示されるように本装置には、
測定中におりる測定データ表示等を行なうデイスプレィ
部14、この表示等の操作のための操作キー15、およ
び記録用の磁気ディスク挿入部13が段けられているが
、第3図および第4図ではこれらを省略しである。
のであり、第3図はこの装置のケースを省いて主要部分
を示す平面図、また第4図は第3図に示す■−■線に沿
って本装置を見た状態を示す正面図である。図示される
ようにこの化学分析MWは、ケース10上にカートリッ
ジ装填部11、点着PJ30を有し、また内部にインキ
ュベータ20およびスライド挿入・排出手段40等を備
えている。なお、第2図に示されるように本装置には、
測定中におりる測定データ表示等を行なうデイスプレィ
部14、この表示等の操作のための操作キー15、およ
び記録用の磁気ディスク挿入部13が段けられているが
、第3図および第4図ではこれらを省略しである。
第2図に示されるように装填部11に装填されるカート
リッジ2は、未使用の化学分析スライド1を複数枚mね
で収納している。この化学分析スライド1は第5図に示
すように、液体試料滴下用の円孔を存する枠1a内に、
支持体、試薬層、展開層をこの順に積層してなる乾式多
層フィルム1bが配されてなり、このフィルム1b上に
尿、血液等の試料(被測定物質)を所定量適下し、恒温
保持(インキュベーション)して呈色反応させるもので
ある。この化学分析スライド1は、押出しレバー12に
よりカートリッジ2内の最下位のものから1枚ずつカブ
リ測定部16へ押し出されるようになっている(第3図
参照)。このカブリ測定部16は、被測定物質が点着さ
れる前のスライド1のフィルム1bの反射濃度(カブリ
濃度)の測定を行ない、その結果に応じてスライド1の
良否の判別をし、またカブリ濃度に応じて呈色反応後の
スライド1の11度測定値の補正を行なうために設けら
れている。具体的にこのカブリ測定部16は、底部に測
定用間口16bが設けられた枠体16aと、この枠体1
6a内のバネ16cにより下方に付勢された押え部材1
6dとからなり、枠体16aの底部上面と押え部材16
dの間に、スライド1が収納される収納室16eが形成
されている。この収納室16eのスライド挿入側には、
スライド1に付されているバーコード(図示せず)を読
み取るバーコード読取手段18が設けられている。この
カブリ測定部1Gの右側方には、スライド1の反射a度
を求める上で基準となる濃度を測定するための基準白板
17Wおよび基準黒板17Bが配されている。
リッジ2は、未使用の化学分析スライド1を複数枚mね
で収納している。この化学分析スライド1は第5図に示
すように、液体試料滴下用の円孔を存する枠1a内に、
支持体、試薬層、展開層をこの順に積層してなる乾式多
層フィルム1bが配されてなり、このフィルム1b上に
尿、血液等の試料(被測定物質)を所定量適下し、恒温
保持(インキュベーション)して呈色反応させるもので
ある。この化学分析スライド1は、押出しレバー12に
よりカートリッジ2内の最下位のものから1枚ずつカブ
リ測定部16へ押し出されるようになっている(第3図
参照)。このカブリ測定部16は、被測定物質が点着さ
れる前のスライド1のフィルム1bの反射濃度(カブリ
濃度)の測定を行ない、その結果に応じてスライド1の
良否の判別をし、またカブリ濃度に応じて呈色反応後の
スライド1の11度測定値の補正を行なうために設けら
れている。具体的にこのカブリ測定部16は、底部に測
定用間口16bが設けられた枠体16aと、この枠体1
6a内のバネ16cにより下方に付勢された押え部材1
6dとからなり、枠体16aの底部上面と押え部材16
dの間に、スライド1が収納される収納室16eが形成
されている。この収納室16eのスライド挿入側には、
スライド1に付されているバーコード(図示せず)を読
み取るバーコード読取手段18が設けられている。この
カブリ測定部1Gの右側方には、スライド1の反射a度
を求める上で基準となる濃度を測定するための基準白板
17Wおよび基準黒板17Bが配されている。
そのさらに右側方にはインキュベータ20が位置し、こ
のインキュベータ20内には、前記カプリ測定部16内
の化学分析スライド1と同一平面上で1列に並べて該ス
ライド1を収納保持する複数の収納、室21.21・・
・21が形IRすれている。このインキュベータ20は
、温調室70内に収容されている。そして該温調室70
の前方には、収納室21から排出される使用済みスライ
ドを受は取る受は皿29が配されている。また第4図に
示すように、インキュベータ20の下方には、その下面
に対向して横方向(矢印C方向)に移動自在とされた読
取りヘッド50が配されている。なおこの読取りヘッド
50は、温調室70の底板上面に固定されたレール51
に組み合わされ、例えばリニアモータ等の駆動手段(図
示せず)の駆動力により、上記の方向に移動する一上記
レール51はカブリ測定部16の下方にまで延ばされて
いる。したがって跣取りヘッド50はこのカブリ測定部
16まで移動可能で、該測定部16にある化学分析スラ
イド1と対向できるようになって°いる。
のインキュベータ20内には、前記カプリ測定部16内
の化学分析スライド1と同一平面上で1列に並べて該ス
ライド1を収納保持する複数の収納、室21.21・・
・21が形IRすれている。このインキュベータ20は
、温調室70内に収容されている。そして該温調室70
の前方には、収納室21から排出される使用済みスライ
ドを受は取る受は皿29が配されている。また第4図に
示すように、インキュベータ20の下方には、その下面
に対向して横方向(矢印C方向)に移動自在とされた読
取りヘッド50が配されている。なおこの読取りヘッド
50は、温調室70の底板上面に固定されたレール51
に組み合わされ、例えばリニアモータ等の駆動手段(図
示せず)の駆動力により、上記の方向に移動する一上記
レール51はカブリ測定部16の下方にまで延ばされて
いる。したがって跣取りヘッド50はこのカブリ測定部
16まで移動可能で、該測定部16にある化学分析スラ
イド1と対向できるようになって°いる。
第3図のv−v線に沿った断面形状を表わす第1図に詳
しく示されるように、上記インキュベータ20には、各
収納室21に沿って複数の第1ヒータ71が取り付けら
れている。また該インキュベータ20の内部において、
収納室21に近接した位置には第1温度廿ンサ72が取
り付けられている。該第1温度センサ72が出力する温
度検出信号S1は第1制御回路73に入力され、この第
1制御回路73は、該温度検出信号S1が示づ測定温度
と所定設定温111 Tとの偏差に応じた温度制御信号
S2を出力する。この温度制御信号S2は、上記ヒータ
71に発熱用電流11を供給するヒータ作動回路74に
入力され、該ヒータ作動回路74がこの温度υJIIl
信号S2に基づいて発熱用電流I!を0N−OFFL、
、あるいはその値を変えることにより、収納室21の温
度が上記設定温度Tに維持される。一方温調室70内に
も、該室内の空気を加温する複数の第2ヒータ75と、
該室内の温度を検出する第2温度セン976が配設され
ている。上記と同様に、第2温度センサ76が出力する
温度検出信号S3は第2制御回路77に入力され、この
検出信号S3に応じた温度制御信号S4がヒータ作動回
路78に送られて発熱用電流I2が制御されることによ
り、温調室70内の空気の温度が前記所定温度Tに維持
されるようになっている。なお温調空70は、ケース1
0の底面上に断熱材80を介して固定され、一方インキ
ュベータ20もこの温調′¥、70に断熱材81を介し
て保持されている。
しく示されるように、上記インキュベータ20には、各
収納室21に沿って複数の第1ヒータ71が取り付けら
れている。また該インキュベータ20の内部において、
収納室21に近接した位置には第1温度廿ンサ72が取
り付けられている。該第1温度センサ72が出力する温
度検出信号S1は第1制御回路73に入力され、この第
1制御回路73は、該温度検出信号S1が示づ測定温度
と所定設定温111 Tとの偏差に応じた温度制御信号
S2を出力する。この温度制御信号S2は、上記ヒータ
71に発熱用電流11を供給するヒータ作動回路74に
入力され、該ヒータ作動回路74がこの温度υJIIl
信号S2に基づいて発熱用電流I!を0N−OFFL、
、あるいはその値を変えることにより、収納室21の温
度が上記設定温度Tに維持される。一方温調室70内に
も、該室内の空気を加温する複数の第2ヒータ75と、
該室内の温度を検出する第2温度セン976が配設され
ている。上記と同様に、第2温度センサ76が出力する
温度検出信号S3は第2制御回路77に入力され、この
検出信号S3に応じた温度制御信号S4がヒータ作動回
路78に送られて発熱用電流I2が制御されることによ
り、温調室70内の空気の温度が前記所定温度Tに維持
されるようになっている。なお温調空70は、ケース1
0の底面上に断熱材80を介して固定され、一方インキ
ュベータ20もこの温調′¥、70に断熱材81を介し
て保持されている。
インキュベータ20内に収納される化学分析スライド1
は、そのフィルム1b上に滴下された試料と試薬との呈
色反応を、収納室21の下面に形成された読取り用開口
21aを介して、読取りヘッド50により光学的に測定
するように使用される。そしてこの際インキュベータ2
0は、尿、血液等の試料を呈色反応させるために各化学
分析スライド1を体温とほぼ同一の温度(37℃)に保
持する必要がある。
は、そのフィルム1b上に滴下された試料と試薬との呈
色反応を、収納室21の下面に形成された読取り用開口
21aを介して、読取りヘッド50により光学的に測定
するように使用される。そしてこの際インキュベータ2
0は、尿、血液等の試料を呈色反応させるために各化学
分析スライド1を体温とほぼ同一の温度(37℃)に保
持する必要がある。
一方、インキュベータ20の後方には、その収納室20
の入口開口21bと対向して横方向(矢印へ方向)に移
動自在とされたスライド挿入・排出手段40が配されて
いる。このスライド挿入・排出手段40は温調室70内
において固定されたレール49に組み合わされ、例えば
リニアモータ等の駆動手段(図示ぜず)の駆動力により
、上記の方向に移動するもので、インキュベータ20の
みならず、カブリ測定部16に対向する位置(第3図に
Xで示す位置)まで移動可能となっている。このため、
カブリ測定部1Gから押出しレバー12により押し出さ
れた化学分析スライド1を、上記X位置に移動した挿入
・排出手段40によって受は取ることができる。
の入口開口21bと対向して横方向(矢印へ方向)に移
動自在とされたスライド挿入・排出手段40が配されて
いる。このスライド挿入・排出手段40は温調室70内
において固定されたレール49に組み合わされ、例えば
リニアモータ等の駆動手段(図示ぜず)の駆動力により
、上記の方向に移動するもので、インキュベータ20の
みならず、カブリ測定部16に対向する位置(第3図に
Xで示す位置)まで移動可能となっている。このため、
カブリ測定部1Gから押出しレバー12により押し出さ
れた化学分析スライド1を、上記X位置に移動した挿入
・排出手段40によって受は取ることができる。
スライド挿入・排出手段40は、温調室70内において
矢印へ方向に移動可能となっている。
矢印へ方向に移動可能となっている。
スライド挿入・排出手段40の後方には、点着器30が
配されている。この点着器30は、基盤31上を横力向
く矢印へ方向〉に移動可能でかつ横方向に2列に並べて
試料カップ36.3G、・・・36およびチップ35.
35、・・・35を保持する試料台34を有する。また
該点着器30のピペット32は、基fi31に対して上
下(矢印り方向> 43よび前後(矢印B方向)に移動
可能とされ、このように移動してその先端にチップ35
を取り付けるとともに該チップ35内に試料カップ36
内の被測定物質を所定間だけ吸入し、次いで点着部19
で挿入・排出手段40上のスライド1のフィルム1b上
に上記被測定物質を滴下供給する。なJ3この場合、各
試料カップ毎にチップを交換し、試料カップ36中の被
測定物質が混ざらないようにしている。
配されている。この点着器30は、基盤31上を横力向
く矢印へ方向〉に移動可能でかつ横方向に2列に並べて
試料カップ36.3G、・・・36およびチップ35.
35、・・・35を保持する試料台34を有する。また
該点着器30のピペット32は、基fi31に対して上
下(矢印り方向> 43よび前後(矢印B方向)に移動
可能とされ、このように移動してその先端にチップ35
を取り付けるとともに該チップ35内に試料カップ36
内の被測定物質を所定間だけ吸入し、次いで点着部19
で挿入・排出手段40上のスライド1のフィルム1b上
に上記被測定物質を滴下供給する。なJ3この場合、各
試料カップ毎にチップを交換し、試料カップ36中の被
測定物質が混ざらないようにしている。
このようにして被測定物質が滴下供給された化学分析ス
ライド1は、前述のスライド挿入・排出手段40によっ
て所定の収納室21内へ挿入される。
ライド1は、前述のスライド挿入・排出手段40によっ
て所定の収納室21内へ挿入される。
以下、このスライド挿入・il+l手出40とインキュ
ベータ20のスライド保持構造について、第1図を参照
して詳しく説明する。スライド挿入・排出手段40は、
レール49上を横方向(矢印へ方向)に移動する支持ブ
ロック41aと、この支持ブロック41a上に置かれた
支持プレート41とからなる。支持プレート41は、化
学分析スライド1を受容する保持部45と、この保持部
45の両端に形成された段部43.43と、この段部の
先端に形成された1対のくさび状挿入部43a 、 4
3aと、保持部45の先端に形成されたスライド排出突
起42とを有してなる。このスライド挿入・排出手段4
0がレール49上を横方向に移動して第3図のY位置に
来ると、保持部45に保持された化学分析スライド1の
フィルム1bは点着部19の開口19aと対向し、この
開口19aを通して点i器30のピペット32からフィ
ルム1b上へ被測定物質の滴下供給がなされる。次いで
、フィルム挿入・排出手段40は再びレール49上を移
動し、化学分析スライド1を収納保持すべき収納室21
と対向する位置に止まる。支持プレート41は支持ブロ
ック41a上を前後(矢印E方向)に移動自在であり、
この移動により支持プレート41に保持された化学分析
スライド1はインキュベータ20(27)の収納室21
(2B)内に挿入される。
ベータ20のスライド保持構造について、第1図を参照
して詳しく説明する。スライド挿入・排出手段40は、
レール49上を横方向(矢印へ方向)に移動する支持ブ
ロック41aと、この支持ブロック41a上に置かれた
支持プレート41とからなる。支持プレート41は、化
学分析スライド1を受容する保持部45と、この保持部
45の両端に形成された段部43.43と、この段部の
先端に形成された1対のくさび状挿入部43a 、 4
3aと、保持部45の先端に形成されたスライド排出突
起42とを有してなる。このスライド挿入・排出手段4
0がレール49上を横方向に移動して第3図のY位置に
来ると、保持部45に保持された化学分析スライド1の
フィルム1bは点着部19の開口19aと対向し、この
開口19aを通して点i器30のピペット32からフィ
ルム1b上へ被測定物質の滴下供給がなされる。次いで
、フィルム挿入・排出手段40は再びレール49上を移
動し、化学分析スライド1を収納保持すべき収納室21
と対向する位置に止まる。支持プレート41は支持ブロ
ック41a上を前後(矢印E方向)に移動自在であり、
この移動により支持プレート41に保持された化学分析
スライド1はインキュベータ20(27)の収納室21
(2B)内に挿入される。
インキュベータ20は、読取り用開口21aを有し挿入
された化学分析スライド1を支持する支持部材24と、
この支持部材24と対向し上下に移動可能な押圧部材2
2と、この押圧部材22を下方に付勢するスプリング2
3と、押圧部材22を移動可能に支持する本体部材25
と、収納v21の入ロ間ロ21a部分に取り付けられた
ストッパ用板バネ26とからなる。
された化学分析スライド1を支持する支持部材24と、
この支持部材24と対向し上下に移動可能な押圧部材2
2と、この押圧部材22を下方に付勢するスプリング2
3と、押圧部材22を移動可能に支持する本体部材25
と、収納v21の入ロ間ロ21a部分に取り付けられた
ストッパ用板バネ26とからなる。
以下、収納室21内に、既に読取りが完了した化学分析
スライド1が収納保持されていて、これを挿入・排出手
段40上の新しい化学分析スライド1と交換する場合の
、該手段40とインキュベータ20の作動について説明
する。収納室21内の化学分析スライド1は、スプリン
グ23の付勢力により支持部材24と押圧部材22との
間に挟持されている。支持プレート41が前方(第1図
の左方)へ移動すると、まずくさび状挿入部43aが上
記両部材22.24との間に入り込み、押圧部材22を
上方に押し上げ化学分析スライド1の挟持を解く。次い
で、スライド排出突起42が収納室21内の化学分析ス
ライド1の後端と当接し、このスライド1を前方へ押し
、最終的に該スライド1を、°温調室70の開ロア0c
を通して受け111129内へ排出する。このとき、支
持プレート41の保持部45に保持されている新たな化
学分析スライド1は収納室21内の所定位置に位置し、
ここで、支持プレート41の保持部45後端に形成され
た1対の凹部(図示せず)内にストッパ用板バネ26が
入り込む。次いで、支持プレート41を後方へ引き戻す
と、ストッパ用板バネ26が化学分析スライド1の後端
面に当接してその移動を阻止するので、支持プレート4
1のみが戻り、スライド1は収納室21内で支持部材2
4と押圧部材22により挾持される。
スライド1が収納保持されていて、これを挿入・排出手
段40上の新しい化学分析スライド1と交換する場合の
、該手段40とインキュベータ20の作動について説明
する。収納室21内の化学分析スライド1は、スプリン
グ23の付勢力により支持部材24と押圧部材22との
間に挟持されている。支持プレート41が前方(第1図
の左方)へ移動すると、まずくさび状挿入部43aが上
記両部材22.24との間に入り込み、押圧部材22を
上方に押し上げ化学分析スライド1の挟持を解く。次い
で、スライド排出突起42が収納室21内の化学分析ス
ライド1の後端と当接し、このスライド1を前方へ押し
、最終的に該スライド1を、°温調室70の開ロア0c
を通して受け111129内へ排出する。このとき、支
持プレート41の保持部45に保持されている新たな化
学分析スライド1は収納室21内の所定位置に位置し、
ここで、支持プレート41の保持部45後端に形成され
た1対の凹部(図示せず)内にストッパ用板バネ26が
入り込む。次いで、支持プレート41を後方へ引き戻す
と、ストッパ用板バネ26が化学分析スライド1の後端
面に当接してその移動を阻止するので、支持プレート4
1のみが戻り、スライド1は収納室21内で支持部材2
4と押圧部材22により挾持される。
次に、以上のように構成した化学分析装置の作動を順を
追って説明する。まず、カートリッジ装填部11に装填
されたカートリッジ2に重ねて収納された化学分析スラ
イド1のうちの最下位のスライド1が押出しレバー12
により押し出され、カブリ測定部1Gの収納室16eに
収納される。この時、バーコード読取り手段18により
化学分析スライド1のバーコードが読み取られる。続い
て読取りヘッド50がカプリ測定部16の測定用開口1
6bと対向する位置に移動し、被測定物質が点着される
前のスライド1のカブリ測定が行なわれる。なおこの移
動の際、読取りヘッドsou u準白板17Wおよび基
準黒板17Bと対向し、それらの反射maをそれぞれ測
定する。この測定結果は、化学分析スライド1の反Ga
11度を求める上での基*濃度として利用される。
追って説明する。まず、カートリッジ装填部11に装填
されたカートリッジ2に重ねて収納された化学分析スラ
イド1のうちの最下位のスライド1が押出しレバー12
により押し出され、カブリ測定部1Gの収納室16eに
収納される。この時、バーコード読取り手段18により
化学分析スライド1のバーコードが読み取られる。続い
て読取りヘッド50がカプリ測定部16の測定用開口1
6bと対向する位置に移動し、被測定物質が点着される
前のスライド1のカブリ測定が行なわれる。なおこの移
動の際、読取りヘッドsou u準白板17Wおよび基
準黒板17Bと対向し、それらの反射maをそれぞれ測
定する。この測定結果は、化学分析スライド1の反Ga
11度を求める上での基*濃度として利用される。
上記カブリ測定がなされると、化学分析スライド1は押
出しレバー12によってカプリ測定部16から押し出さ
れ、第3図のX位置に移動しているスライド挿入・排出
手段40の保持部45上に移載される。
出しレバー12によってカプリ測定部16から押し出さ
れ、第3図のX位置に移動しているスライド挿入・排出
手段40の保持部45上に移載される。
次いで、スライド挿入・排出手段40はレール49.1
:を右方に移動し、点着器30のピペット32と対向す
る位置(第3図のY位置)へ移動する。ここで、ピペッ
ト32により前述のようにして試料カップ36内の被測
定物質が、挿入・排出手段40に保持された化学分析ス
ライド1のフィルム1b上に滴下供給される。
:を右方に移動し、点着器30のピペット32と対向す
る位置(第3図のY位置)へ移動する。ここで、ピペッ
ト32により前述のようにして試料カップ36内の被測
定物質が、挿入・排出手段40に保持された化学分析ス
ライド1のフィルム1b上に滴下供給される。
この後、スライド挿入・排出手段40はレール491を
横方向(矢印六方向)に移動し、インキュベータ20の
所定の収納室21と対向する位置に停止する。次に、先
に述べたようにしてこの収納v21内へ化学分析スライ
ド1が挿入される。インキュベータ20の収納室21内
は、前述のように第1ヒータ71、第1温度センザ72
、第1制御回路γ3およσヒータ作動回路74によって
所定温度Tに保たれているので、ここに収納された化学
分析スライド1は上記温度Tで恒温保持(インキュベー
ション)される。この恒温保持後化学分析スライド1に
は、収納室21の下方に移動した読取りヘッド50から
読取り用間口21aを介して測定光が照射され、その反
射光量が測定される。これにより該スライド1のフィル
ム1bの反射光学濃度が測定され、該フィルム1b上に
滴下された被測定物質が定量分析される。この測定が完
了すると化学分析スライド1は、スライド挿入・排出手
段40により収納室21から受けII[129内に排出
される。以下、上記操作を繰り、返ずことにより、数多
くの化学分析スライドによる化学分析を自動的かつ連続
的に行なうことができる。
横方向(矢印六方向)に移動し、インキュベータ20の
所定の収納室21と対向する位置に停止する。次に、先
に述べたようにしてこの収納v21内へ化学分析スライ
ド1が挿入される。インキュベータ20の収納室21内
は、前述のように第1ヒータ71、第1温度センザ72
、第1制御回路γ3およσヒータ作動回路74によって
所定温度Tに保たれているので、ここに収納された化学
分析スライド1は上記温度Tで恒温保持(インキュベー
ション)される。この恒温保持後化学分析スライド1に
は、収納室21の下方に移動した読取りヘッド50から
読取り用間口21aを介して測定光が照射され、その反
射光量が測定される。これにより該スライド1のフィル
ム1bの反射光学濃度が測定され、該フィルム1b上に
滴下された被測定物質が定量分析される。この測定が完
了すると化学分析スライド1は、スライド挿入・排出手
段40により収納室21から受けII[129内に排出
される。以下、上記操作を繰り、返ずことにより、数多
くの化学分析スライドによる化学分析を自動的かつ連続
的に行なうことができる。
ここで、インキュベータ20の収納室21には読取り用
間口21aが設けられているので、この間口21aを通
って収納室21外の空気が流入しやすくなっている。こ
のような空気の移動があると、収納室21内の温度は、
第1ヒータ71、第1温度センサ72、第1制御回路7
3およびヒータ作動回路74からなる温度y4節手段に
より制御されているとはいえ一時的に変動しやすい。し
かし本装置においては、インキュベータ20全体が温調
室?θ内に収められ、この温調?i”70内の空気温度
が所定温度下に制御されろようになっているので、収納
室21内外の温度差はほとんど無い状態となっている。
間口21aが設けられているので、この間口21aを通
って収納室21外の空気が流入しやすくなっている。こ
のような空気の移動があると、収納室21内の温度は、
第1ヒータ71、第1温度センサ72、第1制御回路7
3およびヒータ作動回路74からなる温度y4節手段に
より制御されているとはいえ一時的に変動しやすい。し
かし本装置においては、インキュベータ20全体が温調
室?θ内に収められ、この温調?i”70内の空気温度
が所定温度下に制御されろようになっているので、収納
室21内外の温度差はほとんど無い状態となっている。
しlこがって」二連のような空気の移動があっても、収
納室21内の渇+U変初1.Lw、いかあるいは有って
も僅少であり、この温度変動は速ヤ)かに解消されうる
。つまり収納室21内の化学分析スライド1の温度は、
高精度で所定温度Tに保持されるようになる。
納室21内の渇+U変初1.Lw、いかあるいは有って
も僅少であり、この温度変動は速ヤ)かに解消されうる
。つまり収納室21内の化学分析スライド1の温度は、
高精度で所定温度Tに保持されるようになる。
また本実施例にJ3いては、インキュベータ20が断熱
材81を介して温調室70に保持され、さらにこの温調
室70も断熱材80を介して装置クース10に固定され
ているので、インキュベータ20および温調室70の保
持部から熱が外部に逃げ難くなっている。
材81を介して温調室70に保持され、さらにこの温調
室70も断熱材80を介して装置クース10に固定され
ているので、インキュベータ20および温調室70の保
持部から熱が外部に逃げ難くなっている。
したがって、この保持部近辺の収納室21の温度が、他
の収納室21に比べて低くなってしまうことが効果的に
防止される。
の収納室21に比べて低くなってしまうことが効果的に
防止される。
なお上記実施例においては、スライド挿入・111出手
段40も温調室70内に収めるようにしているが、温調
fi70はインキュベータ20のみを収納できる程度に
小型化してもよい。その場合は温調室70に、スライド
挿入・排出手段40の先端部を通過させる小さな開口を
設けておけばよい。しかしながら上記実施例におけるよ
うにスライド挿入・排出手段40も温調室70内に収容
しておけば、収納室21内に送り込まれる前に化学分析
スライド1が予熱されるので、収納室21内の温度変動
がさらに生じ難くなって好ましい。このことは、スライ
ド1が送り込まれる収納室21についてのみならず、そ
れに隣接する収納室21についても言える。つまり、あ
る収納室21において恒温保持されているスライド7が
、隣接収納室に低温のスライド1が新しく挿入されるこ
とによって温度低下してしまうことが防止される。また
温調室70は上記の通り通常断熱材80を介して支持さ
れるので、該温調室70内に配設されたインキュベータ
20と、該温調室70外に配設されたスライド挿入・排
出手段40とを精度良く位置合ゼすることは困難になる
が、インキュベータ20とともにスライド挿入・排出手
段40も温調室70内に収容すれば、このような不具合
を招かず、スライド挿入が確実に行なわれるようになる
。
段40も温調室70内に収めるようにしているが、温調
fi70はインキュベータ20のみを収納できる程度に
小型化してもよい。その場合は温調室70に、スライド
挿入・排出手段40の先端部を通過させる小さな開口を
設けておけばよい。しかしながら上記実施例におけるよ
うにスライド挿入・排出手段40も温調室70内に収容
しておけば、収納室21内に送り込まれる前に化学分析
スライド1が予熱されるので、収納室21内の温度変動
がさらに生じ難くなって好ましい。このことは、スライ
ド1が送り込まれる収納室21についてのみならず、そ
れに隣接する収納室21についても言える。つまり、あ
る収納室21において恒温保持されているスライド7が
、隣接収納室に低温のスライド1が新しく挿入されるこ
とによって温度低下してしまうことが防止される。また
温調室70は上記の通り通常断熱材80を介して支持さ
れるので、該温調室70内に配設されたインキュベータ
20と、該温調室70外に配設されたスライド挿入・排
出手段40とを精度良く位置合ゼすることは困難になる
が、インキュベータ20とともにスライド挿入・排出手
段40も温調室70内に収容すれば、このような不具合
を招かず、スライド挿入が確実に行なわれるようになる
。
さらに上記実施例においては、インキュベータ20内で
化学分析スライド1が1列に並べられ、読取りヘッド5
0が移動して該スライド1の反射光学濃度を測定するよ
うになっているが、本発明はその他の構造の読取り部を
有する化学分析装置、寸なりも回転式のターレットが固
定の読取り部に順次化学分析スライドを送り込むように
した化学分析装置、あるいは収納室を1つだけ備えるイ
ンキュベータに化学分析スライドを代わる代わる1枚ず
つ送り込むようにした化学分析装置等に対しても同様に
適用可能である。また第1温度センサ72、および第2
温度センサ76を各々適宜箇所に複数設け、各センサか
らの出力の平均値等を求めて、それぞれ収納室21内の
温度、温調室70内の温度を判定するようにしてもよい
。
化学分析スライド1が1列に並べられ、読取りヘッド5
0が移動して該スライド1の反射光学濃度を測定するよ
うになっているが、本発明はその他の構造の読取り部を
有する化学分析装置、寸なりも回転式のターレットが固
定の読取り部に順次化学分析スライドを送り込むように
した化学分析装置、あるいは収納室を1つだけ備えるイ
ンキュベータに化学分析スライドを代わる代わる1枚ず
つ送り込むようにした化学分析装置等に対しても同様に
適用可能である。また第1温度センサ72、および第2
温度センサ76を各々適宜箇所に複数設け、各センサか
らの出力の平均値等を求めて、それぞれ収納室21内の
温度、温調室70内の温度を判定するようにしてもよい
。
さらに上記実施例では、点着部19において点着器30
により自動的にi11測定物質を点着するようにしたが
、マイクロピペット等を用いて手動により被測定物質を
点着するようにしてもよい。
により自動的にi11測定物質を点着するようにしたが
、マイクロピペット等を用いて手動により被測定物質を
点着するようにしてもよい。
(発明の効果)
以上詳細に説明した通り本発明の化学分析装置によれば
、インキュベータ内の温度変動を極めて僅かに抑えるこ
とができるので、該インキュベータ内に収納される化学
分析スライドを安定した所定温度で恒温保持することが
可能となり、定量分析の精度が大いに向上する。
、インキュベータ内の温度変動を極めて僅かに抑えるこ
とができるので、該インキュベータ内に収納される化学
分析スライドを安定した所定温度で恒温保持することが
可能となり、定量分析の精度が大いに向上する。
第1図は本発明の一実施例装置の主要部を示す側断面図
、 第2図は上記実施例装置の外観を示す斜視図、第3図お
よび第4図はそれぞれ、上記実施例装置の一部破断平面
図と一部破断圧面図、第5図は本発明の装置を用いて化
学分析に供される化学分析スライドの一例を示す斜視図
である。
、 第2図は上記実施例装置の外観を示す斜視図、第3図お
よび第4図はそれぞれ、上記実施例装置の一部破断平面
図と一部破断圧面図、第5図は本発明の装置を用いて化
学分析に供される化学分析スライドの一例を示す斜視図
である。
Claims (3)
- (1)試薬層上に被測定物質が滴下供給された化学分析
スライドを収納し、該化学分析スライドを恒温保持する
収納室を備えたインキュベータと、該収納室に形成され
た読取り用開口を介して該収納室に収納された化学分析
スライドの前記試薬層と対向し、該試薬層に測定光を照
射してその反射光学濃度を測定する読取りヘッドとを有
してなる化学分析装置において、 前記インキュベータが温調室内に収納されるとともに、 前記インキュベータに取り付けられたヒータおよび温度
センサを備え、前記収納室内の温度を所定温度に維持す
る第1温度調節手段と、 前記温調室内に配置されたヒータおよび温度センサを備
え、該室内の温度を前記所定温度に維持する第2湿度調
節手段とが設けられたことを特徴とする化学分析装置。 - (2)前記温調室が化学分析装置本体に断熱材を介して
保持される一方、前記インキュベータがこの温調室に断
熱材を介して保持されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の化学分析装置。 - (3)前記化学分析スライドを前記収納室に送り込むス
ライド搬送系が、前記温調室内に収められていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の化
学分析装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18618486A JPH0672847B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 化学分析装置 |
US07/081,516 US5154889A (en) | 1986-08-07 | 1987-08-05 | Chemical analysis apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18618486A JPH0672847B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 化学分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6342451A true JPS6342451A (ja) | 1988-02-23 |
JPH0672847B2 JPH0672847B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=16183858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18618486A Expired - Fee Related JPH0672847B2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-08 | 化学分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0672847B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02287156A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 生化学分析装置 |
JPH02287152A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 生化学分析装置 |
CN110542686A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-06 | 广东牧玛生命科技有限公司 | 一种多功能分析仪器 |
-
1986
- 1986-08-08 JP JP18618486A patent/JPH0672847B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02287156A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 生化学分析装置 |
JPH02287152A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 生化学分析装置 |
CN110542686A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-06 | 广东牧玛生命科技有限公司 | 一种多功能分析仪器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0672847B2 (ja) | 1994-09-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |