JPH02160729A - o−イソブチルエチルベンゼンおよびm−イソブチルエチルベンゼン - Google Patents

o−イソブチルエチルベンゼンおよびm−イソブチルエチルベンゼン

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JPH02160729A
JPH02160729A JP31415288A JP31415288A JPH02160729A JP H02160729 A JPH02160729 A JP H02160729A JP 31415288 A JP31415288 A JP 31415288A JP 31415288 A JP31415288 A JP 31415288A JP H02160729 A JPH02160729 A JP H02160729A
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isobutylethylbenzene
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isobutylstyrene
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清水 五十雄
Yasuo Matsumura
泰男 松村
Yuichi Tokumoto
徳本 祐一
Kazumichi Uchida
内田 和道
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Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野] 本発明は、新規な物質で640−イソブチルエチルベン
ゼンおよびnトイソプチルエチルヘンゼンに間するもの
である。これらの化合物は、消炎剤などの医薬として有
用なα−(4−イソブチルフェニル)プロピオンM[商
品名:イ7ブロフェン]を安価にかつ&i済的に製2す
るための中間体として用いられる。 [従来の技術および発明が解決しようとするffllI
点]α・(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸は、
従来から種々の方法で合成することが提案されている。 その一つとして、p−イソブチルスチレンからヒドロフ
オルミル化反応あるいはレッへ反応により製造する方法
がII案されている(特開昭52−51338号公報、
特開昭52−8233号公fil+特聞昭52−979
30号公報および特開昭59−10545号公報)。 このp−イソブチルスチレンを使用する方法は、p−イ
ソブチルスチレンが単純で安定な化合物であり、またヒ
ドロフオルミル化やレッペ反応等が高価な試薬などを消
費しないために、α・(4・イソブチルフェニル)プロ
ピオン酸を製造する方法としては、&l済的に優れた方
法である。 従来p−イソブチルスチレンは、特公昭59−3589
9号公報の中に開示されているように、p−イソブチル
7セトフエノンを水素添加したのち、脱水して製墳され
ることが知られている。また、特開昭61−24527
号公報の中に開示されているように、イソブチルベンゼ
ンとアセトアルデヒドとを61M触媒存在下で反応させ
て1.1−ビス(p−イソブチルフェニル)エタンとし
、この1.1−ヒス(p−イソブチルフェニル)エタン
を酸触媒存在下で接触分解してp−イソブチルスチレン
を製造している。しかしこれらは、工fi数が多いとか
、大量の触媒を消費する上に、使用済みの廃触媒が強酸
であるので廃棄が容易でないといった問題点があるため
、p・イソブチルスチレンの製造コストがどうしても高
くならざるを得ない。 そこで本発明者らは、上記の事情にNriみ、鋭意研究
の末p−イソブチルエチルベンゼンのエチル基のみを選
択的に脱水票してp−イソブチルスチレンを製造する方
法を開発した。 しかるに、p−イソブチルエチルベンゼンの製造方法に
間する従来I!術は非常に少なく、例えばBei 1s
tein、EIV5 (Sys、+4r、470/H4
45)に記載されているように、】・(4−エチルフェ
ニル)−2・メチルプロパン−1−オンを、ジエチレン
グリコールの溶媒下で水酸化カリウムとヒドラジンによ
り還元して製造することができる。しかしこの方法では
、原料の1−(4・エチルフェニル)・2・メチルプロ
パン・1−オンが非常に?I&aである上、試薬として
用いる1元剤として取扱いの非常に危険なヒドラジンを
使用しなければならないため、工業1ヒする上で好まし
くない、また、特開昭(31−37743号公報の実施
例で開示されているように1.トビス(p−イソブチル
フェニル)エタンの接触分解反応の副成1?lとして生
成することが知られている。しかし、この方法ではp−
イソブチルエ、チルベンゼンは副生成物であるので、生
成量があまりにも少なく好ましくない。 上記の事情から、1〕−イソブチルエチルベンゼンの安
価な製7Lが望まれていた。 [問題点を解決するための手f貸] 本発明は、下記構造式(+)または式(■)で表される
0−イソブチルエチルベンゼンまたはIn−イソブチル
エチルベンゼンに間するものである。 式(1) 式(ロ) 上記0−イソブチルエチルベンゼンまたは1n−イソブ
チルエチルベンゼンの製造方を去の一つとしては、例え
ば、イソブチルマグネシウムブロマイドを、塩化ニンケ
ルなとのカップリング触媒の存在下に0−ブロモスチレ
ンまたはm−70モスチレンと反応させ、得られた0−
イソブチルスチレンまたはm−70モスチレンのビニル
基な水嚢添加する方法が挙げられる。 本発明者らは、上記O−イソブチルエチルベンゼンおよ
び/またはm・イソブチルエテルベンゼンは、酸触媒の
存在下での不均化反応により、p・イソ1チルスチレン
の重要な中間体であるp−イソブチルエチルベンゼンに
効率よく変換できることを見いだした。すなわち、0−
イソブチルエチルベンゼンおよび/または1n−イソブ
チルエチルベンゼンを、不均化反応に有効な酸触媒の存
在下で不均化、すなわち1分子間でアルキル基の移動を
起こさせると、p−イソブチルエチルベンゼンが生成す
ることがわかった。このような不均化方法はもちろん、
不均化方法以外の反応を利用する0−イソブチルエチル
ベンゼンおよび/lたはm−イソブチルエチルベンゼン
からp−イソブチルエチルベンゼンを製造するその池の
方法も、従来から全く知られていない。 不均化反応により0−イソブチルエチルベンゼンおよび
/またはm−イソブチルエチルベンゼンからp−イソブ
チルエチルベンゼンを製造する方法は、極めて有効では
あるが、該不均化反応による生成物は、イソブチルエチ
ルベンゼンの311の位置異性体XI1.すなわち、0
−イソブチルエチルベンゼン、m−イソブチルエチルベ
ンゼン、およびp−イソブチルエチルベンゼンを含む混
合物となる。 通常、二のようなノアルキルヘンゼンの位置異性体頌の
、七合物から特定の(装置異性体を分離精製するのは困
難とされている0例えば、キルンの0−1111−、p
体の常圧+0)l沸点く以下、単に沸点と称することが
δる)は、それぞれ144゜4℃、139.1℃、13
8.4℃、また、エチルトルエンの0−1I’1l−1
p一体の沸点はそれぞれ185.2℃、161.3℃、
182.0℃であり、これらの位置異性体混合物から〇
一体は困難ではあるが蒸留分離できないことはない、し
かしm・体とI)・体を蒸留分離することは非常に困難
である。また、イソプロピルトルエンの0・、In−、
p・体已こついてはその沸点はそれぞれ178℃、17
5℃、177℃。 ジエチルベンゼンの0−5m−、p一体の沸点はそれぞ
れ183℃、182℃、184℃、また、sec・ブチ
ルトルエンのo−、m・、p・体の沸点はそれぞれ19
6℃、194℃、197℃であり、沸点からみてもこれ
らの位置異性体混合物からどれかの成分を高純度に蒸留
分離することは非常に困難である。ざらに、イソプロピ
ルエチルベンゼンの0・、In−、p・体の沸点はそれ
ぞれ193℃、192℃、197℃であり、これらの位
置異性体混合物からp・体は蒸留分離して精製できるか
もしれないが、0・体とm一体を蒸留分離することは非
常に困難である。 このようにジアルキルベンゼンの位置異性体混合物の蒸
留による分離は1通常はきわめて困難でるり、しかも特
に強調するのはジアルキルベンゼンの構造からは蒸留に
より分真璽可蛯か否かは予想ができないことである。し
かも、p−イソブチルエチルベンゼンは従来公知な物質
であるが、その沸点は知られていない。 本発明者らは、鋭意研究の結果、これらの不均化反応混
合物に含まれるイソプチルエチル・ベンゼンの31長の
位置異性1本である0・イソフチルエチルI\ンセン、
+1トイソ7チルエチルベンゼン、p−イソブチルエチ
ルベンゼンの沸点がそれぞれ211.1’C1210,
8℃、2]4.8℃であることをつきとめ、これらの混
合物からp−イソブチルエチルベンゼンを蒸留により高
純度に分離精製できることを見いだした。このことから
、不均化反応により得られた反応混合物からFJ便な方
法である蒸留によりp−イソブチルエチルベンゼンを分
離回収できるのであるから本発明の化合物でるるO−/
m−イソブチルエチルベンゼンを採用することによる利
点は更に大きくなる。 0−/p−イソブチルエチルベンゼンを不均化するに有
効な酸触媒は、固体酸触媒としては、シリカ・アルミナ
、シリカ−マグネシア等の合成系でも、酸性白土、活性
白土等の天然粘土系UL物等でもよい、酸性物質として
は、プロトン酸であるトリフロロメタンスルホン酸また
はフッ化水禦等の強酸性物質、三フッ化ホウ素等のいわ
ゆるフリーデルタラフト触媒に分類されるルイス酸であ
る。また、リンタングステン酸、リンモリブデン酸、ケ
イクンゲステン酸、ケイモリブデン酸等のへテロポリ酸
も有効である。ヘテロポリ酸は、モリブデンやタングス
テンのポリ原子と一群のへテロ原子との酸化物により生
ずる酸物質であり、ヘテロ原子として、P、B、V、 
 As、Si、Ge、Sn、Ti、Zr、Ce、Tハ、
Fe。 PL、Mn、Co、Ni、Te、1、A1.Cr、Rh
、Cu、Seなどである。 これらの酸触媒は、単独でも、適宜二[1以上の絹合せ
でもよい、二種類以上緒み合わせて用いる具体的な例と
しては、アルミナ、マグネシア、シリカ、活性炭等の多
孔性簀II物を主体とする担体に上記酸性物質を担持さ
せた担持酸触媒等がある。 反応イ二度は一10℃〜600℃であり、使用する酸触
媒に応じて適宜i適温度条件を選択すればよい0強酸性
物質を触媒として使用するときは、好まb〈は−10℃
〜200℃のi!!回を選択すればよい、固体酸触媒、
ヘテロポリ酸、酸性物Mを担持させた触媒を使用すると
きは、150℃〜600℃のW、囲が好ましい。 いずれの場合も反応温度がこのi?!囲より低いと反応
速度が遅くなり、不均化の反応率を高めるためには長時
間の反応時間が必要となり、効率が低すぎて実用上実施
できず好ましくない、また、上記i!囲よりも反応温度
が高すぎる場合には、同じくいずれも副反応である分解
により目的物の収量が悪くなるだけでなく、不均化反応
の原料であろ0−イソブチルエチルベンゼンおよび/ま
たはm−イソブチルエチルベンゼンや、生成物であるp
−イソブチルエチルベンゼンのイソブチル基が異性化や
分解することがありp−イソブチルエチルベンゼンの製
造(こは好ましくない。 溶媒としては、該不拘(ヒ反応およびp−イソブチルエ
チルベンゼンの分離精製に!!L響をもたらさないもの
であれば特に制限はなく適宜に任意の溶媒が使用できる
。 反応形態は、気相あるいは府梢のいずれでもよく、回分
式あるいは固定床、移動床、凍勤床などの流通式のいず
れにおいても実施できる。 前述のように、該不拘化の反応生成物は、0・イソ1チ
ルエチルベンゼン、+11−イソ1チルエチルベンゼン
および1)・イソブチルエチルヘンセンの混合物となり
。 この位置異性体混合物留分の組成は触媒の1頚、反応温
度、反応時間などによって変動するが、p−イソブチル
エチルベンゼンは蒸留により11i純度で分離可能でる
り、残りの0−イソブチルエチルベンゼンおよびm−イ
ソブチルエチルベンゼンは、再び不均化反応のWt4と
して有効に利用でき、p−イソブチルエチルベンゼンへ
の転化効率を向上させることができることがわがフた。 上記蒸留は、減圧蒸留、常圧蒸留、加圧居留いずれの方
法でもよいが、目的とするp−イソブチルエチルベンゼ
ンの沸点が高く、加熱による熱変質を避けるために、常
圧蒸留もしくは減圧蒸留の方が工業上は好ましい、また
蒸留設備は、連続式蒸留IIaを用いても回分式装置を
用いてもよい0M留atの能力としては、p−イソブチ
ルエチルベンゼンに要求される純度に応じて適宜選択す
ればよく、トレー環でも充填物盟でもよい。 通常は理論段数が10段、好ましくは20段以上あれば
よい。 上記蒸留により得られたp−イソブチルエチルベンゼン
は、例えばスチームの存在下で酸化鉄系脱水素触媒と、
反応温度450〜650℃で接触させることにより、効
率よくp−イソブチルスチレンに変換することができる
。このようにして得られたp−イソブチルスチレンは、
遷移金属触媒の存在下に、これを−酸化炭素と水とでヒ
ドロカルボキシル化するか、あるいは−酸化炭素とアル
コールとでヒトミエステル化して加水分Mするか、また
は−酸化炭素と水素とでヒドロフオルミル化してα−(
4・イソブチルフェニル)プロピオンアルデヒドとした
のち酸化することにより、医薬品として有用なα・(4
・イソブチルフェニル)プロピオン酸bjjつられる。 C発明の効果] 本発明の0−イソブチルエチルベンゼンおよびm−イソ
ブチルエチルベンゼンは。 医薬品として有用なα−(4−イソブチルフェニル)プ
ロピオン酸を経済的に製造するための重yな中間体であ
る。すなわち、この0−イソブチルエチルベンゼンおよ
び/またはm−イソブチルエチルベンゼンを酸触媒の存
在下に不均化反応させてp−イソブチルエチルベンゼン
を生成させ、この不均化反応混合物からp−イソブチル
エチルベンゼンを高純度に蒸留分能して、脱水素触媒の
存在下にこのp−イソブチルエチルベンゼンを脱水素す
ると、有効にp−イソブチルスチレンとなる。不均化反
応のp−イソブチルエチルベンゼン以外の成分を、再び
不均化反応の原料として使用すれば、さらに経済的であ
る。上記不均化反応混合物であるイソブチルエチルベン
ゼン位置異性体混合物からは、予測できないことに蒸留
というlJ[l’な方法により高純度なp−イソブチル
エチルベンゼンを分解回収できる。この点においても本
願化合物は大きな利点を有する。 p−イソブチルエチルベンゼンの脱水素により得られた
p−イソブチルスチレンは、常法によりカルボニル化す
ることにより、α・(4−イソブチルフェニル)プロピ
オン酸またはその誘導体を製造することができる。 これらの技術の確立により、α・(4−イソブチルフェ
ニル)プロピオン酸を製造する上で、p−位にのみ選択
的に!ll換基を導入する反応を利用しなければならな
いという、従来受けてきた大きな制約を免れることがで
き、経済的に大変有利になった。 [実施例] 以下、実施例により本発明を詳述する。 実111NN o、  I : o−イソブチルエチル
ベンゼンの合成攪拌器と還流器の付いた四つロアQセパ
ラブルフラスコに、充分乾燥したジエチルエーテル3Q
と金属マグネシウム245gを入れ、ジエチルエーテル
還流下でイソブチルブロマイド1370g(10mol
)をゆっくりと滴下した0gI下終了後、ジエチルエー
テル還流下で11tlllltff拌し、得られたイソ
ブチルマグネシウムブロマイドのジエチルエーテル溶液
を滴下ロートに移した。 撹拌器と還i器の付いた四つロ15Qセバラ1ルフラス
コに、充分乾燥したジエチルエーテル3Qと0−10%
スチレン915g(5mol)およびビス(1,3−ジ
フェニルホスフィノ)プロパンニッケル(n)クロライ
ド31gを入れ、攪拌しなから室温で上記イソブチルマ
グネシウムブロマイドのジエチルエーテル溶−を滴下し
た。llT終了後、ジエチルエーテル還流下で反応が完
結するまで攪拌を続けた0反応終了後、室温まで冷却し
、水中に投じて残存するイソブチルマグネシウムブロマ
イドを失活した0分液ロートにてエーテル層を分離して
中性になるまで水洗してジエチルエーテルを留去すると
ff1o−イソブチルスチレンが716g1lられた。 攪拌器付き19オートクレーブに10%パラジウムブラ
ック触媒を35.8gと上記粗0・イソブチルスチレン
を全量入れ、反応温度50’C1水素圧カ20 kg/
 cIn′にで水素添加した。水素のり収がなくなった
後2反IZiπ合物を濾過して触媒を除去し、蒸留した
結果、Kl&99.8%の0−イソブチルエチルベンゼ
ンが6428得られた。 0−イソブチルエチルベンゼンの物性 沸点(静止法)   211.1℃ (q色渣体)比重
(オストワルドビクノメーター法、1574℃)0.8
724 屈1斤率 (N20D)     1.4956動粘度
(40℃)   1.48CS 赤外吸収スペクトル(fiill法、備−1)2960
、 1950、 1920、 1860、 1820゜
1700、   +610、 1500、 1470、
 1390、!370、 1340、 1290.  
1170、 1140.1080、 1070、  9
70、  940、  920.800、  760 核磁気共鳴スペクトル(CCQ4溶媒、δppm)8.
95      (4H,1重線)2.3〜2.8  
 (48,5重線)1.5〜2.1    (IH,7
重線)1.0〜1.4   (38,31線)0.7〜
1.0    (6H12重1g)M111分析スペク
トル(EQ、70eV)In/e    (パターン係
#11)1B2      (31) +05      (14) ??(7) 元素分析(CI 2HI 8として) 理論11i   (:88.89 )1: 11.11 分析値  C二88.92 H:10.97 実験例No、2:m−イソブチルエチルベンゼンの合成
攪拌器と還流器の付いた四つロアQセバラフルフラスコ
に、充分乾燥したジエチルエーテル3Qと金属マグネシ
ウム245gを入れ、ジエチルエーテル還流下でイソブ
チルブロマイド1370g (10mol)をゆっくり
と1丁した。a下■了1!、ジエチルエーテル還流下で
1時間攪拌し、得られたイソブチルマグネシウムブロマ
イドのジエチルエーテル溶Iαを1下ロート(こ移した
。 撹拌器と還流器の付いた四つ口+5Qセパラブルフラス
コに、充分乾燥したジエチルエーテル3Qとm−ブロモ
スチレン915g(5mol)およびビス(1゜3−ジ
フェニルホスフィノ)プロパンニッケル(II)クロラ
イド31gを入れ、Pi拌しながら富1−で上記イソブ
チルマグネシウムブロマイドのジエチルエーテル溶イα
を滴下した。滴下終了後、ジエチルエーテル還流下で反
応が完結するまで撹拌を統番すた0反応終了後、室温ま
で冷却し、水中に投じて残存するイソブチルマグネシウ
ムブロマイドを失活した0分液ロートにてエーテル層を
分離して中性になるまで水洗してジエチルエーテルを留
去するとIio・イソブチルスチレンが670g得られ
た。 撹拌器付きIQオートクレーブに10%パラジウムブラ
ック触媒を33.5gと上記5ilo−イソブチルスチ
レンを全量入れ、反応温度50’C1水素圧カ2 Q 
kg/ ciにて水素添加した。水素の吸収がなくな9
た後、反応ポ合物を濾過して触媒を除去し、蒸留した結
果、純度99.7%のm−イソブチルエチルベンゼンが
617g得られた。 1n−イソブチルエチルベンゼンの物性沸点(静止法)
   210.8℃ (無色液体)比I(オストワルト
ビクノメーター2夫、1574℃)0.8583 屈折Ig+(N20D)   1.4884勤粘度(4
0℃)  1.29C5 赤外吸収スペクトル(iα1IlI法、傾・1)296
0+  1940.  1860、 1800.113
20、  1590、 1500.  1470.13
70+  1340、 1290、 1220.111
0、  1090.  10?0.  1060゜82
0、   790、  740、  710槙磁気共鳴
スペクトル(CCU4m媒、δppm)8.95   
   (48,1重線)2.3〜2.8   (48,
5重線)1.5〜2.1    (IH,7重線)!、
0〜1.4   (3H13重線)0.7〜1.0  
 (6H12重&l)質量分析スペクトル(EQ、70
eV)m/e     (パターン係数) 13a      (2) 1700゜ 1390. 11B0゜ 890. 元素分析(CI2818として) 理論値  C:8B、89 H:11.Jl 分析値  C:88.91 H:10.99 実験例No、3:p−イソブチルエチルベンゼンの製造
【不均化反応1】実9M4No、rで得られたO−イソ
ブチルエチルベンゼンsoog、N度99゜8%のイソ
ブチルベンゼン12QOg、お上Uシリカーアルミナ触
媒N633L(商品名;8揮化学(株)U)90gを、
内容量3Qの攪拌器付きオートクレーブに入れ、系内の
気体部分を!素でffi填したf&密閉して270℃に
昇温し、24時間不均化反応させた0反応終了後触媒を
ろ別して反応混合物をガスクロマトグラフィーで分析し
た0反応混合物の組成を表1に示す。 表2 イソブチルベンゼン 0−イソブチルエチルベンゼン m−イソブチルエチルベンゼン p−イソブチルエチルベンゼン その他 59.21量% 7.131j1% 12.3重量% 7.91置% 12.8重量% イソブチルベンゼン 0−イソブチルエチルベンゼン m−イソブチルエチルベンゼン p−イソブチルエチルベンゼン その他 58.9重量% 6.7重量% 15、affi量% 6.0重量% 13.0重量% 0−イソブチルエチルベンゼンの転化率76.6%、p
−イソブチルエチルベンゼンへの選択率31.0%であ
った。 0−イソブチルエチルベンゼンの転化率53.7%、p
−イソブチルエチルベンゼンへの選択率22.6%であ
った。 111ursNo、4: p−イソブチルエチルベンゼ
ンの製造〔不拘化反応2]実験r14No、 2で得ら
れたm−イソブチルエチルベンゼンa’o o g、純
度99゜8%のイソブチルベンゼン1200g、および
シリカ−アルミナ触媒N833L<m品名;8揮化学(
株)製)90gを、内容量3Qの撹拌器付きオートクレ
ーブに入れ、系内の気体部分tt窒素で置換した後密閉
して270℃に昇温し、24時間不均化反応させた0反
応終了後触媒をろ別して反応混合物をガスクロマトグラ
フィーで分析した0反応混合物の組成をI12に示す。 実amN o、 5 : p−イソブチルエチルベンゼ
ンの11111 [[留l]実験例No、3と同一の不
均化反応を縁り返し、得られた反応混合@1800gを
3Qの三つロフラスコに入れ、内径30mm、長さ1.
5mのガラス管に東京特殊金網(株)製充填物 He1
i  Pack  No、3  meLal(商品名)
を充填した理論段数36段の蕉留塔を用いて回分式で蒸
留したところ、p−イソブチルエチルベンゼンの純度9
7.2%の留分が92.1g(回収率63.0%)であ
った。 実験例No、8:p−イソブチルエチルベンゼンの精1
[X留2]貢腿例No、−1と同一の不均化反応を緯り
返し 1すられた反応混合1す1800gを貢ur14
No、5と同様に蒸留したところ、p−イソブチルエチ
ルベンゼンの純度97.4%の留分が68.3g(回収
率61.6%)であった。 これから、p−イソ7チルエチルベンゼンの転化率は2
9.0%、p−イソブチルスチレンへの選択率は82.
3%であることがわかった。 実験例No、7:p−イソブチルスチレンの製造[脱水
素反応]カリウムおよびクロムを助触媒とする酸化鉄系
の脱水素触媒G−(34A(闇品名;日産ガードラ−(
株))を粒径1 m m −2Ill mに:l1mし
、内径12mm、長ざ1mのステンレス管に20 Il
I Q充填した。 実U、例No、5および6で得られたp−イソ7チルエ
チルベンゼン留分合わせて160.4g(+)−イソブ
チルエチルベンゼン純度97.3%)をI OmQ/h
 r。 および水を90n1Q/hrの流量で、予熱管を経て1
反応温度550℃で触媒層に通し脱水素させたく触媒と
の接触時間0.2秒、p−イソブチルエチルベンゼンに
ヌーするスチームのモル比93)、脱水素物は冷却し、
ガスおよび水を分離した後、有*n+についてガスクロ
マトグラフィーにより分析した。得られた有機相の組成
を!53に示す。 !53 p−イソブチルエチルベンゼン 69.1m量%p−イ
ソブチルスチレン    23.2重量%その池 7.7m量% 実験例No、8:α−(4−イソブチルフェニル)プロ
ピオン酸メチルエステルの&1iW[ヒドロエステル化
反応] 実験例N087で得られた脱水素物の有機相を蒸留によ
り精製して得られた純度97.9%のp−イソブチルス
チレン25.0g、メタノール10.0mQ、それに溶
媒としてトルエン+00mQ、触媒としてPdCQ20
.0271g、助触媒としてCuCQ20.0105g
、ざらに配位子のトリフェニルホスフィン0.0812
gを内容f1200 m Qの撹拌器付きオートクレー
ブに入れ、撹拌しながら90℃に昇温したのち、−酸化
炭素で70 kg/ c−の圧力に保ち、8時間反応さ
せた。 反応終了後冷却し、反応混合物をガスクロマトグラフィ
ーで分析した結果、p−イソブチルスチレンの転化率9
9.8%、α−(4−イソブチルフェニル)プロピオン
酸メチルエステルへの選択率90.2%を得た。 実験例No、9:α・(4−イソブチルフェニル)6ブ
Oピオン敢の製造[加水分解反応] 実験例N098の反応混合物を蒸留して得られた純度9
9.0%のα−(4−イソフ”子ルフIニル)プロピオ
ン酸メチルエステル15gとIθ%水酸化ナトリウム水
+’UilI 75 m Qとを撹拌しながら1渣さぜ
、約3詩閏加水分解を行った。冷却漫混金物を静置分離
させ、下層の水層をノルマルヘキサンで洗浄した。 水層に5%塩酸を加えpHを2に!1m!It/、分離
した油分をノルマルヘキサンで抽出し水洗した。ノルマ
ルヘキサンを減圧で蒸発分離し、淡黄色の@a−(4−
イソブチルフェニル)プロピオン酸結晶12.0gを得
た。 粗α−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸をノル
マルヘキサン溶媒で再結晶させ白色のm製α・(4・イ
ソブチルフェニル)プロピオン酸(融点75−713℃
)結晶10.4gを得た。このもののスペクトルなどは
標品と一敗した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式( I )または(II)で表されるo−イソ
    ブチルエチルベンゼンまたはm−イソブチルエチルベン
    ゼン。 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼
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