JPH02160139A - 貴金属製装飾品の製造方法 - Google Patents
貴金属製装飾品の製造方法Info
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- JPH02160139A JPH02160139A JP31573588A JP31573588A JPH02160139A JP H02160139 A JPH02160139 A JP H02160139A JP 31573588 A JP31573588 A JP 31573588A JP 31573588 A JP31573588 A JP 31573588A JP H02160139 A JPH02160139 A JP H02160139A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は動植物等の自然物を複製した貴金属製装飾品の
製造方法に関する。
製造方法に関する。
(従来の技術)
従来、この種製造方法として彫金の技法を応用した製造
方法がある。この方法は、例えば第1図に示すように、
自然物の一例である松Aの盆栽の複製品を製造する場合
には、まず彫金の技法で上記松Aの模造品を製作し、そ
の模造品から型取りした石膏型により貴金属製装飾品を
鋳造するものである。
方法がある。この方法は、例えば第1図に示すように、
自然物の一例である松Aの盆栽の複製品を製造する場合
には、まず彫金の技法で上記松Aの模造品を製作し、そ
の模造品から型取りした石膏型により貴金属製装飾品を
鋳造するものである。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来方法では、彫金に熟練を要し、彫金製作期間が
長く、製作費が高くつき、しかも自然物どうりに製作す
ることが困難であるという欠点がある。そこで松Aから
直接型取りした石膏型により青金B!!!装飾品を鋳造
することも考えられるが、その型取りによって松が損傷
させられるので、石膏型を複数個製作することができず
、量産性に欠け、また装飾品の内部にも貴金属が充填さ
れることから、貴金属の使用量が多(、高価なものにな
るという難点がある。
長く、製作費が高くつき、しかも自然物どうりに製作す
ることが困難であるという欠点がある。そこで松Aから
直接型取りした石膏型により青金B!!!装飾品を鋳造
することも考えられるが、その型取りによって松が損傷
させられるので、石膏型を複数個製作することができず
、量産性に欠け、また装飾品の内部にも貴金属が充填さ
れることから、貴金属の使用量が多(、高価なものにな
るという難点がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、少量の貴金属で自然
物の複製装飾品を量産することができるようした貴金属
製装飾品の製造方法を提供することを目的とする。
物の複製装飾品を量産することができるようした貴金属
製装飾品の製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明は、水溶性芯材1の
表面に、複製すべき動植物等の自然物の外観形成体また
はその部片(以下、自然物部片と称する)aを付着させ
ながら自然物部片aを互いに接着して自然物近似見本2
を製作し、該自然物近似見本2を溶液3中に浸漬して上
記芯材1を溶解することによって中空状自然物近似見本
2を形成し、次に該中空状自然物近似見本2を液体ゴム
4中に浸漬せしめ、該液体ゴム4が硬化するのをまって
中空状自然物近似見本2と硬化ゴム型4aとを一体的に
分断して該硬化ゴム型4a内の上記見本2を除去し、し
かる後、分断硬化ゴム型を吻合再生して原形ゴム型5を
形成し、該原形ゴム型5内に凝固性型取り液6を圧入し
て前記中空状自然物近似見本2の複製品たるマスター6
aを形成し、該マスター6aから型取りした石膏型8a
により自然物に近似した貴金属製装飾品Bを鋳造するも
のである。
表面に、複製すべき動植物等の自然物の外観形成体また
はその部片(以下、自然物部片と称する)aを付着させ
ながら自然物部片aを互いに接着して自然物近似見本2
を製作し、該自然物近似見本2を溶液3中に浸漬して上
記芯材1を溶解することによって中空状自然物近似見本
2を形成し、次に該中空状自然物近似見本2を液体ゴム
4中に浸漬せしめ、該液体ゴム4が硬化するのをまって
中空状自然物近似見本2と硬化ゴム型4aとを一体的に
分断して該硬化ゴム型4a内の上記見本2を除去し、し
かる後、分断硬化ゴム型を吻合再生して原形ゴム型5を
形成し、該原形ゴム型5内に凝固性型取り液6を圧入し
て前記中空状自然物近似見本2の複製品たるマスター6
aを形成し、該マスター6aから型取りした石膏型8a
により自然物に近似した貴金属製装飾品Bを鋳造するも
のである。
(実施例)
第1図に示す台座C上の松Aを複製して貴金属製装飾品
B(第11図参照)を製造する場合には、次のよっにし
ておこなう。即ち、 まず第2図に示すように、熱可塑性の水溶性ワックスに
より上記松Aとほぼ同一形状の芯材1を形成し、その芯
材1を熱変形しないよう冷蔵庫に入れて低温状態で乾燥
する0次に第3図に示すように、半日程度乾燥して固化
した芯材1に、上記松Aから剥離し、またはその松A以
外から調達した自然物外観形成体またはその部片(以下
、自然物部片と称する)aを付着させながら、その自然
物部片aを互いに接着剤により接着して、第4図(a)
、[有])に示すように、自然物近似見本2を製作す次
に上記自然物近似見本2を、第5図(a)に示すように
、水などの溶液3中に浸漬して上記芯材1を溶解させて
内部2aが中空状の自然物近似見本2を形成する(第5
図Φ)参照)0次に、その残った中空状自然物近似見本
2を乾燥させた後、第6図に示すように、二液混合で硬
化する液体ゴム4に上記見本2をその中空内部2aに十
分に該液体ゴム4がいきわたるように浸漬する。そして
、その液体ゴムが1日程度経って硬化したならば、その
硬化ゴム型4aを、第7図(a)に示すように、内部の
複雑な形状の自然物近似見本2を取り出せる程度に複数
個の型片イ99ロ、ハ刃物によって注意深く切断し、内
部の自然物近似見本2を強制的に取り出す、この取り出
しの際この自然物見本2は用済であるから破損してもよ
い。
B(第11図参照)を製造する場合には、次のよっにし
ておこなう。即ち、 まず第2図に示すように、熱可塑性の水溶性ワックスに
より上記松Aとほぼ同一形状の芯材1を形成し、その芯
材1を熱変形しないよう冷蔵庫に入れて低温状態で乾燥
する0次に第3図に示すように、半日程度乾燥して固化
した芯材1に、上記松Aから剥離し、またはその松A以
外から調達した自然物外観形成体またはその部片(以下
、自然物部片と称する)aを付着させながら、その自然
物部片aを互いに接着剤により接着して、第4図(a)
、[有])に示すように、自然物近似見本2を製作す次
に上記自然物近似見本2を、第5図(a)に示すように
、水などの溶液3中に浸漬して上記芯材1を溶解させて
内部2aが中空状の自然物近似見本2を形成する(第5
図Φ)参照)0次に、その残った中空状自然物近似見本
2を乾燥させた後、第6図に示すように、二液混合で硬
化する液体ゴム4に上記見本2をその中空内部2aに十
分に該液体ゴム4がいきわたるように浸漬する。そして
、その液体ゴムが1日程度経って硬化したならば、その
硬化ゴム型4aを、第7図(a)に示すように、内部の
複雑な形状の自然物近似見本2を取り出せる程度に複数
個の型片イ99ロ、ハ刃物によって注意深く切断し、内
部の自然物近似見本2を強制的に取り出す、この取り出
しの際この自然物見本2は用済であるから破損してもよ
い。
続いて上記各型片イ2ロ、へを注意深(切断線が沿うよ
うにして、吻合再生し、その外周部を紐で締結するなど
して原形ゴム型5を形成する。このように硬化ゴム型4
aを分断した後、再び正確に再生する必要があるから、
硬化ゴム型4aを分断する際に完全に各分断型片に分離
するのではなく、一部が互につながるようにした状態に
分断することが好ましい0次に第7図(b)に示すよう
に原形ゴム型5内に、適宜形成した注入口5aより、例
えば70〜100℃で液化し、200〜300°Cで蒸
発する例えば凝固性ワックス液などの凝固性型取り液6
を注射器等を用いて強制的に圧入し、該型取り液6の凝
固復原形ゴム型5を再び前記型片イ。
うにして、吻合再生し、その外周部を紐で締結するなど
して原形ゴム型5を形成する。このように硬化ゴム型4
aを分断した後、再び正確に再生する必要があるから、
硬化ゴム型4aを分断する際に完全に各分断型片に分離
するのではなく、一部が互につながるようにした状態に
分断することが好ましい0次に第7図(b)に示すよう
に原形ゴム型5内に、適宜形成した注入口5aより、例
えば70〜100℃で液化し、200〜300°Cで蒸
発する例えば凝固性ワックス液などの凝固性型取り液6
を注射器等を用いて強制的に圧入し、該型取り液6の凝
固復原形ゴム型5を再び前記型片イ。
口、八に分断して、その中から、第8図に示すように、
マスター68を取り出す、ここで上記原形ゴム型5は何
回も使用可能であるから、マスター6aを必要な数だけ
製作することができる。
マスター68を取り出す、ここで上記原形ゴム型5は何
回も使用可能であるから、マスター6aを必要な数だけ
製作することができる。
その後、上記マスター68を、第9図に示すように、石
膏液8中に浸漬し、その石膏液8の凝固後、それを第1
0図に示すように、電気炉9で加熱して前記マスター6
aを蒸発させ、石膏型8aを形成する。
膏液8中に浸漬し、その石膏液8の凝固後、それを第1
0図に示すように、電気炉9で加熱して前記マスター6
aを蒸発させ、石膏型8aを形成する。
最後に、第11図に示すように、加圧式や遠心式の鋳造
機に取付けた上記石膏型8a内に金、銀等の貴金属すを
注入して鋳造すれば、第1図に示す松Aの複製品たる貴
金属製装飾品Bを製造することができる。
機に取付けた上記石膏型8a内に金、銀等の貴金属すを
注入して鋳造すれば、第1図に示す松Aの複製品たる貴
金属製装飾品Bを製造することができる。
(発明の効果)
本発明によれば、複製すべき自然物から原形ゴム型を作
り、その原形ゴム型から石膏型を型取りしているから、
その石膏型により自然物と同一形態の貴金属製装飾品を
短期間で容易且つ安価に鋳造することができる。
り、その原形ゴム型から石膏型を型取りしているから、
その石膏型により自然物と同一形態の貴金属製装飾品を
短期間で容易且つ安価に鋳造することができる。
また上記石膏型は原形ゴム型によって必要数製作するこ
とができるから、自然物と同一形態の貴金属製装飾品を
量産することができる。
とができるから、自然物と同一形態の貴金属製装飾品を
量産することができる。
さらに前記原形ゴム型は、自然物から中空状自然物近似
見本を介して型取りしているため、前記装飾品は中空状
となり、少量の貴金属で豪華な貴金属製装飾品を十分安
価に製造することができる。
見本を介して型取りしているため、前記装飾品は中空状
となり、少量の貴金属で豪華な貴金属製装飾品を十分安
価に製造することができる。
第1図は複製しようとする自然物の一例である松の盆栽
の斜視図、第2図〜第11図は本発明の一実施例たる貴
金属製装飾品の製造方法を説明するための製造工程図で
ある。 1・・・水溶性芯材、2・・・自然物近似見本、2a・
・・中空内部、3・・・溶液、4・・・液体ゴム、5・
・・原形ゴム型、6・・・凝固性型取り液、6a・・・
マスター、8a・・・石膏型、A・・・松(自然物)、
B・・・貴金属製装飾品、a・・・自然物部片。
の斜視図、第2図〜第11図は本発明の一実施例たる貴
金属製装飾品の製造方法を説明するための製造工程図で
ある。 1・・・水溶性芯材、2・・・自然物近似見本、2a・
・・中空内部、3・・・溶液、4・・・液体ゴム、5・
・・原形ゴム型、6・・・凝固性型取り液、6a・・・
マスター、8a・・・石膏型、A・・・松(自然物)、
B・・・貴金属製装飾品、a・・・自然物部片。
Claims (1)
- 水溶性芯材の表面に、複製すべき動植物等の自然物の外
観形成体またはその部片(以下、自然物部片と称する)
を付着させながら自然物部片を互いに接着して自然物近
似見本を製作し、該自然物近似見本を溶液中に浸漬して
上記芯材を溶解することによって中空状自然物近似見本
を形成し、次に該中空状自然物近似見本を液体ゴム中に
浸漬せしめ、該液体ゴムが硬化するのをまって中空状自
然物近似見本と硬化ゴム型とを一体的に分断して該硬化
ゴム型内の上記見本を除去し、しかる後、分断硬化ゴム
型を吻合再生して原形ゴム型を形成し、該原形ゴム型内
に凝固性型取り液を圧入して前記中空状自然物近似見本
の複製品たるマスターを形成し、該マスターから型取り
した石膏型により自然物に近似した貴金属製装飾品を鋳
造することを特徴とする貴金属製装飾品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31573588A JPH02160139A (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 貴金属製装飾品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31573588A JPH02160139A (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 貴金属製装飾品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02160139A true JPH02160139A (ja) | 1990-06-20 |
JPH0344856B2 JPH0344856B2 (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=18068906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31573588A Granted JPH02160139A (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 貴金属製装飾品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02160139A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006181576A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-07-13 | Tashiro Gokinsho:Kk | 金属製薄板材の製造方法、製造型及び金属製薄板装飾材 |
KR100764237B1 (ko) * | 2007-06-08 | 2007-10-05 | 김진용 | 자연소재를 이용한 귀금속 장신구의 정밀주조용 금속원형제조방법 |
JP2011162923A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Eiki Sanko | 紙製表面立体造形物の製作方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110978214A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-04-10 | 杭州朱炳仁文化艺术有限公司 | 一种金属仿真植物的制作方法 |
-
1988
- 1988-12-13 JP JP31573588A patent/JPH02160139A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006181576A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-07-13 | Tashiro Gokinsho:Kk | 金属製薄板材の製造方法、製造型及び金属製薄板装飾材 |
JP4484687B2 (ja) * | 2004-12-14 | 2010-06-16 | 株式会社田代合金所 | 金属製薄板材の製造方法、製造型及び金属製薄板装飾材 |
KR100764237B1 (ko) * | 2007-06-08 | 2007-10-05 | 김진용 | 자연소재를 이용한 귀금속 장신구의 정밀주조용 금속원형제조방법 |
JP2011162923A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Eiki Sanko | 紙製表面立体造形物の製作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0344856B2 (ja) | 1991-07-09 |
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