JPS6347109A - きのこ標本模型製作方法 - Google Patents
きのこ標本模型製作方法Info
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- JPS6347109A JPS6347109A JP19095186A JP19095186A JPS6347109A JP S6347109 A JPS6347109 A JP S6347109A JP 19095186 A JP19095186 A JP 19095186A JP 19095186 A JP19095186 A JP 19095186A JP S6347109 A JPS6347109 A JP S6347109A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、合成樹脂を用いてきのこの標本模型を製作
する方法に関する。
する方法に関する。
成樹脂を注入、固化させて、標本模型を作ることが行わ
れていた。
れていた。
しかし、きのこの傘裏のひだ部分を忠実に再現するのが
極めて困難で、この部分の模型の外観は実物に程遠いも
のであった。よって、この発明は。
極めて困難で、この部分の模型の外観は実物に程遠いも
のであった。よって、この発明は。
きのこの標本模型の、特に傘裏のひだ部分を忠実に再現
することを目的とする。
することを目的とする。
この発明においては、鋳型材料をきのこの実物に接触也
て鋳型を作成し、この鋳型に樹脂を注入、八 同化させて標本模型を作るのであるが、少くともきのこ
の傘裏のひだ部分の型を採るには、鋳型材料としてシリ
コン樹脂を使用する。そして、上記鋳型によって標本模
型を作成する際は、少くともきのこの傘裏のひだ部分の
製作材料としてエポキシ樹脂を使用する。
て鋳型を作成し、この鋳型に樹脂を注入、八 同化させて標本模型を作るのであるが、少くともきのこ
の傘裏のひだ部分の型を採るには、鋳型材料としてシリ
コン樹脂を使用する。そして、上記鋳型によって標本模
型を作成する際は、少くともきのこの傘裏のひだ部分の
製作材料としてエポキシ樹脂を使用する。
合成樹脂成型によって得られたものは、実物の通りに彩
色を施こして、標本模型を完成する。
色を施こして、標本模型を完成する。
鋳型は、きのこをシリコン樹脂中に埋没させて作ること
ができるが、きのこを傘と柄とに切断して分け、傘の表
面は石膏を、裏面はシリコン樹脂を用いて傘の鋳型を作
シ、柄は石膏を用いて鋳型を作ることもできる。また、
鋳型によって模型を作る際は、全体をエポキシ樹脂によ
って製作する場合の他に、傘の表面及び柄はシリコン樹
脂により、傘の裏面はエポキシ樹脂によってそれぞれ製
作し、後でこれらを合体させても良い。
ができるが、きのこを傘と柄とに切断して分け、傘の表
面は石膏を、裏面はシリコン樹脂を用いて傘の鋳型を作
シ、柄は石膏を用いて鋳型を作ることもできる。また、
鋳型によって模型を作る際は、全体をエポキシ樹脂によ
って製作する場合の他に、傘の表面及び柄はシリコン樹
脂により、傘の裏面はエポキシ樹脂によってそれぞれ製
作し、後でこれらを合体させても良い。
シリコン樹脂は、疎水性であるために、きのこ実物から
型を採る際にきのこの組織内に滲透せず、かつ表面張力
が低いために細隙内への流入性が極めて優れているので
、きのこの傘裏のひだの型を忠実に採ることができる。
型を採る際にきのこの組織内に滲透せず、かつ表面張力
が低いために細隙内への流入性が極めて優れているので
、きのこの傘裏のひだの型を忠実に採ることができる。
才た、エポキシ樹脂は、シリコン樹脂との離型性が良好
であることに加え、やはシ表面張力が低いために、特に
ひだを忠実に再現することができる。
であることに加え、やはシ表面張力が低いために、特に
ひだを忠実に再現することができる。
〔実施例1〕
第1図(a)に示すように、適当な紙箱1内にガーゼ或
いは脱脂綿2を敷き、その上に糸3で吊ったきのこ4を
倒立状態で置き、硬化剤を調合したシリコン樹脂(トー
レシリコン5H9552)5を、傘4aの縁まで注入す
る。そして、ナイフ或いは錐で紙箱1に印6を付けるか
、或いは適当な筆記具で紙箱1の内面に印を書込むなど
して、その時の樹脂5の液面をマークしておく。次いで
、第1図(b)に示すように、きのこの柄4bが埋没す
るまで上記シリコン樹脂7を注入する。これをデシケー
タに収容し、5〜l Q mm H1il程度減圧して
きのこのひだ4Cの間に残った気泡を除き、室温で12
時間以上放置して樹脂5及び7を硬化させる。樹脂の硬
化後、紙箱1を除去し、樹脂面に残っている印6の部分
で樹脂5と7とを切離し、埋込まれているきのこ4を除
去して水洗、乾燥して、第1図(C)に示す鋳型5.7
を得る。
いは脱脂綿2を敷き、その上に糸3で吊ったきのこ4を
倒立状態で置き、硬化剤を調合したシリコン樹脂(トー
レシリコン5H9552)5を、傘4aの縁まで注入す
る。そして、ナイフ或いは錐で紙箱1に印6を付けるか
、或いは適当な筆記具で紙箱1の内面に印を書込むなど
して、その時の樹脂5の液面をマークしておく。次いで
、第1図(b)に示すように、きのこの柄4bが埋没す
るまで上記シリコン樹脂7を注入する。これをデシケー
タに収容し、5〜l Q mm H1il程度減圧して
きのこのひだ4Cの間に残った気泡を除き、室温で12
時間以上放置して樹脂5及び7を硬化させる。樹脂の硬
化後、紙箱1を除去し、樹脂面に残っている印6の部分
で樹脂5と7とを切離し、埋込まれているきのこ4を除
去して水洗、乾燥して、第1図(C)に示す鋳型5.7
を得る。
第1図(d)に示すように、鋳型5の傘の頂部(こ相当
する位置に注入孔8を穿孔し、かつ鋳型5内に白い木綿
布9を置いた上で、鋳型5と7とを閉合し、内部のきの
こ形空胴10が正立する状態に置き、注入孔8がら空胴
10内に硬化剤を調合したエポキシ樹脂(日新EM株式
会社Quetol 812 )11を注入し、5〜10
f10ff程度減圧して気泡を除去し、60℃の加温装
置に収容し、15〜24時間かけて樹脂11を硬化させ
る。
する位置に注入孔8を穿孔し、かつ鋳型5内に白い木綿
布9を置いた上で、鋳型5と7とを閉合し、内部のきの
こ形空胴10が正立する状態に置き、注入孔8がら空胴
10内に硬化剤を調合したエポキシ樹脂(日新EM株式
会社Quetol 812 )11を注入し、5〜10
f10ff程度減圧して気泡を除去し、60℃の加温装
置に収容し、15〜24時間かけて樹脂11を硬化させ
る。
ここで、空胴10を王立状態に置くのは、凸曲面を持っ
た傘の頂部から気泡が注入孔8へ抜は易いからである。
た傘の頂部から気泡が注入孔8へ抜は易いからである。
従って、きのこの傘が第2図に示すように凹曲面である
場合には、空胴を倒立状態にして樹脂を注入する。
場合には、空胴を倒立状態にして樹脂を注入する。
また、使用するエポキシ樹脂は淡黄色を帯びているが、
これを脱色するには、樹脂と硬化剤との調合液に少量の
アセトンを加えて攪拌し、2〜3日放置すると、樹脂の
色が薄くなる七共にアセトンの蒸発によって粘度が上昇
してくるから、この状態で鋳型空胴10に注入する。な
お、ここで使用する種類のエポキシ樹脂は、硬化剤を混
入しても、常温下では数ケ月置かないと硬化しない。
これを脱色するには、樹脂と硬化剤との調合液に少量の
アセトンを加えて攪拌し、2〜3日放置すると、樹脂の
色が薄くなる七共にアセトンの蒸発によって粘度が上昇
してくるから、この状態で鋳型空胴10に注入する。な
お、ここで使用する種類のエポキシ樹脂は、硬化剤を混
入しても、常温下では数ケ月置かないと硬化しない。
鋳型5,7から取出したエポキシ樹脂製の模型は、第1
図(e)に示すように必要部分に彩色を施こして完成す
る。なお、気泡などによって欠損部分が存在するときは
、エポキシ樹脂の硬化物(不良品など)を砕いて粉末と
し、これとエポキシ樹脂調合液とを練合せてペーストを
造り、これを欠損部分に充填した後、加温硬化させる。
図(e)に示すように必要部分に彩色を施こして完成す
る。なお、気泡などによって欠損部分が存在するときは
、エポキシ樹脂の硬化物(不良品など)を砕いて粉末と
し、これとエポキシ樹脂調合液とを練合せてペーストを
造り、これを欠損部分に充填した後、加温硬化させる。
前述のように、空胴10の傘部分内に白木綿布9を挿入
したのは、傘の表面の着色が裏面に透いて見えないよう
にするためである。
したのは、傘の表面の着色が裏面に透いて見えないよう
にするためである。
上述の実施例の第1図(a)に示した工程において、−
樹脂5の代りに石膏を用いることもできる。この場合は
、きのこを除去した後の石膏空胴面に、離型剤を塗布し
ておくことが必要である。
樹脂5の代りに石膏を用いることもできる。この場合は
、きのこを除去した後の石膏空胴面に、離型剤を塗布し
ておくことが必要である。
〔実施例2〕
第3図(a)のように、きのこから柄部を除去し、適当
な紙箱13内に石膏14を入れ、傘部12aを、その上
面を下にして縁まで石」4中に沈める。石膏14の固化
を待って、第3図(b)に示すように、箱13内にシリ
コン樹脂15を注入して傘部12aを埋没させ、減圧に
よる気泡除去を行った後、シリコン樹脂15を硬化させ
る。シリコン樹脂の硬化を待って、紙箱13を除去し、
かつきのこ傘部12aを除去することによシ、第3図(
c)に示すように、石膏製の傘部表面用鋳型16と、シ
リコン樹脂製の傘部裏面用鋳型17とが得られる。鋳型
17の中心には、シリコン樹脂製の適当な寸法の円柱1
8を接着する。
な紙箱13内に石膏14を入れ、傘部12aを、その上
面を下にして縁まで石」4中に沈める。石膏14の固化
を待って、第3図(b)に示すように、箱13内にシリ
コン樹脂15を注入して傘部12aを埋没させ、減圧に
よる気泡除去を行った後、シリコン樹脂15を硬化させ
る。シリコン樹脂の硬化を待って、紙箱13を除去し、
かつきのこ傘部12aを除去することによシ、第3図(
c)に示すように、石膏製の傘部表面用鋳型16と、シ
リコン樹脂製の傘部裏面用鋳型17とが得られる。鋳型
17の中心には、シリコン樹脂製の適当な寸法の円柱1
8を接着する。
第3図(d)に示すように、鋳型17上にガーゼ19を
置き、かつエポキシ樹脂20を流し、傘12aの裏面部
分の模型21を製作する。一方では、第3図(d)に示
すように、きのこの柄部12bの切断端に円柱18と同
9Lの円柱22を接合した上で、石膏により鋳型23及
び24を製作し、この鋳型によ−り柄部分の模型25を
製作し、第3図(f)に示すように、模型21の中心に
形成されている孔26に模型25の端部を挿入して接合
する。そして、鋳型16の凹面にシリコン樹脂27を流
し、これに模型21を押当てた状態で樹脂27を硬化さ
せる。これを離型することにより第3図(g)に示すよ
うな模型が得られるから、これに適宜彩色を施こして模
型を完成する。
置き、かつエポキシ樹脂20を流し、傘12aの裏面部
分の模型21を製作する。一方では、第3図(d)に示
すように、きのこの柄部12bの切断端に円柱18と同
9Lの円柱22を接合した上で、石膏により鋳型23及
び24を製作し、この鋳型によ−り柄部分の模型25を
製作し、第3図(f)に示すように、模型21の中心に
形成されている孔26に模型25の端部を挿入して接合
する。そして、鋳型16の凹面にシリコン樹脂27を流
し、これに模型21を押当てた状態で樹脂27を硬化さ
せる。これを離型することにより第3図(g)に示すよ
うな模型が得られるから、これに適宜彩色を施こして模
型を完成する。
上述の実施例によって明らかなように、この発明による
ときは、特tこきのこの傘の裏面のひだ部分の精密な鋳
型を製作できること、及びこの鋳型に基いて樹脂による
精密な形状再現に成功したことによって、従来困難を極
めた傘裏のひだ部分をも良好に再現したきのこ標本模型
を、容易に製作することができる。
ときは、特tこきのこの傘の裏面のひだ部分の精密な鋳
型を製作できること、及びこの鋳型に基いて樹脂による
精密な形状再現に成功したことによって、従来困難を極
めた傘裏のひだ部分をも良好に再現したきのこ標本模型
を、容易に製作することができる。
第1図はこの発明の実施例の工程を示す図、第2図はそ
の変形例における一工程を示す図、第3図はこの発明の
他の実施例の工程を示す図である7及び17・・・シリ
コン樹脂製鋳型、11及び2o・・・エポキシ樹脂。
の変形例における一工程を示す図、第3図はこの発明の
他の実施例の工程を示す図である7及び17・・・シリ
コン樹脂製鋳型、11及び2o・・・エポキシ樹脂。
Claims (1)
- (1)鋳型材料をきのこの実物に接触させて鋳型を作成
し、この鋳型に樹脂を注入して固化させる標本模型の製
作方法において、上記きのこの少くとも傘裏のひだ部分
の鋳型材料としてシリコン樹脂を使用し、上記標本模型
の少くとも傘裏のひだ部分は、上記シリコン樹脂よりな
る鋳型にエポキシ樹脂を注入して作成することを特徴と
するきのこ標本模型の製作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19095186A JPS6347109A (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | きのこ標本模型製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19095186A JPS6347109A (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | きのこ標本模型製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6347109A true JPS6347109A (ja) | 1988-02-27 |
Family
ID=16266392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19095186A Pending JPS6347109A (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | きのこ標本模型製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6347109A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5607850B1 (ja) * | 2014-04-12 | 2014-10-15 | 株式会社鬼工房 | エダサンゴ複製物の製造法 |
JP5657165B1 (ja) * | 2014-08-20 | 2015-01-21 | 株式会社鬼工房 | エダサンゴ複製物の製造法及びエダサンゴ複製物 |
JP5657164B1 (ja) * | 2014-08-20 | 2015-01-21 | 株式会社鬼工房 | エダサンゴ複製物の製造法及びエダサンゴ複製物 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5752210A (en) * | 1980-09-13 | 1982-03-27 | Fujitsu Ltd | Automatic switching and releasing circuit in automatic gain controlling circuit |
JPS5824327B2 (ja) * | 1979-06-22 | 1983-05-20 | 東洋製罐株式会社 | ポリ袋より内容物を取出す方法 |
-
1986
- 1986-08-13 JP JP19095186A patent/JPS6347109A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5824327B2 (ja) * | 1979-06-22 | 1983-05-20 | 東洋製罐株式会社 | ポリ袋より内容物を取出す方法 |
JPS5752210A (en) * | 1980-09-13 | 1982-03-27 | Fujitsu Ltd | Automatic switching and releasing circuit in automatic gain controlling circuit |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
JP5607850B1 (ja) * | 2014-04-12 | 2014-10-15 | 株式会社鬼工房 | エダサンゴ複製物の製造法 |
JP5657165B1 (ja) * | 2014-08-20 | 2015-01-21 | 株式会社鬼工房 | エダサンゴ複製物の製造法及びエダサンゴ複製物 |
JP5657164B1 (ja) * | 2014-08-20 | 2015-01-21 | 株式会社鬼工房 | エダサンゴ複製物の製造法及びエダサンゴ複製物 |
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