JPS62244548A - 鋳造用鋳型の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鋳造用鋳型の製造方法に関する。

〔従来の技術〕

従来はひな型（模型）として木材等を用いるいわゆる木
型を作成した後これを型込めして」二型と下型を作り１
次に上型と下型を離して木型を抜き取り、再び上型と下
型とを型合せすることによって鋳型を形成していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながらこのような従来の方法によれば。

木型を作成するのに、材料並びにその加工のために多大
な工数と費用を要し、父、！（→Ｊ込めの時には、上型
と下型を何回も組み合せたり移動しなければならず２作
業が煩雑で、大型のものになるとクレーンを用いなけれ
ばならない等大変な手数がかかっていた。

〔問題点を解決するための手段〕

このため１本発明の鋳造用鋳型の製造方法は氷で形成し
たひな型のまわりに鋳型材料を装填。

固化した後、前記ひな型を加熱、溶融し、水分を除去乾
燥して空洞を形成することを特徴としている。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例であり、ブロック図を示す。

先ず、低温室でひな型を作るに必要な芯となる氷を製作
し、これに必要な形状の氷塊をくっつけ或いは削り取っ
て所定形状の模型とする。

次に、これを低温室より型用へ移動し、型枠内で鋳物砂
等の鋳型材料を型込めし、固化する。

ついで、この型枠を熱風、又は′に気的に加熱し、ひな
型の氷を溶融する。同時に溶けた水をポンプ等を用いて
外部へ汲み出す。そして型内に温風を吹き込んで蒸発、
乾燥させる。このようにして鋳型が造型された後、溶湯
を流し込んで鋳物を製作する。

尚、＠型材料を型込めする前に氷の模型の表面を溶湯で
消失するビニール膜等で覆っておけば、溶融した水の鋳
物砂内への浸透を少く押えることができ、汲み出しも容
易であり、又鋳型の乾燥が迅速にできるという利点があ
る。

又、氷の替わりにドライアイスを用いることにより液体
にすることなく直接気体に昇華させることも可能である
。

〔発明の効果〕

以上、詳述の如く２本発明の鋳造用鋳型の製造方法は、
プロペラの如き複雑な形状のものでも鋳型を上型と下型
に区分けする必要もなく。

一体内に造型することができ、従って！１゛すを移動す
る等の手間も省け、効率よく造型できる。又氷は木材と
異り、加工が極めて容易であり、しかも氷同志の接着も
容易であって、ひな型の製作が簡単である。等の効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 氷で形成したひな型のまわりに鋳型材料を装填、固化し
   た後、前記ひな型を加熱、溶融し、水分を除去乾燥して
   空洞を形成することを特徴とする鋳造用鋳型の製造方法
   。