JPH0215974Y2 - - Google Patents

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JPH0215974Y2
JPH0215974Y2 JP8433884U JP8433884U JPH0215974Y2 JP H0215974 Y2 JPH0215974 Y2 JP H0215974Y2 JP 8433884 U JP8433884 U JP 8433884U JP 8433884 U JP8433884 U JP 8433884U JP H0215974 Y2 JPH0215974 Y2 JP H0215974Y2
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JP
Japan
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sliding door
door
sliding
doors
guide plates
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JP8433884U
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JPS611588U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は襖等の引違い戸式の引戸装置に関する
ものである。
(従来の技術) 一般に押入れの襖等の引戸は、間口一間に対し
て2枚の引違い戸から構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のような引戸は開放状態においては3尺の
広さが限度であるので、例えば押入れや天袋等に
3尺以上の収納物を保管する場合には、2枚の引
戸を取外す必要があつたり、或いは収納物を斜め
にしながら入れなければならないため甚だ面倒で
手数を要するという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はかかる従来の問題点に着目してなされ
たもので、引戸を3枚の引違い戸式に構成したこ
とにより、引戸の開放時に開口間口を広くして収
納物の出し入れを容易に行なえるようにした引戸
装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案は引戸が3枚
の引違い戸からなり、このうちの2枚の内、外引
戸3a,3cはその上下部に設けられたガイド板
4を介して鴨居1と敷居2の溝1a,2aに沿つ
て夫々摺動し、中間の1枚の中引戸3bはその上
下部に設けられたガイド板5を介して上記溝1
a,2a間の隆起部1b,2bに係合して摺動
し、且上記内、外引戸の各ガイド板4の外側部内
面に戸の開放時中引戸3bのガイド板5と当接し
て中引戸3bを押し開く第1の戸当り部7を夫々
突設すると共に、内、外引戸3a,3cの内側部
内面に戸の閉鎖時中引戸3bの内外面の一方の端
面部に夫々突設された係止部8に当接して中引戸
3bを押し閉める第2の戸当り部9を突設して構
成されている。
(作用) 上記構成より成る本考案の作用を説明すると、
引戸が閉鎖している状態から、先ず外引戸3cを
開放して行くと、外引戸3cの第1の戸当り部7
が中引戸3bのガイド板5に当接して中引戸3b
は外引戸3cと共に押し開かれる。
また、逆に外引戸3cを閉鎖して行くと、外引
戸3cの第2の戸当り部9が中引戸3bの係止部
8と当接して、中引戸3bも外引戸3cと共に押
し閉められる。
(考案の実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1〜3図において、柱P,P間の
上、下に鴨居1と敷居2とが設けてあり、そして
鴨居1と敷居2とに夫々2条づつの溝1a,2a
が刻設してある。3a,3b,3cは襖等の3枚
の引違い戸式の引戸で、内引戸3aと外引戸3c
とはその上下端に取付けたガイド板4が夫々の溝
1a,2aに係合して摺動自在であり、中引戸3
bはその上下端に取付けたガイド板5の凹溝6を
上記溝1a,1a,2a,2a間の隆起部1b,
2bに係合して摺動自在である。また中引戸3b
のガイド板5は中引戸3bより内、外方へ若干幅
広に突出することが推奨され、これによつてガイ
ド板5と内、外引戸3a,3cのガイド板4とが
摺接して内、外引戸3a,3cの横ずれを防止し
ている。
上記内引戸3aの上下のガイド板4にはその外
端部(柱P側)に内引戸3aの開放時中引戸3b
のガイド板5と当接して中引戸3bを押し開く第
1の戸当り部7と、内引戸3aの内側端上下に内
引戸3aの閉鎖時中引戸3bに設けた係止部8と
当接して中引戸3bを押し閉める第2の戸当り部
9とを設けている。また、同様に外引戸3cの上
下のガイド板4にもその外端部に外引戸3cの開
放時中引戸3bのガイド板5と当接して中引戸3
bを押し開く第1の戸当り部7と、内側端上下に
外引戸3cの閉鎖時中引戸3bに設けた係止部8
と当接して中引戸3bを押し閉める第2の戸当り
部9とを設けている。なお、10は内、外引戸3
a,3cにそれぞれ取付けた取つ手である。
次に本考案の引戸装置の開閉操作について説明
する。第2図に示すように引戸が閉鎖している状
態から例えば外引戸3cを開放し始めると、外引
戸3cはガイド板4の第1の戸当り部7が中引戸
3bのガイド板5に第4図aに示すように当接す
る。この状態で更に外引戸3cを開放すると第4
図bのように中引戸3bも一緒に押し開かれて押
入れ等を広く開口することができる。因みに一間
間口の押し入れの場合には、開放時には約4尺の
開口間口となる。かくして第4図bの状態から外
引戸3cを閉鎖して行くと、外引戸3cの第2の
戸当り部9が第5図に示すように中引戸3bの係
止部8と当接し、更に外引戸3cを閉鎖して行く
と中引戸3bも一緒に押し閉められて第2図の閉
鎖状態となる。
なお、上記の操作では外引戸3c間から開閉し
た例について示したが、内引戸3a側から開閉す
ることであつても上記同様の作用が行なえる。
本考案の引戸装置は押し入れの引戸以外、引違
い戸式の引戸に広く活用することができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、引戸を3
枚の引違い戸式にし、内、外いずれかの引戸の開
閉操作に伴なつて中引戸も同時に開閉できるよう
にしたので、引戸の開放時に開口間口を広くする
ことができ、これにより押し入れ等の場合に収納
物の出し入れを容易に行なうことができる。ま
た、本考案の引戸装置は従来の鴨居や敷居を改造
することなくそのまま利用できるため安価に製作
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施の一例を示すものにして、第
1図は正面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は同−線断面図、第4図a,bは
引戸の開放を説明するための断面図、第5図は引
戸の閉鎖を説明するための断面図である。 1は鴨居、2は敷居、1a,2bは溝、1b,
2bは隆起部、3aは内引戸、3bは中引戸、3
cは外引戸、4,5はガイド板、7は第1の戸当
り部、8は係止部、9は第2の戸当り部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引戸が3枚の引違い戸からなり、このうちの2
    枚の内、外引戸はその上下部に設けられたガイド
    板を介して鴨居と敷居の溝に沿つて夫々摺動し、
    中間の1枚の中引戸はその上下部に設けられたガ
    イド板を介して上記溝間の隆起部に係合して摺動
    し、且上記内、外引戸の各ガイド板の外側部内面
    に戸の開放時中引戸のガイド板と当接して中引戸
    を押し開く第1の戸当り部を夫々突設すると共
    に、内、外引戸の内側部内面に戸の閉鎖時中引戸
    の内外面の一方の端面部に夫々突設された係止部
    に当接して中引戸を押し閉める第2の戸当り部を
    突設して成る引戸装置。
JP8433884U 1984-06-08 1984-06-08 引戸装置 Granted JPS611588U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8433884U JPS611588U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 引戸装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8433884U JPS611588U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 引戸装置

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Publication Number Publication Date
JPS611588U JPS611588U (ja) 1986-01-08
JPH0215974Y2 true JPH0215974Y2 (ja) 1990-04-27

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ID=30633770

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JP8433884U Granted JPS611588U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 引戸装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03277047A (ja) * 1990-03-27 1991-12-09 Nec Corp キャンセル機能付押しボタン電話機
JPH10280808A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Nishi Seisakusho:Kk 引 戸
JP3640044B2 (ja) * 1997-04-21 2005-04-20 株式会社岡村製作所 引き違い戸の連動装置

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Publication number Publication date
JPS611588U (ja) 1986-01-08

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