JPH02159710A - チップ型電子部品用素体の製造方法 - Google Patents

チップ型電子部品用素体の製造方法

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Publication number
JPH02159710A
JPH02159710A JP31600188A JP31600188A JPH02159710A JP H02159710 A JPH02159710 A JP H02159710A JP 31600188 A JP31600188 A JP 31600188A JP 31600188 A JP31600188 A JP 31600188A JP H02159710 A JPH02159710 A JP H02159710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thick film
type electronic
electronic component
film electrodes
ceramic sheets
Prior art date
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Pending
Application number
JP31600188A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Sakai
酒井 博道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、両端部に厚膜電極が形成される一方、これら
の中間部に薄膜電極が形成されてなる積層コンデンサの
ようなチップ型電子部品に用いられる素体の製造方法に
関する。
〈従来の技術〉 従来から、この種のチップ型電子部品の一例としては、
第3図で示すような3端子型といわれる積層コンデンサ
20が知られている。そして、この積層コンデンサ20
を構成する素体21は内部電極(図示していない)を介
して互いに積層された複数枚の略矩形状セラミックシー
トからなる積層体を一体的に焼成することによって形成
されており、この素体21の両端部それぞれには信号入
出力用の厚膜電極22.22が厚膜印刷によって形成さ
れる一方、これらの中間部には接地用の薄膜電極23が
蒸着やスパンタリング処理によって形成されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、このようにして構成された積層コンデンサ2
0においては、その両端部それぞれに形成された厚膜電
極22.22と、その中間部に形成された薄膜電極23
との厚みが互いに異なってい為ので、第4図で示すよう
に、この積層コンデンサ20をプリント基板24上に載
置した際には、薄膜電極23の外表面がプリント基板2
4の表面から離れて浮き上がってしまうことになる。そ
のため、この積層コンデンサ20の薄膜電極23を、プ
リント基板24に対して確実に半田付けすることができ
なくなってしまうという不都合が生していた。
そこで、このような不都合を避けるべく、積層コンデン
サ20の素体21の両端部を所要深さだけ削り取って段
差を形成したうえ、この段差を利用して厚膜電極22.
22を形成することにより、厚膜電極22.22および
薄膜電極23相互の外表面位置を一致させることが考え
られている。しかし、セラミックからなる素体21を削
り取る作業には大変な手間がかかるため、量産性の低下
を招くことになってしまう。また、削り取る際にはクラ
ンクなどが発生し易いため、その品質が低下してしまう
というような別異の不都合が生じる恐れがある。
本発明方法は、かかる従来のチップ型電子部品における
不都合を解消すべく創案されたものであって、その厚膜
電極および薄膜電極の外表面位置を一致させることがで
き、しかも、確実な半田付は実装を行うことが可能なチ
ップ型電子部品用素体の製造方法を提供することを目的
としている。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、両端部に厚膜電極が形成される一方、これら
、の中間部に薄膜電極が形成されるチップ型電子部品用
素体の製造方法であって、前記厚膜電極の形成部位と対
応する両端部位、の内側に低温焼失層が形成されたセラ
ミックシートを用意し、かつ、これらのセラミックシー
トが積層方向に沿う外側に位置するようにして複数枚の
セラミ・ノ々シートを挟み込んだのち、これらのセラミ
ックシートを一体的に圧着して積層体を形成する工程と
、この積層体を焼成して前記低温焼失層を除去したのち
、外側に位置する前記セラミックシートの前記低温焼失
層が形成されていた両端部位を除去して段差を形成する
工程とからなることに特徴を有するものである。
〈作用〉 上記製造方法によれば、焼成された積層体からなるチッ
プ型電子部品弗素体の両端部それぞれには予め所要深さ
の段差が形成されることにな゛す、この段差を従来例の
ような削り取り作業によって形成する必要がなくなる結
果、この削り取り作業に伴う不都合の発生が有効に防止
されることになる。そして、この素体の両端部に形成さ
れた段差を利用して厚膜電極を形成するようにすれば、
これらの厚膜電極の外表面位置と素体の中間部に形成さ
れる薄膜電極の外表面位置とを互いに一致させることが
可能となる。
〈実施例〉 以下、本発明にかかるチップ型電子部品用素体の製造方
法を、図面に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は完成したチップ型電子部品としての3端子型積
層コンデンサを示す外観斜視図、第2図(a)〜(d)
はその製造手順を示す工程断面図であり、これらの図に
おける符号1は3端子型積層コンデンサである。
第1図で示すように、この積層コンデンサ1は、互いに
積層された複数枚の略矩形状セラミックシートからなる
積層体が焼成されてなる素体2を備えており、この素体
2の長手方向に沿う両端部上下位置には所要深さの段差
3.・・・がそれぞれ形□成されている。そして、この
素体2の両端部には信号入出力用の厚膜電極4,4が形
成される一方、この素′体2の中間部には接地用の薄膜
電極5が形成されており、厚膜電極4,4および薄膜電
極5それぞれの外表面位置は互いに一致させられている
つぎに、この積層コンデンサ1の素体2を・製造する際
の手順を、第2図(a)〜(d・)で示す工程断面図に
基づいて説明する。
まず、誘電体材料からなる一対の・略矩形状セラミック
シート6.6を用意するとともに、第2図(a)で示す
ように、これらのセラミソクシ一ト66それぞれの長平
方向に沿う両端部位6a、6a、すなわち、前記積層コ
ンデンサ1における厚膜電極4,4の形成部位と対応す
ることになる部位の内側に、カーボンやポリエチレンな
どのような有JR+A料からなるペーストを塗布し、こ
のペーストを乾燥させることによって低温焼失層7.7
を形成する。そして、第2図(b)で示すように、これ
らのセラミックシー1−6.6それぞれを、その低温焼
失層7.・・同士が互いに対向する状態で、しかも、積
層方向に沿う外側に位置するように配置したうえ、これ
らのセラミックシート6.6間に同形状とされた複数枚
のセラミックシート8.・・・を積層して挟み込んだの
ち、プレス装置(図示していない)で一体的に圧着する
ことによって積層体9を形成する。なお、セラミックシ
ート8゜それぞれの表面上には、所定形状の内部電極(
図示していない)が形成されていることはいうまでもな
い。
つぎに、この積層体9を加熱することによって焼成し、
第2図(c)で示すような素体2を形成する。このとき
、セラミックシート6.6の両端部位6a、6a内側に
形成されていた低温焼失層7・・は加熱によって焼失・
除去されてしまい、これらの部位には低温焼失層7.・
・・に代わる空洞10・・・が新たに形成される。そこ
で、この素体2に対して、例えば、高速バレル処理のよ
うな表面処理を加えると、空洞10.・・・の存在によ
って強度が劣化している前記両端部位5a、・・・が折
損して除去されてしまう結果、第2図(d)で示すよう
に、素体2の両端部上下位置それぞれに所要深さの段差
3、・・・が形成されることになる。
したがって、このようにして形成された段差3を利用し
たうえ、厚膜印刷によって素体2の両端部に厚膜電極4
.4を形成するようにすれば、これらの厚膜電極4,4
の外表面位置は、第1図で示すように、素体2の中間部
に蒸着やスパックリング処理によって形成される薄膜電
極5の外表面位置とを互いに一致することになる。
なお、以上の説明においては、本発明方法によって製造
される素体が用いられるチップ型電子部品は3端子型積
層コンデンサであるものとしているが、これに限定され
るものでないことはいうまでもない。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明にかかるチップ型電子部品
用素体の製造方法によれば、焼成された積層体からなる
チップ型電子部品用素体の両端部に位置する厚膜電極の
形成部位に予め所要深さの段差が形成されることになる
。したがって、これらの段差を従来例のような削り取り
作業によって形成する必要がなくなり、この削り取り作
業に伴う不都合の発生が有効に防止されることになる。
そして、この素体の両端部に形成された段差を利用して
厚膜電極を形成するようにすれば、これらの厚膜電極の
外表面位置と素体の中間部に形成される薄膜電極の外表
面位置との互いに一致させることが可能となる。
その結果、このチップ型電子部品をプリント基板上に載
置した際、その薄膜電極がプリント基板の表面から離れ
て浮き上がることはなくなり、確実な半田付は実装を行
うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2[1J(a)〜(d)は本発明の一実
施例にかかり、第1図は完成したチップ型電子部品とし
ての3端子型積層コンデンサを示す外観斜視図であり、
第2図(a)〜(d)はその製造手順を示す工程断面図
である。 また、第3図および第4図は従来例にかかり、第3図は
3端子型積層コンデンサを示す外観斜視図、第4図はそ
のプリント基板への載置状態を示す側面図である。 図における符号1は積層コンデンサ(チップ型電子部品
)、2は素体、3は段差、4は厚膜電極、5は薄膜電極
、6,8はセラミックシート、6aは両端部位、7は低
温焼失層、9は積層体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両端部に厚膜電極が形成される一方、これらの中
    間部に薄膜電極が形成されるチップ型電子部品用素体の
    製造方法であって、 前記厚膜電極の形成部位と対応する両端部位の内側に低
    温焼失層が形成されたセラミックシートを用意し、かつ
    、これらのセラミックシートが積層方向に沿う外側に位
    置するようにして複数枚のセラミックシートを挟み込ん
    だのち、これらのセラミックシートを一体的に圧着して
    積層体を形成する工程と、 この積層体を焼成して前記低温焼失層を除去したのち、
    外側に位置する前記セラミックシートの前記低温焼失層
    が形成されていた両端部位を除去して段差を形成する工
    程と からなることを特徴とするチップ型電子部品用素体の製
    造方法。
JP31600188A 1988-12-14 1988-12-14 チップ型電子部品用素体の製造方法 Pending JPH02159710A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7920370B2 (en) * 2007-02-05 2011-04-05 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Multilayer chip capacitor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7920370B2 (en) * 2007-02-05 2011-04-05 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Multilayer chip capacitor
US7990677B2 (en) 2007-02-05 2011-08-02 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Multilayer chip capacitor

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