JPH0215970A - 研摩方法 - Google Patents

研摩方法

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JPH0215970A
JPH0215970A JP63164748A JP16474888A JPH0215970A JP H0215970 A JPH0215970 A JP H0215970A JP 63164748 A JP63164748 A JP 63164748A JP 16474888 A JP16474888 A JP 16474888A JP H0215970 A JPH0215970 A JP H0215970A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、板状体の端面や面取りした部分、あるいは角
の丸めた部分などを研摩するための研摩方法に関するも
のである。
[従来の技術] 第3図は、研摩の対象である板状体1を示したものであ
る。
この板状体1は、金属・非金属のどちらも有り得るが、
この場合は、電子デバイス用のマスク基板で、ガラス基
板である。
この板状体1では、その端面1aや面取りした部分(以
下、0面と呼ぶ)lb、あるいは角を丸めた部分(以下
、R面と呼ぶ)lc、あるいは材質の識別等のなめに角
の部分を少し大きくカットした部分(以下、マーク面と
呼ぶ)ld、丸みを付けた角部に通常の幅で面取りした
部分(以下、R部の0面と呼ぶ)leなどに研摩を施し
て、最終的には各面を所望の状態(例えば、鏡面)にま
で仕上げたり、あるいは、板状体1の寸法を所望の値に
する。
さて、これまで、板状体1の各面を研摩する方法として
、第4図乃至第8図に示すものが知られている。
各方法を簡単に説明すると、第4図に示したものは、い
わゆるオスカー研摩機を使用するもので、まず被研摩物
である板状体1をピッチ(松やにを含む接着剤)2で複
数枚接着してブロック状にし、このブロック状にしたも
のを回転テーブル3の研磨布4の上に載せ、さらに板状
体1のブロックの上に押え金具5を載せることによって
加重をかける。そして、テーブル3を回転させる一方で
板状体lのブロックには揺動軸6によって径方向(図に
矢印イで示す方向)に往復移動を与えて、テーブル3の
回転時の内外周速差によって板状#1のブロックに自転
を生じさせ、かつ研摩部にノズル7によって研摩剤8を
供給することによって、研摩を行う。
第5図に示したものは、表面に研摩砥粒9が塗布された
研摩ベルト10をプーリ11.12に掛け、駆動モータ
13によりプーリ11を回転させ、走行する研摩ベルト
10の表面に板状体1の被研摩部を当接することによっ
て研摩を行う0図示したものは、板状体1の0面1bを
研摩する場合で、板状体1は治具14によって所定の姿
勢に固定しておく、また、この方法の場合には、研摩部
に水を供給しながら行う湿式と、供給しない乾式との2
種類が知られている。
第6図に示したものは、特開昭56− 46227号公報に記載された技術で、固定ボックス1
5によって複数枚の板状体1をそれぞれ直立状態で保持
しておき、これらの板状体1の上に載せた研摩ボックス
16を回転117およびリンク18によって揺動させつ
つ、ノズル19から研摩砥粒20を供給して、各板状体
1の端面1aとC面lbとを同時に研摩するものである
。第7図は、第6図における研摩ボックス16を■−■
線に添って断面したものである。この第7図から明らか
なように、研摩ボックス16の底面には、板状体1の端
面1aおよびC面lbの輪郭に対応した断面形状の研摩
溝16aが複数形成されており、また、ノズル19から
噴射されな砥粒20を板状体11P1に流すための小孔
16bが適宜数設けられている。 第8図に示したもの
は、特開昭54−25号公報に記載された技術で、板状
体1がガラス基板の場合に、いわゆる化学研摩によって
研摩するものである。この場合、まず、複数枚の板状体
1はそれぞれの端面1aを揃えて積層し、外側に位置し
た板状体1の外側の表面1eには、耐エツチング液性の
当て板22を密着させ、これら2枚の当て板22で挟み
付けるように矢印口、への方向から加重を加えた状態で
固定する。そして、このようにしたものをエツチング液
に浸漬する。
浸漬すると、第9図に示すように、浸透圧によってエツ
チング液が板状体1相互の合せ目23に侵入して、侵入
した部分でもエツチングが進行するため、第9図に示す
ように、滑らかな丸みを有した大きな面取り部24が形
成されることになる。
[発明が解決しようとする課題1 ところで、研摩方法として、4つの従来例を挙げたが、
前述の各方法は、以下に示すような問題がある。
例えば、第5図に示した方法では一枚ずつしか処理する
ことができず、また第4図に示した方法では複数枚同時
に処理することはできても板状体1のブロックを作るの
に手間がかかり、しかも第3図に示した研摩箇所のうち
、R面1c、R部のcmteもしくはマーク面1dを研
摩することができない、さらに、いずれの方法も一回の
作業工程で一つめ面しか処理できず、結局、作業効率を
高めることが困難になっている。
一方、第6図および第7図に示した方法では、複数枚を
同時に処理でき、また板状体1上の複数の面を同時に処
理することも可能であるが、板状体1の処理部の輪郭と
研摩ボックス16の研摩溝16aの断面形状とが正確に
一致していないと、磨きむら等の不都合が生じるため、
板状体1の前加工や研摩ボックス16の加工に高い精度
が要求されることになり、その結果、処理コストが高く
なる。また、板状体1の0面1bの寸法や板厚寸法が変
更になると、新たにその寸法に合致した研摩ボックス1
6を別に用意しなければならないという問題もある。ま
た、最大の問題として、第3図に示した研摩箇所めうち
、R面ICやR部の0面1eやマーク面1dが磨けない
ことが挙げられる。
また、第8図および第9図に示した方法では、端面1a
とC面lbとの境界を明確にしなければならないような
場合には適さず、また、それぞれの合せ目23における
エツチング液の侵入の程度を正確に制御することができ
ないため、仕上り寸法にばらつきが生じ易く、また、エ
ツチング液が浸透した所としない所との境界に段差が発
生してしまうという問題もある。
そこで、以上の如き各問題の解決が今後の課題とされ、
新規な研摩方法の開発が望まれていた。
本発明は、このような事情に鑑みて成されたもので、そ
の目的とするところは、従来の方法における多くの課題
を一挙に解決し得る新規な研摩方法を提供すること、即
ち、R面やマーク面やR部の0面を含めて複数の面を同
時に研摩処理することができ、また、接着剤を使用せず
とも複数枚の板状体を一括して処理することも可能で、
また、高精度の前加工を必要としないばかりか、スクラ
ッチ等も生じにくく、したがって、高精度の仕上げ面を
効率良く、しかも比較的安価に得ることのできる研摩方
法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る研摩方法は、研摩手段としてブラシを利用
した場合の利点に着目し、これに回転運動による研摩の
方向を正逆切換えて繰返すという新規な発想を加味し、
解決課題に結び付けて発展させることによって得られた
もので、具体的な課題解決の手段としては、 直立状態にして置かれる板状体をその両主面側から挟み
付けることによって固定する板状体固定具を有して双方
向に回転可能な回転テーブルと、前記板状体を挟んで回
転テーブルと相対向する位置に配備されるとともに研摩
用のブラシ毛が回転テーブルに向けて突設されて双方向
に回転可能な回転ブラシとを使用し、 前記回転テーブルと回転ブラシとを互いに逆方向に回転
させつつブラシ毛の擦る部分に研摩剤を供給して研摩を
行う第1の研摩行程と、前記回転テーブルおよび回転ブ
ラシの回転を第1の研摩行程とは逆方向にして同様に研
摩を行う第2の研摩行程とを繰返して前記板状体の端面
等を研摩することを特徴としたものである。
[作用] 本発明に係る研摩方法は、研摩に回転ブラシを利用して
おり、ブラシ毛の板状体に接触する長さを適宜選定して
おけば、ブラシ毛の弾性変形を利用して窪んだ部分をも
良好に磨くこともでき、板状体の端部にあっては、平坦
な端面だけでなく、面取りによる0面やR面、さらには
マーク面やR部の9面なども同時に処理することができ
る。また、回転テーブルに設けた板状体固定具が板状体
を直立状態でその両生面から挟み付ける構造であるから
、複数枚の板状体はそれぞれの端部を揃えて重ね合せて
板状体固定具に挟み込ませることができ、したがって、
接着剤を使用せずとも複数枚の板状体を一括して処理に
供することができ、しかも、この場合、板厚寸法の同一
のもののみならず、興なる板厚寸法の複数枚の板状体を
一括して処理することもできる。
また、ブラシ毛の弾性変形等によって前加工の寸法誤差
も許容できるため、高精度の前加工を必要としない。
また、研摩はブラシ毛の擦る部分に研摩剤を供給して行
うため、ブラシ毛としては、硬度が低いもの、あるいは
柔軟性の高いものを利用することができ、ブラシ毛の弾
性変形によって擦る力が過大になることを防止でき、ス
クラッチ等の傷の発生を良好に防止することができる。
また、研摩方向が興なる第1の研摩工程と第2の研摩工
程とを繰返し行うため、各部における研摩の進み具合を
均等化することができ、処理品質を安定させることがで
きる。
以上より、本発明に係る研摩方法によれば、高精度の仕
上げ面を効率良く、しかも比較的安価に得ることができ
る。
[実施例] 第1図および第2図は、この発明の一実施例に使用する
研摩装置を示したもので、第1図は正面図、第2図は平
面図である。
先ず、この研摩装置を説明し、次いで、−実繕例の研摩
方法を説明する。
この実施例に示した研摩装置は、板状体1を固定する板
状体固定具30を有した回転テーブル3′1と、前記板
状体1を挟んで回転テーブル31と相対向する位置(第
1図では、回転テーブル31の上方)に配備された回転
ブラシ32と、回転ブラシ32が板状体1を擦る位置に
研摩剤33を供給するノズル34とを基本構成としてい
る。
前記板状体固定具30は、回転テーブル31のニーに対
して直立状態にして置かれる板状体1をその両主面から
挟み付けることによって固定するもので、回転テーブル
31上の3箇所に設けられている。3個の固定具30は
、それぞれ回転テーブル31の中心から等距離だけ離れ
、また互いに等間隔で離間している。
各固定具30は、具体的には、底板36、側板37.3
8、背板39、前板40などによって上方を開放した箱
形を呈しており、この内部には、直立状態で密着重ねし
た複数枚の板状体1が入る。
前板40は、側板38に着脱可能になっており、側板3
8、背板39などはテーブル31に固定されている。前
板40の側板38への着脱は、前板40の4隅に明けた
略だるま形の取付は穴40aと側板38に立設した頭付
きピン41とめ係脱によってなされる。前板40の内面
側には、前記背板39との協働で板状体1を挟みつける
押し板42が取り付けられている。この押し板42は、
板状体1の接触する部分にウレタン樹脂によるパッド4
3が貼ってあり、これによって挟み付ける板状体1の傷
付きを防止している。また、押し板42は、前板40に
螺合しているセットボルト44をねじ込むことによって
、板状体1を挟み付ける側に移動させることができ、セ
ットボルト44をゆるめれば、前板40を挿通して押し
板42に固着したガイドピン45の頭部と前板40との
間に装着された圧縮コイルばね46の力で、板状体1か
ら離れる側に移動させることができる。
回転テーブル31は、その中心に連結された回転軸31
aが図示時の回転駆動装置に接続されており、矢印二に
示す正方向と、矢印ホに示す逆方向との双方向に回転可
能に構成されている。
前記回転ブラシ32は、回転中心の位置が前記回転テー
ブル31の回転中心からずらして設定されている。そし
て、ブラシ皿32aには、研摩用のブラシ毛32bが回
転テーブル31に向けて突設されている。このブラシ毛
32bとしては、蛇行形にカールさせたナイロン繊維(
直径0.8mm)が使用されているが、ナイロン繊維の
代りに塩化ビニル繊維、豚毛、ピアノ線、ステンレス製
繊維などにしても良い、一般に、硬度が低い繊維、ある
いは柔軟性の高い繊維を′利用すれば、ブラシ毛の弾性
変形によって擦る力が過大になることを防止でき、スク
ラッチ等の傷の発生を良好に防止することができる。ま
た、カールさせた繊維は、窪み等に対する接触性が良く
、例えば、板状体1のC面lbやR面ICをより効率よ
く研摩することが可能になるが、0面1bやR面ICの
研摩の効率性をそれ程考慮しなければ、カールのない直
線状の繊維を利用しても良い。
ブラシ皿32aに連結された回転軸32cは、図示時の
回転駆動装置に接続されており、矢印へに示す正方向と
、矢印トに示す逆方向との双方向に回転可能に構成され
、また、前述の回転テーブル31とは逆方向に回転駆動
される。
また、回転テーブル31および回転ブラシ32の回転方
向は、一定時間毎にそれまでと逆の方向に切替え可能に
構成されている。
また、回転ブラシ32は、ブラシ毛32bの板状体1へ
の接触長さを加減したり、あるいは板状体1の固定具3
0への取り付けや取り外しを容易にすることから、エア
シリンダ等を利用した機構(図示時)によって、上下方
向に位置調整可能に構成されている。ま゛た、回転ブラ
シ32は、回転テーブル31の中心側に配置された板状
体1と外周側に位置した板状#1との各部における研摩
の進み具合をより一層i等にするため゛に、−走の範囲
を往復する揺動運動ができるように構成されている。こ
の場合の揺動運動としては、回転テーブル31の中心に
向かう往復移動させること、あるいは第2図に矢印チで
示すように、回転軸32cを一定の円弧上で往復移動さ
せることが考えられている。
前記研庫剤33は、酸化セリウムが利用されているが、
他にも酸化鉄、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム等
の研摩材を用いることもできる。
さて、このような研摩装置を使って一実施例の研摩方法
を次に説明する。
この方法は、先ず、回転ブラシ32を板状体固定具30
の上から適当量退避させて、第2図に示すように回転テ
ーブル31の板状体固定具30に複数枚の板状体1をセ
ットする。ここにセットする板状体1は、既に前加工が
済んだものである。
次いで、回転ブラシ32のブラシ毛32bの先端が適当
な長さだけ板状体1の端部に当接するように、回転ブラ
シ32の高さ位置を調整する。この場合の調整は、ブラ
シ毛32bがカールしたナイロン繊維では、ブラシ毛3
2bの先端位置が板状体1の被研摩面よりも5mm〜1
0mm程度下がる高さとする。
次いで、回転テーブル31と回転ブラシ32とを互いに
逆方向に回転させた状態で、ノズル34から研摩剤33
を供給して、研摩を開始するが、この場合の回置作業は
、例えば、回転テーブル31を第2図の矢印二方向に回
転駆動するとともに回転ブラシ32を第2図の矢印へ方
向に回転駆動して行う研摩を第1の研摩工程し、これに
対して、回転テーブル31および回転ブラシ32の回転
方向を前記第1の研摩工程と逆方向にして行う研摩を第
2の研摩工程とすると、これら第1および第2の研摩工
程を交互に繰返すことによって行う、そして、所定量の
研摩が終了したら、装置を止め、板状体1を固定具30
から取り出すものである。
なお、この板状体1の取り出しのときは、回転テーブル
31を所定量回転することにより、取り出す板状体1を
収容した固定具30を回転ブラシ32によって覆われな
い場所に位置させて順次各固定具30から板状体1を取
り出す。
この研摩方法よれば、ブラシ毛32bの弾性変形を利用
して窪んだ部分をも良好に磨くこともでき、板状体1の
端部にあっては、平坦な端面1aだけでなく、面取りに
よるC面lbやR面1c、さらにはマーク面1dやR部
の0面10なども同時に処理することができる。また、
固定具3oによって、接着剤を使用せずども複数枚の板
状体1を一括して処理に供することができる。
また、ブラシ毛32bの弾性変形等によって前加工の寸
法誤差も許容できるため、高精度の前加工を必要としな
いし、また、ブラシ毛32bに柔軟性等の点で優れたナ
イロン繊維を利用することによって、擦る力が過大にな
ることを防止して、スクラッチ等の傷の発生を良好に防
止することもできる。
また、研摩方向が異なる第1の研摩工程と第2の研摩工
程とを繰り返し行うため、各部における研摩の進み具合
を均等化することができ、処理品質を安定させることが
できる。
換言すると、前記実施例の研摩方法によれば、高精度の
仕上げ面を効率良く、しかも比較的安価に得ることがで
きる。
[発明の効果] 本発明に係る研摩方法は、研摩に回転ブラシを利用して
おり、ブラシ毛の板状体に接触する長さを適宜選定して
おけば、ブラシ毛の弾性変形を利用して窪んだ部分をも
良好に磨くこともでき、板状体の端部にあっては、平坦
な端面だけでなく、面取りによる0面やに面、さらには
マーク面やR部の0面なども同時に処理することができ
る。また、回転テーブルに設けた板状体固定具が板状体
を直立状態でその両面から挟み付ける構造であるから、
複数枚の板状体はそれぞれの端部を揃えて重ね合せて板
状体固定具に挟み込ませることができ、したがって、接
着剤を使用せずども板厚寸法同一の複数枚の板状体を一
括して処理に供することのみならず、板厚寸法の異なる
複数枚の板状体を一括して処理に供することもできる。
また、ブラシ毛の弾性変形等によって前加工の寸法誤差
も許容できるため、高精度の前加工を必要としない。
また、研摩はブラシ毛の擦る部分に研摩剤を供給して行
うため、ブラシ毛としては、硬度が低いもの、あるいは
柔軟性の高いものを利用することができ、ブラシ毛の弾
性変形によって擦る力が過大になることを防止でき、ス
クラッチ等の傷の発生を良好に防止することができる。
また、研摩方向が異なる第1の研摩工程と第2の研摩工
程とを繰返し行うため、各部における研摩の進み具合を
均等化することができ、処理品質を安定させることがで
きる。
以上より、本発明に係る研摩方法によれば、高精度の仕
上げ面を効率良く、しかも比較的安価に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例に使用する装置
を示したもので、第1図は正面図、第2図は第1図の一
部をA−A線に沿って切断した部分平面図、第3図は本
発明による研摩対象となる板状体の外観を示す斜視図、
第4図乃至第9図はそれぞれ従来の研摩方法の説明図で
ある。 1・・・板状体、1a・・・端面、1b・・・0面、1
c・・・R面、1d・・・マーク面、1e・・・R部の
0面、30・・・板状体固定具、31・・・回転テーブ
ル、32・・・回転ブラシ、3・2b・・・ブラシ毛、
33・・・研摩剤、34・・・ノズル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 直立状態にして置かれる板状体をその両主面側から挟み
    付けることによって固定する板状体固定具を有して双方
    向に回転可能な回転テーブルと、前記板状体を挟んで回
    転テーブルと相対向する位置に配備されるとともに研摩
    用のブラシ毛が回転テーブルに向けて突設されて双方向
    に回転可能な回転ブラシとを使用し、 前記回転テーブルと回転ブラシとを互いに逆方向に回転
    させつつブラシ毛の擦る部分に研摩剤を供給して研摩を
    行う第1の研摩行程と、前記回転テーブルおよび回転ブ
    ラシの回転を第1の研摩行程とは逆方向にして同様に研
    摩を行う第2の研摩行程とを繰返して前記板状体の端面
    等を研摩することを特徴とする研摩方法。
JP63164748A 1988-06-30 1988-06-30 研摩方法 Expired - Lifetime JP2585727B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003114501A (ja) * 2001-10-04 2003-04-18 Konica Corp ハロゲン化銀写真乾板及びその製造方法
JP2014056261A (ja) * 2013-11-07 2014-03-27 Hoya Corp マスクブランク及びその製造方法、並びにマスク
CN108942417A (zh) * 2017-05-26 2018-12-07 三星显示有限公司 玻璃基板的制造方法及玻璃基板研磨装置

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