JPH0215942Y2 - - Google Patents

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JPH0215942Y2
JPH0215942Y2 JP9242383U JP9242383U JPH0215942Y2 JP H0215942 Y2 JPH0215942 Y2 JP H0215942Y2 JP 9242383 U JP9242383 U JP 9242383U JP 9242383 U JP9242383 U JP 9242383U JP H0215942 Y2 JPH0215942 Y2 JP H0215942Y2
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JP
Japan
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plate
ceiling
mounting
plates
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JP9242383U
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JPS59196629U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はマンシヨン等に住宅室内の天井部分
に設けられる収納庫に関する。
マンシヨン等現在の一般住宅は機能的に造られ
ており、余分な空間がないため、収納スペースは
一般的に少なく、日用品等の収納に日々苦労して
いる。
しかし、機能的に造られてマンシヨン等におい
ても天井高さは略2400mm程度あり、天井部より
200〜400mm程度の高さを有する収納庫を設けるこ
とは、日常生活を行う上に何等の障害とならな
い。
そこで、この考案においてはマンシヨン等の室
内天井部に設けられ、収納スペースを確保すると
ともに、室内の美観及び室内の生活機能を損わな
い構造、寸法の収納庫を提供することを目的とす
るもので、その特徴は室内の天井壁とこれに連接
する側壁面を収納庫の壁面として利用するととも
に、その収納物に合わせて取付位置並びに大きさ
を調節できるようにしたものである。
以下、図示の実施例に基づいてこの考案を説明
すると、1,1はこの考案に係る天井収納庫を構
成する金属或いはプラスチツクからなる一対の取
付フレームを示す。取付フレーム1は後板2、該
後板2の下端に該後板2と略直交状に設けられた
横板3、該横板3の端部から立上り状に設けられ
た前板4とから構成され、上記後板2、横板3、
前板4の一側にはそれぞれの板材と略直交状に側
板5を設け、更に後板2には好ましくは2つ以上
の縦長の取付穴6…を設け、また側板5にはその
側面に沿つてネジ穴7…を設ける。なお後板2に
設けられる取付穴6はこの実施例では横方向の取
付位置をも調節できるように比較的大きな横径を
有する縦長の楕円穴で構成する。
以上のように構成される取付フレーム1,1は
適当間隔を置いて対向状に配置され、更にその後
板2,2及び前板4,4の上端が室内の天井部8
に当接もしくは近接するようにして後板2,2を
上記天井部8に連接する大梁、垂直壁面で構成さ
れる側面9に当接するとともに、取付穴6…にボ
ルト10…を通して後板2,2を側面9に固定す
る。更に具体的にはワツシヤー11を介してボル
ト10を取付穴6に通し、その先端部を側面9に
埋設された固定金具11の螺孔に螺着するもので
あり、また後板2の取付位置を調節する場合に
は、ボルト10…で後板2を固定する前に、取付
穴6…の長径である縦径に沿つて適当な位置に後
板2を移動してから後板2を固定すればよく、更
に横方向に取付位置を調節する場合には取付穴6
…の横径に沿つて適当な位置に後板2を移動して
から後板2を固定すればよい。
一方適当な間隔を置いて対向状に配設された取
付フレーム1,1における横板3,3間には底面
板12を設ける。なお、この実施例では底面板1
2は後部に起立壁12aを設け、また前部は立上
り状に湾曲部12bを形成し、その端部は内方に
折り返して平担部12cを形成し、前記室内の側
面9には起立壁12aを当接し、更にその両側は
横板3,3の裏面に溶接等により固定する。また
底面板12の前部に形成した立上り状の湾曲部1
2bで横板3,3と前板4,4の接合するコーナ
部を囲み、その端部に形成した折り返し状の平担
部12cを前板4,4間の下部に位置させる。
前板4,4間にはその中央部に取手13を有す
る前面板14が開放可能に設けられ、この実施例
では前記平担部12cと前面板14の下端部に設
けた支持片14a,14aを蝶番14c,14c
で蝶着し、前面板14を蝶番14c,14c中心
に前方に引き倒すことにより開放可能としてあ
る。
また、前面板14を反対方向に回動させると、
前面板14の上端内側に設けられた接合金具14
b,14bが前板4,4と接合して前面板14が
閉ざされる。
一方、側板5には第7図に示されるような側面
板15をその側面に沿つて形成されたネジ穴7…
を通してネジ止めする等により取脱し可能に取付
ける。
なお、第1図に示すように、側板5が室内のコ
ーナー近くに位置して側板5に側面板15を取付
けたのでは、コーナの余分の空間を利用できず、
しかも体栽を損うような場合には、側面板15を
設けることなく、その替わりに第8図に示すよう
に前記底面板12と前面板14に適合して底面部
とその前端部より湾曲状に立上て形成された前面
部とを有するカバー部材16を取付けるようにし
てもよい。この取付けは、カバー部材16の一側
に形成した側部16aにネジ穴16b…を設け、
前記側板5と側部16aを接合してネジ穴7…と
16b…をネジ止めするようにする。
また以上では一対の取付フレーム1,1を配設
する例について述べたが、勿論これに限定される
ものでなく、第1図に示すように取付フレーム1
…を一定間隔で設け、その間に収納庫を形成する
方が、体栽が良く、また収納スペースを大きくと
れることもある。そして収納スペースを大きくと
るため、収納庫間を仕切る側面板15が邪魔にな
る場合等においては側面板15を取外し、前述の
カバー部材16にも説明したように収納庫とこれ
に隣接する収納庫の側板5と5を接合してネジ穴
7…と7…をネジ止めするようにして隣接する収
納庫を接続するようにすればよい。
なお以上のような変形使用は、この考案におい
ては側面板15を側板5に対して取脱し可能にし
てあり、同時に前述のように後板2…は側面9に
対して多少取付位置を調節可能にしてあるため、
比較的容易に行うことができる。
また以上の実施例では底面板12と前面板14
を別部材で構成し、更に底面板12を横板3,3
に固定する例について述べたが、底面板12と前
面板14を一体的に形成してもよく、この例は第
3図に示されている。
第3図の実施例では、以上の実施例で述べた底
面板12と前面板14との替わりに底面部と、そ
の前端部より湾曲状に立上て形成された前面部と
を有する収納庫の壁面形成部材17を使用する。
そして上記部材17はその後端内側と横板3,
3の後端部裏面の間には蝶番18,18で蝶着す
るとともに、その中間部に横板3,3の中間部の
間は関節状リンク部材19,19で接続する。ま
た前板4,4の上端部間には上板20を架設し、
上板20の中央には係止穴21aを、上記部材1
7の先端内側にはこれに対応する係止部材21b
を設ける。
而して第3図の実施例では部材17は蝶番1
8,18に蝶着された後端部を中心に回動し、後
方に倒すようにすればその先端に設けられた係止
部材21bが係止穴21aに係止して収納庫が閉
ざされ、また係止部材21bと係止穴21aの係
合を解除して部材17を前方に引き倒すようにす
れば収納庫は開放される。この場合、部材17と
横板3,3の間には関節状リンク部材19,19
が設けられているため、ある限度以上の回動かこ
の関節状リンク部材19,19により規制され
る。
以上の説明で明らかなように、この考案に係る
天井収納庫はその取付フレーム1…を天井部8に
当接もしくは近接して設けるとともに、その後板
2…を天井部8に連接する室内の側面9に取付け
てあるため、天井部8と側面9を収納庫の壁面と
して利用し、収納庫の天井部と裏壁面を省略でき
したがつて収納庫を簡単に構成することができる
とともに、手狭なマンシヨン等の室内に設けられ
ても何等障害になることなく、また室内の美感を
損うこともない。
更に、この考案によれば取付フレーム1…の側
面9に対する取付位置を多少調節することができ
るため、前述のようにこの考案に係る収納庫の変
更使用が容易に行うことができ、また収納スペー
スの調節も極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る天井収納庫の全体
図、第2図は、この考案に係る天井収納庫の一実
施例を示す斜視図、第3図は、他の実施例を示す
斜視図、第4図は第2図のa−a線切断面図、第
5図は第2図のb−b線切断面図、第6図は第2
図のc−c線切断面図、第7図は側面板の斜視
図、第8図は側面板に替えて収納庫の側面に設け
られるカバー部材の斜視図、第9図は収納庫の室
内側面に対する取付状態を示す図、第10図は同
上のd−d線切断面図である。 図中、1は取付フレーム、2は後板、3は横
板、4は前板、5は側板、6は取付穴、8は天井
部、9は側面、10はボルト、15は側面板、1
6はカバー部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後板2、横板3、前板4で構成され、上記後板
    2、横板3、前板4の一側に側板5を設け、且つ
    後板2には取付穴6を形成した取付フレーム1の
    少なくとも2つを、一定間隔を置いて配置し、更
    に上記後板2,2及び前板4,4の上端が室内の
    天井部8に当接、もしくは近接するようにして後
    板2,2を上記天井部8に連接される側面9に当
    接し、上記取付穴6にボルト10を通して後板
    2,2を側面9に固定して天井部8及び側面9を
    収納壁面として利用するとともに、側板5には側
    面板15、カバー部材16或いは隣接する収納庫
    の側板5を取脱し可能に取付けるように構成し、
    更に上記取付穴6はその径をこれに挿通されるボ
    ルト10に対して比較的大にして取付フレーム1
    の取付位置を調節することができるようにしたこ
    とを特徴とする天井収納庫。
JP9242383U 1983-06-16 1983-06-16 天井収納庫 Granted JPS59196629U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9242383U JPS59196629U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 天井収納庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9242383U JPS59196629U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 天井収納庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59196629U JPS59196629U (ja) 1984-12-27
JPH0215942Y2 true JPH0215942Y2 (ja) 1990-04-27

Family

ID=30222629

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9242383U Granted JPS59196629U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 天井収納庫

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211862Y2 (ja) * 1984-10-09 1990-04-03
JPH0354599Y2 (ja) * 1985-02-25 1991-12-03
JPH0354600Y2 (ja) * 1985-03-28 1991-12-03
JPH0354601Y2 (ja) * 1985-04-18 1991-12-03

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JPS59196629U (ja) 1984-12-27

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