JPS6335571Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6335571Y2 JPS6335571Y2 JP1179583U JP1179583U JPS6335571Y2 JP S6335571 Y2 JPS6335571 Y2 JP S6335571Y2 JP 1179583 U JP1179583 U JP 1179583U JP 1179583 U JP1179583 U JP 1179583U JP S6335571 Y2 JPS6335571 Y2 JP S6335571Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- board
- ridge
- ridge material
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000272814 Anser sp. Species 0.000 claims description 12
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は犬小屋の屋根を蒲鉾形に上方へ膨出
形成して屋根下空間部を広く確保し、屋根下方部
に天井板を張設することにより屋根下に空室を形
成し、之を物品収納室となすと共に、この空室の
空気層により犬小屋室内の温度の変化を緩和する
を目的とする。
形成して屋根下空間部を広く確保し、屋根下方部
に天井板を張設することにより屋根下に空室を形
成し、之を物品収納室となすと共に、この空室の
空気層により犬小屋室内の温度の変化を緩和する
を目的とする。
本考案の一実施例を図面によつて説明すると、
第1図は本考案犬小屋の右側屋根板を分離してそ
の全容を示した斜視図であり、第3図から第5図
までに同屋根部の詳細な構造を断面図で示してあ
つて、図中符号の1は屋根板であり、直方体状犬
小屋本体の左右両側に互に対称形状のもの一対で
屋根を構成するものであつて、方形状平板の前縁
部を上方に至るに従つて斜状に前方へ突出させて
上端縁を下端縁より長くなるよう形成し、下端縁
に沿つて内向き折曲げ引掛け縁1aを曲成すると
共に、上端縁に沿つて外向き直角に二度折曲げて
L形折曲げ縁1bを曲成ている。2は犬小屋本体
の左右側壁板であつて方形平板の上端縁に沿つて
外面に下向き掛止片2aを曲成している。3は前
壁板であつて下方開口の右側半分に格子窓3aを
設けると共に、左側半分に格子戸3bを嵌装して
いる。4は前面妻板であつて半円状平板の円弧縁
に沿つて円弧枠4aを形成すると共に、中央部を
広く開口し該開口部に開閉戸4bを嵌装してあ
り、底縁部を前壁板3の上端縁に螺着して前壁板
延長上に立設している。5は後面妻板であつて前
記前面妻板と同形の半円状平板の円弧縁に沿つて
円弧枠5aを形成すると共に、中心線内面に縦棧
5bを設けてあり底縁部を後壁板の上端縁に螺着
して後壁板延長上に立設している。6は天井板で
あつて犬小屋本体周壁板の各上端部に沿つて張設
している。7は溝形棟材であつて溝の両側片前後
部に夫夫螺孔7aを設けてあり、前記前後両妻板
の各頂点間にその前端部を前面妻板上から前方へ
延長突出させて架着するもので、前後両妻板の各
円弧枠との交差部7bにおいて螺子8により夫夫
円弧枠へ螺着する。9は断面円弧状に曲成した雁
振り板であつてその円弧面内部の前端寄りにコ字
形の嵌合片9aを付設すると共に、前端縁下側に
後方向き引掛け片9bを設け後端縁9cに螺子挿
通孔9dを穿設している。尚、10は前記雁振り
板後端縁の挿通孔9dから棟材後端部へ螺挿する
螺子であり、11は前記屋根板上端折曲げ縁1b
を棟材側面へ螺着するための螺子である。
第1図は本考案犬小屋の右側屋根板を分離してそ
の全容を示した斜視図であり、第3図から第5図
までに同屋根部の詳細な構造を断面図で示してあ
つて、図中符号の1は屋根板であり、直方体状犬
小屋本体の左右両側に互に対称形状のもの一対で
屋根を構成するものであつて、方形状平板の前縁
部を上方に至るに従つて斜状に前方へ突出させて
上端縁を下端縁より長くなるよう形成し、下端縁
に沿つて内向き折曲げ引掛け縁1aを曲成すると
共に、上端縁に沿つて外向き直角に二度折曲げて
L形折曲げ縁1bを曲成ている。2は犬小屋本体
の左右側壁板であつて方形平板の上端縁に沿つて
外面に下向き掛止片2aを曲成している。3は前
壁板であつて下方開口の右側半分に格子窓3aを
設けると共に、左側半分に格子戸3bを嵌装して
いる。4は前面妻板であつて半円状平板の円弧縁
に沿つて円弧枠4aを形成すると共に、中央部を
広く開口し該開口部に開閉戸4bを嵌装してあ
り、底縁部を前壁板3の上端縁に螺着して前壁板
延長上に立設している。5は後面妻板であつて前
記前面妻板と同形の半円状平板の円弧縁に沿つて
円弧枠5aを形成すると共に、中心線内面に縦棧
5bを設けてあり底縁部を後壁板の上端縁に螺着
して後壁板延長上に立設している。6は天井板で
あつて犬小屋本体周壁板の各上端部に沿つて張設
している。7は溝形棟材であつて溝の両側片前後
部に夫夫螺孔7aを設けてあり、前記前後両妻板
の各頂点間にその前端部を前面妻板上から前方へ
延長突出させて架着するもので、前後両妻板の各
円弧枠との交差部7bにおいて螺子8により夫夫
円弧枠へ螺着する。9は断面円弧状に曲成した雁
振り板であつてその円弧面内部の前端寄りにコ字
形の嵌合片9aを付設すると共に、前端縁下側に
後方向き引掛け片9bを設け後端縁9cに螺子挿
通孔9dを穿設している。尚、10は前記雁振り
板後端縁の挿通孔9dから棟材後端部へ螺挿する
螺子であり、11は前記屋根板上端折曲げ縁1b
を棟材側面へ螺着するための螺子である。
本考案に係る犬小屋の各部材構成は上述のよう
であつて、この犬小屋の屋根を組立てる手法を説
明すると、左右両側部において夫夫屋根板下端の
引掛け縁1aを側壁板上端の掛止片2aに引掛け
てから該屋根板を前後両妻板の円弧状上縁(円弧
枠)に沿つて左右対称形状に湾曲させた後に同屋
根板上端のL形折曲げ縁1bを棟材7の側片へ重
合し、折曲げ縁1bの外側から螺子11を棟材の
螺孔7aに螺挿して各屋根板上端部を棟材に螺着
する。そうして後に左右両屋根板上端縁と棟材と
の重合部上より雁振り板9を冠せて雁振り板の嵌
合片9aを前記重合部に外嵌すると共に、雁振り
板前端の引掛け片9bを棟材と屋根板との前端に
引掛けて該雁振り板下縁を屋根板上面に押し付け
てから、雁振り板後端縁9cの螺子挿通孔9dよ
り螺子10を棟材後端へ螺挿し雁振り板を締付け
固定する。
であつて、この犬小屋の屋根を組立てる手法を説
明すると、左右両側部において夫夫屋根板下端の
引掛け縁1aを側壁板上端の掛止片2aに引掛け
てから該屋根板を前後両妻板の円弧状上縁(円弧
枠)に沿つて左右対称形状に湾曲させた後に同屋
根板上端のL形折曲げ縁1bを棟材7の側片へ重
合し、折曲げ縁1bの外側から螺子11を棟材の
螺孔7aに螺挿して各屋根板上端部を棟材に螺着
する。そうして後に左右両屋根板上端縁と棟材と
の重合部上より雁振り板9を冠せて雁振り板の嵌
合片9aを前記重合部に外嵌すると共に、雁振り
板前端の引掛け片9bを棟材と屋根板との前端に
引掛けて該雁振り板下縁を屋根板上面に押し付け
てから、雁振り板後端縁9cの螺子挿通孔9dよ
り螺子10を棟材後端へ螺挿し雁振り板を締付け
固定する。
本考案は上述のような構成であつて、次のよう
な作用効果がある。
な作用効果がある。
対称形一対の左右両屋根板の各下端折曲げ引掛
け片1aを側壁板上端掛止片2aに引掛けてから
各屋根板を夫夫前後両妻板の円弧枠上に沿つて湾
曲させ、各上端L形折曲げ縁1bを棟材両側片へ
重合させ、該重合部外側から夫夫螺子11を棟材
の螺孔7aに螺挿して各屋根板上端部を棟材に螺
着することにより、屋根を上方へ膨出させて蒲鉾
形に形成できるから屋根下に空間部を広く確保す
ることができ、周壁板の上端部に沿つて天井板を
張設することにより、屋根板と天井板及び前後両
妻板間に空室を形成さすことができ、この空室を
物品収納室として利用することができると共に、
該空室内の空気層により保温断熱の効果を生じて
屋根上からの暑熱、寒冷の熱伝導を緩和して犬小
屋内の温度の変化を和げることができる。
け片1aを側壁板上端掛止片2aに引掛けてから
各屋根板を夫夫前後両妻板の円弧枠上に沿つて湾
曲させ、各上端L形折曲げ縁1bを棟材両側片へ
重合させ、該重合部外側から夫夫螺子11を棟材
の螺孔7aに螺挿して各屋根板上端部を棟材に螺
着することにより、屋根を上方へ膨出させて蒲鉾
形に形成できるから屋根下に空間部を広く確保す
ることができ、周壁板の上端部に沿つて天井板を
張設することにより、屋根板と天井板及び前後両
妻板間に空室を形成さすことができ、この空室を
物品収納室として利用することができると共に、
該空室内の空気層により保温断熱の効果を生じて
屋根上からの暑熱、寒冷の熱伝導を緩和して犬小
屋内の温度の変化を和げることができる。
又、棟材7の前端部を前面妻板前方へ延長突出
させて架設すると共に、該棟材延長部に沿つて両
側屋根板の前端上部をも前方へ突出させているか
ら、この屋根突出部が前面庇を構成し、犬小屋の
格子窓と格子戸との上縁に沿つて別の庇を穿設す
る必要がなく、工作上において有利である。
させて架設すると共に、該棟材延長部に沿つて両
側屋根板の前端上部をも前方へ突出させているか
ら、この屋根突出部が前面庇を構成し、犬小屋の
格子窓と格子戸との上縁に沿つて別の庇を穿設す
る必要がなく、工作上において有利である。
尚、左右両屋根板の各上端折曲げ縁を棟材両側
片に夫夫重合させて該重合部において螺着連結し
た棟部上へ円弧状の雁振り板を冠装し、該雁振り
板内部の嵌合片9aを屋根板と棟材との重合部に
外嵌するので雁振り板が左右にぐらつかなく、そ
の上に雁振り板の前端を棟材と屋根板との前端に
掛止し後端を棟材後端に螺着固定するので、雁振
り板が棟部上へ確実堅固に冠着し、棟部において
前記三部材の連結が堅固であるから強力な屋根を
構成できると共に、雁振り板により棟部の水切り
を良好にする。
片に夫夫重合させて該重合部において螺着連結し
た棟部上へ円弧状の雁振り板を冠装し、該雁振り
板内部の嵌合片9aを屋根板と棟材との重合部に
外嵌するので雁振り板が左右にぐらつかなく、そ
の上に雁振り板の前端を棟材と屋根板との前端に
掛止し後端を棟材後端に螺着固定するので、雁振
り板が棟部上へ確実堅固に冠着し、棟部において
前記三部材の連結が堅固であるから強力な屋根を
構成できると共に、雁振り板により棟部の水切り
を良好にする。
第1図は本考案に係る犬小屋の右側屋根部を分
解してその全容を示した斜視図、第2図は同犬小
屋の屋根中央部を左右方向に縦断して前方を視た
状態を示す要部の縦断面図、第3図は同屋根の棟
前端部の中心線上縦断面を示す要部断面図、第4
図は同屋根の棟材と妻板との螺着部における棟部
縦断面図、第5図は同屋根棟後端部の中心線上縦
断面を示す要部断面図である。 1……屋根板、1a……引掛け縁、1b……L
形折曲げ縁、2……側壁板、2a……掛止片、3
……前壁板、4……前面妻板、5……後面妻板、
6……天井板、7……棟材、8……螺子、9……
雁振り板、9a……嵌合片、9b……引掛け片、
10,11……螺子。
解してその全容を示した斜視図、第2図は同犬小
屋の屋根中央部を左右方向に縦断して前方を視た
状態を示す要部の縦断面図、第3図は同屋根の棟
前端部の中心線上縦断面を示す要部断面図、第4
図は同屋根の棟材と妻板との螺着部における棟部
縦断面図、第5図は同屋根棟後端部の中心線上縦
断面を示す要部断面図である。 1……屋根板、1a……引掛け縁、1b……L
形折曲げ縁、2……側壁板、2a……掛止片、3
……前壁板、4……前面妻板、5……後面妻板、
6……天井板、7……棟材、8……螺子、9……
雁振り板、9a……嵌合片、9b……引掛け片、
10,11……螺子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 直方体状犬小屋の前後両壁板上に半円状の前
後両妻板4,5を対立させ、該両妻板の各頂点
間に溝形棟材7を架着し、左右両側壁板2,2
の各上端縁に下端縁を掛止した左右両屋根板
1,1を夫夫前記両妻板の円弧状上縁に沿つて
湾曲させ、同両屋根板の各上端縁に曲成したL
形折曲げ縁1bを前記棟材の左右両側片に重合
させて該重合部適所において螺着し、前記三部
材重合棟部上に冠装した雁振り板9を棟材7に
固定した犬小屋の屋根。 (2) 棟材7の前端部を前記妻板上から前方へ延長
突設すると共に、左右両屋根板1,1の前端上
部をも棟材延長部に沿つて妻板前方へ突出させ
た実用新案登録請求の範囲第1項記載の犬小屋
の屋根。 (3) 雁振り板9を断面円弧状に形成し、該雁振り
板の円弧面内部の適所にコ字形嵌合片9aを付
設し、該嵌合片を屋根板と棟材との重合部上に
嵌着すると共に、同雁振り板前端に設けた引掛
け片9bを棟材と屋根板前端に掛止し、同雁振
り板後端縁9cを棟材後端に螺着固定した実用
新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の犬
小屋の屋根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1179583U JPS59119153U (ja) | 1983-01-29 | 1983-01-29 | 犬小屋の屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1179583U JPS59119153U (ja) | 1983-01-29 | 1983-01-29 | 犬小屋の屋根 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59119153U JPS59119153U (ja) | 1984-08-11 |
JPS6335571Y2 true JPS6335571Y2 (ja) | 1988-09-21 |
Family
ID=30143218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1179583U Granted JPS59119153U (ja) | 1983-01-29 | 1983-01-29 | 犬小屋の屋根 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59119153U (ja) |
-
1983
- 1983-01-29 JP JP1179583U patent/JPS59119153U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59119153U (ja) | 1984-08-11 |
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