JP2003336372A - バルコニー - Google Patents

バルコニー

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JP2003336372A
JP2003336372A JP2002148451A JP2002148451A JP2003336372A JP 2003336372 A JP2003336372 A JP 2003336372A JP 2002148451 A JP2002148451 A JP 2002148451A JP 2002148451 A JP2002148451 A JP 2002148451A JP 2003336372 A JP2003336372 A JP 2003336372A
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balcony
peripheral wall
plate
door
attached
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JP2002148451A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Nobuhara
徹二 延原
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Seiko Sangyo Co Ltd
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Seiko Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床面積が十分広く取れないようなバルコニー
であっても自由空間を広く確保できるようにする事を課
題とする。 【解決手段】建物外壁に突出形成されたバルコニー用床
基礎の周縁に沿って設けられる周壁10aの少なくとも
一部に、物品収納空間部20を形成した事を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンションなどの
集合住宅や一戸建て住宅に設けられるバルコニーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、外壁にバルコニーを設けた建
物が広く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常のプレ
ハブ住宅などでは、バルコニーが設けられていても、観
賞植物などの植木鉢やプランタンなどの物品を置けば、
自由空間が著しく減少し、バルコニーとして有効に利用
することができなくなる場合が多いといった問題があっ
た。
【0004】このような問題は、十分に広い床面積をも
つバルコニーであっても種々物品を載置すれば同様に生
じ得る。この発明は、上記問題点を解消し、床面積が十
分広く取れないようなバルコニーであっても自由空間を
広く確保できるようにする事を課題としてなされたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、建物
外壁に突出形成されたバルコニー用床基礎の周縁に沿っ
て設けられる周壁の少なくとも一部に、物品収納空間部
を形成したものである。
【0006】したがって、このバルコニーによれば、周
壁の一部あるいは全体がそのまま収納部となるので、従
来バルコニーの床面に置くしかなかった物品を周壁内に
収納しておく事ができ、バルコニーの床面を広く使用可
能となるのである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1のバルコニー
において周壁の物品収納空間部のバルコニーの内側に対
面する面に開閉扉が設けられてなるものである。したが
って、不使用時は扉を閉めることによって、外観をすっ
きりさせることができ、また、収納物品を雨水などから
保護する事ができる。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2のバル
コニーの周壁内に、バルコニー側へ張出して組立てられ
る棚状部材が折り畳み収納されてなるものである。した
がって、必要に応じて、棚部材を棚状に広く張り出させ
る事ができるので、これを植木鉢などの載置台や、テー
ブルなどとして利用することも出来る。
【0009】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
バルコニーの周壁の上部に、手摺が取付けられてなるも
のである。ここに上部とは、バルコニー周壁の上面およ
び上面近傍の内外側面を言う。従って、任意の手摺を取
り付けることによってバルコニーの意匠性並びに安全が
確保される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実
施の形態であるバルコニーの周壁部分の分解斜視図、図
2は周壁部分の、縦方向中間部省略の縦断面図、図3は
支柱部分の要部のみの横断面図である。
【0011】図1〜3において、10はこの発明の実施
の形態であるバルコニーを示し、図示は省略されている
が建物の外壁に設けられた腕木やフレームに取付けられ
た支持柱11に、バルコニー10の正面及びのその両側
の周壁10aを支持する柱部材15…が取り付けられて
いる。
【0012】柱部材15、15は、周壁10aの厚さ方
向の幅を有した側板15a、15aから組み立てられ、
支柱11をサンドイッチ状に挟んだ側板15a、15a
をボルト16、ナット17(図3)で締結することによ
り設けられる。また、この側板15aには例えばスキー
板やサーフィンボード、釣竿など長尺物品(図示せず)を
収納することが出来るように、それらの貫通用窓孔15
bが設けられている。
【0013】この柱部材15の周壁外面側には、化粧カ
バー12が図1、図2に示すようにビス18…により取
り付けられている。また、柱部材15間には桁材13が
架け渡され、両端が柱部材15を構成する側板15aの
側面にビス18で固定されている。
【0014】この桁材13の側板15aへのビス止め
は、側板15a側から挿通したビスを桁材13裏面に形
成されたビス留め用の2条のリブ18a、18a(図
2、図3参照)間にねじ込むことによって行われる。
【0015】この桁材13には、適宜間隔毎に係合孔2
9…が穿設され、この係合孔29にフック28が係止さ
れ、物品を吊下げておく事が出来る用にされている。ま
た、柱部材15の上端間には天井材19aが、また、下
端間に床板材19bが同様にビス18で取り付けられ、
一対の柱部材15、15とで空間部20が形成されるよ
うにされている。
【0016】上記天井材19a、床板材19bの柱部材
15に対するビス止めも、桁材13の止着と同様それぞ
れの材19a、19b裏面に形成されたビス留め用の2
条のリブ18a、18a間にねじ込むことによって行わ
れる。
【0017】この空間部20の開閉扉14は、図示例の
場合は把手14aを有する観音開きの開閉扉とされ、柱
部材15近傍の天井板19aと床板材19bにヒンジ軸
21が貫通され、このヒンジ軸21を中心として開閉扉
14が開閉動作するように構成されている。
【0018】なお、図1に示した扉の右奥方側の周壁1
0aにも、点線で示すように開閉扉14が設けられてい
る。そして、天井板19aあるいは床板材19bには扉
の当て板22、22が取り付けられ、扉の閉鎖位置の位
置決めが出来るようにされている。この位置決め構造
は、右奥方側の扉14についても同様とされている。
【0019】また、図1のさらに右奥方に示すように、
空間部20として開閉扉14を設けず、内部に物品を載
置できる棚板30だけを設けた構造としても良い。そし
て、天井板19aの上面には笠木23が被せて配置さ
れ、さらに金属製支持金具24を介して手摺25が取り
付けられている。金属製支持金具24は、笠木23の裏
面から座金部材26を当てがい、ビス18で止着され、
座金部材26により取付強度が補強されている。
【0020】また、図1の右側に示す周壁部10aに
は、化粧カバーとして孔明板27が取付けられ、この部
分はバルコニー10の通気口とされている。従って、こ
のバルコニーによれば、図4に示すように外観は、従来
のものと全く変わりがないが、内観は図5に示すよう
に、開閉扉14を開放すれば、その中に種々の物品を収
納しておくことができて、バルコニーの床面35がそれ
だけ広く使用可能となるのである。
【0021】上記実施の形態として、中空状の周壁10
a内に物品吊下用のフック28を設けた場合を示した
が、図6に示すように棚板30を設ける構成としてもよ
い。図6において、棚板30は下面に直角三角形状の支
持板31が設けられ、この支持板31の直立辺に突設し
たコ字状舌片32、32を化粧カバー12裏面に沿って
配置された縦材33に形成した係合孔34に差し込んで
係合することにより取り付けられている。また、縦材3
3は図7に示すように型材とされ、縦方向に幾つかの係
合孔34…が一定ピッチで設けられ、任意の係合孔34
を選択する事により棚板30の高さを調節することが可
能とされている。
【0022】また、開閉扉14には、図8に示すように
テーブル板36を折り畳み自在に設け、同様に折り畳み
自在に軸支した支持板37によって水平に起こしたテー
ブル板36を図示のように支持し、簡易テーブルとして
利用出来るようにしても良い。
【0023】なお、このテーブル板36と支持板37と
の関係は図9〜図12に示すような構成とされている。
即ち、図9に示す状態から図10に示すように扉14を
開き、支持板37を回動して突出させ、次いで扉14裏
面に畳まれているテーブル板36を図11に示すよう
に、いったん支持板37の上縁を越えて引き起こした
後、支持板37上に載置して水平に支持させるのであ
る。
【0024】なお、このテーブル板36、支持板37か
らなる折り畳み式のテーブル36ないし棚は、すべての
扉14に設けても良く、あるいは何れか一つの扉14の
みに設ける構成としてもよい。
【0025】また、バルコニーの構成部材として、施工
により組み立てる構造のものを示したが、図13に示す
ように内部が物品収納空間部20とされたプレハブの箱
状のユニット40としても良い。
【0026】このユニット40は、内部に棚、折り畳み
テーブルなどが予め設けられた箱状ケーシングからな
り、バルコニー10の基面周縁に突設されたボルト38
が床板19bに設けたボルト孔を挿通するように設置
し、ワッシャ39を嵌め、ナット41を締結することに
よって取りつけられている。なお、ユニット40同士の
接合は互いの端面部材同士15cを付き合わせて固定す
る構造とされるほか、互いに雌雄関係をなして嵌合する
接合段部(図示せず)を端面に設け、これらの組み合わせ
などにより接合されている。
【0027】一連に接合されたユニット40…の上面
に、笠木23がボルト42…によって固定され、さら
に、必要に応じ手摺25が取り付け金具24を介して取
り付けられる。
【0028】なお、この手摺25を笠木23上面に取り
つけた場合を示したが、周壁の上部内外側面に取付金具
を取付けるようにすることもできる。図14は周壁10
aをユニット方式とした場合の他の構成例であって、薄
箱状の周壁ユニット40を、バルコニー10周縁に沿っ
て下部留付金具43、上部連結金具44によって取り付
けるようにしたものであって、上部連結金具43には手
摺25用の支持金具24を一体に設け、ビス18により
手摺25を固定し、笠木を設けることなく手摺を取付け
る構造とされている。
【0029】なお、周壁ユニット40を一連に連接して
いく構造としては、周壁ユニット自体に雌雄関係をなす
連結金具を取付け、それらを順次接続していくことによ
って接合してもよく、また、別金具で連結しても良い。
【0030】図14において、周壁ユニット40は、内
部に棚板30が設けられ、そのそれぞれの棚板30に対
応して開閉扉14…を設けたものである。また、この開
閉扉14は、ステー45によりほぼ水平に張り出した状
態で支持可能とされており、開閉扉14自体も棚あるい
はテーブルなどとして利用可能とされている。
【0031】また、上記ステー45は開閉扉裏面に折畳
自在に取付けられ、開いたときには棚板の支持棒として
機能するように構成されている。なお、図13、図14
に示したユニット40についても図示のもの以外に内部
に吊下フック28、棚板30やテーブル板36など任意
の組み合わせとした構造としても良いことは言うまでも
ない。
【0032】また、物品収納空間部20をすべての周壁
に設ける場合について説明したが、一部分の周壁に付い
て物品収納空間部20を設けても良い。
【0033】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、バルコ
ニーの周壁に物品収納空間を設けたので、従来バルコニ
ーの床面に放置しておくしかなかったものが、周壁内に
収納出来る用になったので、バルコニー床面が広く使え
るようになり、狭い床面積のバルコニーであっても有効
に利用可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるバルコニーの分
解斜視図である。
【図2】周壁部分の中間部省略の縦断面図である。
【図3】周壁の支柱部分の要部横断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態におけるバルコニーの外
観斜視図である。
【図5】同バルコニーの内観斜視図である。
【図6】同バルコニーの物品収納空間部の他の構成例を
示す要部断面図である。
【図7】同バルコニーの棚板支持用縦部材の要部斜視図
である。
【図8】同バルコニーの物品収納空間部の他の構成例を
示す要部断面図である。
【図9】開閉扉にテーブル板を設けた場合の作動説明図
であり、開扉前の状態を示す。
【図10】同作動説明図であり、開扉時の状態を示す。
【図11】同作動説明図であり、開扉後テーブル板を起
こした時の状態を示す。
【図12】同作動説明図であり、テーブル板を支持板で
支持した状態を示す。
【図13】周壁をユニットで構成した場合の構成例を示
す要部斜視図である。
【図14】周壁をユニットで構成した場合の他の構成例
を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
10 周壁 11 支柱 12 化粧カバー 13 桁材 14 開閉扉 15 柱部材 20 物品収納空間部 28 フック 29 係合孔 30 棚板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物外壁に突出形成されたバルコニー用
    床基礎の周縁に沿って設けられる周壁の少なくとも一部
    に、物品収納空間部を形成した事を特徴とするバルコニ
    ー。
  2. 【請求項2】 請求項1のバルコニーにおいて周壁の物
    品収納空間部のバルコニーの内側に対面する面に開閉扉
    が設けられてなるバルコニー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のバルコニーの周壁内
    に、バルコニー側へ張出して組立てられる棚状部材が折
    り畳み収納されてなるバルコニー。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3のバルコニーの周壁
    の上部に、手摺が取付け可能とされてなるバルコニー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006063726A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Gnome:Kk 集成材製のフレームと、これを用いて構築した建造物
JP2006193931A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Bunka Shutter Co Ltd 建物の壁収納構造

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