JPH02157538A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、天井埋込カセット形空気調和機の空気分流機
に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の装置を第４図、第５図に示す、従来の天井埋込カ
セット形空気調和機は、天井面より露出する吸込パネル
２と天井内に埋込まれて送風機３と熱交換器４を内蔵す
るキャビネット本体１、および吹出パネル９、吹出パネ
ル９とキャビネット本体ｌを接続するダクト８より構成
されている。

室内空気は吸込パネル２より取り入れ、送風機８、熱交
換器４を通って、調和空気となり、キャビネット本体ｌ
前面に壜り付けた吹出フランジ１ｚに接続されている複
数の小径ダクト８に分流され、数箇所の吹出パネル９よ
り機外へ吹出す構造であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

小径の複数のダクト接続形の空気１４相機は、室内の温
度分布の向上のため、ダクト長さを長くとり、分散させ
るが、風損が増大し、風量が低下するため、ダクト長さ
を長くとれないという問題が生じる。このダクト長さを
長くしようとすると、送風機８を増速しなければならず
、即騒音アップとなり、室内の快適性を阻害し、好まし
くない。

本発明の目的は、このような欠点を改善し、異形な室内
等で、ダクト長さが長く必要な場合も送風機３の増速を
行うことなく設置できる快適性の高い空気調和機を提供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本目的を達成するために、風損の増大、風量の低下を防
ぐために、キャビネット本体１と数箇所の吹出パネル９
の間に中継ボックス７を設け、さらに中継ボックス７と
ギヤビネット本体１との間のダクトを従来のものより、
断面の大きな単一ダクトにすることにより、風損の増大
、風量の低下防止をはかったものである。

〔作用〕

ダクトの風損は、同一風量の場合ダクトの長さに比例し
、ダクトの径の５乗に反比例する。よって、小径の複数
のダクトを単一の大径のダクトにすることにより、風損
を小さくすることができる、キャビネット本体より中継
ボックスへの単一の大径のダクトの長さをＬｌ、中継ボ
ックスより吹出パネルへの小径の複数のダクトの長さを
Ｌとし、従来のキャビネット本体より吹出パネルへの小
径の複数のダクトで可能だった長さをＬ３とすると、大
径のＬｌの長さの風損は、小径のり、の長さでの風損よ
り大巾に小さくなり、その分だけ、小径のＬ２の長さと
することができ、Ｌ１＋Ｌ２は、Ｌ、より大きくするこ
とができる。

〔実施例〕

本発明の一実施例の断面構造図を第１図に示す。天井面
より露出する吸込パネル２と天井内Ｋｆｉ込まれて送風
機８と熱交換器４を内蔵するキャビネット本体１、大径
のダクト５と小径の複数のダクト８を接続することがで
きる中継ボックス７、複数の吹出パネル９および複数の
吹出パネル９と中継ボックス７を結ぶ小径の複数のダク
ト８、中継ボックス７とキャビネット本体１を結ぶ小径
の複数のダクト８の断面積の合計より大きい断面積をも
つ大径の単一ダクト５より構成される。室内空気は、吸
込パネル２より取り入れ、送風機３、熱交換器４を通っ
て、調和空気となり、キャビネット本体ｌ全面に取り付
けられた大径のダクト５を通って中継ボックス７に入る
。このとき、ダクト５は、十分大きいため、風損が大き
くなることはない。さらに中１４ボックス７より吹出パ
ネル９のボックス部に接続された複数の小条のダクト８
に分流し、風向調節羽根１０を利用して室内に吹出され
る。このとき、キャビネット本体１から中継ボックス７
への大径のダクト５の長さをＬ１中継ボックス７より吹
出パネル９への小径の複数のダクト８の長さをＬ１従来
、キャビネット本体１より吹出パネル９への小径の複数
のダクト８で可能だった長さをＬとすると、Ｌ＋Ｌの長
さはＬ２と同じ小径ダクトにてキャビネット本体ｌと吹
出パネル９を結んだＬ３より同じダクトの風損では長く
することができるため、キャビネット本体１の送風機８
を増速することなくダクトの長さを長くすることができ
るという効果がある。よって、騒音を増大させることな
く、快適な空調を行うことができる。他の実施例の断面
構造図を第８図に示す。

上記実施例の中継ボックス７に加圧用送風機６を組み込
むことにより、小径のタリト８の長さＬ２はさらに長く
することができる。この中継ボックス７は、天井内に収
められているため、騒音が増大するという影響は小さい
。また、この加圧分の風損を利用して、風損をかえるこ
となく高性能フィルタ等を組み込むこともでき、より快
適な空調を行うことができる。なお、大径のダクト５は
、所定面積を有した、矩形状のダクトに置き換えても、
同様の効果を得ることも可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、キャビネット本体の送風機を増速する
ことなくダクトの長さを長くすることができるという効
果がある。よって１・減音を増大させることなく快適な
空調を行うことができる。また、中継ボックスに加圧用
送風機を組み込むことにより、小径のダクトの長石をさ
らに長くすることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の断面構造図、第２図は第
１図の上面図、第８図は第１図の中継ボックスに加圧用
送風機を組み込んだ断面構造図、第４図は従来の装置を
示した断面構造図、第５図は第４図の上面図である。 １・°°中キャビネット本体　２・・・吸込パネル８・
・・送風機　　虫・・・熱交換器　　５・・・大径ダク
ト６・・・加圧送風機　　７・・・中継ボックス　　８
・・・小径ダクト　　９・・・吹出パネル　　ｌＯ・・
・風向調節羽根　　１１・・・電動機　　１２・・・吹
出フランクＷ・・・空気の流れ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、吸込口、熱交換器、ドレンパン、送風機を内蔵する
   冷却又は加熱ユニットと中継ボックスを同一平面状に各
   々据付け、その間を断面積の大きな単一ダクトで接続し
   、さらに中継ボックスと同一平面状に吹出パネルを数箇
   所据付け、その間を小径の複数のダクトで接続したこと
   を特徴とする天井埋込カセット形空気調和機。 ２、請求項１記載の中継ボックスに加圧用送風機を組込
   み可能にしたことを特徴とする天井埋込カセット形空気
   調和機。