JPH0215615Y2 - - Google Patents

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JPH0215615Y2
JPH0215615Y2 JP256185U JP256185U JPH0215615Y2 JP H0215615 Y2 JPH0215615 Y2 JP H0215615Y2 JP 256185 U JP256185 U JP 256185U JP 256185 U JP256185 U JP 256185U JP H0215615 Y2 JPH0215615 Y2 JP H0215615Y2
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circuit
material feeding
reversible motor
reversible
logic
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動昇降装置付超仕上かんな盤に係
り、特に安全性を向上するのに好適な回路を備え
た自動昇降装置付超仕上かんな盤に関するもので
ある。
従来の自動昇降装置付超仕上かんな盤において
は、分定の異なる材料、反りまたはうねりのある
材料を送材すると、送材中に送材負荷が増大し、
場合によつては送材ベルトを駆動する第1の可逆
電動機が過負荷状態あるいは拘束状態となつて停
止してしまうことがあつた。このため、第1の可
逆電動機を焼損させたり、送材ベルトを劣化させ
たり、または、機械的ストレスが加わるなどの問
題があつた。このため、このような状態を解除す
るには、作業者が電源スイツチあるいは運転スイ
ツチを操作して第1の可逆電動機への電力供給を
遮断しなければならず、作業者への負担が大きか
つた。
本考案は上記に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、第1の可逆電動機が過負荷あ
るいは拘束状態になつたときには自動的に第1の
可逆電動機を停止させ、かつ、送材路を広げるこ
とができる自動昇降装置付超仕上かんな盤を提供
することにある。
本考案の特徴は、送材ベルトを駆動する第1の
可逆電動機の駆動を制御する駆動制御回路と、上
記送材ベルトあるいはかんな刃を有するヘツドを
昇降機構を介して昇降させる第2の可逆電動機を
正逆転して上記ヘツドを昇降せしめる上昇回路お
よび下降回路と、上記第1の可逆電動機の回転速
度を検出する回転速度検出手段と、この回転速度
検出手段のパルス出力の周期幅T0とあらかじめ
設定したパルス出力の周期幅T1とを比較してT0
>T1のときに出力を発する比較回路と、この比
較回路の出力を受けて上記駆動制御回路を消勢す
るとともに設定時間T2の間上記上昇回路を動作
させる時間規制回路とを備え、上記駆動制御回路
動作中に上記第1の可逆電動機の回転が停止寸前
か停止状態になつたときに上記駆動制御回路を消
勢するとともに、上記第2の可逆電動機を設定時
間T2の間上昇駆動させるようにした構成とした
点にある。
以下本考案を第1図〜第3図に示した実施例お
よび第4図を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案の自動昇降装置付超仕上かんな
盤の一実施例を示す概略構成正面図である。第1
図においては、ベース1の上部にかんな刃2を有
するテーブル3が設けてあり、テーブル3にはコ
ラム4が嵌合しており、コラム4には第2の可逆
電動機5に連動するフイードスクリユー6により
昇降可能なヘツド7を係合してある。ヘツド7に
は木材12を送材する送材ベルト8が設けてあ
り、送材ベルト8は駆動ローラ9によつて駆動さ
れる。10は従動ローラである。駆動ローラ9
は、第1の可逆電動機11により図示していない
動力伝達手段を介して回転可能に設けてある。し
たがつて、可逆電動機11を駆動し、駆動ローラ
9を回転させることにより送材ベルト8を回転さ
せ、木材12を送材することができる。また、可
逆電動機5を正、逆転させることにより、ヘツド
7を昇降させることができる。
第2図は第1図には図示を省略してある可逆電
動機11の回転速度を検出する回転速度検出手段
の一実施例を示す構成図で、aは正面図、bは平
面図であり、駆動ローラ9の軸9aの適所に固着
したエンコーダ13と、エンコーダ13のスリツ
トを検出するヘツド7の適所に固着した検出器1
4とで構成してある。
第3図は本考案の自動昇降装置付超仕上かんな
盤の制御回路の一実施例を示すブロツク図であ
り、第4図は第3図の動作を説明するためのタイ
ムチヤートで、第4図のa〜kは第3図の各部の
信号a〜kに対応している。
第3図において、電源ラインl1,l2,l3と可逆
電動機11のU1,V1,W1端子との間に直列に常
開リレー接点28aが接続してあり、リレー接点
28aが閉路したとき可逆電動機11が正転する
ようになつている。また、電源ラインl1,l2,l3
と可逆電動機5のU2,V2,W2端子との間に直列
に常開リレー接点29a,30aが接続してあ
り、リレー接点29aが閉路したとき可逆電動機
5が正転し、ヘツド7が上昇し、リレー接点30
aが閉路したとき可逆電動機5が逆転し、ヘツド
7が下降するようになつている。
次に、通常の木材の送材作業の場合の動作につ
いて説明する。まず、ヘツド7を昇降させ、木材
12の切削に適する位置にヘツド7を移動させ
る。次に、上昇スイツチ16をオンとすると、そ
の出力信号gは、第4図gに示してあるように論
理「L」から論理「H」に反転するから、それを
受けてOR回路23の出力信号hが第4図hに示
すように論理「L」から論理「H」に反転する。
この論理「H」の信号hにより増幅回路26を介
してリレーコイル29が励磁され、常開リレー接
点29aが閉路し、可逆電動機5が正転する。し
たがつて、ヘツド7が上昇する。このとき、常閉
リレー接点29bが開路し、リレーコイル30と
直流電源Vcc間の接続が遮断される。したがつて、
リレーコイル29が励磁されている間にリレーコ
イル30が励磁されることはない。ヘツド7の上
昇を停止させるには、上昇スイツチ16をオフと
し、その出力信号gを論理「L」に反転させて、
OR回路23の出力信号hを論理「L」に反転さ
せ、リレーコイル29の励磁を停止する。このと
き、常開リレー接点29aが開路して可逆電動機
5への電力供給が断たれ、ヘツド7の上昇が停止
し、同時に常閉リレー接点29bが閉路する。
ヘツド7を下降させる場合は、下降スイツチ1
7をオンし、その出力信号iを第4図iに示すよ
うに論理「L」から論理「H」に反転させ、増幅
回路27を介してリレーコイル30を励磁し、常
開リレー接点30aを閉路して可逆電動機5を逆
転させる。これによりヘツド7が下降する。この
とき、常閉接点30bが開路するから、リレーコ
イル29とVcc間の接続が遮断され、リレーコイ
ル30が励磁されている間はリレーコイル29が
励磁されることはない。ヘツド7の下降を停止さ
せるときは、下降スイツチ17をオフし、出力信
号iを論理「L」に反転させてリレーコイル30
の励磁を停止し、常開リレー接点30aを開路さ
せて可逆電動機5への電力供給を遮断する。この
とき、常閉リレー接点30bは閉路し、リレーコ
イル29とVcc間が接続され、リレーコイル29
の励磁が可能になる。
以上のように、上昇スイツチ16、下降スイツ
チ17を操作することによりヘツド7を昇降さ
せ、木材12の切削に適する位置にヘツド7を移
動することができる。
次に、ヘツド7を木材12の切削に適する位置
移動した後に木材12を送材して切削する作業を
する場合の動作について説明する。運転スイツチ
15をオンとし、その出力信号aを第4図aに示
すように論理「L」から論理「H」に反転させ
る。このときの信号の立ち上りで正転駆動回路1
9が動作し、その出力信号bが第4図bに示すよ
うに論理「L」から論理「H」に反転し、この信
号により増幅回路25を介してリレーコイル28
が励磁され、常開リレー接点28aが閉路し、可
逆電動機11が正転する。したがつて、送材ベル
ト8が回転し、木材12を送材路に送入すること
により送材され、木材12を切削することができ
る。
切削作業が終了したときは、停止スイツチ18
をオンする。これにより、第4図jに示すよう
に、論理「H」の短パルス信号jが出力され、こ
の出力信号jはOR回路24に接続してあるか
ら、OR回路24の出力信号kが第4図kに示し
てあるように論理「H」の短パルス信号となる。
この信号kにより正転駆動回路19がクリアさ
れ、その出力信号bは論理「H」から論理「L」
に反転し、この論理「L」の信号bによりリレー
コイル28の励磁が停止し、常開リレー接点28
aが開路し、可逆電動機11への電力供給が断た
れ、送材ベルト8の回転が停止する。
次に、木材12を切削作業中に送材ベルト8の
送材負荷が増大し、送材ベルト8の回転が停止寸
前か停止した場合の動作について説明する。な
お、この場合は、可逆電動機11が過負荷状態か
拘束状態となつている。
このとき、検出器14の出力信号cは、第4図
cに示すように、パルス周期T0があらかじめ設
定した時間T1以上となる。したがつて、再トリ
ガ可能のタイマー20の出力信号dは、第4図d
に示すように、検出器14の出力信号cの最後の
論理「L」から論理「H」への立ち上りから時間
T1後に論理「L」から論理「H」に反転する。
この論理「L」から論理「H」への立ち上りでD
フリツプフロツプ22は端子Dの入力信号、すな
わち、正転駆動回路19の出力信号bを端子Qか
らの出力eに伝達する。切削作業中は駆動制御回
路19の出力信号bは論理「H」であるから、D
フリツプフロツプ22のQ端子出力信号eは、第
4図eに示すように、論理「L」から論理「H」
に反転する。この論理「L」から論理「H」への
反転信号の立ち上りにより、あらかじめ設定した
時間T2の間、タイマー21の出力信号fが第4
図fに示すように論理「H」となる。この論理
「H」の信号fにより、OR回路23の出力信号
hが第4図hに示すように、また、OR回路24
の出力信号kが第4図kに示すように時間T2
間論理「H」となる。そして、論理「H」の出力
信号kにより正転駆動回路19がクリアされ、そ
れの出力信号bが論理「H」から論理「L」にな
り、リレーコイル28の励磁が停止し、常開リレ
ー接点28aが開路し、可逆電動機11への電力
供給が断たれる。また、OR回路23からの論理
「H」の信号hにより増幅回路26を介してリレ
ーコイル29が励磁され、常開リレー接点29a
が閉路し、可逆電動機5が時間T2の間正転し、
ヘツド7を上昇させる。
ここで、設定時間T1は、可逆電動機11の起
動遅延時間より大きくしてあり、かつ、拘束状態
となつても可逆電動機11が焼損しないように一
般に1〜3秒に設定してある。また、設定時間
T2は、作業者が容易に木材12を引き出せる位
置までヘツド7を上昇させるのに要する時間に設
定してある。
以上のように、木材12を送材中に送材ベルト
8が停止寸前か停止したときは、可逆電動機11
が過負荷状態か拘束状態となるが、このときは、
可逆電動機11への電力供給を自動的に遮断する
ようにしてあるので、可逆電動機11の焼損を防
止することができる。また、作業者が木材12を
容易に引き出せる位置までヘツド7を上昇させる
ようにしてあるので、木材12の切削作業を再開
することが簡単にできる。
なお、以上の説明において、運転スイツチ1
5、停止スイツチ18、正転駆動回路19、増幅
回路25、リレーコイル28、常開リレー接点2
8aが駆動制御回路となり、上昇スイツチ16、
増幅回路26、リレーコイル29、常開リレー接
点29a、常閉リレー接点29bが上昇回路とな
り、下降スイツチ17、増幅回路27、リレーコ
イル30、常開リレー接点30a、常閉リレー接
点30bが下降回路となり、エンコーダ13、検
出器14が回転速度検出手段、タイマー20が比
較回路、Dフリツプフロツプ22、タイマー2
1、OR回路23が時間規制回路となる。
また、上記した実施例では、一方向送材の自動
昇降付超仕上かんな盤について説明したが、木材
12を往復送材する場合は、正転駆動回路19を
正逆転駆動回路とし、正転信号、逆転信号をOR
回路を介してDフリツプフロツプ22の端子Dに
入力するようにすればよく、この場合は、可逆電
動機11の正転中、逆転中において同様の効果を
得ることができる。
また、実施例では、可逆電動機11の回転速度
を検出するのに駆動ローラ軸9aにエンコーダ1
3を設けたが、可逆電動機11の回転軸あるいは
可逆電動機11から駆動ローラ軸9aまでの動力
伝達機構部の適所に設けるようにしてもよい。
以上説明したように、本考案によれば、第1の
可逆電動機が過負荷あるいは拘束状態になつたと
きには自動的に第1の可逆電動機を停止させ、か
つ、送材路を広げることができるので、第1の可
逆電動機の焼損を防止でき、しかも、すみやかに
木材を引き出すことができ、かんな盤の安全性、
作業性を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動昇降装置付超仕上かんな
盤の一実施例を示す概略構成正面図、第2図は第
1図の可逆電動機の回転速度を検出する回転速度
検出手段の一実施例を示す構成図、第3図は本考
案の自動昇降装置付超仕上かんな盤の制御回路の
一実施例を示すブロツク図、第4図は第3図の動
作を説明するための第3図の各部信号のタイムチ
ヤートである。 2……かんな刃、4……コラム、5……第2の
可逆電動機、6……フイードスクリユー、7……
ヘツド、8……送材ベルト、9……駆動ローラ、
10……従動ローラ、11……第1の可逆電動
機、12……木材、13……エンコーダ、14…
…検出器、15……運転スイツチ、16……上昇
スイツチ、17……下降スイツチ、18……停止
スイツチ、19……正転駆動回路、20,21…
…タイマー、22……Dフリツプフロツプ、2
3,24……OR回路、25〜27……増幅回
路、28〜30……リレーコイル、28a〜30
a……常開リレー接点、29b,30b……常閉
リレー接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の可逆電動機により駆動される送材ベルト
    と該送材ベルトと対向するように設けたかんな刃
    との間に送材路を形成し、前記送材ベルトあるい
    は前記かんな刃を有するヘツドを第2の可逆電動
    機によつて駆動される昇降機構によつて昇降さ
    せ、前記送材路に前記送材ベルトの回転によつて
    材料を送り、前記かんな刃で切削加工を行う自動
    昇降装置付超仕上かんな盤において、前記第1の
    可逆電動機の駆動を制御する駆動制御回路と、前
    記第2の可逆電動機を正逆転して前記ヘツドを昇
    降せしめる上昇回路および下降回路と前記第1の
    可逆電動機の回転速度を検出する回転速度検出手
    段と、該回転速度検出手段のパルス出力の周期幅
    T0とあらかじめ設定したパルス出力の周期幅T1
    とを比較してT0>T1のときに出力を発する比較
    回路と、該比較回路の出力を受けて前記駆動制御
    回路を消勢するとともに設定時間T2の間前記上
    昇回路を動作させる時間規制回路とを備え、前記
    駆動制御回路動作中に前記第1の可逆電動機の回
    転が停止寸前か停止状態になつたときに前記駆動
    制御回路を消勢するとともに、前記第2の可逆電
    動機を設定時間T2の間上昇駆動させるようにし
    てあることを特徴とする自動昇降装置付超仕上か
    んな盤。
JP256185U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0215615Y2 (ja)

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