JPS627441Y2 - - Google Patents
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- JPS627441Y2 JPS627441Y2 JP1981108332U JP10833281U JPS627441Y2 JP S627441 Y2 JPS627441 Y2 JP S627441Y2 JP 1981108332 U JP1981108332 U JP 1981108332U JP 10833281 U JP10833281 U JP 10833281U JP S627441 Y2 JPS627441 Y2 JP S627441Y2
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- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は木工用超仕上かんな盤に係り、特に昇
降部材を被加工材の長手方向の厚さの差に応じて
自動的に昇降させるのに好適な構造の木工用超仕
上かんな盤に関するものである。従来の木工用超
仕上かんな盤においては、被加工材の厚さを検出
した後、被加工材をかんな刃を設けたテーブルと
送材ベルトを設けた昇降部材との間に形成される
送材路へ送入して加工する場合、被加工材の長手
方向に厚さの差が生じていて(携帯用電動工具で
荒仕上げを行つた被加工材にはほとんど長手方向
に厚さの差が生じている。その一具体例は後述す
る第7図に示してある。)、しかも、その厚さの差
が昇降部材の被加工材の厚さの差に応じて機械的
に自由に上下動できる限界値を超えると、被加工
材を送材するための適正な圧力が得られなくな
り、送材不能となつたり、または被加工材と送材
ベルト間でスリツプして加工面を傷つけて良好な
仕上げ面が得られなくなるという問題を生ずる。
降部材を被加工材の長手方向の厚さの差に応じて
自動的に昇降させるのに好適な構造の木工用超仕
上かんな盤に関するものである。従来の木工用超
仕上かんな盤においては、被加工材の厚さを検出
した後、被加工材をかんな刃を設けたテーブルと
送材ベルトを設けた昇降部材との間に形成される
送材路へ送入して加工する場合、被加工材の長手
方向に厚さの差が生じていて(携帯用電動工具で
荒仕上げを行つた被加工材にはほとんど長手方向
に厚さの差が生じている。その一具体例は後述す
る第7図に示してある。)、しかも、その厚さの差
が昇降部材の被加工材の厚さの差に応じて機械的
に自由に上下動できる限界値を超えると、被加工
材を送材するための適正な圧力が得られなくな
り、送材不能となつたり、または被加工材と送材
ベルト間でスリツプして加工面を傷つけて良好な
仕上げ面が得られなくなるという問題を生ずる。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、被加工材の長手方向の厚さの差が大きくて
も、それに応じて昇降部材を自動的に昇降させる
ことができ、常に被加工材を送材加工するのに適
正な圧力を維持することができる木工用超仕上か
んな盤を提供することにある。
くし、被加工材の長手方向の厚さの差が大きくて
も、それに応じて昇降部材を自動的に昇降させる
ことができ、常に被加工材を送材加工するのに適
正な圧力を維持することができる木工用超仕上か
んな盤を提供することにある。
本考案の特徴は、被加工材を送材するときに送
材路の間隔を適正な間隔とする送材路間隔自動設
定手段のほかに、昇降部材の移動量検出手段と、
送材中に上記被加工材の長手方向の厚さの変化に
より、上記昇降部材が機械的に自由に上下動でき
る範囲で上下移動したときの上記移動量検出手段
からの出力信号を受けて、上記昇降部材が上下い
ずれの方向に移動したかを判別する上下動判別手
段と、この上下動判別手段の出力により上記昇降
部材を昇降させる可逆電動機を所定時間駆動し、
上記昇降部材を上記被加工材の長手方向の厚みの
変化方向に応じて昇降させる手段とを具備する構
成とした点にある。
材路の間隔を適正な間隔とする送材路間隔自動設
定手段のほかに、昇降部材の移動量検出手段と、
送材中に上記被加工材の長手方向の厚さの変化に
より、上記昇降部材が機械的に自由に上下動でき
る範囲で上下移動したときの上記移動量検出手段
からの出力信号を受けて、上記昇降部材が上下い
ずれの方向に移動したかを判別する上下動判別手
段と、この上下動判別手段の出力により上記昇降
部材を昇降させる可逆電動機を所定時間駆動し、
上記昇降部材を上記被加工材の長手方向の厚みの
変化方向に応じて昇降させる手段とを具備する構
成とした点にある。
以下本考案を第1図ないし第4図に示した実施
例および第5図ないし第7図を用いて詳細に説明
する。第1図は本考案の超仕上かんな盤の一実施
例を示す正面図である。第1図において、1はベ
ース、2はテーブル、3はテーブル2に設けたか
んな刃である。かんな刃3の上方には、一対のコ
ラム4で支えられていて、昇降ネジ5および昇降
用可逆電動機6により昇降可能とした昇降部材7
が設けてあり、その間に送材路を形成している。
昇降部材7には、図示しない可逆電動機によつて
回転駆動される駆動ローラ8が設けてあり、さら
に、従動ローラ9が設けてあつて、駆動ローラ8
と従動ローラ9との間には送材ベルト10が巻き
掛けてある。第2図は第1図のA部詳細断面図
で、昇降ネジ5の下部には雌ネジ11が螺合しあ
つて、雌ネジ11の上方には、被加工材を送材す
るために必要な適正圧力を得るための弾器12が
設けてあり、弾器12はテーブル2にアジヤスト
ナツト13をネジ込むことによつて押圧されてお
り、これらによつてクツシヨン機構を構成してい
る。このクツシヨン機構は、被加工材の厚さを検
出してテーブル2と送材ベルト10との間の間隔
を設定した後被加工材を送入したとき、昇降部材
7、昇降ネジ5および雌ネジ11とがある一定値
浮上し、弾器12が作用して、被加工材を送材す
るのに適正な圧力が得られるようになつている。
また、第1図において、コラム4の横方向の適所
には、被加工材の厚さの変化に応じて昇降部材7
が移動するとその移動量を示すエンコーダ14が
設けてあつて、ベース1またはテーブル2の適所
には、第3図に示すように、エンコーダ14の両
側の位相の異なる溝をそれぞれ検出する検出器1
5,16が設けてある。検出器15,16として
は、最も簡単なものとして対向式光電スイツチが
ある。また、従動ローラ9と駆動ローラ8との下
方には、それぞれ被加工材の有無を検出する材料
検出器17,18が設けてあり、その出力は通常
論理“0”で、被加工材が通過中は論理“1”と
なるようにしてある。19は被加工材である。第
4図は本考案の超仕上かんな盤の電気回路の一実
施例を示すブロツク図である。第4図において、
15,16は検出器(第1図参照)、20は検出
器15,16よりの信号を受けて位相を判別する
位相判別器で、最も簡単なものとしてフリツプフ
ロツプ回路がある。21は検出器16よりの信号
の立上りを微分する微分回路、22,24,25
はインバータ回路、23,33は3入力をもつア
ンド回路、26,27はa入力が論理“1”のと
きb入力信号の立上り(あるいは立下り)で動作
するタイマー回路、28,29はリレー(コイ
ル)で、必要によつてはタイマー回路26,27
の出力信号を増幅する回路を設けるようにする。
28a,29aはそれぞれリレー28,29の常
開接点である。30は三相交流電源、6は昇降用
可逆電動機(第1図参照)、17,18は木材検
出器(第1図参照)、31は板厚検出を終了する
と出力が論理“1”となる板厚検出終了信号発生
器、32は木材検出器17,18の出力信号のオ
アをとるオア回路である。第5図、第6図は第4
図の動作を説明するためのタイムチヤートで、A
〜Hはそれぞれ第4図に示した信号A〜Hに対応
させてある。第1図に示した超仕上かんな盤にお
いて、被加工材19を加工する場合を考える。被
加工材19が、第7図aに示すようにh1<h2であ
り、いま、これを左端より送材するとき、被加工
材19の厚さを検出して、テーブル2と送材ベル
ト10との間の間隔を設定して送材するのに適正
な圧力が得られるが、被加工材19の厚さが厚さ
h1のところで検出されているから、送材が進むに
つれて被加工材19の厚さが増加したとき、昇降
部材7も同時に自由に昇降できる範囲で上昇す
る。このとき、エンコーダ14が昇降部材7と同
時に移動して、検出器15,16の出力信号A,
Bが第5図のa,bに示すように変わる。この場
合は、信号Aが信号Bよりも位相が進んでいるの
で、位相判別器20の出力信号は論理“0”であ
り、タイマー回路27は動作不能状態となる。一
方、インバータ回路22を通つた信号Dは論理
“1”であるから、タイマー回路26は動作可能
状態となる。昇降部材7の浮上が、第5図aに示
すように、s1よりs2までの間続くとすれば、その
間に信号Bの立上りは、第5図bに示すように2
回あるので、微分回路21の出力信号Eは、第5
図eに示すようになる。この出力信号Eの立上り
(または立下り)により、タイマー回路26の出
力Gが第5図gに示すように反転して論理“1”
となり、リレーコイル28が励磁されて、それの
常開接点28aが閉路して、昇降用可逆電動機6
が正転して昇降部材7(第1図参照)が上昇す
る。昇降部材7が上昇する時間は、タイマー回路
26にあらかじめセツトされた時T1であり、微
分回路21の出力信号Eの単パルスの立上り(ま
たは立下り)からT1秒後にタイマー回路26の
出力Gが反転して論理“0”に戻ると、リレーコ
イル28の励磁が停止し、常閉接点28aが開路
して昇降用可逆電動機6が停止し、昇降部材7の
上昇が停止する。次に被加工材19が第7図bに
示すようにh1>h2である場合には、被加工材19
の送材が進むにつれて、昇降部材7は最初に被加
工材19が送材された時点より自由下降する。こ
のとき、エンコーダ14も昇降部材7と同時に下
降して、検出器15,16からの出力信号A,B
は、それぞれ第6図a,bに示すように変わる。
この場合には、信号Aが信号Bよりも位相が遅れ
ているので、位相判別器20の出力信号Cは論理
“1”であり〔第6図c〕、タイマー回路27のみ
が動作可能状態となる。以下の動作は、上記した
被加工材19の厚さがh1>h2の場合と同様で、タ
イマー回路27の出力信号Hが論理“1”である
T2秒だけ〔第6図h〕、昇降用可逆電動機6が逆
転し、昇降部材7が下降する。なお、アンド回路
23は、タイマー回路26および27のそれぞれ
の出力信号G,Hのいずれかが論理“1”である
とき、すなわち、昇降部材7が被加工材19の厚
さに追従している間は、微分回路21の出力信号
Eを伝えないように働くので、追従中に検出器1
5,16がエンコーダ14から読み取る信号によ
りタイマー回路26,27が動作することはな
い。また、第4図から明らかなように、板厚検出
作業が終了し、被加工材19を送材路へ送入し
て、木材検出器17,18のそれぞれの出力信号
の両方またはいずれか一方が論理“1”となり、
オア回路32の出力が論理“1”となつたとき、
初めて微分回路21の出力信号Eがタイマー回路
26および27のトリガ信号として働くようにな
る。
例および第5図ないし第7図を用いて詳細に説明
する。第1図は本考案の超仕上かんな盤の一実施
例を示す正面図である。第1図において、1はベ
ース、2はテーブル、3はテーブル2に設けたか
んな刃である。かんな刃3の上方には、一対のコ
ラム4で支えられていて、昇降ネジ5および昇降
用可逆電動機6により昇降可能とした昇降部材7
が設けてあり、その間に送材路を形成している。
昇降部材7には、図示しない可逆電動機によつて
回転駆動される駆動ローラ8が設けてあり、さら
に、従動ローラ9が設けてあつて、駆動ローラ8
と従動ローラ9との間には送材ベルト10が巻き
掛けてある。第2図は第1図のA部詳細断面図
で、昇降ネジ5の下部には雌ネジ11が螺合しあ
つて、雌ネジ11の上方には、被加工材を送材す
るために必要な適正圧力を得るための弾器12が
設けてあり、弾器12はテーブル2にアジヤスト
ナツト13をネジ込むことによつて押圧されてお
り、これらによつてクツシヨン機構を構成してい
る。このクツシヨン機構は、被加工材の厚さを検
出してテーブル2と送材ベルト10との間の間隔
を設定した後被加工材を送入したとき、昇降部材
7、昇降ネジ5および雌ネジ11とがある一定値
浮上し、弾器12が作用して、被加工材を送材す
るのに適正な圧力が得られるようになつている。
また、第1図において、コラム4の横方向の適所
には、被加工材の厚さの変化に応じて昇降部材7
が移動するとその移動量を示すエンコーダ14が
設けてあつて、ベース1またはテーブル2の適所
には、第3図に示すように、エンコーダ14の両
側の位相の異なる溝をそれぞれ検出する検出器1
5,16が設けてある。検出器15,16として
は、最も簡単なものとして対向式光電スイツチが
ある。また、従動ローラ9と駆動ローラ8との下
方には、それぞれ被加工材の有無を検出する材料
検出器17,18が設けてあり、その出力は通常
論理“0”で、被加工材が通過中は論理“1”と
なるようにしてある。19は被加工材である。第
4図は本考案の超仕上かんな盤の電気回路の一実
施例を示すブロツク図である。第4図において、
15,16は検出器(第1図参照)、20は検出
器15,16よりの信号を受けて位相を判別する
位相判別器で、最も簡単なものとしてフリツプフ
ロツプ回路がある。21は検出器16よりの信号
の立上りを微分する微分回路、22,24,25
はインバータ回路、23,33は3入力をもつア
ンド回路、26,27はa入力が論理“1”のと
きb入力信号の立上り(あるいは立下り)で動作
するタイマー回路、28,29はリレー(コイ
ル)で、必要によつてはタイマー回路26,27
の出力信号を増幅する回路を設けるようにする。
28a,29aはそれぞれリレー28,29の常
開接点である。30は三相交流電源、6は昇降用
可逆電動機(第1図参照)、17,18は木材検
出器(第1図参照)、31は板厚検出を終了する
と出力が論理“1”となる板厚検出終了信号発生
器、32は木材検出器17,18の出力信号のオ
アをとるオア回路である。第5図、第6図は第4
図の動作を説明するためのタイムチヤートで、A
〜Hはそれぞれ第4図に示した信号A〜Hに対応
させてある。第1図に示した超仕上かんな盤にお
いて、被加工材19を加工する場合を考える。被
加工材19が、第7図aに示すようにh1<h2であ
り、いま、これを左端より送材するとき、被加工
材19の厚さを検出して、テーブル2と送材ベル
ト10との間の間隔を設定して送材するのに適正
な圧力が得られるが、被加工材19の厚さが厚さ
h1のところで検出されているから、送材が進むに
つれて被加工材19の厚さが増加したとき、昇降
部材7も同時に自由に昇降できる範囲で上昇す
る。このとき、エンコーダ14が昇降部材7と同
時に移動して、検出器15,16の出力信号A,
Bが第5図のa,bに示すように変わる。この場
合は、信号Aが信号Bよりも位相が進んでいるの
で、位相判別器20の出力信号は論理“0”であ
り、タイマー回路27は動作不能状態となる。一
方、インバータ回路22を通つた信号Dは論理
“1”であるから、タイマー回路26は動作可能
状態となる。昇降部材7の浮上が、第5図aに示
すように、s1よりs2までの間続くとすれば、その
間に信号Bの立上りは、第5図bに示すように2
回あるので、微分回路21の出力信号Eは、第5
図eに示すようになる。この出力信号Eの立上り
(または立下り)により、タイマー回路26の出
力Gが第5図gに示すように反転して論理“1”
となり、リレーコイル28が励磁されて、それの
常開接点28aが閉路して、昇降用可逆電動機6
が正転して昇降部材7(第1図参照)が上昇す
る。昇降部材7が上昇する時間は、タイマー回路
26にあらかじめセツトされた時T1であり、微
分回路21の出力信号Eの単パルスの立上り(ま
たは立下り)からT1秒後にタイマー回路26の
出力Gが反転して論理“0”に戻ると、リレーコ
イル28の励磁が停止し、常閉接点28aが開路
して昇降用可逆電動機6が停止し、昇降部材7の
上昇が停止する。次に被加工材19が第7図bに
示すようにh1>h2である場合には、被加工材19
の送材が進むにつれて、昇降部材7は最初に被加
工材19が送材された時点より自由下降する。こ
のとき、エンコーダ14も昇降部材7と同時に下
降して、検出器15,16からの出力信号A,B
は、それぞれ第6図a,bに示すように変わる。
この場合には、信号Aが信号Bよりも位相が遅れ
ているので、位相判別器20の出力信号Cは論理
“1”であり〔第6図c〕、タイマー回路27のみ
が動作可能状態となる。以下の動作は、上記した
被加工材19の厚さがh1>h2の場合と同様で、タ
イマー回路27の出力信号Hが論理“1”である
T2秒だけ〔第6図h〕、昇降用可逆電動機6が逆
転し、昇降部材7が下降する。なお、アンド回路
23は、タイマー回路26および27のそれぞれ
の出力信号G,Hのいずれかが論理“1”である
とき、すなわち、昇降部材7が被加工材19の厚
さに追従している間は、微分回路21の出力信号
Eを伝えないように働くので、追従中に検出器1
5,16がエンコーダ14から読み取る信号によ
りタイマー回路26,27が動作することはな
い。また、第4図から明らかなように、板厚検出
作業が終了し、被加工材19を送材路へ送入し
て、木材検出器17,18のそれぞれの出力信号
の両方またはいずれか一方が論理“1”となり、
オア回路32の出力が論理“1”となつたとき、
初めて微分回路21の出力信号Eがタイマー回路
26および27のトリガ信号として働くようにな
る。
上記した本考案の実施例によれば、被加工材1
9の厚みを検出し、被加工材19を送材するとき
に、昇降部材7の被加工材19の厚みにならつた
機械的移動範囲内の移動量を昇降部材7と検出器
15,16により感知して、この検出器15,1
6からの出力信号A,Bにより、被加工材19の
厚さが増しているのか減つているのかを判別し、
その結果にもとずき、昇降部材7を昇降用可逆電
動機6により昇降せしめるようにしているため、
被加工材19が送材中に受ける圧力を常に適正な
圧力に保つことができ、被加工材19に適正な圧
力が得られないで送材不能になつたり、良好な仕
上げ面が得られなくなつたりするという問題を生
ずることがない。
9の厚みを検出し、被加工材19を送材するとき
に、昇降部材7の被加工材19の厚みにならつた
機械的移動範囲内の移動量を昇降部材7と検出器
15,16により感知して、この検出器15,1
6からの出力信号A,Bにより、被加工材19の
厚さが増しているのか減つているのかを判別し、
その結果にもとずき、昇降部材7を昇降用可逆電
動機6により昇降せしめるようにしているため、
被加工材19が送材中に受ける圧力を常に適正な
圧力に保つことができ、被加工材19に適正な圧
力が得られないで送材不能になつたり、良好な仕
上げ面が得られなくなつたりするという問題を生
ずることがない。
なお、上記した説明では、検出器16からの出
力信号Bの仕上りによりタイマー回路26,27
を動作させるようにしているが、エンコーダ14
とは別に新たなエンコーダを設けて、同様な動作
を行わせるようにしてもよく、同一の効果が得ら
れる。
力信号Bの仕上りによりタイマー回路26,27
を動作させるようにしているが、エンコーダ14
とは別に新たなエンコーダを設けて、同様な動作
を行わせるようにしてもよく、同一の効果が得ら
れる。
以上説明したように、本考案によれば、被加工
材の長手方向に厚さの差があつても、それに応じ
て昇降部材を自動的に昇降させることができ、常
に被加工材を送材加工するのに適正な圧力を維持
することができ、送材不能になつたり、良好な仕
上面が得られなくなつたりすることを防止できる
という効果がある。
材の長手方向に厚さの差があつても、それに応じ
て昇降部材を自動的に昇降させることができ、常
に被加工材を送材加工するのに適正な圧力を維持
することができ、送材不能になつたり、良好な仕
上面が得られなくなつたりすることを防止できる
という効果がある。
第1図は本考案の木工用超仕上かんな盤の一実
施例を示す正面図、第2図は第1図のA部詳細断
面図、第3図は第1図のエンコーダと検出器との
位置関係を示す図、第4図は本考案の超仕上かん
な盤の電気回路の一実施例を示すブロツク図、第
5図、第6図は第4図の動作を説明するための各
部信号のタイムチヤート、第7図は被加工材の状
態図である。 1……ベース、2……テーブル、3……かんな
刃、4……コラム、5……昇降ネジ、6……昇降
用可逆電動機、7……昇降部材、8……駆動ロー
ラ、9……従動ローラ、10……送材ベルト、1
1……雌ネジ、12……弾器、13……アジヤス
トナツト、14……エンコーダ、15,16……
検出器、17,18……木材検出器、19……被
加工材、20……位相判別器、21……微分回
路、22,24,25……インバータ回路、2
3,33……アンド回路、26,27……タイマ
ー回路、28,29……リレー(コイル)、28
a、29a……常開接点、30……三相交流電
源、31……板厚検出終了信号発生器、32……
オア回路。
施例を示す正面図、第2図は第1図のA部詳細断
面図、第3図は第1図のエンコーダと検出器との
位置関係を示す図、第4図は本考案の超仕上かん
な盤の電気回路の一実施例を示すブロツク図、第
5図、第6図は第4図の動作を説明するための各
部信号のタイムチヤート、第7図は被加工材の状
態図である。 1……ベース、2……テーブル、3……かんな
刃、4……コラム、5……昇降ネジ、6……昇降
用可逆電動機、7……昇降部材、8……駆動ロー
ラ、9……従動ローラ、10……送材ベルト、1
1……雌ネジ、12……弾器、13……アジヤス
トナツト、14……エンコーダ、15,16……
検出器、17,18……木材検出器、19……被
加工材、20……位相判別器、21……微分回
路、22,24,25……インバータ回路、2
3,33……アンド回路、26,27……タイマ
ー回路、28,29……リレー(コイル)、28
a、29a……常開接点、30……三相交流電
源、31……板厚検出終了信号発生器、32……
オア回路。
Claims (1)
- かんな刃を有するテーブルと第1の可逆電動機
によつて駆動される送材ベルトを有する昇降部材
とを対向させて被加工材の送材路を形成し、前記
昇降部材又は該昇降部材上方適所に第2の可逆電
動機と昇降ネジとを設けて前記昇降部材を自動的
に昇降可能としてなる木工用超仕上かんな盤にお
いて、前記被加工材を送材するときに前記送材路
の間隔を適正な間隔とする送材路間隔自動設定手
段のほかに前記昇降部材の移動量検出手段と、送
材中に前記被加工材の長手方向の厚さの変化によ
り、前記昇降部材が機械的に自由に上下動できる
範囲で上下移動したときの前記移動量検出手段か
らの出力信号を受けて、前記昇降部材が上下いず
れの方向に移動したかを判別する上下動判別手段
と、該上下動判別手段の出力により前記第2の可
逆電動機を所定時間駆動して前記昇降部材を前記
被加工材の長手方向の厚みの変化方向に応じて昇
降させる手段とを具備することを特徴とする木工
用超仕上かんな盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10833281U JPS5815005U (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 木工用超仕上かんな盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10833281U JPS5815005U (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 木工用超仕上かんな盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5815005U JPS5815005U (ja) | 1983-01-29 |
JPS627441Y2 true JPS627441Y2 (ja) | 1987-02-20 |
Family
ID=29902741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10833281U Granted JPS5815005U (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 木工用超仕上かんな盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815005U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5644603A (en) * | 1979-09-18 | 1981-04-23 | Hitachi Koki Haranomachi | Detector for interval of wood fed in woodworking working machine |
-
1981
- 1981-07-20 JP JP10833281U patent/JPS5815005U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5644603A (en) * | 1979-09-18 | 1981-04-23 | Hitachi Koki Haranomachi | Detector for interval of wood fed in woodworking working machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5815005U (ja) | 1983-01-29 |
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